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2019/12/08

ソフトシンセFALCONの勉強開始

 2017年ごろまで主力として使っていたソフトシンセはz3ta+2だった。z3ta+2は音作りし易く、当時としてもCPU負荷は小さめと良いソフトシンセだった。しかし、今やWindows10上での使い勝手の悪さなどを含めて色々と問題が出てきた。そこで私の健康状態が未だ良かった2017年、z3ta+2の置き換えを念頭にXfer社のSerumとUVI社のFALCONの二つのソフトシンセを思いきって購入した。

 さて、欲しい音が無ければ一から作る、或いはプリセットを編集するのが私の基本姿勢だ。だから音作りがし易い方が置き換えとして有望、更に言えばz3ta+2で以前に作った音を短時間で再現できる方が望ましい。ユーザインターフェース(UI)の分かり易さはSerumの方が圧倒的に勝っていたので、これまでは積極的にSerumを使ってきた。z3ta+2で作った音の再現も面白いように進んだ。

 Serumで単純なサイン波を出す場合の見た目は下のようになる。実はベロシティの取り扱いに癖がある(他の多くのソフトシンセと違い、ユーザが一から設定しなければならない)のだが、UIは直感的で分かり易い。
 が、如何せんSerumのCPU負荷はデカすぎた。今の私のPCとCubase10との組み合わせでは、6本もvstiとして挿すと再生時に音が飛ぶ飛ぶ。z3ta+2なら10本挿してもなんともないのとは対照的だ。

 そこで改めてググってみたところ、やはりSerumのCPU負荷は大きい方であること、対して FALCONのCPU負荷はz3ta+2程ではないものの小さい方であることが分かった。と言う訳で、急遽FALCONでの音作りの勉強を始めた次第である。

 で、FALCONで単純なサイン波を出す場合の見た目は下のようになる。一日前は「Program?Layer?Keygroup?何?何?」だったが、2時間程うんうん言いながら触ることで、なんとか音作りのフローと言うか、全体的な考え方と言うかが理解できたように思う。ただUIは、分かり易いとか見通しが良いとか言えるものではないよね、構造は論理的ではあるけど。UVI社のチュートリアルとヒント(日本語)が有って本当に助かった。
 現在はAdditiveオシレータを一から勉強中なのだが、これ自分にニーズがあるのかは未だ分かんないなぁ・・・。ちなみにサンプラーもあるよ。

 元はz3ta+2で作って(Thatness and Thernessのカバー(YouTube)で使用)、Serumで再現した簡単なベース音を、更にFALCONで再現してみた ^_^。これぐらいなら結構簡単かな。とは言え特性が同じフィルタは用意されていないから、フィルタのパラメータ調整は完全に耳頼り。

2015/02/08

/plog/ CHIPSPEECHのテスト!

 以前のエントリで触れた"CHIPSPEECH"を試そうと言う事で、何の迷いも無く映画「攻殻機動隊」のオープニング曲、"Making of Cyborg"を演らせてみた。まずはボーカロイドでは落とし所が難しいネタだ。

 "CHIPSPEECH"は理由は分からないけれど「ひらがなによる歌詞入力」にも対応しているので、1時間もかからずにヴォーカル?トラックは出来た。歌詞入力にはコンピュータ向け発音記号体系であるX-SAMPAも使えるが、マニュアルを読む限りは全ての発音をカバーしている訳では無さそうだ。少なくともドイツ語などのゲルマン系ヨーロッパ言語で特徴的な音は残念ながら使えない。

 バックトラックはソフトドラムマシン"SPARK2"と"CHIPSPEECH"で2時間程で組んでみたもの、今回はヴォーカルのメロディーともに鍵盤からリアルタイム入力したMIDIデータを編集というスタイルを採ったが、やっぱり私は演奏者としては並み以下どころか駄目駄目ですわ。

 吾(あ)が舞えば 麗(くわ)し女(め) 酔ひにけり~

2014/06/01

「東風」Megpoidカバー、リビジョン1

 リビジョンアップ、基本的にこれでフィックスです。エレクトリックタム音の追加、音量バランス再調整、日本語歌詞の発声タイミング再調整など。

2014/05/27

「中国女」Google Translateカバー(笑)

 「中国女」、YMOらしいっちゃらしい曲なのだが、面白い楽曲かと言うとやっぱり余り面白くはないってことを痛感。アイディアも湧かんし、だんだんいじってるのも苦痛になってきたのでいったん放置することに。

 仏語は「グーグル翻訳」でっせ。

2014/05/24

REAKTOR5、期間限定70%ディスカウント!

