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2019/02/22

まさかここまで・・・

 そもそもは睡眠障害である。

 なかなか寝付けない(入眠障害)、夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)、そもそも眠りが浅い(熟眠障害)、本来の起床時間の三時間ほど前に目が覚めてその後は寝られない(早朝覚醒)と、主要な症状は全て経験した。特に熟眠障害はポリグラフなどの検査結果から客観的に確認され、発症から一週間と経たずに入院となった。ホント、「このままでは死ぬ」と思った。睡眠不足は体調から明らか、とにかく眠い・・・なのに寝られない、仮眠もできない、これが私の睡眠障害の基本的症状である。

 現在の睡眠障害の症状は早朝覚醒のみと言って良い・・・が、その上に別の症状が乗っかっている。とにかく日中は頭が痛くて動けない。酷い脳貧血の症状に似ていて、多少の吐き気も伴う。効き方の急変で1月に使用を中止せざるを得なかった薬の影響ではないかと言う思いが、個人的には未だ拭えない。ちなみに顔なじみの薬剤師さんの見立ては「更年期障害のようなもの」であり、きっぱり「症状はこれから徐々に軽くなります」と言う。そう言える理由を聞くと「多くの患者さんを見てきたし、(更年期障害は)自分も経験しましたから分かります」とのこと。「その言葉、信じちゃいますよ」と言うと「信じて!(ニッコリ)」とこれまたきっぱり。疑う理由も無いし、自律神経失調っぽい症状も出ているから思い当たらない訳でも無いので、ここは信じておこうと思う。

 が、こんな調子では休むばかりでサラリーマン稼業は続けられない。と言う訳で上司の判断もあり暫く会社を休むことになった。数か月単位の入院、加療を前提とした処置である。とにかく合う薬が見つからなかったという経緯の結果だから、考えている今後の治療方法には最後の手段感が避け難くある。文句無しのハイリターンが期待できる反面、基本命がけとはならないにしてもリスクの程は全く分からない。

 来週から本格的にドタバタすることになりそうだ。ついては多少なりとも日中の頭痛等は緩んで欲しい。また暫く、世間から遠ざかることになりそうだ。

 あ、今日は処分準備中だったiPod(80GB)を取り出してきて、頭痛の中ライブラリを復旧した。この世代のiPodにはカメラが付いていないのが肝なのだ。いざ入院となると、プライバシー保護の観点からカメラ付き機器は持ち込めないことが多いのである。実際、先の入院ではカメラ付き故にiPod touchは病院預かりとなってしまった。

 あと、特に関係ないけど、最近よく聞いてる曲とか貼っときますか・・・古めが多いなぁ(笑)

 (オマケ)称えよ!資本論、ウォッカ、ソビエト熊!

2018/12/02

生きるだけでも結構大変

 先月中旬、ついに倒れて入院した。原因は睡眠不足、突然1日2時間の浅い睡眠しかとれなくなって5日でダウン、たまたま病院の診療日だったので私の状態を見かねた主治医の判断で急遽入院となった。結局ほぼ半月入院していたことになる。

 前回のエントリの日付は8月初旬、それから色々あった。まず睡眠時間が6時間以上取れなくなり、耐性と身体依存性ができたのか特定の薬が効かなくなってきた。薬に耐性ができてしまうと同じ効果を期待するためには使用量を増やすしかないが、短いとは言え睡眠時間自体は安定(一定)だったのでむしろ減らすこととした。薬を減らすのは変だと思うかもしれないが、これら特定の薬は寝付きは良くするものの、睡眠の質(深さ)は下げてしまう。つまり、睡眠時間が制限されているならば、寝付きが悪くならない範囲ではむしろ減らした方が睡眠の質を向上できる可能性がある訳だ。

 が、これらの薬の使用量を下げること自体が極めて困難なことが分かった。それを知り、身をもって体験し始めたのがお盆のころである。もはやブログどころではなくなった。具体的な話は省略するが、キーワードとしてベンゾジアゼピン離脱症候群を挙げておく。その離脱(使用中止、使用量低減)の難しさや耐性形成後の副作用の多さなどから、英国などでは90年代に既に使用期間の制限が導入された薬に対して、未だにその種の制限が設けられていない日本の薬事行政には明らかに問題がある(昨年度に注意喚起が出、それら薬から他の薬に変更することに対する制度上のインセンティブはあるが・・・)。

 さて、急激な睡眠時間の減少は特定の薬の量を約1/2まで低減できた時期に発生した。2ヵ月以上にわたって減薬に伴う様々な不調と戦ってきたが、急激な睡眠時間の減少は一種のちゃぶ台返しとなり、薬の使用量はむしろ増えて減薬は元の木阿弥となった。「正直、命に係わる」と思った状況下では致し方ない結果とは言える。

