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2014/09/23

【バカ話注意!】「すすめ!パイレーツ」みたいな、

展開。と言っても、そもそも「すすめ!パイレーツ」ってのが分からん人が多いでしょうなぁ。

 TV番組表がTVで見られるっつーのは世の流れとはいえ罪なもの。こういう一定のフォーマットに文字を自動的に流し込むという手法は、偶然にマズい字並びを生み出すことがあるのは必定。

 今日のうちのTVでは”新ウルトラマン列伝「ウルトラマンコスモス2 第1章 災いの影」”が途中までしか表示されていなくて、放送禁止用語的な1行が出現。これらから暫くは同じ状態が続くんですか、そうですか。 ここは表示時に「ウルトラマン コスモス」と一文字スペースを入れる様な本当の「とんち」や「察し」があっても良い。

 他のTVは知らないが、うちのTVの番組表のフォントは等幅である。故に、横書き方向で文字を表示した結果、縦方向でマズい字並びを生み出すこともある。おそらく、フィーチャーフォンでのメールなんかでもしょっちゅう起こっていたことなのだろうが。

 漢字仮名交じり文と言うのは縦横OKと、アルファベットと較べて筆記法の自由度が高い。加えて横書きのブログがまとまって出版された際には縦書きになってるなんて当たり前で、出版する側は縦横なんかおそらく気にしていないし、読む側も特に意識することなく読む向きを切り替えられる。文字認識などのプログラミングをやったことのある人間なら、文字の並びの向きが2つあるだけで処理が一気に面倒くさくなることは直ぐに分かる。何気に人間の脳ってのは凄いものだと思う。

 いわゆる「エヴァ文字」、実際は日本映画などで一時期良くやられていたタイポグラフィーの一種、は縦横混在も有りと「ほとんど抵抗なく読める」けどかなり特殊な表記法だ。「等幅」表示が不自然とはならないという漢字仮名交じり文の特徴に加え、カナ文字に較べて漢字をやや大きく表記するというスタイルが元々有ることもあって、よっぽど文字サイズがばらつかない限りはさらりと読めてしまうし、座りの良いデザイン自体はさして難しくない。

 基本、漢字の書き順(とされているもの)は左上→右下向きなので、横書きといっても左から右が日本語としては自然だ。ちなみに、戦前の写真などで時々「右から左の横書き風の日本語表示」を見ることがある。小学生のころに調べて得られた結論は「それらは横書きではない」だった。あれは、縦書きで一文字ごとに改行しているということなのだそうだ。

2014/09/16

想定外と言えば・・・

STAP細胞騒動である。うっかりすると北朝鮮日本人拉致事件の方が先に解決しちゃったりするかも知れん、というグダグダぶりである。知り合いに理学部生物学科や農学部の出身者がいれば、如何にも嘘っぽいことが分かるというレベルの話なのに、未だ結論が出ないと言うのはこの世には本当に変な世界があるものだ。

 2chまとめかどこかで同様の記述を読んだ気もするのだが、当初報道されていたSTAP細胞製作法を聞いた時にまず思ったのは、「濃縮オレンジジュースを良い塩梅に薄めて飲めば、失った消化器系が再生される可能性がある」ということだった。如何にも胡散臭い。

 もしやに備えて「特定遺伝子発現促進成分添加オレンジジュース(医薬外品)」 の特許を取っとくべきだろうか?

2014/09/15

河野洋平氏ほか、国家招致について思うこと

 今回は完全に主観。河野氏の国会招致に対して自民党がおよび腰との報道を受けてのエントリです。私なりの「察しとお思いやり」の発動方法ですが、当然ながら「意図的な劇場化」も図ります。

 まず、私にとっての「河野談合」、もとい「河野談話」の認識(事実+想像)は下記の通り。
  • 「河野談合」における「広義の強制性」への言及は「政治決断」 であった。
  • 「政治決断」の目的は「河野談話」における「謝罪の対象を拡大」し、最後の「謝罪」とすることを意図していた。
  • 韓国・金泳三大統領(当時)は「河野談話」を評価し、「これで未来志向の韓日関係が推進できる」旨の発言もした。
  • 「謝罪した以上賠償も必要」とばかりに「謝罪」と「賠償」を結びつける「特定の勢力」が現れた。
  • 「特定の勢力」の登場により、「政治決断」と「謝罪の対象の拡大」が悪用される事態となった。ここで「政治決断」の目的たる「最後の謝罪」は達成できなくなった。
  • 韓の国政府及び世論、国内の一部報道機関も「特定の勢力」の主張に追従し、「政治決断」は完全に裏目に出ることとなった。

上記の認識に基づけば、「劇場化」によりあぶり出すべきは下記の点。
  • 「河野談話」は「政治決断」であり、本来は「最後の謝罪」 を実現するものであった。従って、その意図するところに立脚すれば「河野談話」自体は間違いではない。
  • 「河野談話」に関わる今日的な問題の本質は、「河野談話」に込められた意図(思いやり)を逆手にとって、「賠償」要求へとの関連付けを図った「特定の勢力」及び「追従者達」の存在にある。
  • 河野洋平氏を売国奴などと呼ぶ風潮もあるが、当時の「政治決断」の意図の明確化とともに河野洋平氏の立ち位置も明示化すべきである。必要があれば明示的な名誉回復も考慮すべきである。ただし、河野氏は「特定の勢力」の登場以降に「それは違う」という声を何故挙げなかったのか、という点については語る必要がある。
  • 「特定の勢力」及び「追従者達」を文字通り特定しなければならない。本丸は実はこちらの方である。

 さすれば、河野洋平氏をはじめとする国会招致の落とし所、一種のシナリオは下記の通り。
 
 まず、以下を明示化する。
  • 「河野談話」作成過程の検証結果の再確認、国内承知の徹底
  • 「河野談話」における「政治決断」の当時の状況下における妥当性
  • 「河野談話」に対する韓国大統領の評価内容の国内外承知の徹底
  • 「河野談話」に端を発する今日的問題が「政治決断」と基本的に無関係であったことの国内外承知の徹底。強調すべきは、「特定の勢力」の登場がなければ「河野談話」は日韓ともに有益な「外交的成功」たり得たこと、及び今日的問題の責任を河野洋平氏に単純に帰すべきではないこと。 
  • 国内問題は国内で解決するものとして、他国の内政干渉は一切受け付けないこと。
  • 特に詐欺行為、虚偽報道には立件も含めて法的に対処する用意があること。法的措置の対象者が外国籍である場合は国外退去措置も辞さないこと。

