「ゆっくり発進+早めのシフトアップ作戦」が功を奏し、直近の約300kmで平均燃費が16.0km/?まで向上した。運転方法を変えて3日、0.1km/?/10kmぐらいの割合で上昇中だ。
結局、オートマチックシフトモードは明らかな停止時しか使わなくなった。もちろんECOモードも一切使わない。通常のオートマチックモードでは比較的早く2速まで落ちるが、基本的にエンブレを使いたい状況だからむしろ願ったり適ったりだ。2気筒エンジンだからエンジン音に較べればエンブレはあまり効くほうじゃない。マニュアルシフトモードで2200回転を超えたらすかさずシフトアップ、トルクが必要ならばすかさずシフトダウン。凹凸が多い道故に、シフトマナーは走り方にダイレクトに現れる。
運転のきびきび感は維持しつつどこまで平均燃費が上げられるか、挑戦はまだまだ続く。取り敢えずの目標は16.8km/?、旧愛車Nuova Panda(2004)での冬場の平均燃費だ。
2013/12/13
2013/12/12
某国の方針転換?
この報道を遺憾と言わずして何と言うべきか。
まぁ実際は方針転換ではなくて、おそらく矛盾だらけの自縄自縛状態に耐えられずの自爆、一部で言うところの「ブーメラン」か。ちょっとでも想像力があればこんな展開は予想できたはずなのだが、その辺りが欠けるっていうか、欠けてるようにしか見えないのが遺憾の極み。
ポイントは大統領個人の話ではないこと、そう、個人の資質の問題ではないのだ。もし本当にそんなことをすれば「親日法」適用確実というのが法治国家における当然の帰結のハズなのだが…ハズだと思う。
底は浅いが根は深い、間も悪いが●も悪いとしか思えないよ…
まぁ実際は方針転換ではなくて、おそらく矛盾だらけの自縄自縛状態に耐えられずの自爆、一部で言うところの「ブーメラン」か。ちょっとでも想像力があればこんな展開は予想できたはずなのだが、その辺りが欠けるっていうか、欠けてるようにしか見えないのが遺憾の極み。
ポイントは大統領個人の話ではないこと、そう、個人の資質の問題ではないのだ。もし本当にそんなことをすれば「親日法」適用確実というのが法治国家における当然の帰結のハズなのだが…ハズだと思う。
底は浅いが根は深い、間も悪いが●も悪いとしか思えないよ…
2013/12/11
球体型 MIDIコントローラ Crystall Ballのプロモーションムービーにチョイうけ
フランスのメーカ"Naonext"の体型 MIDIコントローラ ”Crystall Ball”のプロモーションムービーが結構お気に入りに。
半球部の表面に複数の距離センサが設けられており、手をかざすだけでなく、半球部との距離を変えることでリアルタイムのMIDIパラメータをコントロールできるというもの。どういうところが?と聞かれると困るんだけど、登場人物の顔つきや表情はやっぱりフランスっぽい。まぁ、観てつかぁさい、「”Crystall Ball”が宇宙空間にぽっかり」のカットはパースペクティブとカメラの移動がマッチしていなくて(おそらく作り手の狙い以上に)ダサいですけどね。
ふと思ったのだが、3Dアプリなんかのカメラやキャラクターの動きなどのリアルタイム制御にMIDI通信規格は使えないだろうか。既存のMIDIコントローラが使えるし、3DキャラクタのダンスシーケンスとMIDIメッセージを対応させておけば、パッドでなどで3Dキャラクタのダンスを制御できそう。テンポ情報はMIDIメッセージで送れるから、ダンスシーケンスをトリガーしてシーケンスの速度をバックトラックに合わせることは造作もないハズ。元々踊らせるための機械だもの、と考えれば全く無問題では?
距離センサは回転つまみの代わりと言えばそれまでだが、距離センサ出力の割り当てによっては片手で3個ぐらいまでは独立してパラメータをコントロールできるかもしれない。それぐらいやらないとちょっと宝の持ち腐れっぽい気もする。個人的にはニーズが無いから購入することは無いけれど、一度は触ってみたいMIDIコントローラだ。機能説明はこちら。
半球部の表面に複数の距離センサが設けられており、手をかざすだけでなく、半球部との距離を変えることでリアルタイムのMIDIパラメータをコントロールできるというもの。どういうところが?と聞かれると困るんだけど、登場人物の顔つきや表情はやっぱりフランスっぽい。まぁ、観てつかぁさい、「”Crystall Ball”が宇宙空間にぽっかり」のカットはパースペクティブとカメラの移動がマッチしていなくて(おそらく作り手の狙い以上に)ダサいですけどね。
ふと思ったのだが、3Dアプリなんかのカメラやキャラクターの動きなどのリアルタイム制御にMIDI通信規格は使えないだろうか。既存のMIDIコントローラが使えるし、3DキャラクタのダンスシーケンスとMIDIメッセージを対応させておけば、パッドでなどで3Dキャラクタのダンスを制御できそう。テンポ情報はMIDIメッセージで送れるから、ダンスシーケンスをトリガーしてシーケンスの速度をバックトラックに合わせることは造作もないハズ。元々踊らせるための機械だもの、と考えれば全く無問題では?
