2014/12/22

あのキャスターもあかん。

 朝日新聞絡みで、某報ステの某キャスター曰く、「人間は間違いを犯すものとして...」

 問題をすり替えてはいけない。

 嘘をつき、嘘を指摘した人々を報道機関としての力を使って非難してきたことは、犯罪或いは暴力に他ならない。朝日新聞が言う「普遍的な人権問題」と言ってもよい。

 捏造と過誤とは全く別物だ。

Megpoid English、YMOの「シムーン」カバー、再び

 基本的にボーカルのミックス違い。先のバージョンはPiapro Studio(ボーカロイドエディタみたいなDAW用のプラグイン)の出力をエフェクトに通したものでしたが、今回のバージョンはCubaseのVari Audio機能を使ってピッチや発声タイミングをかなりいじってます。出来はもう一息。

2014/12/19

理研、あかんのとちゃう?

 某再現実験の責任者が変なコメントを出していてびっくり。以前に書いた通り、STAP細胞の件は最初っから全く科学的じゃなかった。最後になっても科学的じゃなかった、と当事者たる理研から出たのは本当に想定外だが、自業自得とも言える。また、理研やTVでコメントしている研究者の発言の多くには甘えが強く感じられて不快だ。研究開発の世界は元々からして食うか食われるかの超競争社会、名ばかり研究者を「科学に立脚した上で研究者としては潰す」こと自体は悪ではない。未熟は悪しとは思わないが、未熟を何かの理由にすることなんて類の低レベルの甘えは科学者には許されるべきではないんじゃないの?あんなコメントをわざわざ言うなんて研究者としても管理者としても失格、甘えるにも程があると思うよ。

 特許、論文、記者会見と勝者としての「競争社会の掟」を最大限利用しながら、今度は「そんな掟なんか知らん」とは虫が良すぎ。

2014/12/18

安定のクラカタウポスコ:補足

 今回の爆発は転炉(コンバータ)だそうです。つまり、高炉と転炉の配置はこんな感じということかな?
 高炉とは鉄鉱石やなどを上端から放りこみ、「鉄(Iron)」を分離するためのもの。鉄鉱石などを高炉の上端に運ぶための長いベルトコンベアらしきものが見えますね。転炉とは鉄に混入している炭素を除去して「鋼(Steel)」とするためのもの。炭素を除去するために酸素を炉内に吹き込みますが、通常は水が入る要素はありません。爆発原因が水と銑鉄との接触との事ですが、何故水が混入するのか全く理解できません。

 ちなみに、酸素を吹き込むだけで鉄中の炭素を二酸化炭素の形で簡単に除去できるそうです。また酸素と炭素の結合時の反応熱が大きいため、転炉では特段の加熱は必要ないらしいです。良くできてます。さらに言うと、仕事で関わった事があるので知っているのですが、吹き込む酸素は大気中から精製します。原理は面倒くさいので省略しますが、液体窒素と液体酸素の僅かな沸点の違いを利用するこれまた良くできた方法を用います。

2014/12/16

安定のクラカタウポスコ

 韓国とインドネシアのジョイント会社、クラカタウポスコ製鉄所で15日にまた爆発が起きた模様。なかなか豪快な爆発で、建物の屋根とか陥没してそうな勢い。
Googleさんで調べてみると、場所はここかなって感じ。さて如何でしょう。
  鉄鋼は中共国内の生産力だけで世界需要を賄えるとされる昨今、まともに稼働してもそうそう儲からない筈なんだよなぁ。

2014/12/14

衆議院議員選挙です。

 先ほど投票を済ませてきました。昨今の国政レベル選挙は隠れ争点、厳密にはマスコミが基本的に報じない事案、もあるので、たかが一票、されど一票の重みは以前より増している気がします。

 間接民主主義政体はしょせん「相対的に成功してきた」政体のひとつに過ぎませんが、日本の「国体」や歴史的文化とも相性が良いと思います。権利は有難いものとしてきっちり行使しましょう。ついでに責任についてもちょっと思いを馳せましょう。完全な私見ですが、日本がヤバくなる兆候の一つは「相互監視が始まった時」、責任の名の下に投票と言う権利行使を事実上強要されるようになった時と考えています。もう一つは政党側が野合によって巨大化、均質化した時。この場合は実質的に投票者の選択肢は無くなり、権利自体が有名無実化します。これらの観点からは、現在の国民の選挙行動を取り巻く状況は極めて健全と言えます。

 あと、間違っても権利は「果たす」ものではありませんよ、某報ステのキャスターさん。思いっきりあきれさせて頂きました、本当に言葉をちゃんと使えない人ですね。

 さて、この2週間にも色々ありましたが、このタイムラグを最も有効に使うことになるのは誰でしょうかねぇ。

2014/12/13

トヨタ車のデザインって

イマイチって言うか何と言うか。MIRAIのデザインである意味びっくりしたのが面処理の醜さ、特にフロントから引っ張ってきた面がリアに繋がるところの面分割の処理の醜さ、デザイナーが何がやりたいんだか全く分からないというかその部分の「デザインされてない」感がハンパ無い。リアデザインのつまらなさが更に残念感を煽ります。

