サッカー/フットボールは良いよね、これは一種の共通言語でしょう。
ただし、日本人を「放射能猿」なんて揶揄する某国の一部は別格、絶対ピッチには入ってきて欲しくない。あれはサッカー/フットボールじゃない。
国際試合では「地域紛争などを背景とした因縁の対決」もあるけど、あくまでピッチ上で繰り広げられるのはサッカー/フットボールです。「ボールは友達」とまでは言わないとしても、「共通の価値観に基づいて敵であっても尊敬・尊重の念を持って真摯にピッチ上でプレーする」、そいうことが当たり前に繰り広げられる様は本当に見ていて気持ち良いものです。
野球/ベースボールはサッカー/フットボールと較べれば方言でしかないのが実態。
さて、サッカー/フットボールがらみの話題2つです。
まずは、うれしい話題「[U-17女子W杯]リトルなでしこが快挙、スペイン下し大会初制覇!!」。日本代表チームを率いる初の女性監督、高倉麻子氏の指揮の下、全勝優勝と言う文句なしの大会制覇と言えるでしょう。
宗教差すらも超えつつある「共通の価値観」は、性別(生物学的な、社会的な、ともに)も超えて共有されていく、ということの本当に良い例だと思います。女性のスポーツ参加全般に対しては、まだ宗教的、社会制度的制約が世界各国でみられます。その制約の是非は別として、サッカー/フットボール側は何時でも受け入れる準備ができていることは間違いないでしょうね。そんな枠組みの中で代表が力においても「共通の価値観」の体現においても先頭グループに入ってきたというのは、同じ日本人としてうれしい限り。
もうひとつは、「ストリート・チャイルド・ワールド・カップ開催」。ひょんなことから知った大会ですが、まさに「ボール一つあれば始められるスポーツ」、サッカー/フットボールの面目躍如って感じです。
「ストリート・チルドレン」を「本質的に」無くせる社会の実現が一種の理想、将来の目標ではあるのでしょうが、「現状をどう取り扱っていくか」も重要でしょう。「ストリート・チルドレンでもサッカー/フットボールができる」という状況作りですらまだ全世界で見れば不十分かもしれませんが、ステップバイステップでも広がっていって欲しい運動です。
「銃ではなくボール」、それすらもまだまだ難しいのが残念ながら今の世界。
サッカー/フットボールへ「差別」を持ち込む行為は既に嘲笑、非難の対象です。それは例えばFIFAも汚職体質と必ずしも無縁ではない、というような事とは全く無関係の話。
2014/04/06
モデル/KRAFTWERK & ヒカシューのカバー
「今どんなボーカロイドが欲しいですか?」と問われれば、ずばり民謡歌手!
「傀儡謡」ができるかも!!周波数スペクトルを見ると多くのボーカロイドには無い(Megpoidには有ります^^)3kHz付近のフォルマント成分がばっちり、とか。
今回のバックトラック作成過程で見えてきたのは、上手く表現できないけれどもやはり「人の声っては凄い」ということ。KRAFTWERKの曲ながら、頭の隅には常に「傀儡謡」のイメージがありました。昨年末の決算大安売りセールで入手したボーカル系サンプルデータをひっくり返しちゃいましたよ。
Das Modellは初期のKRAFTWERKの持っていた湿っぽさが割と全開の曲で、歌詞の内容ともにMegpoidよりは民謡歌手の方が絶対合ってます。The Cardigans、Snakefinger、ヒカシューとかとも違う方向性でのカバーを指向はしてみました。女声コーラスのサンプル使用は既定路線でした。
あ、「レミーマルタン」っぽい歌詞はドイツ語版でしたね。英語版/国際版は5年に一度聞くか聞かないかぐらいなので……では、どうぞ。
冒頭で「音が小さいな。」と思っても無暗にボリュームを上げないように。割とボーカロイド感剥きだしのままのMegpoid Whisperの声を「意図的に大き目にしたミックス」になっております。
「傀儡謡」ができるかも!!周波数スペクトルを見ると多くのボーカロイドには無い(Megpoidには有ります^^)3kHz付近のフォルマント成分がばっちり、とか。
