2020/02/22

続々・某YouTube動画の再生数急増

 私のYouTube動画「SDF Macross - VF-1A Rig Test」の再生数爆増(とその後の減少)についての最終報告です。関連過去エントリは以下。
以前のエントリで予想した通り、3週間(21日)でほぼ状況は終了しました。2/20までの4週間(28日)のチャンネルアナリシスのサマリ(まとめ)は以下の通りです。
Subscriber数(登録者数)は約+155%、Views(再生数)とWatch time(再生時間)は+999%以上と、異常な状態だったことが分かります。なお、昨年夏ごろのチャンネル収益化に必要な条件は登録者数1,000以上、再生時間4,000時間/年とのことなので、意味の無い比較ではありますが、Subscriber数はやや及ばず、再生時間は1年で必要な分以上を4週間で稼いだことになります。

 次いで、件の動画のみの再生数の2/20までの28日間の変化です。
再生数は2/1から急増、ピークは2/4で、その後は基本的に緩やかに減少しています。この再生数の99.6%がYouTube内での再生、99.4%が再生ページのリファレンス元がYouTube内の別ページです。つまりこの再生数の変化の原因は、実質的にYouTube内だけにあると言えます。

 下図は、同動画のImpression数(インプレッション数)の変化です。Impressionとは「YouTubeが動画のサムネイルを表示した回数」であり、ほぼRecommended数(あなたにおすすめの数)となります。 
インプレッション数の変化と再生数の変化との一致がかなり良いことが分かります。両者の変化の微妙な差は、下図のClick-through rate(クリック率)の変化で説明できます。
クリック率は「表示したサムネイルのうちクリックされた割合」であり、2/1以降のインプレッション数の増加とともに徐々に1/3程度まで減少しています。「再生数≒インプレッション数×クリック率」なので、インプレッション数の変化と再生数の変化に微妙な差が出てしまった訳です。またクリック率の低下は「『無駄なあなたにおすすめ』の割合の増加」を意味するので、「あなたにおすすめ」の機能(所謂Recommendエンジン)は、無駄を減らせるようにおすすめ先や数を調整した筈です。

 起きたことは単純です。YouTubeで「あなたにおすすめ」された数が4日間だけ激増、その後ゆっくり減少したため、再生数もその変化にほぼ沿って増減したというだけのことです。1年前には20回/日の動画の再生数が約60,000回/日まで増えました。実に3,000倍です。「あなたにおすすめ」された数の増加から減少へのトレンドの変化には、クリック率の低下が影響している可能性はあるかと思います。

 では「あなたにおすすめ」の急増の原因は何でしょうか?残念ながら入手できるデータからは事実上何も分かりません。ただ、急増までの1年間(2019/2/1~20201/2/1)の件の動画の統計データを見ていると、ちょっと気になるところがありました。まず再生数です。
 10月中旬から11月中旬の約1ヵ月間の間に緩やかなピークがあります。また再生数の微妙な増加は1月中旬から見られます。次いでインプレッション数です。
 増減の特徴は再生数と同じです。特に変なところは見られません。では最後にクリック率です。変動(ギザギザ)の幅が大きいのは、分母のインプレッション数が少ないことが原因です。
ここで、この1ヵ月とは違う特性が見て取れます。インプレッション数が増えると、クリック率も増えているのです!どうやらこの時期、「あなたにおすすめ」は効率の良いおすすめ先、つまり件の動画への興味が高いユーザーのグループでも見つけたようです。

 そこで、見つけたグループと興味の方向性が近そうな、しかし規模が数千倍大きいグループにも件の動画を「おすすめ」してみたら・・・というのが今回の急激な動画再生数変化に対する私の仮説です。さて!

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