 そしてここが重要なところ、「どっかで上手く処理しているデザインを観た事があるぞ」感もあったこと。MIRAIのデザインに新規性は全く感じられないどころか、既にもっと良い面処理をしたデザインの車があったじゃないか、ということ。

 じゃ、「あまりの上手さに私が感心したデザイン処理」を備えた車とは...つい先ほど何の脈絡も無く思い出しました。

 ずばりランボルギーニ・ウラカンとその先行デザイン群です。「その会社の車と一目で分かる特徴」をきっちり残し続けながら常に「その時のデザイン」を提示する...この点に関してはランボルギーニにブレは無いように思います。 ソリッドカラーで成り立つデザインってのは実はとっても難しい筈なのですが、ランボルギーニはそれを常に成功させ続けてきたとも思います。

 あらためてランボルギーニ車のデザインを一望(ネットは便利)したあとでトヨタ車やホンダ車の最近のデザインを見てみると...


こっちはおまけ。

2014/12/08

サンダーバードのテーマ!!

 私と同世代の人ならおそらく知らない人はいない「サンダーバードのテーマ」。作曲者のバリー・グレイ氏は謎多きと言うか写真も余り残っていない人なのですが、残した楽曲群はマイエバーグリーンです。

 かつて渋谷に映画、TV音楽を専門とした輸入レコード/CDショップがあり、足しげく通っていました。そこでとにかく入手したのはサンダーバードをはじめとした英国TVシリーズ音楽のCDです。けっこう人気があるので見つけたらとにかく購入、次は無いと思わなければならないような状況でした。iTunes Storeとか使っていると「こんなに楽に購入できて良いの?」って気分に未だなるのは仕方ないとしても、購入してからプレーヤーにかけるまでのワクワク感はもはや失われてしまったと言って良いでしょう。90年代初頭の輸入CDは軒並み再生エラーが頻発するようになってきましたから、音楽保存メディアとしてはCDはレコードに完全に負けています。またデジタルデータならばCD上にあろうがハードディスク上にあろうが無関係な訳で、もはや音楽流通メディアとしてもCDは意味を失っているように思えます。ハイレゾとか言い出すと、もはやCDには出番すらありません。
 さて 世代がらTV放送はモノラル音声が当たり前、故に「サンダーバード」、原題では複数形の"Thunderbirds"、もモノラル音声で観ていたことになります。本カバーは「モノラル音声で聞いていた楽曲を当時自分が頭の中で勝手に再構成していたステレオ版」の再現です。ですから、現在手軽に入手できるようになったステレオのオリジナルサウンドトラック版とは色々と違います。オリジナルを知っていると「あれっ?」と思う様な所も込み、と言ったところでしょうか。
 そう言えば、映画"THUNDERBIRDS ARE GO!!"のエンディングには観た当時に意表を突かれた事を思い出しました。 1:27:30あたりから。

2014/12/07

Megpoid English、YMOの「シムーン」カバー

 日本語では敢えて「シムーン」、アルバム「イエロー・マジック・オーケストラ(日本版)」の同曲に対する自分なりのイメージをかなり引きずった音作りになってます。最小限のリバーブ(残響をシミュレートするエフェクター)の使用と波形丸出しのシンセ音が一種のコンセプトで、ミックス名の通り、2種類のパーカッション(ジィー、チン!)を除いて、音は全てソフトシンセZ3TA+2(ゼータ・プラス・ツー)で作ってます。ドラム音とベースは正弦波とノイズだけ、風音はノイズだけ、他の音は矩形波が絶対入ってます。

 あ、DAWをCubase 7.5からCubase Pro 8にアップグレードしました。レンダリングエンジンが軽くなっている(リアルタイム再生時のCPU負荷が下がっている)のはメーカーの謳い文句通りです。ただしバッファサイズを小さくするとリアルタイム再生時にノイズが発生し易い傾向があります。

 FL StudioBitwig StudioへのDAW乗り換えも考慮しましたが、一旦使い慣れたもの変えるのはやっぱり敷居が高いですね。複数のグレードを揃えたアプリケーションであっても、欲しい機能の有無にこだわれば結局最高グレードを購入せざるを得ない訳で、導入コストも必然的に高くなります。ただ、FL Studioは無償でアップグレードし続けられるので5年単位ぐらいで見れば元は取れるでしょう。Bitwig Studioはバージョンが1.0から1.1に上がることと年末(会計年度末)ということもあってか、1月中旬まで少し安い価格で購入できるようです。円安が進行している昨今でも、国内代理店経由より海外のメーカーサイトで直接ダウンロード購入した方が安い、というのは何とも。

 Megpoid音声はエフェクトを除くとPiapro Studio出力のまま、調整は無しです。もちっと音は丸めた方が良っかなぁ。

おまけ