 次いで本丸。
  • 国内「特定の勢力」及び国内「追従者達」の文字通りの特定と国内周知徹底
  • 国内「特定の勢力」及び国内「追従者達」の国会招致 

 さぁ、「未来志向の日韓関係の推進を損ねた責任」を本来取るべき存在を明らかにしようじゃないの。「日韓共通の敵(あはは)」を特定しようじゃないの。河野洋平氏の現在の態度は状況を悪化させているだけにしか思えない。もし自分に非が無いと信じるなら、このシナリオに乗っちゃくれませんかねぇ。

2014/09/06

「座卓の盾作戦(乙号)」発動

 対ゴキブリ殲滅作戦「座卓の嵐作戦」は順調に成果を挙げているが、いつかは本拠を攻めなければならない。しかしながら「クレンダスゥ侵攻作戦」で犯した人類の失敗を鑑みれば、暫くはアラクニド、もといゴキブリに関する情報の収集と分析に時間を割くことも必要である。

 意図的な特定地域のみでの外科的掃討後の新個体の出没タイミングや新個体の大きさ、出没地域やフンの分布などのインテリジェンスを総合して判断した結果、昨夜ついに敵根拠地を特定したとの確信を得るに至った。私のアパートの部屋の洗面所シンク下付近はあくまで前線基地、本拠はアパートの隣室にある。

 この分析結果を踏まえ、本日13:00(日本時間)をもって「座卓の盾作戦(乙号)」を新たに発動した。なお、新ピケットライン(洗面所-キッチン境界)を越えて居間にまで侵入した個体は従来通り外科的な殲滅対象とするが、新ピケットラインを越えない個体、特に大型個体に対しては暫くの間、外科的な殲滅対象とはしないこととした。

 本作戦の主眼はあくまで本拠地(繁殖地)の殲滅であり、手段は固定式化学薬物兵器(キンチョー・コンバット)の隣室との接続経路がある洗面所シンク下及び新ピケットライン端部(壁面隣接部、ドア隙間あり)への配置とした。当該固定式化学薬物兵器の使用は初めての経験だが、調達価格が格安類似品の約12倍と極めて高いことから、相応の効果が得られるものと確信している。

2014/08/30

「コード分析」という手法

 おそらく変わっていないとは思うが、私が学んでいたころの四年制大学は「教養課程」と「専門課程」に分かれていた。専門課程とは文字通り専門教育を受ける課程であり、例えば工学部機械科ならば他の学科と共通の講義や機械科独自の講義を受けることになる。他方、教養課程は学生の所属学科に依らずにどの講義でも受講できる。教養課程を終えるためにはまず総取得単位数が一定の値を越えていなければならいが、所属学科が指定した「必修科目」の単位も取得(つまり合格)しなければならない。私の出身大学は当時「教養課程専門のキャンパス」があったため、教養課程は1年半で終えなければならなかった。パスできなければ、いわゆる留年となる。

 大抵の留年生はの留年理由は総取得単位数である。サークル活動にどっぷりだとか、ただ学校に行かないだとか、理由は色々あろうが意外にそれらのバリエーションは少ない。かく言う私も留年しかけたのだが、学生課の職員に指摘されたように理由は特殊だった。総取得単位数はほぼ2倍でクリアなのだが、「必修科目」の取得単位数が教養課程修了規定数ぎりぎりだったのだ。私は工学部に合格したが、教養課程ではほとんどを文系科目の受講で過した。東洋近代史とかが大好物だったのである。

 と、ここまでが長い前書き。

 そんな文系科目の中で私が受講した「倫理学」の講義がとても面白かった、と言うか、「あぁ、そんなものが世の中にあるのか!」と目からウロコだったと言った方がおそらく正確だ。

 題して「昔話のコード分析」である。

 ここで言う「コード」とは、私が良く使う「規範」の意味である。倫理学におけるコード分析であるから、分析結果として得られるコードとは「倫理規範」或いは「道徳」と言い換えても良い。「道徳」と考えてもらって実のところ全く問題ない。それは「やっていいこと」や「やってはいけないこと」の境界が何処にあるか、境界を越えるとどういうことが起り得るか、ということを考えるという意味では同じである。続きを読むと分かるが、いわゆる「教訓話」は分析対象とはならない。それは概して「教訓自体」が具体的に物語中で明示されるからである。

 さて、分析対象たる昔話とは如何なるものか、文字通りの解釈で良い。例えば「さるかに合戦」、「泣いた赤鬼」、「一寸法師」、「はなさかじいさん」、「つるの恩返し」などなどだ。先にぶっちゃけておくと、「昔話のコード分析」が果たして学問的なアプローチと言えるかは心もとない。一種の文芸批評手法とも被るのだが、そのいい加減さというか恣意性というか、本質的に客観性を担保できない特性というかは、筒井康隆氏の「文学部唯野教授」を読破するまでもなく理解できる。つまり、分析で得られた結果を「一個人の解釈」から「客観的な、一般的な解釈」にするための道筋を分析手法自体が内在していなからである。

 「昔話のコード分析」とは、昔話の中に「埋め込まれた」日本人が時を経て引き継いできたコード(倫理規範、道徳規範)を抽出しようという試みである。ここで「埋め込まれた」をわざわざ括弧付きとしたのは、コード分析を適用する時点でそれが仮定、或いは暗黙の事実として取り扱われるからである(絶対埋め込まれている、というスタンスを採る)。別の言い方をすれば、「コード分析」自体が適用時に既に破綻している可能性は暗黙のうちに排除されているのである。で、なぜその可能性を排除できると見做すかというと、「昔話がさしたるバリエーションの分岐も経ずにほぼそのまま語り継がれるのは、物語自体がその物語構造を維持させるべく何らかの機能を有しているためである」と解釈できるからである。そして更に踏み込んで、その機能が「日本人としての倫理規範や道徳規範を伝えること」にあるからであるという解釈をする。真面目に考えたところで「卵が先か、鶏が先か」になるだけなので、ここは「ふ~ん」と流してもらってかまわない。

 ざっくりと例を挙げよう。昔話「つるの恩返し」では、妻が猟師である夫に「私が機を織っている間は部屋を決して覗かないでください」 と念を押す。しかし好奇心に負けた猟師は部屋を覗いてしまい、美しい妻の正体が鶴であることを知ってしまう。正体が知られたことを悟った妻は鶴に姿を変えて猟師のもとを去る。まぁ、ストーリーの一部をこういうつまみ方をした段階で既に恣意的ではあるのだが、これらのストーリーの流れから抽出できる「道徳」とは如何なるものか、と考えるのがこのコード分析である。