 減薬や耐性形成による副作用は多様だ。光や音の刺激に対して過敏になった。耳鳴りがする。目はかすむ。頭は回らない・集中できない。記憶がおかしくなる。という訳で車は運転できない、音楽すら聴くのが苦痛、ネット上の動画やTVも観るのが苦痛、PCでゲームなんて無理、そして仕事にも色々と問題を生じている。

  現在の私の脳、身体は「眠気」を完全に忘れている。「眠気」を感じないので睡眠不足で身体に様々な変調が出ていようが眠ろうとしないのだ。「遺伝性のアレだったら余命一カ月だわな」「体内時計が変になっているだけだとは思うけどね」とは主治医の弁であるが、どこまで本当なのやら。
 
 この約3ヵ月で生活は全く別物になってしまった。生きているだけでもめっけもの、少なくとも暫くは「薬による睡眠頼み」で命を繋ぐこととなる。

 とは言え家族、職場の一部の人間などは私の病状を気にかけ、回復を願ってくれている。有り難い事だ。

 人生、明るい面だけ常に見ていこう!"Always Look On The Bright Side Of Life"・・・てか


これはかの地震後、電気復旧と同時に作り始めたもの。あれもね、結構大変でした・・・

2018/07/22

今月の体調(2)

 体調が悪いと言うべきか、薬との相性が悪いと言うべきか。

 不眠症は継続中だ。「あと1時間寝られれば・・・」という状況は2、3日なら体が疲れるだけだが、3ヵ月も続けば精神活動や思考への影響は計り知れない。休日も大半は横になって動かず過ごす(文字通り不眠症なので昼寝はできないが、目を瞑ってじっとしていれば多少はね・・・)ようになってしまう。

 なので、薬。「あと1時間寝られれば・・・」という状況まで持っていけるベースの投薬メニューが確立できてから約1ヵ月、後は微調整で済むかとも思えばさにあらず、むしろその後の方が身体や精神へのダメージが大きい。そもそも担当医の意中の薬(これで済めば筋は良かったと私も思う)が合わず、異様に長時間寝てしまうので使えない、というのが躓きの始まりだ。

 先週新たに試した薬は「昼間の眠気を払う」ものの筈だったが、実際には夜の眠気を払い、昼間には耐え難い眠気をもたらした。空腹感を感じることも無く、食欲も感じなくなり、一睡もせずに丸3日間を水だけで過ごしてしまった。3日目の夜に眠れないまま水でも飲もうと冷蔵庫のドアを開けると目の前に3日分の食材が・・・状況を理解するのに数秒考えこんでしまった。試した薬の最初の投薬は食材購入も含めた買い物を済ませた後で、以降は時刻をきっちり守って投薬を続けていたようだ・・・食事すら取らずにね。

 幸い薬の効果時間が9時間と短めだったので、投薬中止で翌日夕刻にはまたもな思考ができるようにまでなったが、身体はすっかり参っていて5分も散歩すると息が切れる有様。あと、薬を飲むとまるで禁煙直後のように煙草が吸いたくてたまらなくなった。調べてみると、喫煙で誘導される化学物質と同じ物質が、薬の代謝過程で脳内で生成されるらしい。脳が喫煙後と勘違いしてしまったようだ。

 今週新たに試した薬は「眠りを深くする」もの。効果てきめんで3ケ月以上ぶりに「寝た!そして気持ち良く起きた!」を実感したのもつかの間、「起きた!」のは意識だけ、脳の大部分?と身体は眠ったままで水を飲んだりトイレに行くのにも一苦労。しかもそんな状態が投薬後から丸1日(以上)続く。今こうしてこの文章を書いているのは夜8時過ぎだが、これは昨晩の投薬量を半分にしたから可能になったと言って良い。ちなみに投薬量を半分にすると、「寝た!」感はもう全く無くなってしまい、その癖夕方6時頃まで実質動けなかった。という訳で、今回の薬も投薬中止にせざるを得ない様だ。

 うつの症状は本当に出なくなったのになぁ・・・うーん・・・

2018/07/13

今月の体調

 輪をかけて酷い。

 症状だけ見れば、不眠、ホルモンバランス不全、自律神経失調が依存関係不明のまま平行進行しているみたいだ。いみじくも会社の上長が「まるで実験場」と呼んだ如く、脳内はどう贔屓目に見ても薬品漬けと言って良い。特定の薬の服用は汗に混じる香りからすら分るほどだ。現在文章が書けるのも、新たに今日昼間用の薬を処方してもらったせいなのは間違いない。医者曰く、「まぁ、眠気を取るための覚醒剤だわな」。今晩はともかく、明日以降の生活が全くイメージできない。

 この2カ月以上は、精神的に身体的にもうつの症状はない。

 ではさきの薬が無いとどうなるかと言うと、治まらない頭痛と眠いけど一瞬として絶対眠れない半端状態が続く。短期記憶に頼った論理的思考は高速で回せるが、記憶は実質的に使えない。故に高速で回して得た複数の論理的思考結果が統合できないどころか、新しい思考を始めるとその前の思考結果の詳細は消える。もうオフィスの机上はメモ書きだらけである。