今回のバックトラック作成過程で見えてきたのは、上手く表現できないけれどもやはり「人の声っては凄い」ということ。KRAFTWERKの曲ながら、頭の隅には常に「傀儡謡」のイメージがありました。昨年末の決算大安売りセールで入手したボーカル系サンプルデータをひっくり返しちゃいましたよ。
Das Modellは初期のKRAFTWERKの持っていた湿っぽさが割と全開の曲で、歌詞の内容ともにMegpoidよりは民謡歌手の方が絶対合ってます。The Cardigans、Snakefinger、ヒカシューとかとも違う方向性でのカバーを指向はしてみました。女声コーラスのサンプル使用は既定路線でした。
あ、「レミーマルタン」っぽい歌詞はドイツ語版でしたね。英語版/国際版は5年に一度聞くか聞かないかぐらいなので……では、どうぞ。
冒頭で「音が小さいな。」と思っても無暗にボリュームを上げないように。割とボーカロイド感剥きだしのままのMegpoid Whisperの声を「意図的に大き目にしたミックス」になっております。
2014/04/04
クラカタウ・ポスコ高炉爆発は本当か?:補足の補足っつーか訂正込み
さて、インドネシアのクラカタウ・スチールと韓国のポスコの合弁事業である一貫製鉄所は少なくとも3回事故を起こしているらしい。先のエントリで「水蒸気爆発事故ではなくガス爆発事故」と書いたけど、発生日を確認すると1ヶ月ぐらいズレがあった。つまり、1/19に「ガス爆発事故」が発生し、2月末に「水蒸気爆発が発生した可能性がある」が正しい。1/1の最初の事故を入れれば事故は3回だ。
で、本題はこれから。
「ガス爆発事故」は1/19に発生した。が、NEWSPIMの1/20の記事によると、ポスコは「すべての生産工程は正常に動作している」と述べたという。あれれ。
記事全文のGoogle翻訳結果は以下の通りだ。
う~ん、時系列も良く分からんし、結局最初の事故以降に関する報道は何処まで本当なのかさっぱり分からない。少なくとも報道内容全てを正しいとみなすことは論理的に不可能だし、ポスコをソースとする報道内容だけでも十分矛盾だらけだ。
客観的な報道を求む!っつーか、せめて報道管制状態みたいな状況はなんとかならんものかのぉ。こんな矛盾のある発言を続けてる会社は、「株主の利益に対して重大な影響を与える事実の公表を怠るのみならず、意図的に事実と異なる虚偽の情報を公表し続けた」として普通の国なら株主訴訟に間違いなく負けるよ。
で、本題はこれから。
「ガス爆発事故」は1/19に発生した。が、NEWSPIMの1/20の記事によると、ポスコは「すべての生産工程は正常に動作している」と述べたという。あれれ。
記事全文のGoogle翻訳結果は以下の通りだ。
ポスコインニ製鉄所、年初の一時停止上の記事を信じると、10日程度は製鉄所が正常に稼働していたことになる。10日も稼働すれば製品出荷ぐらいできるような気もする。ところが、朝鮮日報の3/30の記事では、
2014-01-20 08:32
[ニュスピム=オドンファン記者]
ポスコの海外初の一貫製鉄所であるインドネシアクラカタウポスコが年初設備の故障で、一部の生産工程をしばらく中断していたことが分かった。
20日、ポスコによると、クラカタウポスコは去る1日、溶鉄が出てくる出口部門に異常が発生して操作を中断して修理に入ったことが分かった。クラカタウポスコは問題が発生してから7日後に修理を完了し、現在はすべての生産工程は正常に動作していることが分かった。
ポスコ側は、修理が行われている期間にもプレートの生産は正常に行われたと言いながらも工場が稼動されたばかりという点で生産されて銑鉄はまだ100%の状態ではないと明らかにした。
これに関連し、ポスコ側は、「 30~40年稼動した国内の製鉄所と比較するとクラカタウ製鉄所は現在、よちよち歩きの段階に過ぎない」とし「稼働初期に問題が発生する可能性がある」と説明した。
クラカタウポスコは先月23日、インドネシア?ブライヤーゴンで年間300万トン規模への扉を開いた一貫製鉄所として、今後年間スラブ180万トンとプレート120万トンを生産する予定である。
ポスコ側は「今月7日(3/7)にインドネシアのクラカタウ・ポスコで最初のスラブが生産された」と明らかにした。と書かれている。