 「親しき仲にも礼儀あり?」、ちょっとくくりが大きすぎるかもしれない。「夫婦の間に隠し事があったとしても、それが悪意に基づくものとは限らない」?、「例え夫婦の間でも約束は守らなければならない」?、そんなところだろうか。そう、ただそれだけの話なのである。とても学問とは思えない。かくの如く、「昔話のコード分析」自体に意味があるのかないのかさっぱり見えてこない。が、その枠組みと言うか考え方自体は繰り返しになるが面白い。

 トールキンは「英国における神話の不在」を嘆いて「指輪物語」を執筆したという。ここで神話とは「創生神話」といったものではなく、特定の文化圏で「共有される」物語である。物語の共有は所属する文化圏の境界を明確にするとともに、内容によっては「道徳規範」の共有という機能も果たすだろう。もしあなたが「つるの恩返し」と類似した約束を他者としたとしよう。あなたはどう振る舞うだろうか?さらにあなたが「つるの恩返し」という昔話を知っている場合と知らない場合に振る舞いが変わる可能性はあるだろうか?もしあなたの振る舞いに「つるの恩返し」のストーリーを知っていることが影響がするなら、「つるの恩返し」という昔話は何らかの機能を持っていることになる。また影響があるならば、物語の共有は振る舞いや価値判断の共有手段ともなり得るということまでは言っても良いと思う。

 「昔話のコード分析」の洗礼を受けた後、様々な文化圏の神話や伝承譚の比較が格段に面白くなった。 また高校生のころに徹底的に読み込んだケルト神話の再解釈、さらにはクトゥルー神話群の作家による題材の選び方の違いにも合点がいくようになった。一つのキーは、どのような死に方をしたくないと作家自身が考えているかという点だ。化けて出る方法や理由は、調べてみるとと文化圏によってかなり違うことが分かる。共有機能を果たしているものは、民間伝承であったり、神話であったり、宗教の教えであったり様々だ。これにシンボル分析を加えれば更に面白くなる。例えば「ひとつ目、赤い肌の怪物」のシンボル的解釈は、欧州と日本で共通する部分が多い。ヒントは製鉄技術だ。

 大風呂敷を広げると、テロ組織ISIS(イラク、シリアのイスラム国)が米国ジャーナリストの処刑になぜあのような方法を「選んだ」のか、そして米国やそのほかの国々がどのように反応し「得る」かが多少なりとも推定できるようになる。 スンニ派ムスリムの少なくとも一部は殺されるにしても「首を刈られる」ことを望まないだろう、彼らの世界観に従えば天国に行けなくなるからだ。相手の文化を理解し、背後に存在する価値観を踏まえなければ、ただでさえ強烈なメッセージに込められた言外の、文化依存のメッセージは見逃してしまう。それは逆のパターン、真に友好を求めようとする場合も同様だ。自衛隊の海外活動時の相手側文化へのリスペクトを見るにつけその思いは強くなるし、日本人の持つ文化はそういう研究と実践を尊ぶ側面をも持っていると思う。共有の仕組みができればこれはとてつもない強みだ。相手側文化に則った振る舞いは言葉が通じなくても直ぐにそれと分かるものだ。

 最後に再び物語の持つ機能に話を戻そう。

 「正義と悪という概念は相対的である」

アニメ「ザンボット3」の物語を共有する日本人なら納得できるでしょ?

p.s.

 厳密に昔話の分析をしようとするなら、その物語の別バージョンとの相違点や類似点、時間的な変遷も追っておく必要があることが今だからこそ分かる。全てのバージョンに共通し、時間を経ても変わらない部分は、何か別の変わらなかったものを反映している筈だ。それが「道徳規範」かどうかはまた別の話だけどね。 

p.s.2

 「かまってチャン」をあしらうのは「無視」に限る、という 分析結果は今まさに・・・

2014/08/26

つ ねつ造乙

 今流行りの「アイスバケツ」、サムスン電子のスマホGalaxy S5でもやったとか。で、今や世界の笑い者になっているようです。
 「アイスバケツ」前後で画面表示が違う、合成だな、という指摘ですね。壊れたんなら出さなきゃ良いのに、っつーか完全に意味不明。

2014/08/21

侵入者を殲滅せよ!

 今住んでいるアパートには新築で入った。新築の良さは何と言っても「ゴキブリが居ない」ことである(訳有り物件の可能性が低い事ももちろん重要、学生時代にエライ目にあったからね)。実際、7年以上ゴキブリを見ることはなかった。が、約1ヶ月前についに現れた。おそらく隣室への入居者の荷物とともに侵入したものと思われる。

 基本、虫とは言え殺生はしない主義なのだが、如何せん相手の挙動が自由過ぎる、勝手に俺(座卓生活者)の身体に登るな。そしてついに繁殖の揺るぎない証拠が確認された。

 という訳で既に発動していた封鎖作戦「座卓の盾」を破棄、昨晩から化学兵器「ハンドソープ」を主兵装とする非接触大規模殲滅作戦「座卓の嵐」の発動を決定した。守りから攻めへの方針転換である。「砂漠」→「座卓」と、作戦名が地口としてイマイチなのがつくづく残念ではあるのだが。

 昨晩は封鎖作戦「座卓の盾」で追い込みに成功した大物を浴室(ユニットバスなので入口、排気口、排水口以外に開口部なし)で殲滅、今晩は小物達の挙動を10分ほど観察して洗濯機脇の本拠(空の卵のある場所)を急襲、十匹以上の小物を一気に殲滅した。残念ながら一、二匹逃したが、明後日にはブービートラップ(ゴキブリホイホイの類ね)を設置する予定である。

2014/08/02

なぜカギ括弧を使うのか。

 今回は久々に私信。

 友人よりメールあり、「文章にカギ括弧(”「」”)が多いんだが」とのこと。

 う~んそれはですねぇ、日本語の文章力が無いからです。一応、”「」”には英語で言うところの”the”の機能を持たせてます。つまり、単語を囲む場合は、その単語が指す対象と文章中で先に出てきた同一の単語が指す対象とが同一であるという意味を込めてます。また必要に応じてカギ括弧内の単語や文章の説明を早い段階で示しておきます。これは英語で言うところの関係代名詞の機能を代替するような使い方です。日本語の文法自体にそれらの機能が無いのは、英語を読み慣れてくると結構きついのです。英米の哲学書とかは、案外日本語翻訳版の方がページ数が多く、読みにくい印象があります。英語では"the"を付ければ済むところを、結構真面目に日本語化すると文章が長くなることが避けられないのでしょう。

って、感じかなぁ。

 結構、時制も難しい。日本語は時制の表現区別が少ない言語に入るかと思います、なんたって米語よりも少ない。工学分野では実際にそれに起因する無用な言語表現の複雑さがあります。要は、規格や標準の策定のひとつの障害となっているということです。複数の人が英訳したら、人によって作業の実施順が変わってしまったという笑えない話もありました。片や、宗教からの要求もあって古代マヤ言語の時制表現の区別は実に細かい、理解するのも一苦労、日本語を使って考えては対処不可能な訳ですから。正直ビビりますよ。

2014/07/30

本日の戦犯旗アゲイン

 ちょいと纏めておきましょう。そもそも「戦犯旗の定義」をきっちり説明できた人は未だにいない模様なのだが、ホントにそういうことでいいんですか?こんな低レベルのことすら事大、ですか?