 初見の論文は続けて10回は読む(2回目以降は速読だが)。仕事の打合せ時は記憶だけではしゃべれないので、メモ片手に以前と同じ(と思われる)思考を改めて回しながらリアルアイムで思考結果を口にする。他人の発言内容は記憶できないので、自分の思考内に組み込んで回し続けるしかない。忘れる前に、0.5秒に一回ごとぐらいのペースで意識して記憶し直すのだ(バッファーから読み出し、同じバッファーに書き込むイメージ)。実際のところ、エクセルでのセル2つ移動に要する時間(当然アニメなどの全視覚効果はオフだ)でも記憶的には危ない。なお重要故に繰り返し記憶され続けられた内容は、どこかの段階で別の記憶域に記憶されるようだ。あと、他の人の記憶も利用するためにとにかく結論を先に口にする。思考内容がうっかり途中で失われても、「結論なんだったっけ」と周囲に聞けば高確率でリジュームできる。

 そんなことできるの?と思う方もあろうが、訓練し、おそらく必要な犠牲を払えばできる、としか言えない。うつ病をやった経験も個人的には無視できない。うつ病をやると、どうも論理的或いは厳密な思考になりがちだ。これは私だけの体験ではなく、同じ病を患った2人の知り合いも同じだ。個人的に意見だが、「いなし上手」「いいかげん」な上司は部下をうつ病などで潰しやすい。それらこそがうつを引き起こす原因となり得るが故、うつ克服後にそれらを嫌うのだ(アニメ「ひそねとまそたん」は哀れ歴史や智への理解も論理性も欠くため、このような尺度からは適当過ぎる内容故に評価の対象にすらなれないのである)。「直観的な人だなぁ、感覚的な人だなぁ」と新たな職場に行くたびに言われ続けた私が今や「論理的な人」と言われるようなるとはね。

 さて、メモを見ながらながら思考し、同時にしゃべっている時は、メモ記載の図や文字群以外の視覚情報をおそらく脳は処理していない。ある人によると、「目から光が失われ、どこを見ているのか分からなくなって不気味、眼球周りの筋肉が一切動かない」のだそうだ(トイレの鏡などで片目からすっと光が消える瞬間は自分でも見るようになった。片目だけ痙攣をおこしているだけかも知れないが、昨日は右目の光景だけ数分間サイケデリックな配色になった)。結論を先出ししているので、結論自体に問題が無ければ話は中断されずに聞いてもらえる。そもそも短い文章を積み上げていくしゃべり方だし、しゃべる量自体が少ない。

 喋りには日本語しか使えない。英論文を読んでる途中で日本語を口にすると、英論文の内容の記憶は失われる(英語は読めるものの所謂学者英語なので、使っている脳の部分は後天的に割当てたところだろう、つまり日本語とは全く別の部分を使っている)。そのせいか、英論文を読んでいる間やしゃべる気が無さそうな時は空いている手で口きっちり塞いでいるらしい。また論文を読んでいる途中なのに視線がしょっちゅう派手に泳ぐらしい。おそらく思考中なのだろう。視線が泳いでいる間、特に何かを見ているちう意識はない。つまり、実際には何も見ておらず、記憶の中の空間内に分散配置した文章(概念)を読み直すといった脳内の視覚情報処理にでも合わせて動いている可能性が高い。

 と、なんか格好良いことを書いているように見えるかもしれないが、違う。むしろ、「皆さんが意識せずに難なくこなしている様々な思考」を「意識的にやらないとできない状態である」と考えて欲しい。

 単一の思考ループのみを回すから早いのは当たり前、皆さんは相互に依存関係がある複数の思考ループを常に回しているのだ。単一ループしか回せないということは、損得勘定や駆け引きができないし、発展的な会話もできない。概念や情報の統合、整理やまとめができないので資料作成は非効率的、分析の深さにも限界がある。細部を組み立てて全体を作ることは非効率とは言えできるが、逆は無理だ。全体は理解できるが、記憶の支援無しでは相互依存関係を維持したまま構成要素への分解はできない。たいていのゲームもできないだろうが、そもそもやろうとすら思わない。

 だから現在の私単独は、会社では役に立たない。かろうじて出番があるのは、同僚皆が忙しくて、回せる思考ループが1つか2つ不足しているからだ。このような状況は「なんかもやもやして釈然としないところが残る」という感覚の原因になりがちだ。だから、そんなもやもやを吹き飛ばせるような「提案」のために思考を回す。そういうところこそ相談してもらう。様々な人からの相談を受けた結果、一種の情報ハブとしても機能する。同僚間で話を通してみたりする。レベルがそれなりに高い同技術分野では悩み所のバリエーションはあまり多くない。結果、私が書いた単一のメモ、時に同僚の机を一周したりするわけである。