 まぁ私もディスカウント価格で購入したクチだが、さすがに70%引きは無い。思いは複雑ですがREACTOR5は個人的には間違いなく優れモノ、学研「電子ブロック」のソフトシンセ版みたいな感じ。「欲しい!」と思っていた方は是非Native Instrumentsのウェブページへ

 5/28までだそうですよ。

2014/05/21

中国女/Megpoidカバーのスタブ

 飽きるまでは突っ走る性分故か、とにかく前進。「マッドピエロ」、「東風」と来た以上は、所謂「ゴダール3部作」の残りである「中国女」までは行かなくちゃいかん、とその一念のみ。曲の好き嫌いとは全く別次元の一種の様式美みたいなもんだ。

 実は昨朝に毎年恒例の関節痛を発症、季節の変わり目に腰と膝が痛んでほとんど動けなくなる状況となっており会社も休んでいるのだが、今日午後になってなんとか痛みが引いてきたのでささっと以前に一度組んだものを整えてみた。

 ドラムパターンなんて組んでられないから、今回のリズムは全てフリーのループサンプルで組んでみた。どうもループサンプルは上手く使えなくて今まで完成版に使ったことはなかったのだが、今回はドラムパターンへの要求が明確だったので、直ぐに良さげなデータを見つけることができた。今後は飛び道具的にループサンプルも使っていくようになりそうな気配。

 フランス語部分はグーグル翻訳の発話結果を録音し、取り敢えず貼り付けてみたところ。音声データの切った張ったはまだこれからだ。

 あ、KRAFTWERKっぽい「ぴゅん!」って音はZ3TA+2の自作音ですよ。

 あ、動画では"Megpoid Whisper"になってますが、実際はもちろん"Megpoid English"。拙速はいかんですなぁ。

2014/05/18

東風/YMOカバーのスタブ:その2

 まぁ70%ぐらいの完成度でしょうか。ハマるかな?と思って他人(?)の笑い声を入れてみたけれど見事なまでのミスマッチ、ホラー風味まで漂う有様でおそらく不採用です。

 Cubase7.5+PiaproStudioの組み合わせには基本的に不満無し、安定しているし編集もし易いです。V3エディターの完成度が低すぎるってのが如実に分かります。PiaproStudoはただのフロントエンドなんでしょうが、少なくともMegpoidシリーズでは変なノイズに悩まされた記憶がありません。明日にはバウンス(Waveファイルへの書き出し)して、発声タイミング、音程、フォルマントの調整開始ですね。

 英語歌詞はあくまで空耳。ネットから拾った歌詞から2ヶ所変更してます。
  • You know about me? => Do you know'bout me?
    オリジナルでは絶対"Do"って言ってるだろう?
  • There is Tong Poo. => That's rhythm of Tong Poo.
    そもそも音節が足りないし、英語として完全に意味不明。3音節目の"th"の音と歌詞の文脈から「まさにそれが東風のリズム!」というニュアンスを出すべく採用。頭が"That's"であるべきなのか"It's"であるべきかはネイティブじゃないワシには分からんが、オリジナルの頭(追加した第1音節)は"th"っぽく聞こえるけどね。"This is"だと音節が多すぎちゃって困るのぉ~、こ~ま~るのぉ~♪

2014/05/08

検索ワードラウンドアップ:その6+東風/YMOカバーのスタブ

 久々のアクセス解析:検索ワードラウンドアップ。ちょっとしたシンクロ感というか、タイムリーだったので。で、おやと思った検索キーワードは…

 ソフトシンセは2?3本あれば十分だろ?