う~ん、時系列も良く分からんし、結局最初の事故以降に関する報道は何処まで本当なのかさっぱり分からない。少なくとも報道内容全てを正しいとみなすことは論理的に不可能だし、ポスコをソースとする報道内容だけでも十分矛盾だらけだ。
客観的な報道を求む!っつーか、せめて報道管制状態みたいな状況はなんとかならんものかのぉ。こんな矛盾のある発言を続けてる会社は、「株主の利益に対して重大な影響を与える事実の公表を怠るのみならず、意図的に事実と異なる虚偽の情報を公表し続けた」として普通の国なら株主訴訟に間違いなく負けるよ。
2014/04/02
クラカタウ・ポスコ高炉爆発は本当か?:補足
朝鮮日報日本語版に記事が出た(ポスコのインドネシア製鉄所で何が起きているのか)。日本語が少しおかしい(論理がおかしい)ところもあるが、タイトルの通りの内容が書かれている。まぁ、原文からしておかしかった可能性もなくはない。
さて、これまではインドネシア地元紙記事しか情報ソースが無かった爆発事故だが、件の記事によると蒸気爆発ではなくガス爆発だったということらしい。記事によると
で、記事ではさらに
この記事、書かれていることより書かれていないことの方が重要って感じです。苦笑なしには聞いてられない「実態バレバレのガキんちょ全力言い訳」みたいなものですよ。
要は、「主たる事故原因はポスコの設計ミスにある。事故発生の責任は作業員の教育がうまくできていなかったポスコにある」、そういうことで宜しゅうございますね。じゃあそう書けばいいのにね。
さて、これまではインドネシア地元紙記事しか情報ソースが無かった爆発事故だが、件の記事によると蒸気爆発ではなくガス爆発だったということらしい。記事によると
ロシア人監督者とインドネシアの現場作業員の意思疎通に問題があったことが原因だった。らしい。ふむ、現場レベルでは韓国人は関わっていないということを伝えたいのだろうか、なんかここだけわざわざ国名が書かれているような気もする。ちなみに監督者がロシア系韓国人ってことはないよね?
で、記事ではさらに
ポスコ幹部は「自動でガス流入量を調節するバルブを未熟練者が主導(手動?)で誤操作し、問題が生じた。作業員の教育がうまくできていなかった」と説明した。(カッコ書きはブログ主)とも書かれている。何気だけれども、事故の本質であろう「作業員の教育がうまくできていなかった」の主体が明確に書かれていない。やや霞が関文体も彷彿させるずるい書き方じゃないですか。まぁ、原因が誤作動じゃなくて誤操作ってあたりは「設計ミス」ということでしょう、常識的には。安全装置とか監視装置とか付いてないんですかって事ですよ、日本国内じゃあこんな理由はまず信じてはもらえない。それでもそれが理由となれば、その主体は信頼を失います。
この記事、書かれていることより書かれていないことの方が重要って感じです。苦笑なしには聞いてられない「実態バレバレのガキんちょ全力言い訳」みたいなものですよ。
要は、「主たる事故原因はポスコの設計ミスにある。事故発生の責任は作業員の教育がうまくできていなかったポスコにある」、そういうことで宜しゅうございますね。じゃあそう書けばいいのにね。
2014/03/31
ポール・バーホーベン監督の「ブラックブック」からあれこれ
最近リメイクされた「ロボコップ」や「スターシップ・トゥルーパーズ」などの作品で知られる映画監督、ポール・バーホーベン氏がハリウッドを去ってから久しい。
バーホーベン監督の飄々とした作風は一筋縄でなく、ハリウッド的な分かり易さ、ストレートさとは基本的に肌が合わなかったのではないかと思う。職業監督ならば「白く撮れ」と言われれば白で、「黒く撮れ」と言われれば黒で撮るが、氏の場合は「確かに白で撮れと言ったが、これは本当に白なのか?」と言われるものを撮ってしまうというイメージだ。如何にも欧州風とも解釈されがちな作風ではあるが、ドライさ加減が半端じゃなく、やはりはみ出してしまっている様に思う。
書籍"The making of STARSHIP TROOPERS"を読むと、そのドライさの原因の一端も見えてくる。
