2014/05/17

アジアワッチ、十三度:安定の本質外しっぷり

 ネタは尽きないのだが、ある意味あの国の典型的なリアクション、安定の「本質外し」ネタを一つ。

 Hankyoreh Japanの記事から「[旅客船沈没 大惨事] 韓国‘小中高 水泳授業 義務化’推進」。Hankyorehは北朝鮮寄りとの話も聞くが、まぁ事実報道なら無問題。

 もうタイトルだけでお腹一杯。

 そこに手を付けるってことは、国内の旅客船の安全再検査、ライフジャケットや救命ボートなどの全数再検査、旅客船運航会社の安全査察、国内法の見直しなどは済んでるんでしょうね?ね?ね?安全対策予算の大部分が学校へのプール建設費とか、そんなことにはならないんですよね?ね?ね?

 人間関係では「まず他者へのリスペクトを忘れず、他者からリスペクトされるに足る言行を」、
 スポーツなら「まずフェアプレーを」、
 債務者なら「まず債務返済を」。


 本質を外させたら元日本国総理の○×や△並みですなぁ。あぁ、この点は日本国民として今でも恥しい。

アジアワッチ、十二度:コリア駄目だ、終っチャイナ、補足


 一昨日の韓国の為替介入(疑惑)で1ドル約1022ウォンから約1028ウォンまでウォン安がいったん進行しましたが、これを書いている時点で1024.2ウォン、1日半で為替介入(疑惑)の効果の半分以上が失われたことになります。半年くらい前には「1ドル1060ウォンまでならウォン高を許容できるだけの体力が韓国にはある」と言われていましたが、それが本当ならば現在の相場は完全に危険水域ですねぇ。

 建設中のビルが20度も傾いたとか、KTX(韓国高速鉄道)が線路上で故障して停止したとか、人命が関わらない限りはそんなこと小さい小さい。

 国民総資産の半分以上が不動産だなんて、不動産バブルが弾けない限りは無問題。

 IMF(国際通貨基金)の銀行ストレステスト結果の公開を拒絶してるとか米国に言われたようですが、どうせ公開されたって何も変わりませんよ、公開されない時点で結果はおのずと明らかですから。隠せば隠すほど姑息さのみが目立ってむしろマイナスですよ、これはマジで。

 ちなみに「ビッグマック価格をベースにすると、1ドル900ウォンぐらいが妥当」と友人が教えてくれましたが、実際のところどうなんでしょ。

 一方、中共はというと、フィリピン、台湾、マレーシアに続いてヴェトナムでもエラいことに。ヴェトナムでは死者も出ており迂闊なことは書けませんが、打つ手打つ手が裏目に出ているのか、それともそういう感性がないのか、このような展開の予測もできなかったのか、以前にも書いた通り現在の中国の言行には狡猾さの欠片も感じられません。指導部の指導が駄目なのか、指導部が指導力を失っているのか、いずれにしても次の動きが予測できません。

 中共に関しては、実はシンガポールの動きを現在ワッチ中。経済への華僑の影響力が大きいせいか、シンガポールは時折中共寄りの驚くような振る舞いをすることがあるんでね。

2014/05/16

アジアワッチ、十二度:コリア駄目だ、終っチャイナ、

とか、定番のオヤジギャグが使えるのはオヤジの特権。どうもここんとこ忙しいので、今回は触りだけ。

 韓国の迷走具合が半端無い。もはや「放韓」のつもりだったがどこまで行ってもレベルが想定外。今の爆笑問題の一万倍は笑えるけど、後味も千倍くらい悪い。

 対ドルウォン高の流れは依然衰えず、昨日も韓国の為替介入が疑われている。午後一番に5ウォン以上のウォン安が進行したからだ。ウォン高圧力要因はいくつかあるが、輸出が好調との報道もその一つだ。ただし、輸出額増加の要因のひとつが「ASEAN諸国などの海外製造品の輸出額も含めた」というのが呆れる。これじゃあ韓国の正確な経済状況なんか分からないし、わざわざウォン高誘導するような(粉飾)情報を流すというのは本当にちぐはぐだ。まぁ、ウォン買いしてる人なんてのはそんな事は納得ずくの筈、完全に遊ばれてるんじゃないですかねぇ。ウォンが上がっても下がっても損をするって負のスパイラルにハメら…

 ホント、××ですか?