 ただこんな(ある意味恵まれた)状況が続けられるにも限界はある。なんとかしたいのだが、薬にぶん回されている状況ではなかなか能動的に手が打てない。オカルト小僧崩れで柔道もやっていたから整体、気功、鍼灸、漢方もある程度の理解の上で取り入れているけれど、ね。新しい事ができないと企業の開発エンジニアに価値はないし、そこに自らの価値を見出してきた自分自身が辛い。

 睡眠薬に対する反応が極端らしく、医者からは「めんどくさいなぁ」とか「面白いなぁ」とか言われるものの、当人には何も面白くない。まぁ、通常の睡眠効果が7時間とされる薬が18時間以上効いてしまったり(ほぼ20時間寝っぱなし)、翌日には同じ薬が1秒も効かなかったり(一睡もできず)、副作用が原理上無いとされる薬で副作用ライクなわやくちゃな反応が出たりするようでは仕方がない。なお現在使っている薬の場合、11時就寝(スイッチオフ、または気絶という感覚だ)で、約3時または約5時に覚醒(瞬間的に覚醒し、まさにスイッチオンの感覚だ)という状態で安定(?)しているものの、その後は夜11時のスイッチオフまで寝られず、昼間の状態は前述の通りである。夢を見た記憶は皆無、寝たという感覚すらも正直持てない。蕁麻疹も酷く、両手とも膨れ上がってしまってちゃんと手が握れない。もちろん車の運転なんてできない。

 さて、どうなることやら。

2018/05/20

さて、最近の健康状態はと言うと・・・

悪くはない、が、問題はある。

 本ブログを定期的にチェックしてくれているような有り難く奇特な方ならお気づきの通り、この1ヵ月程は明らかに投稿数が増えている。「文体のバラツキなどはあるけれど、ブログを定期的に投稿できる」ぐらいは健康状態が良いのだ。だが、投稿数の増加には別の理由もある。良いとは言っても「ブログを定期的に投稿できる」レベルなのだ。つまり、ブログを書き、投稿するのが今の限界、という訳で、趣味の再開などがあれば投稿も減ることになる(筈)。

 健康に関する現状の問題は「不眠症」、とにかく毎日あと+1時間眠りたい。ネット上で調べると、禁煙から200~300日ごろに自律神経失調と似た症状を発症する場合があり、不眠症の形で現れる人もあるとのことだった。不眠症の症状とされるのは、ざっくり以下の4つだ。
  1. 寝付けない
  2. 眠りが浅い、睡眠時間の割に寝た感じがしない
  3. 何度も目が覚める
  4. 早くに身が覚め、以降は眠れない
投薬治療内容の変更もあるが、たった2カ月程の間に主要な症状が

 1.→1.+4.→3.→2.

と変化しており、症状総なめ状態となっている。あと加えると、「どんなに眠気があっても日中は寝れない」という症状が常にある。夜間の睡眠時間の不足を昼寝などの他の手段で補えないのは実際辛く・・・いやはや、「不眠症に悩まされて続けて**年、毎日1時間ほど昼寝をすることで・・・」といった文章をネットで目にするたびに「昼寝ができて何が不眠症だぁ!」とキレてますよ、実際。休日だった昨日、今日と昼寝を試みたが結局駄目・・・これらの時間こそ、本来は掃除や趣味に使いたい時間なのだけれどね。

 あと、2.兼4.対策の薬は原理上副作用がほぼ無いのが売りなのだが、私に限っては副作用が強くて使いこなせていない。具体的には眠気が1日中抜けないのだ。ちなみに米国FDAの臨床レポートには日本の公開されている臨床報告とは異なり私と同様、同程度の副作用の報告があり、投与「翌日」の自動車運転への影響にすら言及がある。つまり、私に現れている副作用は「日本では異常、米国では普通」の範囲内にある。薬の作用時間も私の体感は米国FDAレポートの値とほぼ一致しており、日本国内で良く使われる作用時間よりも3時間程度長い。

 副作用を避けるには減薬が明らかに有効なのだが、副作用が無視できるほど減薬すると(1/4以下なのでかなりの減薬量だ)本来の効果がほとんど出なくて寝不足でやっぱり眠気が1日中抜けない有様だ。焦りは禁物ながら、あとここさえうまくやれれば、という思いがぬぐえない。

 4.の解消により体はかなり楽になったが、こなしている仕事の量や質には不本意なものがあるし、趣味の時間も作れていない。ただし、暫く放置していた趣味に関わるソフトウェアなどのメンテナンスも再開し、アイディアも色々湧くようになってきた。不調はほぼ身体に限られているためうつ症状は感じず、むしろ躁状態の行き過ぎを現在は警戒している。