 う~ん、これは色々と悩ましい。自分の環境から言うと、ソフトシンセ(サンプラーは除く)は以下の3つで確かにやりたいことはほぼカバーできる。
  • 音色作り用:Cakewalk Z3TA+2
     元々Cakewalk PsynIIが「音色作り用」だったのだが、開発も終了し、OSの64bit環境移行後に使えなくなったことも受け、Z3TA+2への完全移行を決断して購入した。ちなみにPsynIIは、これまた開発が終了した初期のDAW、Cakewalk Project5の添付ソフトシンセだった。「決断した」とか大げさに思うかもしれないけれど、「欲しい音が明確な」場合に「その音が作れる」ソフトシンセを持っておくことは「音色作り好き」にとっては重要で、新しいソフトシンセを使うということは「一から音色作り手順を勉強する」覚悟が要る。
     音色作りのフローの分かり易さとエフェクトを使わなければCPU負荷が低いのがZ3TA+2の魅力だ。欠点は、最初のとっつきにくさと、音色作りの観点から肝心なことがマニュアルに一切書かれていないこと(操作方法しか書かれていない。ある意味致命的かも)。
  • ベース用:NI Razor または NI REAKTOR(自作シンセ)
     ベース音はRazorで仮音を取り敢えず設定し、必要に応じてREAKTOR上に組んである物理モデリング音源かZ3TA+2で作った音に後で差し替えるのがよくあるパターンだ。Razorで一から音を作ることはしないけど、プリセット音のバリエーションは着々と増えている。
     Safe Bass機能がなければ実は貧相なソフトシンセという気がしないでもないが、実用性と言う観点からはSafe Bass機能は無敵だ。またボコーダーは使い易いし、そのバリエーションが多いのも魅力だ。
  • プリセット、サンプルが豊富:KV331 Synthmaster
     「あの曲のあの音が欲しい」時に便利なソフトシンセ。CPU負荷がもう少し低ければ、「音色作り用」の座をZ3TA+2から奪っていたかも知れない。使用頻度は「3曲中1曲に1音色」ぐらいで、問題なければとっととフリーズやバウンスしてしまう。
     私個人は、「ビンテージシンセ(ハードウェア)をそのままシミュレートしたソフトシンセ」については否定的な立場だ。果たして的確な例えかどうか分からないが、「ミニ(車ね)に乗りたかったんだけど、ミニっぽいデザインの別の車に乗ってます」というのはツマらんだろう、みたいな感じで、「Moogの音が欲しいならMoogを使え」っていう極論が自分の信じるところということ。Synthmasterならば十分にMoogっぽい音やDXシリーズっぽい音は出せる訳で、ならばそれを使い込めばMoogシンセやDXシリーズをシミュレートした別のソフトシンセなんか要らんでしょうということです。
     実際のところ、Synthmasterは個人的にはオーバースペックなぐらいで、音色作りのフローの分かり易さはおそらくZ3TA+2より上。
ちなみに海外のソフトシンセメーカーは年末やらバレンタインやらとにかくセールが多いので、欲しいソフトシンセがある場合はそのメーカーのウェブページをまめにチェックするのが吉。$100ディスカウントとか、半額とか当たり前だったりするからね。
  • サンプラー:Cakewalk D-Pro64bit
     基本的にピアノ、弦楽器音源。以前に使っていたDAW、Cakewalk Sonar X1添付で、Cubase移行後も使っている。
  • サンプラー(ドラム音源):Steinberg Groove Agent SE
     DAW Cubase7.5添付。実際のところ、スネアとかはZ3TA+2で作って書き出したWaveデータに差し替えることが多い。音の差し替えはドラッグ&ドロップで直ぐ出来るので便利。
  • サンプラー:NI KONTAKT
     ドラム音源NI DM-307とSoundironのコーラス系サンプルデータを使うためにインターフェースとの位置付け。
さて、直近の使用例、「東風」のカバーでは下記の方針で落ち着いてます。非常に緻密に組み立てられている楽曲なので、音色数は抑えた方がまとまり易いかなぁ…とか思います。
  • ピアノ:3種類使っている。ピアノまんまな音はD-Pro、他はSoundironのIron Pack1(サンプルパック)をKONTAKTで再生。ちなみにIron Pack1は$1.99(現在は$2.99)で喫茶店のコーヒー1杯よりも安いね。
  • ベース:2種類使っている。Z3TA+2と、REAKTOR & Z3TA+2。
  • ピアノ以外:Z3TA+2の1種類。冒頭の「ぎー」って感じの音やシンセブラスっぽい音は実は同一音色。低めの音程域では「ぎー」となるが、中程度の音程域ではシンセブラスっぽく、高めの音程ではフィルターの特性のせいで音が痩せるためシンセストリングスっぽくなるという我ながら上出来な自作音色ですよ。
  • ドラム:Groove Agent SEのみ。ただし、複数出力チャンネルを用いていて、チャンネル毎にエフェクトのかけ方が全く変えてあります。
はい、ではサンプルです。あくまで最初の暫定仮ミックスですので念のため。ラストの処理はまだ決めてませんし、英語歌詞は聞き取りなので空耳ご容赦くだされ。