氏はオランダ出身だが、氏が幼少期のオランダはナチス・ドイツ占領下にあった。そのため、道端に遺体が転がる様など、平均的な日本人ならば映画の中でしか目にしたことがない光景を幾つも目にしたという。「スターシップ・トゥルーパーズ」のバグ達に惨殺された民間人や兵士の描写や、「ロボコップ」における「人を銃で撃ちまくる」、いや「銃器で人の身体を破壊していく」描写などで感じられるドライ感は、氏が類似の光景を目撃したことがあるためかも知れない。死や「人が人の身体を破壊していく」様をウェットなものと捉えるのは単なる約束であり、送り手と受け手の共犯関係によって「実は今だって世界で起きてるかも知れない事を見て見ぬふりしている」だけなのかも、などと思いは跳ぶ。
現実はそんなもんじゃない。常に白なんてない。常に黒なんてこともない。ならば、そう撮って何が悪い。そんな声が聞こえないか。
映画「ブラックブック(Zwartboek)」(2006)は氏のオランダ帰国後の最初の作品だ。舞台はずばりナチス占領下のオランダ。登場人物はストーリーの進行とともにに白から黒へ、また黒から白へと目まぐるしく変わる。それは、登場人物の誰もが常にグレーなのに、その時その時に白か黒かの二分法でしか観客が登場人物を捉えていないことの裏返しなのかも知れない。氏の一筋縄でないところは、そのような二分法による判断を登場人物にも求めているところにある。容赦なく緊張感のあるフィルムだ。だが後味はすこぶる悪い。
「人が人の身体を破壊していく」という行為の結果は、氏の作品にあっては時に寒々しく、祭の後のような寂しさすら帯びることがある。「人が人の身体を破壊していく」行為が常に「悪意」から生ずるものなんて認識で、今日を生きることが許されるものだろうか。その逆もしかりだ。
氏は私と同様に「熱狂」を恐れているのかも知れない。他者の「熱狂」を警戒し、自らの「熱狂」を抑え込む。
映画「スターシップ・トゥルーパーズ」は「わざとらしい熱狂」で始まり、やはり「わざとらしい熱狂」で終わる。だが、登場人物達は成長し、そのような「熱狂」に利用されるつつも、もう自らはその「熱狂」には加わらないだろう。原作者のハインライン氏も「熱狂」を恐れていたのではないか、「熱狂する庶民が大多数を占める状況での民主主義」を恐れたのではないか。「責任ある市民」は、決して「熱狂」には加わらないことが求められるということではないか。
バーホーベン監督の飄々とした作風は一筋縄でなく、ハリウッド的な分かり易さ、ストレートさとは基本的に肌が合わなかったのではないかと思う。職業監督ならば「白く撮れ」と言われれば白で、「黒く撮れ」と言われれば黒で撮るが、氏の場合は「確かに白で撮れと言ったが、これは本当に白なのか?」と言われるものを撮ってしまうというイメージだ。如何にも欧州風とも解釈されがちな作風ではあるが、ドライさ加減が半端じゃなく、やはりはみ出してしまっている様に思う。
書籍"The making of STARSHIP TROOPERS"を読むと、そのドライさの原因の一端も見えてくる。
氏はオランダ出身だが、氏が幼少期のオランダはナチス・ドイツ占領下にあった。そのため、道端に遺体が転がる様など、平均的な日本人ならば映画の中でしか目にしたことがない光景を幾つも目にしたという。「スターシップ・トゥルーパーズ」のバグ達に惨殺された民間人や兵士の描写や、「ロボコップ」における「人を銃で撃ちまくる」、いや「銃器で人の身体を破壊していく」描写などで感じられるドライ感は、氏が類似の光景を目撃したことがあるためかも知れない。死や「人が人の身体を破壊していく」様をウェットなものと捉えるのは単なる約束であり、送り手と受け手の共犯関係によって「実は今だって世界で起きてるかも知れない事を見て見ぬふりしている」だけなのかも、などと思いは跳ぶ。
現実はそんなもんじゃない。常に白なんてない。常に黒なんてこともない。ならば、そう撮って何が悪い。そんな声が聞こえないか。
映画「ブラックブック(Zwartboek)」(2006)は氏のオランダ帰国後の最初の作品だ。舞台はずばりナチス占領下のオランダ。登場人物はストーリーの進行とともにに白から黒へ、また黒から白へと目まぐるしく変わる。それは、登場人物の誰もが常にグレーなのに、その時その時に白か黒かの二分法でしか観客が登場人物を捉えていないことの裏返しなのかも知れない。氏の一筋縄でないところは、そのような二分法による判断を登場人物にも求めているところにある。容赦なく緊張感のあるフィルムだ。だが後味はすこぶる悪い。
