2013/06/05

ウルトラホーク1号発進できず。

 冬木透氏によるウルトラセブンの音楽はそりゃもう最高で、当然iTunesのライブラリに加えてある。ちなみに音源はアナログレコードだ。サッカー日本代表のブラジルワールドカップ出場決定を見届けた後、ふと聞きたくなって今まさに聞いている。

 で、曲名を何気に眺めていて、突如重大なことに気付いて愕然としてしまった。

 ウルトラホーク1号の発進シーケンスでは、なんかもっともらしく英語のアナウンスが使われている。分かる人はすぐ分かるだろうけど、「フォース・ゲート・オープン!」で始まるなんかカッコいい一連のアレだ。私の持っているウルトラセブンのアルバムには、SEとしてウルトラホーク1号の発進シーケンスの全ての英語アナウンスが入っている。タイトルは「ウルトラホーク発進(SE Forth Gate Open!)」である。

 ……………………ん?!

 中学で英語を習って以降、実は「フォース・ゲート・オープン!」はずっと"Fourth gate open!"だと思っていたのだ。"Forth(前へ)"ではなく"Fourth(4番目の)"である。

 まぁ、"Fourth gate open!"でも厳密には翻訳不能なのだが、"(The) Fourth gate (will) open!"とか、"(The) Fourth gate (is about to) open!"とか補えばなんとか文脈上の解釈は可能だ。しかし、"Forth gate open!"ではそれすらも不可能なのだ。 "Forth(前へ)"は副詞なので"gate(ゲート)"を修飾することはない、むむぅ。

 聖なる牛!

 我々の世代の中学英語なら、"(A) Front gate (will) open!"または"Open the front gate!"という辺りが本当のところなのではないかな。山手線とか乗ってると、"Car's doors on the left side will open.(左側のドアが開きます。)"って感じの英語アナウンスが聞こえるよね?うろ覚えで申し訳ないのだが。

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