2014/04/19

The Model/KraftwerkのMegpoidカバー

 まずはリビジョン0です。

 "Back to 88 Mix"がどういう意味かと言うと、私が1988年ごろに戻ってみたということ。要は、1988年ごろに自分が多重録音でThe Modelをカバーした時に組んだMIDIシーケンスの再現を試みたということだ。ベースラインとか、オリジナルに比較的準拠した先の「モデル」とは微妙に違うことが分かるかな。

 ちなみに1つ、明らかに打ち込み間違いっぽい8分音符がある。他人にとってはどうでも良いことだが、これは昔のシーケンスの打ち込みミスの再現なのだ。不協和音ではないので有っても問題ないと思い、当時結局残した音だ。

 先の「モデル」に較べれば音はスカスカ、多分音数は半分以下だ。その代わり、音色の組み合わせは個人的には唯一無二のものだ。音量バランスやエフェクトの深さにはいじり代があるけど、単独の音色のみの変更はこの名を持つミックスに限っては考えられないね。

2014/04/12

モデル/KRAFTWERK & ヒカシューのカバー:リビジョンアップ

 Rev.0→Rev.1にリビジョンアップです。ミックスの方向性は私の中では2つあったのですが、先に選んだ方向性が失敗だったと言うことで。

 ベースにリングモジュレーションをかけて、後はそれに合わせて音量バランスを調整しました。ずばり「ずんちゃちゃ感」を前に出す方向性。

2014/03/30

モデル feat. Megpoid Wisper WIP

 久しぶりにDAW(Cubase7.5)を触る。何曲か煮詰まっているので、新規に"Kraftwerk"の"Das Modell"を組んでみると、あっさり2時間ほどで当初のイメージ通りのバックトラックが出来てしまった。"Das Modell"は20年以上前に散々弾いた事のある曲だし、元々音数が少ないところでさらに減らしたから当然と言えば当然。

 ボーカルは"Megpoid Whisper"にお願いし、歌詞は空でも歌えるヒカシュー版だ。何故かというと、英語歌詞中の仏語「レミーマルタン」の入力が面倒臭そうだったから。

 エフェクトはかなり使っているけど、原音は"Piapro Studio"からの出力そのままだ。1ヶ所フォルマントが不自然(声が裏返るような状態)だったので"Cubase"添付の"Pitch Correct"で補正した。コンプレッサにはやはり"Cubase"添付の"Multi-Band Compressor"を使った。"Multi-Band Compressor"のプリセット設定"Backing Vocals Clear"はもこもこした音質になりがちなボーカロイド音声をしゃきっとさせるには有効で、SONiKAにはてきめんに効く。