2018/03/31

続・ 音楽漁り?再開

 いやはや、この2週間の体調は酷かった。簡単に言えば睡眠障害が突然発生したのだ。もういい歳なので、一日2時間半程度しか眠れない日が三日も続くとダウンしてしまう。幸い障害発生前に処方してもらっていた薬(短期間型の鎮静剤)を使うと1時間程度眠れたので、(当然、会社は休ませてもらった上で)この薬を一日複数回使用して無理やり睡眠時間(らしきもの)を確保、翌日何とか病院に行くことができた。現在は長期間型の鎮静剤も処方してもらい、一日5時間程度の睡眠時間を確保している有様だ。

 で、医者からは「うつ症状の再発」と言われ、思い当たる節もある・・・のだが、方や現時点では「なんか違うかなぁ」という思いもある。と言うのも、のろのろとして効率は悪いのの、睡眠時間が伸びてからは部屋の片付けや掃除を「さしたる億劫さを感じることなく」割とかっちりやってしまうのだ。個人的な経験に照らせば「何をやるにも億劫」は「典型的なうつの症状」だ。身体は未だ辛いが気分は決して悪い状態ではない・・・まぁ、自他ともに認めるうつ状態時よりはかなりマシな状態ではないかと考えているということだ。

 あと、1カ月ぐらい前(禁煙開始からほぼ半年)からそれ以前より頻繁に煙草を吸いたいと思うようになった・・・と言うのもある。この期に及んではもう煙草に手は出したくないが、今の不調から逃れられるならとか思わなくも無いところが情けないやら辛いやら・・・

 と言うような健康状態下、エントリのタイトル通りに音楽漁りを2週間ぶりに今日(再)再開したという次第だ。とは言えストレス耐性は未だ低いから、多少なりとも好みと合わない楽曲は辛くなるので聴いていられない。従って今日の音楽漁りの結果は、特定の音楽ジャンル/ジーンにおける「私の好み」の外縁に近いんじゃないかと言う気がしないでもない。

 ではそんな外縁っぽい楽曲をまず一つ、この楽曲にたどり着いたのは単なる偶然としか言えない。なお、著作権がどうのこうのとか気になる人は聴かない方が良いんじゃないかという気が微妙にしないでもない、Future Funkカテゴリっぽいので(なお、同アーティスト?の別楽曲も幾つか聴いてみたけど、基本的には聴く価値無い感じだねぇ)。ちなみにNightcoreは全く聴けないことも判明、フォルマントをいじらずに単にピッチアップされた女声が続くのは聴いててホント辛いんだよなぁ・・・

 ついでにもう一曲。こちらはFuture Bassとされる楽曲群の中で私が気に入った最も古い曲(2014-15年)。だからどうしたって言われても困りますけど。

2017/07/16

Lightwave3Dモデリング、リハビリ着手!

 うつ症状向けに調剤されている薬は現在は1種、しかも昼間用1カプセル、サインバルタ(30mmg)だ。医者との相談しつつ使用0もにらんで減薬を進めてきた結果なのだが、この三連休で使用0を試し、現在2日目だ。案の定、所謂離脱症状にのたうっている。もう薬無くてもやれそう、という感覚は半年ほど前からあるのだが、この離脱症状ってのが曲者で色々と躊躇してしまう。まぁ、今回は様子見で、やめられそうと判断したら夏休が本番ということになるだろう。

 で、離脱症状について少々。

 まず所謂「ションビリ」、耳元で「シャンシャン鳴り続く」、指先が「ビリビリし続ける」という症状だ。実際には、聞こえる音は「微かなシャー」、ビリは指先よりも額から顎にかけて感じている。あと、車酔いしたような、ずっしりした頭痛とフラフラした感じがある。いやぁ、これじゃ車は運転できないねぇ。あと、面白い症状としてたまに感じる激しい歯痛、ポイントは痛む歯が抜かれていたり金属に変わっていたりと既に存在しないところだ。ファントムペインっぽいんだよね。それでもいざ起ればのたうち回るのは必至で、やっかいではある。

 ん、で、趣味の分野でも連休を生かしてリハビリ中。今回の主眼は3DCGモデリングだ。対象となるアプリはLightwave3D。

 Lightwave3Dの特徴は、モデリングに使うモデラーとレンダリングやアニメーション作成に使うレイアウトが別プログラムという点だ。両プログラムを立ち上げた状態でのモデラー上におけるモデル編集結果のレイアウト上のモデルへの反映は 、ハブと呼ばれるプログラムがバックグラウンドで行う。ハブは一種の通信プログラムで、ネットワーク通信プロトコルを使ってモデラーとレイアウトの2つのプログラム間のデータ授受を制御している。

 なぜこんなことを書くかと言うと、先のWindowsの大型アップデート以降にハブが上手く機能しなくなっていたのだ。昨日はその対策に追われたと言って良い。結論から言うと、OneDriveが悪さをしていたようだ。OneDriveはマイクロソフトの一種のクラウドデータ共有サービスで、当然ネットワーク通信を行う。極々まれなのだが、ハブの機能を使おうとすると(セットアップもしていない)OneDriveがログイン情報を要求してくることがあった。そこでOneDriveをアンインストールしたところ、現在は部は快調に動作している。