「人が人の身体を破壊していく」という行為の結果は、氏の作品にあっては時に寒々しく、祭の後のような寂しさすら帯びることがある。「人が人の身体を破壊していく」行為が常に「悪意」から生ずるものなんて認識で、今日を生きることが許されるものだろうか。その逆もしかりだ。
氏は私と同様に「熱狂」を恐れているのかも知れない。他者の「熱狂」を警戒し、自らの「熱狂」を抑え込む。
映画「スターシップ・トゥルーパーズ」は「わざとらしい熱狂」で始まり、やはり「わざとらしい熱狂」で終わる。だが、登場人物達は成長し、そのような「熱狂」に利用されるつつも、もう自らはその「熱狂」には加わらないだろう。原作者のハインライン氏も「熱狂」を恐れていたのではないか、「熱狂する庶民が大多数を占める状況での民主主義」を恐れたのではないか。「責任ある市民」は、決して「熱狂」には加わらないことが求められるということではないか。
2014/03/30
半島統一!?:遺憾ですとも流究極ファンタジー
職場の喫煙所でのバカ話に過ぎないファンタジーですから、それも究極の。
前章
2015年某月某日
1日目
前章
- 張成沢氏などの粛清により、北朝鮮政府と中共との非公式外交ルート切断
- 韓国政府、中共と接近
- 中共外交、リアリティを完全に失う(韓国化)
- 在韓米軍の撤退開始、米軍から韓国軍への戦時統制権委譲準備中
- 米日露、韓国政府に強い不信感
- 中露国境で中国人のロシア領への移動が急増
- 北朝鮮政府の日本への接近
- 横田基地-平壌空港間で米航空機の往来活発化
- 日露関係が良い方向で深化し、ロシアが日本の脅威とはなくなる
2015年某月某日
1日目
- 北朝鮮人民軍陸軍の南下が確認されるが、北朝鮮政府は沈黙
- 韓国軍、(残っている)在韓米軍に警戒態勢発令
- 北朝鮮政府は依然沈黙
- 韓国軍「珍島犬1号」発令、一部陸軍部隊の北上開始
- 米国、日本などの各国政府、現地国民の避難準備開始
- 米国海軍、空母打撃軍の東シナ海展開開始
- 北朝鮮人民軍陸軍の大規模南下、中距離ミサイルの発射準備が米国などに確認されるが、北朝鮮政府は依然沈黙
- 在韓米軍、在日米軍による在韓米国人、日本人などの外国人避難開始。仁川及び金海空港-横田基地及び福岡空港間に避難航路確立
- 人民解放軍陸軍の中朝国境移動、ロシア陸軍の中露国境への移動本格化
- 国連安全保障会議緊急開催、対北朝鮮非難決議
- 韓国内の外国人の避難がほぼ完了、在韓米軍仁川空港周辺に展開完了
- 北朝鮮から平壌での会談要請、韓国代表団及び駐韓米国大使平壌入り準備開始
- 中共政府、北朝鮮政府に対話呼びかけ、が、無視される
- 軍事境界線南北で双方の部隊展開が完了
- 国連安全保障会議、対北朝鮮制裁を議論
- 平壌で軍事クーデター、人民軍が実権掌握
- 韓国代表団及び駐韓米国大使が米軍機で平壌入りするが、迎賓館で軟禁状態に
- 韓国で戒厳令・夜間外出禁止令発令、憲法停止、戒厳司令部発足。夕刻よりソウル内に戒厳軍の展開開始
- 地下トンネルを通って韓国軍装備偽装北朝鮮軍約2,000名が深夜にソウルに侵入
- 主要政府機関、報道機関の警備にあたっていた戒厳軍に戒厳司令部から軍事境界線付近への移動命令発令、警護任務を別部隊(偽装北朝鮮軍)に引き継ぎ
- 未明、戒厳軍司令部が「新維新体制確立」と「南北再休戦」を宣言、韓国全軍に交戦禁止命令
- 平壌周辺及び北部の北朝鮮人民軍の中朝国境への大規模移動開始
- 正午、韓国軍・北朝鮮軍による統合軍令部発足を宣言、在韓米軍に休戦監視を依頼、中共に「国境侵犯に対しては断固たる処置をとる」旨通告
- 一部韓国陸軍と在韓米軍で小競り合い頻発
- 米国国務長官を中心とする米国外交団、空母打撃軍から仁川空港入り
- 午後、日露などの外交団、仁川空港入り、夕刻に平壌向け発
- 中朝国境で中共人民解放軍と北朝鮮人民軍間で小競り合い
- トンネルよりソウルに侵入した北朝鮮人民軍約10,000人、仁川空港付近に展開中の在韓米軍に合流
- 国連安全保障会議、米英露代表出席せず機能不全状態