これは戦犯旗らしい。
これも戦犯旗らしい。韓国でもヒット!
これも戦犯旗らしい。
これも戦犯旗らしい。ゴルフバッグにしか見えんが。
これも戦犯旗らしい。韓国国内の公園。
これは戦犯旗ではないらしい。
戦前に散々戦争をあおった新聞社の社旗に似てる気もするが。
 これも戦犯旗じゃないらしい。
さすがに戦略爆撃機は怖いの?
 これも戦犯旗じゃないらしい。 ホント、○○なの?
これも戦犯旗じゃないらしい。
統一うんたらはローマカソリックから見れば異教より憎い異端ではないか?

 これも戦犯旗じゃないらしい。
まぁあの指導者の間はおとなしくしておいた方が良いかもね。
これは・・・えーと、うーと、 写真撮影時は戦犯旗じゃなかったけど、
ネットに写真がアップロードされてからは戦犯旗認定らしい。
撮影場所はソウルの地下鉄車両内らしく、写っているのは十中八九韓国人。
ガタイが良い人が使ってると周囲の人は戦犯旗認定しないらしい。

2014/07/29

某都知事の件は・・・:追伸

職場の雑談中にとある人がいきなり

国際政治コメディアン

なる発言、「この人が?!」って感じで凄く意外な展開。

色んな人を怒らせてるなぁ・・・

2014/07/26

某都知事の件は・・・

 隣国の大統領と会談した某都知事の件は、色々と憶測を呼ばざるを得ないのは確か。報道内容からは、根拠無く嘘まがいのことがさらっと言える人間であることが良く伝わって来る。隣国大統領と直接会談できるなんて、中共指導者並みだわね、すごいな~(棒)

 さて、憶測飛び交う中、当ブログ主も食料買い出しの車中で色々考えてみた。別に根拠がある訳じゃないから当たるも八卦、当たらぬも八卦。
  1. 隣国のガス抜き及び観測気球
     一国の大統領が一介の地方自治体(ただし、隣国の経済規模は地方自治体と同等か地方自治体の方がむしろ上)の知事と会談するかどうか、会談した場合にどういう会談内容となるか、隣国世論がどう動くか、などを測るための観測気球の可能性。更に畳みかけると、国内マスコミの報道内容及び姿勢、都民世論及び反応、国民世論の反応、都議会議員の反応、公安マター組織の反応が確認できることになる。水面下を含む北朝鮮、中共の反応の有無、内容も重要だ。
     報道から分かる範囲では、隣国大統領の発言内容には何らの新規性も変化もない。これには二側面あって、①反日姿勢の維持と歩み寄る意思の欠如は明らか、という側面と、②新しい対日カードが無い公算大、という側面だ。会談内容、特に大統領側の発言内容は分析が必要だ。ただし、我々一般人が分析するには、日本のマスコミが大統領側の発言内容を歪めていないことが前提となる。
     このような観測気球であった場合、都知事自身が内閣に協力しているか、単に煽られて駒として使われたかで、意味合いに大きな差が出てくる。後者の場合には都知事自身も観測対象ということになり、2に繋がる。前者の場合は大した役者ということになるのだが、TV画面越しに見た限りはそういう器ではなさそうだ。
  2. 都知事と都民や国民に多段階の踏み絵をせまったヤツらがいる
     都知事が「隣国へ行くな」と誰にも言われなかったからといって、「行ってもいいよ」とか「行くべきだ」と言われているのと同じ訳ではない。「行くんだったら総理のメッセージを口伝えして頂戴」と言われたからっていっても同様だ。
     下手をすると、如何にも日本人的な「阿吽の呼吸」が試された可能性すらある。通じなければ日本人的感性に欠けるということだ。もちろん、それは善悪や良否とは無関係な話だ。だが、相手のそれらの有無を知ることができれば、接する態度も相手に合わせて変えるのが良識ある大人というものだ。個人的な心証を書けば、梯子外しどころかそもそも梯子を掛けてくれた人間もいない感じ、当人が勝手に登ったという文脈でしか捉えられないだろう。
     つまり、「行くか、行かないか」「行かせるか、止めるか」が第一の踏み絵。次いで「隣国の知事や大統領との会談で何を約束し、どういう発言をするか」「それらを許すか」が第二の踏み絵。おそらく「やっていいことや言っていいこと及びそれらの逆」の指示を政府や内閣から受けている公算は低いから、それらは都知事自身の意思であり、ひいては有権者の投票行動結果となる。故に、第三の踏み絵は都民有権者の目の前に今まさに置かれている・・・「今隣国に行って嘘ついたり変な約束したらどうなるか」。
  3. 都知事及び都知事支持勢力潰しを望むヤツらがいる
     2とも被るが、自らが表に出ることなく、あわよくば有権者による都知事及び都知事支持勢力潰しを、と考えているヤツらがいる。「いやぁ~民意には逆らえませんなぁ」は何時だってちゃぶ台返しも可能とする錦の御旗だ。我々有権者は特定勢力に利用される可能性も念頭に行動を選択しなければならない、が、大人の都合ってやつに利用されちゃうって手もある。
  4. 1~3のうちならどう転がって良いや、結果を見てから色々具体的に動こう、と考えているヤツらがいる
     まぁ、隣国マスコミはメッセージを誤読し、米国も渋々ながらも日本の外交努力(のフリ?)を認めざるを得ないだろうから、どう転がろうが政府、内閣への影響はほぼ皆無だ。が、1かどうかは別にしても観測気球としての役割は十分に果たしたようなので、内閣改造や今後の自治体の首長選には影響が出るかもしれない。切られるのは、良い人間ではあるのだがポスト都知事訪○時代に適応できなかった鈍感な者、○○や××であろう。

2014/07/24

ウクライナ情勢、EUの足並みの乱れ

 ウクライナ、ロシアに対するEU(欧州連合)の足並みの乱れがTVなどで報道されている。足並みの乱れの原因のひとつはフランスの対ロシア姿勢で、ロシアから受注した強襲揚陸艦の輸出を控えていることが大きいとのことだ。強襲揚陸艦の件は知っていたのでここまでは完全に予想通りの展開で、特に新しい事項ではない。この辺りは実利を押し出して憚らない如何にもフランスっぽい姿勢と言えよう。

