今朝の「題名のない音楽会」はノイズ?特集だった。ゲストにはとんと興味がなくて、気にしていたのは、いつ「Merzbow」が紹介されるかだった。あくまで主観だが、ノイズ(ミュージック?)の流れを語る上で、彼抜きはあり得ない。結局、紹介は一番最後、しかもアルバムは「抜刀隊」である。個人的には完璧な展開だったと言えよう。
ただし観ていて違和感が常に付きまとった。ゲストは曲?をCDで紹介していたのだが、嗚呼、私のノイズ歴は実質的にレコードの終焉と期を一にしていたのである。私にとってのノイズは、レコードで入手するものだったのだ。まさに「隔世の感あり」と言えよう。
現在でもDAWをいじりながら、ドラムやベースに過剰にモジュレーションなどをかける方向性は、ノイズ好き、金属系音好き故の結果だろう。「三つ子の魂、百まで」みたいなものだ。
で、iTunesでMerzbowを検索してみたら、懐かしいものも含めて結構出てきた。が、
「抜刀隊」がない!なぬぅぅっ!!
この辺りのセンスはやはり80年代中期のものかも。林海象監督の映画「夢見るように眠りたい」とかとも一脈通ずるものを感じるよ。
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