距離センサは回転つまみの代わりと言えばそれまでだが、距離センサ出力の割り当てによっては片手で3個ぐらいまでは独立してパラメータをコントロールできるかもしれない。それぐらいやらないとちょっと宝の持ち腐れっぽい気もする。個人的にはニーズが無いから購入することは無いけれど、一度は触ってみたいMIDIコントローラだ。機能説明はこちら。
フィアット「ツインエアエンジン」インプレッション- エコ運転への挑戦編
Twinairエンジンの燃費特性はかなりNuova Panda(2004)の1.2FIREエンジンと違うようだ。FIREエンジンでは、多少回転数が途中で上がっても、とにかくとっととシフトアップしてクルーズする方が燃費が良かった。
対して、Twinairエンジンでは回転数が上がるとてきめんに燃費が下がる。つまり、ゆっくり発進が平均燃費を上げるうえでは吉ということだ。ゆっくり発進+早めのシフトアップで平均燃費はちびちびと上昇し始めた。ECOモードで漠然と運転してはそうはいかず、積極的なマニュアルモードでのシフト操作が必要のようだ。
結局、高めのギアでもトルクが確保できるようにECOモードは使わなくなった。感覚的ではあるが、4速にあと200回転低い状態でシフトアップできれば(車載コンピュータがシフトアップさせてくれない)劇的に平均燃費が向上できるのではないかと思う。このあたりが調整可能かは来月にでもディーラーで聞いてみるつもりだ。
とは言え、Twinairエンジンはとにかく回りたがる、回したくなる、回すと楽しい、楽しいのよ。エコ運転への道はなかなか険しい。
対して、Twinairエンジンでは回転数が上がるとてきめんに燃費が下がる。つまり、ゆっくり発進が平均燃費を上げるうえでは吉ということだ。ゆっくり発進+早めのシフトアップで平均燃費はちびちびと上昇し始めた。ECOモードで漠然と運転してはそうはいかず、積極的なマニュアルモードでのシフト操作が必要のようだ。
結局、高めのギアでもトルクが確保できるようにECOモードは使わなくなった。感覚的ではあるが、4速にあと200回転低い状態でシフトアップできれば(車載コンピュータがシフトアップさせてくれない)劇的に平均燃費が向上できるのではないかと思う。このあたりが調整可能かは来月にでもディーラーで聞いてみるつもりだ。
とは言え、Twinairエンジンはとにかく回りたがる、回したくなる、回すと楽しい、楽しいのよ。エコ運転への道はなかなか険しい。
2013/12/07
中共の防空識別圏設定について思うこと
まずはお断り;
現在の中華人民共和国及び朝鮮半島の歴史を色々調べていくと、「中国=中華人民共和国」とは見做し難いとの思いが強くなった。かといって、「中国=中国共産党の支配地域」と見做すのも多くの民族集団の状況を考えると忍びない。故に、中国という呼称は使用せず、「中国共産党」を短くした「中共」という表現を使用させて頂く。つまり、「中共の意思」は「中華人民共和国の意思」とも「中国共産党の支配地域の意思」とも全く別物ということだ。
さて、
中共にも防空識別圏を設定する権利はある。これは至極真っ当な話であって、中共上層部や中国外務省、人民解放軍高官の「設定する権利に関する」発言に問題はない。問題は、事前通告なしに防空識別圏に他国の航空機が侵入してきた場合の対応についての言及が曖昧すぎることと、他国の領土を防空識別圏に含めてあることである。
前者は如何にも「大国らしからぬ」行動で、「今日的な中華思想に基づく上から目線」の反映とも解釈できるのではないかと思う。ここで言う「上から目線」とは、「国際的な慣例に従わない態度」と「国際的な慣例に従って他国が一歩引いた対応を取ることを『その国の弱み』と解釈する思考法と、その『弱み』を徹底的に叩き続ける姿勢」とも言い換えられる。また、「対応についての言及の曖昧さ」は結構重要だ。もし対応が「準軍事的或いは軍事的な排除行動を取る」ことも含むと解釈すれば、もはやそれは「防空識別圏」ではなく「領空」と見做していることと同義となるためである。
後者は離島の領有権に関わる。某諸島は、60年代の人民日報(中共機関紙)の記事中で明確に日本の領土であると書かれていた。この過去の記述に従えば、例え「防空識別圏」であっても某諸島の上空を含めることは国際慣例上は十分に常軌を逸した行動と言える。合理的な解釈は、「中共は某諸島を中国の領土と考えることとした」ということである。ここで重要なのは、「日本がどう主張しようが関係ない、だって戦犯国の主張だもの」、「国際慣習も関係ないね、だって戦犯国の実行支配地域だもの」、「かつての人民日報の記事は間違い、或いは無かったことにしてね」という点にある。