 他の要因としては外貨準備額の増大による信用上昇だ。が、ドル準備額が増えるのは、為替介入でウォンを売った結果としてドルが入って来るかららしい。つまりウォン安誘導のための為替介入という行為が、ウォン高誘導要因となっているということだ。まぁ、ウォン買いしてる人なんてのはそんな事は納得ずくの筈、完全に遊ばれてるんじゃないですかねぇ。ウォンが上がっても下がっても損をするって負のスパイラルにハメられ…

 まさか、底抜けの××ですか?

 ちなみに外貨準備額の増大が自国通貨高要因となっているのは人民元も同じ、なんともはや。

 フン族のアッティラが朝鮮系だとか、日本文化のオリジナルは朝鮮系渡来人とか、ファンタジーのシーリング無しエスカレート具合も半端無い。

 が、世界に覇を競ったり、他国に文化を輸出したような人々の子孫が、一度は身につけた筈の木を同じように曲げる技術を失ったり(木樽が作れない。一品物の一輪車が限界)、いったんは確立した貨幣経済を捨てて物々交換経済に移行したり、国王がハングル作ってみたり使用を禁止してみたりしたせいで結局日本人学者に標準化されたりローマ字表記法を作られたりしかもそれを今でも使っていたり、国宝建築物の補修と称してコピーどころか劣化版しか作れず…はては倫理的、霊的に生まれ変わりなさいとまで言われる始末。

 「霊的に生まれ変わりなさい」って、このまま突っ走ってると霊長類返上待った無しですよ、論理的帰結として。文化、文明は時代とともに進化、深化、発展するなんて歴史観を完全否定、マルクスを否定したいのなら是非どうぞ。最近は「○○無罪」、「○○有理」な「万年文化大革命」状態じゃないかって気がしてきましたが、さて、「文化大革命」の起源はもしや!

 やっぱり、天元突破級の××ですか?

 「事大主義」って言葉の意味、知ってますか?

 「進化論」を否定しますか?

 それはさておき、私なら、何かが欲しい時にはそれらを持ってる人と仲良くしますけどね。あ、大統領が実は親日なんて報道が今日…

 さすがに「親日罪」が何か…の意味も分からず他人を吊るしあげてるんだろうなぁ…

2014/05/10

アジアワッチ、十一度。

 韓国・ポスコでガス爆発事故があったらしい。驚くべきは「事故のもみ消しが図られた形跡がある」こと、人的被害も出てるらしいのに…。ボルト1本の落下ですら基本的に許さない企業風土の中に居る身としては、もみ消しなんてもはや人の所業に非ず。
「リキテンシュタインの作品群はアートだが、ウォーホルの作品群はあくまでポップアートという限定的な枠内」という私の感性だと、これはパロディ雑誌"MAD"のコラージュ未満。笑えもしないなんて、ホントに存在価値が無い。いじっても意味が無いところしかいじらないなんて、センスの無い証拠。背景右側も左側といっしょの大自然状態のままだと多少笑えるんだけどね。

 権威のある誰か、全力で諭してやってくれ…逆切れしたら殴っていいから。

フィアット「ツインエアエンジン」インプレッション- 春の燃費はどうですか

 うちのFIAT 500だが、気温の上昇とともに燃費向上が著しい。良いんじゃない?

 冬場は15.7km/?だったが、気温が10℃を越え始めた辺りから燃料メータの下がり具合が目に見えて減少、走行距離と給油量から求めた直近320kmの平均燃費は18.0km/?と、以前に乗っていたNuova Panda FIRE1.2のレベルにかなり肉薄してきた。通勤用途で街中しか走っておらず、かつ軽い渋滞にも巻き込まれている状況下では悪い数字じゃないだろう。

 燃費向上にはスタート&ストップ機能の寄与が大きそうだ。冬場は「なぜここで止める?」「なぜここで止めない?」とちぐはぐ感がかなりあったが、気温が10℃を越える辺りから納得できる動作となった。ジャム(スタートしない)発生はまだちょっと怖いけどね。

 運転条件は以下の通り。
  • 停止を前提とした減速時以外はDualogicは完全にマニュアルモード
  • エアコン未使用
  • エコモード未使用
  • 通勤距離は方道約8km、往路のみ軽い渋滞(平均時速約17km/h)あり
  • 10%程度の上り下り多数あり

FIAT 500L - GODZILLA - TV Commercial

 FIAT 500Lってどうですか、という辺りは置いといて、今度のゴジラの姿がトレーラーよりも良く分かります。肩から腕にかけての造形は「大アマゾンの半魚人(ギルマン)」を思わせちゃうなぁ…微妙。