 個人的に興味があるのは実はドイツの姿勢なのだが、そのあたりの情報はまだ入手できていない。なぜドイツを気にするかというと、概して紛争地域の宗教、宗派によって態度がまるっきり違うからだ。ウクライナはキリスト教でも東方正教会が強いが、ドイツはローマ・カトリックが強い。宗教的観点からは、おそらくドイツはこの紛争に「興味が無い」。しかし、過去エントリでも触れているように、ドイツの発電源にロシア発、ウクライナ経由の天然ガスの占める割合は依然として高い。従って、ドイツはロシアを気遣って余り目立たないように振る舞っている可能性が高いと見ている。

 かつてのボスニア・ヘルチェゴビナ紛争にはNATO(北大西洋条約機構)が介入したが、この紛争はイスラム教、ローマ・カトリック及び正教会の対立という側面も持っている。この点も踏まえれば、NATO介入の意味合いも違って見えてこよう。NATOとして結束して事にあたっていても、参加国の思惑や背景にある動機は異なっていて当たり前だ。そこには「人道上の理由」などのナイーブかつ曖昧な要素は、良い意味でイギリスなどを除けば、意外に含まれていないように見える。

 経済規模及び産業構造、軍事、人口比/民族比及び規模、宗教、地政学的地理などなど、諸々のファクターを踏まえないと紛争に関して迂闊なことは口にできない、してはいけない。本日の某報道番組内での古○氏のコメントは以前にも増して最悪、何も知らないことを良い事に薄っぺらい言葉を並べるだけで、リアリティ(適切な現状認識)が全く感じられない。

 これはあくまで私見だが、イギリスの有様から冷徹で時に場当たり的なリアリズムを差し引くと、一見ナイーブかつ能天気なお花畑状態が現れる。中東諸国の国境線、現在のパレスチナ問題の原因、一度は示したナチスドイツへの融和的な態度など例には困らない。古○氏の有様はリアリティを伴わないが故に本質的に満開のお花畑、一見したイギリスの有様のようだ。紛争の原因を作ることはあっても、紛争解決には全く役に立たない。本来持ち得る力を言葉に付与する資格も力も全く感じられない。言葉を殺し、全てを他人事として語るだけだ。イギリスやアメリカが時に「良心的」に振る舞えるのは、リアリティに裏付けられた損得勘定ができるが故である。

 古○氏の2時間のしゃべりよりも、1秒にも満たないイギリスのイエス/ノー、ドイツのヤー/ナイン、ロシアのダー/ニエットの方が含む内容が遥かに大きいことは明らかだ・・・と書いてしまったところでイギリス、ドイツ、ロシアに心からの謝罪の言葉を贈ります。

 「あんなのと較べて御免なさい」

2014/07/19

T-50ってさ

"T-50 Golden Eagle"とは韓国国産超音速ジェット練習機である!
最高速度はマッハ1.4、音速の1.4倍ですよ!
  ぱっと見、T-38とF-16のちゃんぽん、新しい様な古い様な微妙な外観。ジェット練習機としては実績のある競合相手が既にある訳で、当初見込んでいた海外セールスには苦労しているようです。

 不幸にして世界の趨勢は「ジェット練習機に超音速飛行能力は不要」なんですよ。マーケティング的にははっきり言って大失敗。

 ちなみに、日本では三菱T-2(既に退役)で国産超音速練習機(エンジンは残念、米国製ライセンス生産品)は打ち止め。現役のジェット練習機は最高速度マッハ0.9程度ですがエンジン含めて純国産の川崎T-4となってます。 エンジンも2機搭載で、故障で1機止まっても大丈夫。

 畳みかけると、T-50の開発開始が1992年ごろに対してT-4は1982年ご・・・あ、開発開始段階で世界の趨勢から外れていた、顧客が望めないことが約束されていたと言い切っても問題ないでしょう

 で、ちょっと改造すると攻撃機にもできますよ、攻撃機バージョンもありまっせって事なのだが、こちらもセールスはきつそう。

 まず、単発(エンジン1機)なのが致命的、近接地上支援任務なんかに従事したら個人携帯対空ミサイルのいい的で、かつ命中してエンジンが破損すれば即墜落です。小型攻撃機の購入をお考えの方にはこちらではなく、スホーイSu-25を強くお勧めします。エンジンは2機で、現在のバージョンならエンジンの間にチタン装甲板がもれなくついてくるので、個人携帯対空ミサイルぐらいならエンジン被害は1機のみに抑えることができます。コクピット周囲もチタン製装甲が設けられています。パイロットの生存率、帰還率の高さはアフガニスタンで既に実証済みですし。

 これは完全に詰んでますな。ですが、話はこれで終わりではないんですよ。

 公表されているT-50の生産分担の実に55%が米国ロッキード・マーティン社、つまり話半分にしても韓国国産とは言えないのが実態、海外輸出できても売り上げの半分以上が韓国国外に行くんだそうです。 更に追い打ちは続きます。赤字に苦しむ韓国政府はなんと、T-50に輸入関税を遡及的に(過去に遡って)課すに至り、「国産」練習機は一転、晴れて「輸入品」と国から認定されました(ソース元失念)。

 という訳で、現在のT-50の立ち位置は「国産と呼びたい人は国産と呼び、輸入品と呼びたい人は輸入品と呼ぶ」という韓国にありがちなものとなっています。いわゆる平壌運転状態、蝙蝠なのは外交だけじゃないということですね。

 はぁ、これで終わり・・・ではないのが「Kの法則」の凄いところ

 知ってる人は知っている、今T-50と言えば世界的にはスホーイPAK-FA以外はあり得ません。ステルス、アジャイル(高機動)、ヴァーサタイル(多用途)の三拍子が程良くミックスされた機体、という評価がほぼ固まりつつあるようですね。
  お後が宜しいようで。

 (画像ソースはともにWikipedia)


追記:2014/07/20

 実はそれでもまだ終っていなかった!なんとタイムリーな!な!

