ゴールデンウィークに実家に帰った際、母親から相談を受けた。曰く、
「最近の朝日新聞はホントに変で厭なんだけど毎日も変だし、読売は読み甲斐が無いし。良い新聞ってある?」
思わず絶句したものである。
私がもう50歳近いんだから母親の年齢は推して知るべし。本人は余り自分自身を評価していないが、未だに新しい事には敏感で、下手な固定観念に縛られることなく物事を考えられるなかなかの人物だ。実の子が言うのもなんだけどっつー話だが、私の幼少時代、つまり若いころの母親は全くそういうところが感じられず、むしろ子育て論とかを振りまわす権威主義的な傾向が強い人だった。人って変わるもんだと心から思います。母親曰く、「子供時代のあんたがイレギュラー過ぎたせいだ」だそうです。どうも「権威ある」子育て論を打破しまくって育ってしまったようです。
まぁ、韓国製ドラマ「馬医」を「面白い」と言いながら観つつ、倉山満氏の「嘘だらけの…」シリーズは読んでいるし、朝鮮戦争とマッカーサーを扱ったハルバースタム氏の「コールデスト・ウィンター」とか金源一氏の「冬の谷間」なんかもさらっと読みこなしている。そういう背景の下に上記の相談が出てきたので、私としても下手なことは言えなかった訳です。結論・・・夏休みに先送り。
で、両親、親戚や職場の人々の言行なども見るに、自分の周囲は韓国に関しては「放韓」あるいは「無関心」、中共に関しては「指導部の劣化ハンパなし」「大大韓民国化」との認識で、「嫌×」や「反×」なんて当てはまる人なんて一人もいない。ましてや「憎×」なんて、そんな表現すら思い浮かびませんわ。が、「憎×」なんて表現が実はあるらしい。
本題はここから。
本題はここから。
朝日新聞デジタルの記事、「これでいいのか『嫌中憎韓』ブームの出版界に疑問の声」 というタイトルにびっくり。世間は「憎韓」って・・・なぜ「憎」が付くのか理由がさっぱり分かりませんし、そんな人にも本にも出会ったことありませんなぁ。煽ってんのかなぁ?記事の内容は本エントリ二度目の「推して知るべし」。う~ん、「憎韓」なんて表現はやはり日本人には無いセンスの気が・・・。
ところで、当時者意識はありますか?江戸時代、「火付け」は強盗と並ぶ大重罪でっせ。
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