2014/04/06

サッカーは共通言語

 サッカー/フットボールは良いよね、これは一種の共通言語でしょう。

 ただし、日本人を「放射能猿」なんて揶揄する某国の一部は別格、絶対ピッチには入ってきて欲しくない。あれはサッカー/フットボールじゃない。

 国際試合では「地域紛争などを背景とした因縁の対決」もあるけど、あくまでピッチ上で繰り広げられるのはサッカー/フットボールです。「ボールは友達」とまでは言わないとしても、「共通の価値観に基づいて敵であっても尊敬・尊重の念を持って真摯にピッチ上でプレーする」、そいうことが当たり前に繰り広げられる様は本当に見ていて気持ち良いものです。

 野球/ベースボールはサッカー/フットボールと較べれば方言でしかないのが実態。

 さて、サッカー/フットボールがらみの話題2つです。

 まずは、うれしい話題「[U-17女子W杯]リトルなでしこが快挙、スペイン下し大会初制覇!!」。日本代表チームを率いる初の女性監督、高倉麻子氏の指揮の下、全勝優勝と言う文句なしの大会制覇と言えるでしょう。

 宗教差すらも超えつつある「共通の価値観」は、性別(生物学的な、社会的な、ともに)も超えて共有されていく、ということの本当に良い例だと思います。女性のスポーツ参加全般に対しては、まだ宗教的、社会制度的制約が世界各国でみられます。その制約の是非は別として、サッカー/フットボール側は何時でも受け入れる準備ができていることは間違いないでしょうね。そんな枠組みの中で代表が力においても「共通の価値観」の体現においても先頭グループに入ってきたというのは、同じ日本人としてうれしい限り。

 もうひとつは、「ストリート・チャイルド・ワールド・カップ開催」。ひょんなことから知った大会ですが、まさに「ボール一つあれば始められるスポーツ」、サッカー/フットボールの面目躍如って感じです。

 「ストリート・チルドレン」を「本質的に」無くせる社会の実現が一種の理想、将来の目標ではあるのでしょうが、「現状をどう取り扱っていくか」も重要でしょう。「ストリート・チルドレンでもサッカー/フットボールができる」という状況作りですらまだ全世界で見れば不十分かもしれませんが、ステップバイステップでも広がっていって欲しい運動です。

 「銃ではなくボール」、それすらもまだまだ難しいのが残念ながら今の世界。

 サッカー/フットボールへ「差別」を持ち込む行為は既に嘲笑、非難の対象です。それは例えばFIFAも汚職体質と必ずしも無縁ではない、というような事とは全く無関係の話。

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