 中国XINHUA.JP記事、「米軍が100億ドルを拠出して韓国の戦闘機350機を購入する計画―韓国紙」。信じるか信じないかは(以下略)。
中国紙・環球時報は18日、「韓国メディア、『米軍が100億ドルを拠出して韓国の戦闘機350機を購入する計画』」と題した記事を掲載した。

18 日付の韓国紙・釜山日報は、韓国が独自開発・生産したTA-50戦闘機を米海軍が導入する計画だと報じた。韓国航空宇宙産業(KAI)が18日に明かした ところによると、導入計画を主導する米空軍チームが17日午前、韓国空軍第16戦闘航空団を訪れ、韓国国産戦闘機TA-50を実際に体験し、性能を確認し た。

15日には米空軍が派遣したチームが韓国防衛事業庁、第16戦闘航空団、空軍軍需司令部を相次いで訪れ、T-50戦闘機の飛行訓練の成果を考察、運行費用などを確認した。韓国側はT-50戦闘機の優れた性能と先進的な装備を紹介した。

TA-50 はT-50を基に韓国が独自に開発・製造した強撃機。韓国KAIによると、米空軍がTA-50戦闘機を導入した場合、韓国に100億ドルの経済効果がもた らされる。米国は現在使用中のT-38C戦闘機の後継として、韓国の国産機を350機導入する計画だと記事は伝えている。

2014/03/30

半島統一!?:遺憾ですとも流究極ファンタジー

 職場の喫煙所でのバカ話に過ぎないファンタジーですから、それも究極の。

前章
  • 張成沢氏などの粛清により、北朝鮮政府と中共との非公式外交ルート切断
  • 韓国政府、中共と接近
  • 中共外交、リアリティを完全に失う(韓国化)
  • 在韓米軍の撤退開始、米軍から韓国軍への戦時統制権委譲準備中
  • 米日露、韓国政府に強い不信感
  • 中露国境で中国人のロシア領への移動が急増
  • 北朝鮮政府の日本への接近
  • 横田基地-平壌空港間で米航空機の往来活発化
  • 日露関係が良い方向で深化し、ロシアが日本の脅威とはなくなる

2015年某月某日
1日目
  • 北朝鮮人民軍陸軍の南下が確認されるが、北朝鮮政府は沈黙
  • 韓国軍、(残っている)在韓米軍に警戒態勢発令
2日目
  • 北朝鮮政府は依然沈黙
  • 韓国軍「珍島犬1号」発令、一部陸軍部隊の北上開始
  • 米国、日本などの各国政府、現地国民の避難準備開始
  • 米国海軍、空母打撃軍の東シナ海展開開始
3日目
  • 北朝鮮人民軍陸軍の大規模南下、中距離ミサイルの発射準備が米国などに確認されるが、北朝鮮政府は依然沈黙
  • 在韓米軍、在日米軍による在韓米国人、日本人などの外国人避難開始。仁川及び金海空港-横田基地及び福岡空港間に避難航路確立
  • 人民解放軍陸軍の中朝国境移動、ロシア陸軍の中露国境への移動本格化
  • 国連安全保障会議緊急開催、対北朝鮮非難決議
4日目
  • 韓国内の外国人の避難がほぼ完了、在韓米軍仁川空港周辺に展開完了
  • 北朝鮮から平壌での会談要請、韓国代表団及び駐韓米国大使平壌入り準備開始
  • 中共政府、北朝鮮政府に対話呼びかけ、が、無視される
  • 軍事境界線南北で双方の部隊展開が完了
  • 国連安全保障会議、対北朝鮮制裁を議論
  • 平壌で軍事クーデター、人民軍が実権掌握
5日目
  • 韓国代表団及び駐韓米国大使が米軍機で平壌入りするが、迎賓館で軟禁状態に
  • 韓国で戒厳令・夜間外出禁止令発令、憲法停止、戒厳司令部発足。夕刻よりソウル内に戒厳軍の展開開始
  • 地下トンネルを通って韓国軍装備偽装北朝鮮軍約2,000名が深夜にソウルに侵入
  • 主要政府機関、報道機関の警備にあたっていた戒厳軍に戒厳司令部から軍事境界線付近への移動命令発令、警護任務を別部隊(偽装北朝鮮軍)に引き継ぎ
6日目
  • 未明、戒厳軍司令部が「新維新体制確立」と「南北再休戦」を宣言、韓国全軍に交戦禁止命令
  • 平壌周辺及び北部の北朝鮮人民軍の中朝国境への大規模移動開始
  • 正午、韓国軍・北朝鮮軍による統合軍令部発足を宣言、在韓米軍に休戦監視を依頼、中共に「国境侵犯に対しては断固たる処置をとる」旨通告
  • 一部韓国陸軍と在韓米軍で小競り合い頻発
  • 米国国務長官を中心とする米国外交団、空母打撃軍から仁川空港入り
  • 午後、日露などの外交団、仁川空港入り、夕刻に平壌向け発
  • 中朝国境で中共人民解放軍と北朝鮮人民軍間で小競り合い
  • トンネルよりソウルに侵入した北朝鮮人民軍約10,000人、仁川空港付近に展開中の在韓米軍に合流
  • 国連安全保障会議、米英露代表出席せず機能不全状態
7日目
  • 未明、北朝鮮中距離弾道ミサイルを1発発射、中露国境のロシア側に着弾、弾頭はダミー、飛距離は北京まで相当
  • 中共人民解放軍、全軍に交戦禁止命令
  • 正午、北朝鮮政府、韓国新維新政府共同で朝鮮半島統一を宣言、併せて米露日などとの国交正常化のための基本条約が午前中に締結されたことも公表
  • 正午過ぎ、関連国が統一朝鮮国家の公表内容を認める声明を公表
  • 国連安全保障会議、米英露代表から状況説明
10日目
  • 在韓米軍の一部が北朝鮮人民軍とともに北上、中朝国境展開本格開始
  • 露強襲揚陸艦北朝鮮着、米海軍の上空援護の下で陸上部隊展開開始
  • 統一朝鮮政府、ソウルに公式発足
12日目
  • 統一朝鮮政府が朝鮮半島非核化宣言
  • 日本外交団ソウル入り、拉致問題解決などの交渉本格化
結果
  • 朝鮮半島統一国家成立、死傷者200名以下、民間人死者は自殺のみ
  • 新維新政府軍政開始、経済状況を考慮しつつ6~10年後の民主制移行を宣言
  • 日米、対中共の緩衝地域確保
  • 中共内政情さらに不安定化、民主化運動・分離独立運動激化
  • 米、朝鮮半島非核化達成、統一政府との国交正常化、リアリティに基づく統一国家経済への支援開始
  • 日、拉致問題完全解決、統一政府との国交正常化、リアリティに基づく統一国家経済への支援開始
  • 露、旧北朝鮮地域内に不凍港確保(貸与)、リアリティに基づくエネルギー支援など開始、天然ガスパイプラインがプサンまで到達
  • 環太平洋防衛機構発足