- 未明、北朝鮮中距離弾道ミサイルを1発発射、中露国境のロシア側に着弾、弾頭はダミー、飛距離は北京まで相当
- 中共人民解放軍、全軍に交戦禁止命令
- 正午、北朝鮮政府、韓国新維新政府共同で朝鮮半島統一を宣言、併せて米露日などとの国交正常化のための基本条約が午前中に締結されたことも公表
- 正午過ぎ、関連国が統一朝鮮国家の公表内容を認める声明を公表
- 国連安全保障会議、米英露代表から状況説明
- 在韓米軍の一部が北朝鮮人民軍とともに北上、中朝国境展開本格開始
- 露強襲揚陸艦北朝鮮着、米海軍の上空援護の下で陸上部隊展開開始
- 統一朝鮮政府、ソウルに公式発足
- 統一朝鮮政府が朝鮮半島非核化宣言
- 日本外交団ソウル入り、拉致問題解決などの交渉本格化
- …
- 朝鮮半島統一国家成立、死傷者200名以下、民間人死者は自殺のみ
- 新維新政府軍政開始、経済状況を考慮しつつ6~10年後の民主制移行を宣言
- 日米、対中共の緩衝地域確保
- 中共内政情さらに不安定化、民主化運動・分離独立運動激化
- 米、朝鮮半島非核化達成、統一政府との国交正常化、リアリティに基づく統一国家経済への支援開始
- 日、拉致問題完全解決、統一政府との国交正常化、リアリティに基づく統一国家経済への支援開始
- 露、旧北朝鮮地域内に不凍港確保(貸与)、リアリティに基づくエネルギー支援など開始、天然ガスパイプラインがプサンまで到達
- 環太平洋防衛機構発足
モデル feat. Megpoid Wisper WIP
久しぶりにDAW(Cubase7.5)を触る。何曲か煮詰まっているので、新規に"Kraftwerk"の"Das Modell"を組んでみると、あっさり2時間ほどで当初のイメージ通りのバックトラックが出来てしまった。"Das Modell"は20年以上前に散々弾いた事のある曲だし、元々音数が少ないところでさらに減らしたから当然と言えば当然。
ボーカルは"Megpoid Whisper"にお願いし、歌詞は空でも歌えるヒカシュー版だ。何故かというと、英語歌詞中の仏語「レミーマルタン」の入力が面倒臭そうだったから。
エフェクトはかなり使っているけど、原音は"Piapro Studio"からの出力そのままだ。1ヶ所フォルマントが不自然(声が裏返るような状態)だったので"Cubase"添付の"Pitch Correct"で補正した。コンプレッサにはやはり"Cubase"添付の"Multi-Band Compressor"を使った。"Multi-Band Compressor"のプリセット設定"Backing Vocals Clear"はもこもこした音質になりがちなボーカロイド音声をしゃきっとさせるには有効で、SONiKAにはてきめんに効く。
なお、パーカッション音(Z3TA+2でホワイトノイズをいじったもの)は中央に定位させてある音だけが本物で、左右で聞こえる音は全てディレイで飛ばしたものだ。バスドラの代わりにサブベース的にピュアなサイン波(やはりZ3TA+2)を使っている。
最終版では、ボーカル音声はより「電話っぽい」方向に寄せるつもりだよ。
ボーカルは"Megpoid Whisper"にお願いし、歌詞は空でも歌えるヒカシュー版だ。何故かというと、英語歌詞中の仏語「レミーマルタン」の入力が面倒臭そうだったから。
エフェクトはかなり使っているけど、原音は"Piapro Studio"からの出力そのままだ。1ヶ所フォルマントが不自然(声が裏返るような状態)だったので"Cubase"添付の"Pitch Correct"で補正した。コンプレッサにはやはり"Cubase"添付の"Multi-Band Compressor"を使った。"Multi-Band Compressor"のプリセット設定"Backing Vocals Clear"はもこもこした音質になりがちなボーカロイド音声をしゃきっとさせるには有効で、SONiKAにはてきめんに効く。
なお、パーカッション音(Z3TA+2でホワイトノイズをいじったもの)は中央に定位させてある音だけが本物で、左右で聞こえる音は全てディレイで飛ばしたものだ。バスドラの代わりにサブベース的にピュアなサイン波(やはりZ3TA+2)を使っている。
最終版では、ボーカル音声はより「電話っぽい」方向に寄せるつもりだよ。