 なお、パーカッション音(Z3TA+2でホワイトノイズをいじったもの)は中央に定位させてある音だけが本物で、左右で聞こえる音は全てディレイで飛ばしたものだ。バスドラの代わりにサブベース的にピュアなサイン波(やはりZ3TA+2)を使っている。

 最終版では、ボーカル音声はより「電話っぽい」方向に寄せるつもりだよ。

2014/02/10

音楽の計画 feat. Megpoid Eng. WIP

 ベース音をどうするかで悩んでいた「音楽の計画」のカバー、単純にサイン波にすることで全体のイメージが明確化した。合わせて全体のZ3TA+2シンセとドラムの音色も見直した。

 やっぱりMIKU V3 Eng.は使い物にならないなぁ…というのが結論。3kHz付近の音量が全くなくて、既にボコーダーを通した音にしか聞こえない。3kHz付近の有無はやはり歌声の印象が違う。オーケストラに負けない声には声量よりも3kHz付近の周波数成分が必要なのだそうだ。

 Piapro Studioにはメモリーリークっぽいバグはあるようで、やや不安定。とは言え、スタンドアローン版のV3エディターよりも作業効率は圧倒的に高いことは明言しておこう。

 あ、Work in Progress / WIP は「作業中」の意味ですよ。

2014/02/02

マッドピエロ/YMOのMegpoidカバー

 元々ピコピコサウンドなのに更にピコピコに。でもアルペジエータは使いませんよ、ディレイ成分も打ち込みです。シンセの最大同時発声数は5!意地でも5!理由は自分でも分かりません!

 シンセの波形は矩形波、パルス波、ホワイトノイズ限定。ではどうぞ。

2014/01/13

2014年打ち込み始め

 ボーカロイド用オケ「Simoon」です。

 年末年始に実家に帰った際、もう25年ぐらい前の手書きの楽譜を数曲分発見。おそらく、雑誌か何かに掲載されていたバンドスコアを手書きコピーしたものかと思いますが、さっぱり記憶が無いという(笑)。

 楽譜さえあれば打ち込むだけ、ということで昨日反日、もとい半日かけてでっちあげました。

 リズム部は楽譜を無視し、YMO版よりもLogic System版に近いイメージで組んでみました。ダラブッカ(アラブ圏のドラム)の音(ワンショット)は以前にウズベクの曲をカバーした際にネット上から入手済みで、演奏方法なども調べた経験があるので、そこそこそれっぽく出来たんじゃないかと。

 歌メロをなぞるようなpadはPadshopのプリセット音ですが、それ以外の音は全てZ3TA+2、ベースから風音まで極力自作音ということで。

2013/12/30

アクセス解析:検索ワードラウンドアップ:その5

 本年最後のエントリとなります。皆さま良いお年を。

 さて、
  • 高出力電磁で嫌がせした人
    完全に意味不明…

  • フィアット500 ツインエア ツインエアエンジン etc.
    ツインエアはかなり癖があります。FIREエンジンとは別物です。
    単純に燃費やら動力特性やらでバランスが良いエンジンと言うならば、文句なくFIREエンジンに軍配が上がります。ツインエアエンジン車に乗っている身でナンですが、ツインエアエンジンはあまり好きではありません、でも楽しい、燃費もそこそこ。
    おそらく、ドライバーとしては楽しくて、エンジニアとしては癖の強さに疑問を持ってるんだと思います。マニュアル車やDualogic車でも積極的にシフトチェンジする人にはFIREエンジンはつまらない。アクセルとブレーキしか使う気のない人はFIREエンジンを選ぶべきでしょう。排気管以外は見た目変わりませんしね。

  • SynthMaster
    音作りをし、かつCPU負荷も気にする人には絶対お勧め、プリセットだけ使うという人には面白みに乏しいかも知れません。
    直ぐに音が出てしまうのも良し悪しですが、実は音作りの最初の敷居は高いかも知れないと最近思うようになりました。私はオシレータ部以外はほぼ同様のインターフェース構造を持つZ3TA+で散々苦労したので一目で何処を如何すればどうなるかが分かったのですが、これはピンポイントな幸運以外の何物でも無さそうです。だって、他のソフトシンセ操作には、Z3TA+の苦労なんてほとんど役に立ちませんから…フィルタ特性が全く違うが故にZ3TA+2ですら役に立ちませんでしたからね。

