2013/04/13

近況、再び。

 薬に助けられているとはいえ、最近体調も良いし頭も良く回る。1日12時間業務のペースをここ2週間維持している。要は病気を患う前のペースにかなり戻りつつあるということだが、ポイントは現在進めている解析技術開発の内容と進捗具合にある。

 ここで「業務」と書かないことには意味があって、実は個人的なプロジェクトだ。もちろん技術が完成した暁には間違いなく会社の役に立つ。しかし、誰も2~3年でそんな技術が確立されるなんて思っていないから、「それをやれ」などと言う人間はもとより開発費(ほぼ人件費)を出そうなんて人間もいない(ただし是非やるべきだと私を信じてくれている上司は居る)。でも必要だということを信じて疑っていないのだ。ここ3日間でちょっとした技術的ブレークスルーをモノにできた感触が得られている。

 個人プロジェクトは本来業務の合間を見つけて進めることになる。このような個人プロジェクトの進め方を私の職場では「アンダー・ザ・テーブル」と呼ぶ。なぜ「ザ(the)」なのかは不明だが、言い得て妙かとも思う。

 開発中の技術は、私が現在の職場を選んだ理由、すなわち「やりたかったこと」そのものである。だから楽しくて仕方ないし、ここ20年間で自分が得た知識を総動員している。ブレークスルーを確信した瞬間の喜びは真剣故に大きい。技術屋の特権である。

 病気は辛い。でも、病気になって課長をクビにならなかったらこの個人プロジェクトを立ち上げる暇もなかったろうことは明らかだ。来月からは本来業務に集中する必要がある。今月中にどこまで進められるか、何気に正念場なのである。

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