2013/08/06

1ネタ10分でできる間違ったDAWの使い方3題

 いつものように職場の喫煙室で同僚とバカ話、「MADムービー」の「MAD」って何?という話になる。帰宅後ググッてみたところ、昔の同人テープ、通称「キ×ガイテープ」が語源だとか。間違っても「相互確証破壊」ではないですよ。

 あれま、「Crazy」じゃないのね、と思うと同時に、かつて自分が「キ×ガイテープ」の作り手だったことを思い出した。オーディオカセットテープを切り貼りするとか、オープンデッキ3台に1本のオーディオテープを通して再生時間差を作るとか、しかも時間差をデッキ相互の距離で調整したとか、出来たものより作り方の方がよっぽどマッドな感じがしないでもない。ましてやオープンデッキを担いで街中を歩く中学生なんてまずいない。

 当時もアニメ由来ネタは多くて、TVから録音したオープニング曲やエンディング曲を良く素材にしたものだ。師匠筋の人間はいなかったので、作成方法は自分で考えなきゃならなかった。先行作品を聞くに、初心者がまず身につけるべきテクニックは次の二つだろうとの結論に当時至ったものだ。
  • 曲が始まったと思わせておいて終わせる、つまり曲の中間部を抜く。
  • 第1コーラスの歌詞を部分的に第2、第3コーラスの歌詞に置き換える、つまり曲の中間部を入れ換える。
で、土曜日にふと思ったのは、「当時一晩かければ作れたようなものなら、今のDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)アプリで10分あれば作れるのでは?」。作れましたよ、あっさり。

2013/07/13

"dg++"という表記を普及させたい。

 当事者にとっては迷惑なのだろうけど、アクセスログを信じる限りはさしてアクセス数もなく、インターネットにおいては太平洋の水分子1個にも満たないような存在のブログなんだから、このくらいのバカ話は良かろうと。

 以下は、食料買い出しのため2km程の距離をドライブ中に頭をかすめたもの。発端は、「米国人による自分の名前の発音が余りに凄すぎる」から「発音専用のアルファベット綴りを用意するならどう綴ろうか」である。ちなみにハングル文字、古代マヤ文字(構造はハングルに極めて似ている。まぁ使うことは無いが)、さらにヒエログリフ(これも使うことは無いだろうが)での綴りは確定させている。

 パスポートなどで用いるヘボン式(ヘップバーン式)ローマ字表記が、英語の発音とはほぼ無関係であることは海外旅行経験者ならご存知の通り。自分の実名をヘボン式で表記すると"a"だらけなのだが、これを「ア」と発音してくれる米国人はこれまでの人生において皆無である。じゃあどうなるかというと、「エイ」とか「アイ」となる。例えば"Nagata"なんてのは「ネェイゲェイテェ」みたいになる。そんな調子だから、発音されても自分の名前どころか、日本人の名字とも思えない。語感が「イエティ―」みたいで、まるでUMA(未確認生物)扱いされてるような気分にすらなる。

 加えてオーストラリア英語話者の私の名前の発音は、英語ダメダメな私ですら十分に区別できるぐらいまた違ったものになる。

 知り合いで英語ペラペラの日本人男性から聞いた話だが、夫婦でオーストラリア旅行中に旅行案内所で「××行きのバスは何時出るのか?」と窓口で尋ねたところ、「とても軽い。」との返事が返ってきてきょとんするしかなかったというのだ。ちなみにその知り合いの奥さんも日本人なのだが、英語ペラペラどころか米国の学校で「英語の教師」をしていたことがある程の人なのだ。

 種を明かせば、窓口の返事は"It's too late."、「(最終便は出てしまって)もう遅いですよ。」だったのだが、"late(遅い)"を「ライト」と発音されたので"light(軽い)"と夫婦共に解釈してしまったということ、ここでも"a"の発音が胆なのだ。個人的に大好きなミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」の主人公イライザもロンドン訛りの"a"の発音を矯正される。"take"は「タイク」→「テイク」といった具合で、劇中でクリアすべき課題として与えられるセンテンス"The rain in Spain stays mainly in the plain.(スペインでは雨は主に平野に降る)"も"a"だらけである。

 結局、「"u"を上手く使うしかないか…」というのが現時点での解、「"nut(ナット)"のナ、"gut(ガット)"のガ…」といった具合。でも、これもモンティ・パイソンズ・フライイング・サーカスのスケッチみたいでなんとも。

 で、ここからが本題。人間の脳というのは意識的に考えている事と微妙にズレた事も無意識に処理しているものだ。個人的にはその辺りを楽しんでいるし、いわゆる「(天から)突然降って来る」感覚の原因はそんなものだろうと考えている。

 さて、すっかり視聴が習慣化してしまった「CBCラジオ×U-strip夜用スーパー『電磁マシマシ』」のパーソナリティ佐野電磁氏は、"sanodg(サノディージ―)"という名義をソロアルバムなどで用いている。"a"の問題故、「西濃(セイノー)運輸の関連会社?」みたいな「西濃DG」と発音されるリスクはあるのだが、"dg"は「電磁」や「デジタル」に掛っていると思われ上手いなぁと純粋に感心していたのだ。で、そのような背景の下、ドライブ中に突如「天から降ってきた」のが

 "dg++"

である。是非、

 「電磁増々(でんじましまし)」

と読んで頂きたい。

 "dg++"でググっても、現時点ではダイレクトにヒットするページはないよ!

2013/06/11

ギガバイ子ちゃんってのがいたよね。

 職場の喫煙室でバカ話。

 昔、PCクラスタを職場で組んだ際、Gigabyte社製マザーボードを使った。グラフィックチップにはオンボードのIntel Graphicsを使ったのだが、まだLinuxのどのディストリビューションもドライバをサポートしていなくて苦労した…という話をしていたらふと思い出したのが…

「昔、ギガバイ子ちゃんってのがいたよね?」

と。で、帰宅後に早速ググッてみて分かったことは、私が知っているギガバイ子ちゃんは「新ギガバイ子ちゃん」であること、「旧ギガバイ子ちゃん」もいたということだ。

 残念ながらギガバイ子ちゃんはもう使われていないが、ニュースサイトのアーカイブから拾った新旧のギガバイ子ちゃんの画像を転載しておこう。

 二人ともデザインはるかぽん(瑠沢るか)さんだ。
旧ギガバイ子ちゃん (C)るかぽん

新ギガバイ子ちゃん (C)るかぽん

 ちなみにグラフィックスドライバ問題は、Intelのウェブサイトの奥底から非公式のソースコードをサルベージ、configure一発で解決した。OpenPBSとかMauiとかの設定ファイルを嬉々としてviで書きまくってたなんて、まだ若かったのな、オレ。

2013/06/05

ウルトラホーク1号発進できず。

 冬木透氏によるウルトラセブンの音楽はそりゃもう最高で、当然iTunesのライブラリに加えてある。ちなみに音源はアナログレコードだ。サッカー日本代表のブラジルワールドカップ出場決定を見届けた後、ふと聞きたくなって今まさに聞いている。

 で、曲名を何気に眺めていて、突如重大なことに気付いて愕然としてしまった。

 ウルトラホーク1号の発進シーケンスでは、なんかもっともらしく英語のアナウンスが使われている。分かる人はすぐ分かるだろうけど、「フォース・ゲート・オープン!」で始まるなんかカッコいい一連のアレだ。私の持っているウルトラセブンのアルバムには、SEとしてウルトラホーク1号の発進シーケンスの全ての英語アナウンスが入っている。タイトルは「ウルトラホーク発進(SE Forth Gate Open!)」である。

 ……………………ん?!

