2014/04/02

クラカタウ・ポスコ高炉爆発は本当か?:補足

 朝鮮日報日本語版に記事が出た(ポスコのインドネシア製鉄所で何が起きているのか)。日本語が少しおかしい(論理がおかしい)ところもあるが、タイトルの通りの内容が書かれている。まぁ、原文からしておかしかった可能性もなくはない。

 さて、これまではインドネシア地元紙記事しか情報ソースが無かった爆発事故だが、件の記事によると蒸気爆発ではなくガス爆発だったということらしい。記事によると
ロシア人監督者とインドネシアの現場作業員の意思疎通に問題があったことが原因だった。
らしい。ふむ、現場レベルでは韓国人は関わっていないということを伝えたいのだろうか、なんかここだけわざわざ国名が書かれているような気もする。ちなみに監督者がロシア系韓国人ってことはないよね?

 で、記事ではさらに
ポスコ幹部は「自動でガス流入量を調節するバルブを未熟練者が主導(手動?)で誤操作し、問題が生じた。作業員の教育がうまくできていなかった」と説明した。(カッコ書きはブログ主)
とも書かれている。何気だけれども、事故の本質であろう「作業員の教育がうまくできていなかった」の主体が明確に書かれていない。やや霞が関文体も彷彿させるずるい書き方じゃないですか。まぁ、原因が誤作動じゃなくて誤操作ってあたりは「設計ミス」ということでしょう、常識的には。安全装置とか監視装置とか付いてないんですかって事ですよ、日本国内じゃあこんな理由はまず信じてはもらえない。それでもそれが理由となれば、その主体は信頼を失います。

 この記事、書かれていることより書かれていないことの方が重要って感じです。苦笑なしには聞いてられない「実態バレバレのガキんちょ全力言い訳」みたいなものですよ。

 要は、「主たる事故原因はポスコの設計ミスにある。事故発生の責任は作業員の教育がうまくできていなかったポスコにある」、そういうことで宜しゅうございますね。じゃあそう書けばいいのにね。

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