  • 3ds エラーコード 002-4
    気持ちは良く分かりますが、3dsと
    Lightwave3Dの相性は最悪です。っつーか3dsの規格自体が酷いものです。高価なファイルコンバータが売れたのもむべなるかな、と言ったところでしょう。
    Lightwaver(死語)には、3dsで作られた既存のモデルに頼らない覚悟が求められました。つまり、かつてのLightwave3Dユーザは「自分に必要なモデルは全て自分で作っていた」のです。

  • itunes11.1.3  同期 できない
    自分には無関係、かと思っていましたが、iPod touchの容量不足から「チェックした曲だけ同期する」オプションを使い始めた途端、転送エラーが頻発するようになりました。たいがいは3回目で同期に成功します…十分に不良アプリ?

  • piapro studio vocaloid editor 使いやすい
    Piapro StudioはVer.1.2からクリプトン社以外のボーカロイド製品も使えるようになり、個人的にはやっと用途が出てきました。ソフトとしての出来はVocaloid Editor 3を遥かに凌ぐもので、操作感は良い意味で別物です(あくまでCubase7上での話、他のDAWは分かりません)。ただし、以下の点は注意が必要です。
    まず、Windowsユーザの観点からは操作がやや煩雑です。これはコンテクストメニュー(マウスの右ボタンクリック)を積極的に使うユーザインターフェースとはなっていないことによるところが大きいです。その代わり、操作感はMac版と共通かもしれません。かといってコンテクストメニューが完全に使われていない訳では無いため、ユーザインターフェース設計にロジックなり思想なりを感じることはできません。そういう意味では、酷い部類のユーザインターフェースではないかと。あと、日本語、英語ボーカロイドでの歌詞入力には問題ありませんが、少なくともスペイン語歌詞の入力はボーカロイドがスペイン語版でも音素記号に変換されません。結局、スペイン語などの場合はVocalod Editorを使わなくてはいけないようです(現状は)。
で、お約束です。
  • ヤマト 出淵 頭悪い、宇宙戦艦ヤマト2199 酷い、宇宙戦艦ヤマト2199 つまらない!!、ヤマト 2199 駄作
    まぁ、普通の検索エンジンならここへのリンクを表示しますわな。
    ただし、個人名を挙げて「頭悪い」とは書いたことはない筈。頭の良し悪しは社会に出れば直ぐに周囲には分かるもので、どの種の頭の良さが求められるかは分野によって違います。
    本ブログでは「プロとしての自覚の有無」、「論理性の有無」、「オリジナリティの有無への姿勢」の3点には突出してカラいのですが、頭の良し悪しは問いません。そもそも面識の無い人のことは分かりませんしね。でも、お金を払って入手した作品に対しては言いたいこと言っても罰は当たらない筈。
    アニメも作るとある監督は「絵のクオリティを下げてでも作品の納期を守る」訳ですが、これは「作品としてのクオリティ」を下げない限りにおいては正論であり有能ということになります。裏を返すと、「作品のクオリティが上がらないのに絵のクオリティを上げるために納期を守れない」のはその分野においては少なくとも有能とは言えないでしょうねぇ。

  • イデオン 絶望
    何故毎日?