 中学で英語を習って以降、実は「フォース・ゲート・オープン!」はずっと"Fourth gate open!"だと思っていたのだ。"Forth(前へ)"ではなく"Fourth(4番目の)"である。

 まぁ、"Fourth gate open!"でも厳密には翻訳不能なのだが、"(The) Fourth gate (will) open!"とか、"(The) Fourth gate (is about to) open!"とか補えばなんとか文脈上の解釈は可能だ。しかし、"Forth gate open!"ではそれすらも不可能なのだ。 "Forth(前へ)"は副詞なので"gate(ゲート)"を修飾することはない、むむぅ。

 聖なる牛!

 我々の世代の中学英語なら、"(A) Front gate (will) open!"または"Open the front gate!"という辺りが本当のところなのではないかな。山手線とか乗ってると、"Car's doors on the left side will open.(左側のドアが開きます。)"って感じの英語アナウンスが聞こえるよね?うろ覚えで申し訳ないのだが。

2013/05/29

シナプスの爆発をキャッチせよ!の巻

 今回は、本ブログのエントリの中でも屈指の下らなさを保証しよう。

 佐野電磁さんのラジオ番組「電磁マシマシ」のエンディングテーマ曲であるところの「Dear Radio」をその一部を聞いただけでiTunesですかさず購入しちゃったよ、と言うのは以前のエントリに書いた通り。曲単位で購入ができること、CDという実体を部屋に持ち込まなくても済むことなどがiTunesの利点だが、他方、映画の字幕と並ぶ日本の良き伝統と言える実体物「歌詞カード」は入手できない。

 文部省唱歌ですら聞き違えをやってしまう「空耳」な私としては、「Dear Radio」の歌詞の聞き取りが難事業となるのは至極まっとうな流れ。とはいえ、標準語を解する今を生きる日本人としては、「歌詞聞き取りに挫折しました。」と白旗を上げるというのも悔しい話。かつて「言語破壊者」とまで呼ばれ、友人間だけで通じる造語を大増産していた言葉にこだわりのある人間としては、歌詞は充分に味わう価値のある言葉の連なりなのである。

 ちなみに、もしエロ同人誌を指す言葉としてかつて使われていた「面妖本」という表現の発祥が1985年ごろの福岡、かつ、某大学のアニ研ならば、最初に使用したのは私ということになりますよ。なお、私はアニ研に属したことはありません。

 おっと軌道修正。

 さて、件の歌詞の聞き取りは予想通り難航し、何回聞いても2か所がどうもしっくりこない。要はどう考えても「空耳」としか思えないのだ。具体的には下記のような具合だ。
  • 「約束はいつも言えない」「約束はいつも見えない」
  • 「心を素通り」「心を素通し」「心をスローに」「心をスローリー」
前後の文脈を参照するまでもなく変な日本語であることは明らかだ。という訳で、ここ一週間ほどは聞き取りに全く進展なく、D-wave社の量子コンピューティングチップ(量子アニーリング手法のハードウェア実装)の仕組みの調査や査読の段階で既に話題となっている素数に関する論文の情報収集もうっちゃってただただ悩むという日々が続いていたのだ。

 「空耳」の結果に発想が縛られていることが、聞き取りの進展を妨げている原因の一つであることは明らかだ。それ以外にも不要な予備知識や思い込みにより発想が制限されている可能性もある。このような場合は意図的に自分の思考過程の「タガ」を外すしかない。幸いにして本日は出張だったので、帰りの列車の乗車時間である約1時間半をそれに当てることとした。

 今回の具体的な手順は下記の通りだ。仕事でアイディアが行き詰ったときの発想転換に良く使っている手法の応用である。

 まず、背景情報を整理する。ここで重要なのは、整理すべきは事実のみとし、「空耳」の結果の如き事実とは無関係な情報は意図的に排除することである。整理した具体的な事実は下記の3点だ。
  • 件のラジオ番組の終了時刻(11:30、イレブン・サーティ)は歌詞に織り込まれている。
  • 件のラジオ番組の開始時刻は午後9:00である。
  • 件のラジオ番組はUSTでライブ配信されている。
賢明な方なら、「約束は…」に続く言葉が番組開始時間だろうと推定できるだろう。当然私もそう考えたが、如何せん「空耳」結果の呪縛は強く、答えに行きつけなかった。ここでは「推定」は発想の自由度を制限する要因でしかなく、排除すべき対象なのである。また整理した情報は「言葉」のままではなく、「概念」へと落とし込む。この辺りはなかなか他人には分かってもらえないプロセスである。

 次いで、おもむろにiPodで楽曲をリピート再生し、ただ無心に「閃き」、或いは「シナプスの爆発」を待つ。再生5回目ぐらいまではつい言葉を聞きにいってしまったが、やがて「聞こえたものに対する自分の脳の反応」が感じられるようになってくる。爆発はリピート10回目ほどで立て続けに起こった。「悟り」の瞬間、と言っても良いかもしれない。結果は以下の通りだ。
  • 約束はいつもPM9:00(ピーエムナーイ(ン))
  • 心をstreaming(ストリーミン(グ))
これら結果を得るために経た思考過程はもちろん不明だ。また、これらすらも新たな「空耳」に過ぎず、正解ではない可能性も残る。だが、そもそもの「空耳」結果に較べればはるかに納得がいく。

 「PM9:00」が実は曲者だ。一般的な、或いは英語での使用方法は「9:00PM」だからだ。このような知識は「PM9:00」という聞き取りを明らかに阻害する。実際、「PM」→「11PM」→「明日は東京、日本テレビ。」という連想がデフォルトとして刷り込まれているのが60年代生まれの悲しさだ。

 今回は本当にどうでも良い話でしたね。