2014/03/29
アジアワッチ、再び:補足
ちょっと思い出したので補足。
私の「いや韓」の根っこは2000年ごろに遡る。「韓流」なんて言葉も無かった時代である。
1990年代後半は邦画の低迷をしり目に韓国映画に佳作、秀作が多かった時代だ。だが、映画製作に国が資金と口を出し始めた時点から迷走が始まる。リアリズムをファンタジーが駆逐するのである。映画「ユリョン(幽霊)」(1999)はそんな時代の幕開けを告げた映画と言える。
予告編の冒頭、「21世紀 すべての韓国映画はここから始まる」と表示される、そうだ、私の「いや韓」はこの映画から始まったのだ。「恨(ハン)」と「ファンタジー」の結合は既に完成されている。劇中で「歴史、歴史」と繰り返されるが、その中身には一切立ち入らない。いや、立ち入ったら都合のいい夢から目が覚めてしまうからだろう。
この映画を観た直後に仕事で韓国に行った際、反日機運があることをふと感じさせられる場面に複数回遭遇することになる。こちらが日本人と分かった瞬間に相手の対応が無愛想となる、といった類の話ではあったのだが(韓国語の挨拶だけは覚えて行ったので、先に韓国語で挨拶すると多くの人に韓国人か在日同胞と思われた模様。何で下手な英語でしゃべるんだ、と聞かれて実は…という展開)。
映画の中身もさることながら、こんな映画が作られることの「異常さ」が衝撃だった。タダなら観よう。
私の「いや韓」の根っこは2000年ごろに遡る。「韓流」なんて言葉も無かった時代である。
1990年代後半は邦画の低迷をしり目に韓国映画に佳作、秀作が多かった時代だ。だが、映画製作に国が資金と口を出し始めた時点から迷走が始まる。リアリズムをファンタジーが駆逐するのである。映画「ユリョン(幽霊)」(1999)はそんな時代の幕開けを告げた映画と言える。
予告編の冒頭、「21世紀 すべての韓国映画はここから始まる」と表示される、そうだ、私の「いや韓」はこの映画から始まったのだ。「恨(ハン)」と「ファンタジー」の結合は既に完成されている。劇中で「歴史、歴史」と繰り返されるが、その中身には一切立ち入らない。いや、立ち入ったら都合のいい夢から目が覚めてしまうからだろう。
この映画を観た直後に仕事で韓国に行った際、反日機運があることをふと感じさせられる場面に複数回遭遇することになる。こちらが日本人と分かった瞬間に相手の対応が無愛想となる、といった類の話ではあったのだが(韓国語の挨拶だけは覚えて行ったので、先に韓国語で挨拶すると多くの人に韓国人か在日同胞と思われた模様。何で下手な英語でしゃべるんだ、と聞かれて実は…という展開)。
映画の中身もさることながら、こんな映画が作られることの「異常さ」が衝撃だった。タダなら観よう。
アジアワッチ、再び
朝鮮日報のコラム「不吉な亡国の予感=韓国」の寸止め感というか、「もしかしたらこれが限界?」感というかは何とも言い難い。韓国の現状と大韓帝国末期の状況が似ていて、かつ現状の方が状況は酷い、というのが論旨だが、書かれている中身は端から見ている分には極当たり前のことが当たり障りなく書いてあるだけだ。
グダグダ色々書いてあるが、その内容は「事大主義+外部勢力に頼った政府内(宮中内)での足の引っ張り合い」という表現に集約可能な李氏朝鮮時代から面々と繰り広げられ続けている日常に過ぎない。違いと言えば、権力抗争で敗れた側が七親等に渡って殺されることがない、ということぐらいじゃないかとすら思える。
倉山満氏は「朝鮮半島の国家は軍政の時だけ正気」といった趣旨の発言をしているが、大根切りの(ざっくりとした)表現としては十分に頷けるものだ。
韓国の第一共和国時代は日本人漁民を殺害した上で竹島の不法占領などと「反日」ではあったが、朝鮮戦争もあり同時に「反共」でもあった。「反共」故に中共の属国という立場は取れず、米国へと擦り寄ることになる。
かつてとある韓国人が「北朝鮮の金日正将軍の写真を初めて見たとき、角が生えていないので驚いた」などと述べたという記述をどこかで読んだことがあるが、これはこの時代の韓国の教科書で「北朝鮮の指導者が鬼の姿で描かれていた」ことに原因がある。ちなみに、鬼の姿が描かれた韓国の教科書はTVや書籍で見たことがある。かつての日本の「鬼畜米英」という言葉と一脈通じるところはあるが、ヴィジュアル的にはナチのユダヤ迫害プロパガンダを彷彿させる。