 でわ、2014年までさようなら。

2013/12/21

ヴァーチャル"TANSU"生活始まる…

 ボーナスが出たのを機会にArturia社のソフトシンセ"Modular V"を買っちゃいました、厳密に言うと買ったのは"V Collection"というバンドル製品。半額セールとは言え¥2万を超えるお買い物、だが如何せん3個のソフトシンセを買うより安い価格で10個のソフトシンセが買えるという魅力には勝てなかったのだ。ちょうど買おうと思っていたソフトシンセが3個だったしねぇ。

 で、

 "Modular V"と言えば"Moog Modules"、"Moog Modules"と言えば"TANSU"。PC上のシミュレーションとは言え、パッチ(モジュール端子間の結線)を組んでいると気分は"TANSU MATRIX"だ。なんてったって
だもの。

 もちろんプリセット音は定番どころてんこ盛り、「どこかで聞いたことのある音」なんてものじゃなくて、「あのアーチストの、あのレコード(笑)の、あの曲の、あの音でしょう!」って感じ。ちと残念なのは、Z3TA+とかで苦労して作ったそれっぽい音をプリセット音が安々と凌駕してしまっちゃうことだ。「記憶に刷り込まれている音達」の強靭さをあらためて確認した次第だ。

 購入を全く考えてなかったドラムマシン"Spark Vintage"も動作が軽快でなかなか楽しいし、やっぱり「あの音」感が満載だ。

 ま、使ってナンボなんですけどねぇ…

2013/12/01

2013/11/27

SynthMasterの買い方

2014/11/29追記:
 昨日確認したところ、Synthmasterの購入にクレジットカードが使えるようになっていました。


 当ブログの検索ログを眺めていると、「SynthMaster 買い方」という検索ワードがあった。その時には意味が分からなかったのだが、今日拡張サウンドバンクを購入した際に「もしや…」と思った点があったので書いておこうと思う。

 ちなみにこれを書いている時点で、SynthMasterの拡張サウンドバンクはサンクス・ギビング・キャンペーン中ということで50%OFFで購入できる。私は既にSynthMasterユーザーなので結構な額のクレジット(クーポン)が使え、通常は$90相当のプリセットバンクを$8.80で購入できた。まぁ、キャンペーンと銘打ってはいるものの、実態は年内に売り上げを積み増ししようということなのだろう。大抵の欧米企業の会計年度は1~12月だから、欧米企業相手に値切り交渉をするなら11~12月上旬に限る。

  さて、SynthMasterは開発元のkv331audioのサイトからダウンロード購入できる。が、購入前に以下の点に留意が必要だ。
  • 言語は英語しか用意されていない。
  • 実はPayPalアカウントが必要(少なくとも私が購入した時点では)。
  • PayPalアカウントを日本で取得するにはクレジットカードが必要。
  • PayPalは日本語で利用できる。
kv331audioのサイトにはMasterやVISAのクレジットカードが使えそうな表示があるが、クレジットカード決済をしようとすると「そのクレジットカードでPayPalアカウントを取得してね」とやんわりとPayPalサイトに誘導される。kv331audioのサイトに行く前にPayPalアカウントが取得しておくのが吉だ。

 もう分かると思うけど、自分で使えるPayPalアカウントが無く、かつクレジットカードも持っていないと、その時点でSynthMaster購入は不可能、ジ・エンドとなる可能性がある。

 さて、PayPalアカウントを準備したら、kv331audioのサイトに行こう。購入ページにはヘッダー下端の「purchase」をクリックすると行ける。SynthMaster本体を購入する場合は左側の「Notes」をちゃんと読もう。初心者ならば、シンセ本体に150音の拡張サウンドバンクを選択してバンドルできる「Standard」をお勧めする。

 SynthMaster本体やプリセットバンクをカートに入れるには、右側の「Add to Cart?」のチェックボックスをチェックする。「Standard」を選んだ場合、50音のサウンドバンクを3つとか、とにかく合計で150音色となるように幾つかのサウンドバンクのチェックボックスをチェックすれば良い。

 で決済だが、実はここがちょっと分かりにくい。

 いわゆる「カートの中身の確認」のページはなく、ページ右下端のMaster、VISAまたはPayPalのロゴをいきなりクリックするのだ。

 PayPalアカウントを取得済みなら、迷わずPayPalのロゴをクリックしよう、カートの中身とともにPayPalのログイン画面が表示される。VISAは分からないが、Masterをクリックした場合はPayPalサイトにアカウント作成のために誘導される。PayPalアカウントを取得すれば、そのまま購入手続きに入れる。