 と言う訳で、いよいよLightwave3Dでのモデリングに再挑戦の準備は整ったようだ。となると、次はモデリング対象をどうするかであるが・・・

 ここは何の迷いもなく、Angel Interceptor(古い方)に決定。理由はそんなサジェスチョンを電波で、いやパケットで以前に受けた・・・気がするからだ。コスモゼロに挑んだあとにがっくり調子を崩したことも踏まえ、調子を崩した前後に考えていたことから始めてみようということです。

 え、何?Angel Interceptorを知らない?白くて突き刺さりそうな機体、イギリスですよ、形からして十分変態。


 "White as Snow"をヘビロテしながら準備中。案の定と言うか、当然と言うか、撮影モデルも大きさによって微妙に形状が違うと言うか、三次元曲面処理が部分的に違うんだよなぁ・・・


三面図はWikipediaから入手できたしね。あ・・・(これは違う)。


 

2017/06/25

これが病気快復の1ステップだと良いなぁ・・・

 文章に変なところがあるかもしれませんが、それは何故かという点に今回は触れます。

 さて、3月末に季節外れの風邪にやられたところから、体調が一気に崩れました。治療中の病気の癪みたいなものが現れたのです。病気とはざっくり、鬱病です。

 私は完全な技術職志望者だったし、今でもそうなのですが、悪いタイミングで一時的に課長職を拝命しました。何が悪かったかと言うと、手が離せない技術的な仕事を抱えたまま課長になってしまったことでした。「どう考えても時間が足りない、体力的に無理」との主張は、様々な周囲状況から通りませんでした。そして約1年後、案の上職場で倒れてしまいました。「もう頑張るの嫌だな」という思いが頭を掠めた次の瞬間、目の前が真っ暗になったのです。幸い脳などには異常は無く、まずは一週間の休むことになったのですが、その一週間が明けても会社に行けなくなりました。まさに「心が折れた」のだと思います。それから薬による治療に入り、現在に至ります。当初は6種類の薬をボリボリかじりながらの毎日でしたが、現在は1日1種1カプセルまで減っています。また、詳細は省きますが、職場で倒れる前後の時期から見られ始めた幾つかの身体機能の不調も復帰、改善してきています。

 そんな中、件の癪が起こりました。起きたことをざっくり言えば、言語的な短期記憶能力の著しい低下です。口を開いた瞬間、どういう言葉を発そうとしていたかを忘れてしまいます。キーボードに触っての文章作成ができません。主語を打ち終わった時点で続くべき動詞や副詞が出てこないのです。しかし、何を言うべきか、何を書くべきかは分かっているのです。概念や思考そのものは頭の中にしっかりあるのに、いったん変換した言葉が脳内に維持できないのです。これでは入り組んだ話や文書書きは実質的に不可能です。

 論理的かどうかは問わず思考すること自体には何の問題もありません。むしろ病気からの快復のお陰なのか、この2、3年のどの時期よりも思考の切れは良いように思います。ゲームもやれます。言語を使わない脳活動には影響が無いようだったのです。ところで、図や数式は言葉でしょうか?これらはスラスラと書けたのはとても奇異な感じがしました。

 何れにしてもかなり不思議な症状、体験をしたものです。

 ここからは私なりの体験したものへの解釈です。

 思考や概念は(少なくとも私の場合)書き言葉や話言葉などは一切使いません。情報入力が話し言葉であっても、可能な限り思考の初期の段階で日常的に言うところの言語には頼らなくてもよいレベルの概念まで分解、解釈します。これは生まれつきと言うよりも経験的に身に着けた一種の作法です。目的は、相手が相手の中のルールに従て言語化した概念自体を、できるだけ1対1に対応していると信じられる概念として私の脳内に再構成するためです。ですから、時には相手がうんざりするような細かな質問を発せざるを得なくなります。しかし、このやり取りが上手く回り始めると色々なメリットがあります。まず、お互いの脳内の概念がほぼ同じものと見做せるようになると、以降のその概念に絡むコミュケーションがとてつもなく簡単、確実になります。概念に対するチェックが多重化されます。その概念自体に関わる他者からの質問への反応に人毎の違いが無くなったり、互いに互いの役割が代替可能になります。これらは、「概念と1対1に対応した表現が無い」が故に「言語化というプロセスで付加が避けられない曖昧さ」を可能な限り排除、キャンセルすることで得られるメリットと考えています。

 少なくとも私の場合は、鬱状態下では曖昧さや矛盾は最大級の苦痛源であり、受け付けられなくなります。忖度なんてのは不可能ですし、素人の思いつきでしかない発言がポンポン飛び出すようなテレビ番組なんて観れません。上記のような症状を「鬱病の癪」と私が信じて疑わない(し、実際に上ではそう書いてしまっている)のは、それが「特定の脳内活動にのみ発生した鬱症状」と自然と解釈できるからです。 図や数式が影響を受けなかったのは、基本的に曖昧さが付加される余地がなかったからでしょう。