アジアワッチ、十度。

 今日は東京出張。上野駅でふとホームに目を配ると、環状線用のホームに京浜東北線の列車が入っていることに気づいて愕然とした。知ってる人は直ぐ分かると思うけど、環状線は「緑」、京浜東北線は「青」、車体のラインからホーム番号の背景まで統一した色が使われている。「緑」のホームに「青」の列車が停車している光景は配色だけでも十分にちぐはぐだ。

 原因は東京駅での京浜東北線の事故で、一部区間ではあるけれど「京浜東北線の列車を環状線用の線路を使って運用していた」のだ。「JRすげー!」とか、普通に感心してしまいましたよ。

 片や中央日報の記事、「事故が相次ぐ韓国…今度は首都圏電車が300メートル逆走」にはもうタイトルだけでお腹一杯。

 ホント、笑えない話には事欠かないね。

2014/05/09

アジアワッチ、九度。

 なんか底の浅い言い訳(普通は「嘘」と言う)させたら天下逸品ですな。

 朝鮮日報の記事、「戦闘機がミサイル誤射、韓国空軍に隠蔽疑惑」がネガティブ方向で衝撃的。

 「離陸中のF-4戦闘機からサイドワインダーミサイルが滑走路に落ちた」なんてのが最初の報道だったのだが、サイドワインダーミサイルの搭載方法はレール式だし、ケーブルだって繋がってる筈。素人目にだって「そりゃねぇだろ」という全く説得力のない話で、フタを開けてみれば「やっぱり」と何の捻りもない有様。

 あ、「回路のショート」も底の浅い言い訳だったりして…。

アルバム「イエロー・マジック・オーケストラ」と言えば、

米国版と国内盤がある。私がCDで最初に入手したのは米国版で、そのころは国内版のCDはまだ流通していなかったんじゃなかろうか。いずれにしても25年ほど昔のことだ。

 私は別にYMOファンではないので、国内版はiTunesで購入したのが初めてで、さして聞き込むこともしてこなかった。が、昨日の出張の移動中に米国版と国内版を「分析的」に聴き比べてみて、余りの違いに(やっと)驚いた次第。ファンなら常識なんだろうけどさ。

 とにかく米国版が「如何に分かり易いミックスとなっている」かが良く分かった。「アフター・サーヴィス」に収録されているライブ音源の分かり易さはおそらく米国版譲りなのだろう。ここで言う「分かり易さ」とは、①リズムが取り易い、②余分な音が無い、の2点に尽きる。

 例えば国内版の「東風」には、左端に「エッジの立っていないスクラッチノイズ」みたいな音が入っている。アタックが弱いせいで、この音に気を取られるとリズムが分からなくなってくる。米国版にはこの音は無い。「マッドピエロ」も国内版はちょっとリズムが変態的だ。おそらく特定の音に利かせているディレイ成分の音量が大きく、またドラム音のアタックもけっこう鈍いので、これまたリズムが分からなくなってくる。

 国内版ってのは「高尚」っていうのではなくて「ひねくれてる」って感じの毒入り品、米国版は「ひねくれ感」という「毒」を薄皮を剥くように取り除いたもの、むしろ国内版で隠されていた本性がむき出しにされたもの、じゃないかなという感じ。国内版はシャイな訳だ。

 国内版は、もう格好良いどころかむしろダサいぐらいで、本来のYMOの方向性ってそうだったのかもな、などと思わせるところがある。まぁ、「東風」なんて改めて真面目に聞くと色々と発見があるものだ。米国版では冒頭にドンカマがクロストークで入っちゃってる、みたいな話では無くて、構成とかにね。

2014/05/08

検索ワードラウンドアップ:その6+東風/YMOカバーのスタブ

 久々のアクセス解析:検索ワードラウンドアップ。ちょっとしたシンクロ感というか、タイムリーだったので。で、おやと思った検索キーワードは…

 ソフトシンセは2?3本あれば十分だろ?