 PayPalにログインすることで決済を了承すると、kv331audioの購入内容確認ページ(「カートの中身を確認」相当のページ)が表示される。ここで問題なければページ内のボタンを押す。これで決済処理は完了となり、購入した製品のダウンロードデータへのリンク一覧ページへ自動的にジャンプする。購入品のリンクをクリックすると、リンク一覧ページに表示されているシリアル・ナンバーと自分のEメールアドレスの入力が求められる。これらを入力して購入製品毎にデータをダウンロードしよう。

 なお、シリアル・ナンバーはユーザーのEメールアドレスと対応させられており、ダウンロード時のみに必要で全製品で共通だ。シリアル・ナンバーは「user area」でいつでも確認できる。

 以上、参考になれば幸いだ。

2013/11/24

Karplus-Strong String SynthesisをREAKTOR5で試す(その2)

 Karplus-Strong String SynthesisのREAKTOR5上での実装だが、先のエントリの時点では音程(ピッチ)の変更を実装していなかった。今朝は車のディーラーに約束の時間の15分程前に到着してしまったので、近所の公園内をふらふらしながら10分程考えたところ、原理やら音程の設定方法やらその他諸々が一気に分かってしまった。という訳で、帰宅そうそうに音程制御などを実装してみた。原理が分かってしまうともはや魔法や不思議はなくなるが、数式を紙に書き出すまでもなく実装できるシンプルさにはやはり舌を巻く。

 音色の制御に関わるパラメータは基本的に閉ループ内のローパスフィルターのカットオフ周波数だけというシンプルさ。ただし、そのままだとアタックが強いので、最終的な出力は現時点では別のローパスフィルターでなまらせている。ギターっぽい音なんかはすぐ作れて、我ながら割と良い感じ。今回はポリフォニックで処理したけど、実際のギターシミュレーションでは弦1本当たりに1つのモノフォニック音源を割り当ててミュートなども模擬すべきなのだろう。「6つのモノフォニック音源+Tab入力+α」という感じだろうか。


 こんなもの作って何の役に立つのかというと、必要最小限の要素でシンセを組むことでCPU負荷が激減できることが挙げられる。リアルタイム処理であるDAWにあっては、欲しい音が手に入るならCPU負荷は小さい方が良い。Z3TA+2をロードした場合のCPU負荷は最低5%、今回の実装では最高で1.5%だ。この差は大きい。

2013/11/22

Karplustrong-String SynthesisをREAKTOR5で試す

 Karplus-Strong String Synthesisは「物理モデリング」に分類される弦楽器の音声合成(シンセシス)手法だ。Wikipediaの記事中の図を見て、ほぼそのままREAKTOR5で組んでみたら、これが予想以上に良い音が出てびっくり。

(Wikipediaから転載)

 合成に必要な最小要素はノイズ源、ローパスフィルター、ディレイのたった3つだ。下図を見れば分かる人はすぐ分かる、音は基本的にフィルター⇒ディレイ⇒フィルター…という無限ループで生成される。ノイズ源は一瞬だけノイズを発生するだけでいい。

 REAKTOR5上ではフィルターの下流側にレベル(音量調整)を設けた。ノイズ源のデフォルト設定はアタックが1ms、ホールドが10ms、ディケイが1ms、サスティンは0%、またディレイタイムはホールドと同じ10msだ。ノイズがパルス状に10msだけループに供給されるこの設定だと金属弦をつま弾いたような音が生成される。フィルター下流(図の+の上流)のレベルを下げていくと音量の減衰が早くなり、ノイズのアタック(音量の立ちあがり時間)を大きくしていくと弦を弓で擦ったような音に変わっていく。まぁ聞いて頂戴、5分もあれば組めるたったこれだけの構成でなんとも豊潤な音が生成されるのはちょっとした驚異だ。
 本当はREAKTOR5のアンサンブルファイルを上げても良いんだけど、少なくとも米国では本手法は特許化されているのでやめておきます。