第三共和国(朴正煕大統領)~第五共和国(全斗煥大統領)時代が、ざっくりと軍政の時代となる。「反共」を維持しつつ、実利優先の対日、対米姿勢で経済発展に成功する。が、光州事件などを転機として、形態として民主制へと移行せざるを得なくなる。
第六共和国時代(盧泰愚大統領~現在)は、初期においては現実的な対日姿勢を維持するが、盧武鉉大統領以降で完全に訳が分からなくなる。「反共」は「反日」に取って変わり、「反米」すらも時折唱えられるようになる。
米国は韓国頭越しの中共及び北朝鮮との現実的な対話を模索し、日本は韓国の上から下までの国家を挙げた嘘付きぶりにうんざりし、ロシアは韓国の一種の異常さに立腹し、中共は使い捨て可能な「反日の手段」を手に入れた一方、シナや台湾、ASEAN諸国の住人は韓国人の現在の有様に軽蔑を隠さない…これが私の現状認識だ。
なお、中共は銅像から「格上げ」して「安重根義士記念館」をハルビン駅の一部を改装して設けた。が、これはむしろ「格下げ」ではないかというのが私の読みだ。用が無くなれば元の貴賓室に戻せば良いだけの話だからだ。
「亡国の予感」には私も同意する。が、それは「不吉」なものではなく、日本との合邦時と同様に自らが選んだ道だ。
それで何か不都合があったとしても、日本ではそれを単に「自業自得」とか「因果応報」と言う。
グダグダ色々書いてあるが、その内容は「事大主義+外部勢力に頼った政府内(宮中内)での足の引っ張り合い」という表現に集約可能な李氏朝鮮時代から面々と繰り広げられ続けている日常に過ぎない。違いと言えば、権力抗争で敗れた側が七親等に渡って殺されることがない、ということぐらいじゃないかとすら思える。
倉山満氏は「朝鮮半島の国家は軍政の時だけ正気」といった趣旨の発言をしているが、大根切りの(ざっくりとした)表現としては十分に頷けるものだ。
韓国の第一共和国時代は日本人漁民を殺害した上で竹島の不法占領などと「反日」ではあったが、朝鮮戦争もあり同時に「反共」でもあった。「反共」故に中共の属国という立場は取れず、米国へと擦り寄ることになる。
かつてとある韓国人が「北朝鮮の金日正将軍の写真を初めて見たとき、角が生えていないので驚いた」などと述べたという記述をどこかで読んだことがあるが、これはこの時代の韓国の教科書で「北朝鮮の指導者が鬼の姿で描かれていた」ことに原因がある。ちなみに、鬼の姿が描かれた韓国の教科書はTVや書籍で見たことがある。かつての日本の「鬼畜米英」という言葉と一脈通じるところはあるが、ヴィジュアル的にはナチのユダヤ迫害プロパガンダを彷彿させる。
第三共和国(朴正煕大統領)~第五共和国(全斗煥大統領)時代が、ざっくりと軍政の時代となる。「反共」を維持しつつ、実利優先の対日、対米姿勢で経済発展に成功する。が、光州事件などを転機として、形態として民主制へと移行せざるを得なくなる。
第六共和国時代(盧泰愚大統領~現在)は、初期においては現実的な対日姿勢を維持するが、盧武鉉大統領以降で完全に訳が分からなくなる。「反共」は「反日」に取って変わり、「反米」すらも時折唱えられるようになる。
米国は韓国頭越しの中共及び北朝鮮との現実的な対話を模索し、日本は韓国の上から下までの国家を挙げた嘘付きぶりにうんざりし、ロシアは韓国の一種の異常さに立腹し、中共は使い捨て可能な「反日の手段」を手に入れた一方、シナや台湾、ASEAN諸国の住人は韓国人の現在の有様に軽蔑を隠さない…これが私の現状認識だ。
なお、中共は銅像から「格上げ」して「安重根義士記念館」をハルビン駅の一部を改装して設けた。が、これはむしろ「格下げ」ではないかというのが私の読みだ。用が無くなれば元の貴賓室に戻せば良いだけの話だからだ。
「亡国の予感」には私も同意する。が、それは「不吉」なものではなく、日本との合邦時と同様に自らが選んだ道だ。
それで何か不都合があったとしても、日本ではそれを単に「自業自得」とか「因果応報」と言う。
2014/03/27
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