 先週あたりから会話中の曖昧さにイライラすることも無くなり、その曖昧さ自体もネタにできるほどの余裕も出てきました。でも「職場で技術の話」となると何時でも曖昧さ排除のスイッチは入れられるようにしていきたいですね、入り切りがコントロールできるようにならない限り意味が無いですからね。

 以上のように、個人的にかなり変な体験をした訳ですが、楽天的に「これは鬱病からの快復過程の1ステップなのだ」と信じたいなぁ…というのが本音ですね。まだ時制関係はちょっとおかしいですけどね。

2017/06/24

まぁ、帰ってきた

 諸般の状況によりネット上での活動を一時的かつ完全に止めていましたが、まぁ、帰ってきたと。

 かといって嫌なことがあったりしてネットから離れていた訳ではなくて、体調がらみとか個人的な状況が原因です。具体的に私自身にどんなことが起こっていたかについてはおいおい書きますが、例えばPCゲームは普通にプレイしていて、Ghost Recon Wildlandsは難易度エクストリームでしっかり2周、Fallen Ghost DLCもクリア済だったりします。 ブログ向きのネタもしっかり貯まっています。

 ここ一週間ぐらいはPCのソフト環境の再整理、というか、この2~3年でアップグレードしたにも関わず、全く触っていなかったCubase 9(DAW、楽曲制作アプリ)やLightwave3D 2015.3(3DCGアプリ)がちゃんと使える環境を整備していました。間にWindows10の大型アップデートがあったので、なかなかやっかいな状況が発生していたのです。ともあれ、「これらのアプリを再び使い始めましょう」という一種の「やる気の回復」があった訳で、個人的には結構重要な状況の変化と言えます。

 しかし楽曲制作にしても3Dモデリングにしてもいきなり一からは厳しいので、いったん放棄したり中断したりしたプロジェクトの再開からのスタートです。まずは、これ。正直のところ自分に音楽的素養は乏しいとは思っているのですが、まぁ、好きなので。

2015/12/26

近況

 持病の軽度の鬱病の治療もついり折り返し点か、と思ったのもつかの間、それ以降のここ二カ月程がきつかった。と言うか、だいぶ楽になったというのがより正確だろう。

 事の初めはそれまで使用していた薬の副作用が急に強く出るようになったことだ。具体的には、昼間もとにかく眠い、気力が萎えていると会社にも行けない。反面、体調にも色々と変化もあった。これら一切合切含めて担当医に相談したところ「薬を軽くする方向で変えましょう」という事に。が、経験者ならお分かりの通り、この種の薬は合う合わないが激しい。結局、二週間単位の薬の試行錯誤の繰り返しで二カ月程既に経ってしまったということだ。

 現時点の状況はどうかと言うと、良くもなければ悪くもない。が、ここしばらくの「ふにゃふにゃ状態」とは一線を画せているようだ。夕方から出る眠気が抜け切れば趣味のための時間も捻り出せそう、といった感じだ。 

 ただ、現在使用している薬は使用開始直後の副作用がてんこ盛で、一週間前はいったいどうなることやらと途方にくれたものだ。発生し得るとされる副作用をほぼ全て経験してしまったからだ。眠気、血圧が上がらない、めまい、手の震え、排尿困難、便秘、空腹感、そして口内炎だ。

 口内炎はできた位置が面白くて、唇の端の高さ、水平方向にほぼ全周に渡ってできた。つまりどう食べてもどう飲んでも絶対どこかが痛む。今も頬の内側に舌を這わせると、はっきりと一直線上に口内炎の跡が残っていることが分かるぐらいだ。口内炎はあっという間にできたが、幸いにも治るのもあっという間だった。