 う~ん、これは色々と悩ましい。自分の環境から言うと、ソフトシンセ(サンプラーは除く)は以下の3つで確かにやりたいことはほぼカバーできる。
  • 音色作り用:Cakewalk Z3TA+2
     元々Cakewalk PsynIIが「音色作り用」だったのだが、開発も終了し、OSの64bit環境移行後に使えなくなったことも受け、Z3TA+2への完全移行を決断して購入した。ちなみにPsynIIは、これまた開発が終了した初期のDAW、Cakewalk Project5の添付ソフトシンセだった。「決断した」とか大げさに思うかもしれないけれど、「欲しい音が明確な」場合に「その音が作れる」ソフトシンセを持っておくことは「音色作り好き」にとっては重要で、新しいソフトシンセを使うということは「一から音色作り手順を勉強する」覚悟が要る。
     音色作りのフローの分かり易さとエフェクトを使わなければCPU負荷が低いのがZ3TA+2の魅力だ。欠点は、最初のとっつきにくさと、音色作りの観点から肝心なことがマニュアルに一切書かれていないこと(操作方法しか書かれていない。ある意味致命的かも)。
  • ベース用:NI Razor または NI REAKTOR(自作シンセ)
     ベース音はRazorで仮音を取り敢えず設定し、必要に応じてREAKTOR上に組んである物理モデリング音源かZ3TA+2で作った音に後で差し替えるのがよくあるパターンだ。Razorで一から音を作ることはしないけど、プリセット音のバリエーションは着々と増えている。
     Safe Bass機能がなければ実は貧相なソフトシンセという気がしないでもないが、実用性と言う観点からはSafe Bass機能は無敵だ。またボコーダーは使い易いし、そのバリエーションが多いのも魅力だ。
  • プリセット、サンプルが豊富:KV331 Synthmaster
     「あの曲のあの音が欲しい」時に便利なソフトシンセ。CPU負荷がもう少し低ければ、「音色作り用」の座をZ3TA+2から奪っていたかも知れない。使用頻度は「3曲中1曲に1音色」ぐらいで、問題なければとっととフリーズやバウンスしてしまう。
     私個人は、「ビンテージシンセ(ハードウェア)をそのままシミュレートしたソフトシンセ」については否定的な立場だ。果たして的確な例えかどうか分からないが、「ミニ(車ね)に乗りたかったんだけど、ミニっぽいデザインの別の車に乗ってます」というのはツマらんだろう、みたいな感じで、「Moogの音が欲しいならMoogを使え」っていう極論が自分の信じるところということ。Synthmasterならば十分にMoogっぽい音やDXシリーズっぽい音は出せる訳で、ならばそれを使い込めばMoogシンセやDXシリーズをシミュレートした別のソフトシンセなんか要らんでしょうということです。
     実際のところ、Synthmasterは個人的にはオーバースペックなぐらいで、音色作りのフローの分かり易さはおそらくZ3TA+2より上。
ちなみに海外のソフトシンセメーカーは年末やらバレンタインやらとにかくセールが多いので、欲しいソフトシンセがある場合はそのメーカーのウェブページをまめにチェックするのが吉。$100ディスカウントとか、半額とか当たり前だったりするからね。
  • サンプラー:Cakewalk D-Pro64bit
     基本的にピアノ、弦楽器音源。以前に使っていたDAW、Cakewalk Sonar X1添付で、Cubase移行後も使っている。
  • サンプラー(ドラム音源):Steinberg Groove Agent SE
     DAW Cubase7.5添付。実際のところ、スネアとかはZ3TA+2で作って書き出したWaveデータに差し替えることが多い。音の差し替えはドラッグ&ドロップで直ぐ出来るので便利。
  • サンプラー:NI KONTAKT
     ドラム音源NI DM-307とSoundironのコーラス系サンプルデータを使うためにインターフェースとの位置付け。
さて、直近の使用例、「東風」のカバーでは下記の方針で落ち着いてます。非常に緻密に組み立てられている楽曲なので、音色数は抑えた方がまとまり易いかなぁ…とか思います。
  • ピアノ:3種類使っている。ピアノまんまな音はD-Pro、他はSoundironのIron Pack1(サンプルパック)をKONTAKTで再生。ちなみにIron Pack1は$1.99(現在は$2.99)で喫茶店のコーヒー1杯よりも安いね。
  • ベース:2種類使っている。Z3TA+2と、REAKTOR & Z3TA+2。
  • ピアノ以外:Z3TA+2の1種類。冒頭の「ぎー」って感じの音やシンセブラスっぽい音は実は同一音色。低めの音程域では「ぎー」となるが、中程度の音程域ではシンセブラスっぽく、高めの音程ではフィルターの特性のせいで音が痩せるためシンセストリングスっぽくなるという我ながら上出来な自作音色ですよ。
  • ドラム:Groove Agent SEのみ。ただし、複数出力チャンネルを用いていて、チャンネル毎にエフェクトのかけ方が全く変えてあります。
はい、ではサンプルです。あくまで最初の暫定仮ミックスですので念のため。ラストの処理はまだ決めてませんし、英語歌詞は聞き取りなので空耳ご容赦くだされ。