 あとこの二カ月で大きく変わったところがある。どうにも増加の抑えられなかったウェストサイズが明らかに減少してきたのだ、なんともはや。

2013/06/08

近況、五度。

  • 現在の抗うつ薬は合っているみたいで日中はかなり好調。一方、睡眠導入剤はなんか効き目が無くなってきたみたいで早朝覚醒が再発、毎日昼間が眠い。酷くなるようなら来週は病院に行こう。
  • 昨日は人間ドック。身長は1cm伸びた(笑)。血中のコレステロール値がやはり高いが、体脂肪率は昨年より低下して20%を切る。まぁ、昨年が酷過ぎたといえば酷過ぎた。
  • 職場の課内会議で課長曰く、
    「分からないことを分からないままとする人が多い、『~的』という表現を使う人はきっと分かってない。
    さすが、分かってらっしゃる。
  • 同僚の一人がいつまで経っても「誤差」の本質的なところを理解してくれない。まだ若いのに頭が固いのか、頭の良い人にありがちな一種のグズなのか。早く一皮剥けないと今の職場には居られないよ、マジで。同世代のデキる人間にはもうプロフェッショナル×プロフェッショナルという立ち位置で接しているんだけど、そこら辺は気付いてるかな?あせらず、慌てず、単純に自分を変えていこうよ。
    俺はまだまだ変わるよ。
  • 愛用のDAWアプリ Cubaseをバージョン6から7へ発売から半年遅れでアップグレード。遅れた理由は「勘違い」。競合製品Sonar X2のX1からの変更点をネットで調べた際、とにかく使いにくそうとの印象を持ったのだが、何時の間にやらCubaseの変更点と頭の中でごっちゃにしていたのだ。
    アップグレード後の最初の起動でカラースキームの変更に愕然、お世辞に見易い配色とは言えない。だが、新しいミキサーは良い、というか私の使い方なら絶対こちらの方が便利だ。イコライザーにリアルタイムにスペクトラムが表示されるのも便利。
    ちなみにバージョン7.0.4にアップデートするとカラースキームは穏当なところに変更される。やはりバージョン7のカラースキームは評判が悪かったんだろうなぁ。
    Win 64bitでまだバージョン6を使ってるなら、バージョン7へのアップグレードを真面目にお勧めする。チャンネル読み込みや動作全般はむしろ軽くなってるよ。

2013/04/13

近況、再び。

 薬に助けられているとはいえ、最近体調も良いし頭も良く回る。1日12時間業務のペースをここ2週間維持している。要は病気を患う前のペースにかなり戻りつつあるということだが、ポイントは現在進めている解析技術開発の内容と進捗具合にある。

 ここで「業務」と書かないことには意味があって、実は個人的なプロジェクトだ。もちろん技術が完成した暁には間違いなく会社の役に立つ。しかし、誰も2~3年でそんな技術が確立されるなんて思っていないから、「それをやれ」などと言う人間はもとより開発費(ほぼ人件費)を出そうなんて人間もいない(ただし是非やるべきだと私を信じてくれている上司は居る)。でも必要だということを信じて疑っていないのだ。ここ3日間でちょっとした技術的ブレークスルーをモノにできた感触が得られている。

 個人プロジェクトは本来業務の合間を見つけて進めることになる。このような個人プロジェクトの進め方を私の職場では「アンダー・ザ・テーブル」と呼ぶ。なぜ「ザ(the)」なのかは不明だが、言い得て妙かとも思う。

 開発中の技術は、私が現在の職場を選んだ理由、すなわち「やりたかったこと」そのものである。だから楽しくて仕方ないし、ここ20年間で自分が得た知識を総動員している。ブレークスルーを確信した瞬間の喜びは真剣故に大きい。技術屋の特権である。

 病気は辛い。でも、病気になって課長をクビにならなかったらこの個人プロジェクトを立ち上げる暇もなかったろうことは明らかだ。来月からは本来業務に集中する必要がある。今月中にどこまで進められるか、何気に正念場なのである。

2013/03/02

年度末進行とけいれん

 2月後半から完全に年度末進行。お客向けの報告書作成やお金の計算やら、果ては来年度の作業計画策定など締め切り目白押し。ここ2週間で自分の報告書は2本仕上げて、今週末はちょっとばかりゆっくりできそう。週明けはおそらく他の人間の書いた報告書のチェックの仕事が数本入る筈。

 実は自分の報告書がすんなり上長のチェックをパスするのは久しぶり、秘密のひとつは抗うつ剤の増量にある。単純にうつ症状が出なければ、それなりに論理的思考ができるということだろう。とは言え、しゃべると異様に疲れるのは抗うつ剤だけでは解決できない。よって会議は辛い、特に専門家として参加する会議は辛い。うっかり論理の破綻或いは脆弱性を目の当たりにするようなことがあれば、例え厳しくとも言うことは言わなければならないし、非専門家相手なら良くも悪くも懇切丁寧に説明しなければならない。心に余裕の無い身としては、会議の席で宿題(予定外の仕事)をもらう事態も避けたい。

 現在使用している抗うつ剤の副作用には胃腸障害などがあるが、けいれん閾値を下げる場合もあるらしい。そのせいか、靴を脱ごうとしてふくらはぎがけいれんし、玄関でのたうつ事態に何度か陥っている。特にまずいのが東京出張帰り。自宅から駅まで約2kmの往復に加えて、東京出張はけっこう最寄り駅から歩く距離が長くなることが多い。更に言えば、出張先(つまり客先)で黙っている訳にもいかない。

 ふくらはぎがけいれんするなんてのは、何気に体育会系だった十代のころは日常茶飯事。対応も手慣れたものだったのだが、いかんせん運動不足と加齢で身体がすっかり固くなっている。が、今やけいれんが怖くてジョギングにも腰が引けるというのが実態だ。

 …いかんのぅ。