日本の領土、特に離島の領有権は歴史的経緯がややこしいことが多い。中共、大韓民国ともにサンフランシスコ講和条約には署名しておらず、大韓民国はかつて「李承晩ライン」という軍事境界線を一方的に引いたばかりか、それの廃止後も既得権益的に自国領土として取り扱っている離島がある。
多くの場合、国際法はそれまでの流儀に基づく慣習法だ。
慣習法は決して珍しいものではなく、英国や米国は国内法においても慣習法が主流だ。日本はというと、法体系はいわゆる「大陸法」の考え方に基づいている。ここでの「大陸」とは欧州大陸を指しており、仏国や独国での流儀である。大陸法の考えでは法律は「様々な可能性を考慮した上でできるだけ広い範囲に適用できる」ように作られる。対して慣習法は「社会情勢などの変化に対して柔軟に対応できるように最小限の決まりごと」に落とし込む。英米において裁判所の判例が「法解釈の新たなスタンダード」となるケースが多いのは慣習法故と言える。つまり、どうすべきかが法律で明示化されていない事項は、陪審員の常識と照らしながら裁判所で決めるということである。
故に、米国などが国際慣習法という枠組みに抵抗なく、かつ軽んずることもないのは当然と言える。では、中共はどうか。
「現在においても、中共、韓国の政権交代は王朝交代と捉えた方が理解し易い」という趣旨の文章を読んだことがある。なんとも目からウロコな考え方だ。この辺りは韓国の方が分かり易い。
李承晩は大統領の座を手に入れるや、不正も辞さずにその地位の維持に腐心した形跡がありありだ。王の言うことは絶対であり、国際慣習とは相容れない前述の「李承晩ライン」を臆面もなく引ける。朴正煕はクーデターで政権を掌握、いわゆる「開発独裁」によって国内の近代化を成功させるが、やはりクーデター(「粛軍クーデター」とも呼ばれる)で暗殺される。朴政権下ではKCIA(韓国中央情報局)が悪名を轟かせる。(なお、「開発独裁」体制はかつては評価されていなかったが、最近は「発展途上国のひとつの発展モデル」として条件付きではあるが評価すべきとの論もある。)続く軍人出身の大統領、全斗煥、盧泰愚はそこそこ無難な政権運営には成功するものの、後の政権下で不正資金流用などを理由に裁判を受けることになる。その後の大統領も退任後に裁判の被告席に立たされることが多く、自殺者までも出すに至る。
44年発言などにみられる幼稚園児レベルの反論や某国の反応には論理性の欠如が明らかだ。だがそれらを笑ってはいけない、意図(悪意?)は明確に有るのである。
だから、中共の防空識別圏設定への日本の対応は、徹頭徹尾、客観性や論理性を確保すべきであり、対話すべき相手は中共と韓国(と残念ながら北朝鮮)以外の国々である。
今回の中共の防空識別圏設定は、「事前通告なしに防空識別圏に他国の航空機が侵入してきた場合の対応」の具体的な内容次第では他国の主権侵害、場合によっては宣戦布告とも取れる行動だと思うのだ。これは軍事マターではなく、人民解放軍の能力とは無関係な完全に政治マターだと思うのだ。
現在の中華人民共和国及び朝鮮半島の歴史を色々調べていくと、「中国=中華人民共和国」とは見做し難いとの思いが強くなった。かといって、「中国=中国共産党の支配地域」と見做すのも多くの民族集団の状況を考えると忍びない。故に、中国という呼称は使用せず、「中国共産党」を短くした「中共」という表現を使用させて頂く。つまり、「中共の意思」は「中華人民共和国の意思」とも「中国共産党の支配地域の意思」とも全く別物ということだ。
さて、
中共にも防空識別圏を設定する権利はある。これは至極真っ当な話であって、中共上層部や中国外務省、人民解放軍高官の「設定する権利に関する」発言に問題はない。問題は、事前通告なしに防空識別圏に他国の航空機が侵入してきた場合の対応についての言及が曖昧すぎることと、他国の領土を防空識別圏に含めてあることである。
前者は如何にも「大国らしからぬ」行動で、「今日的な中華思想に基づく上から目線」の反映とも解釈できるのではないかと思う。ここで言う「上から目線」とは、「国際的な慣例に従わない態度」と「国際的な慣例に従って他国が一歩引いた対応を取ることを『その国の弱み』と解釈する思考法と、その『弱み』を徹底的に叩き続ける姿勢」とも言い換えられる。また、「対応についての言及の曖昧さ」は結構重要だ。もし対応が「準軍事的或いは軍事的な排除行動を取る」ことも含むと解釈すれば、もはやそれは「防空識別圏」ではなく「領空」と見做していることと同義となるためである。
後者は離島の領有権に関わる。某諸島は、60年代の人民日報(中共機関紙)の記事中で明確に日本の領土であると書かれていた。この過去の記述に従えば、例え「防空識別圏」であっても某諸島の上空を含めることは国際慣例上は十分に常軌を逸した行動と言える。合理的な解釈は、「中共は某諸島を中国の領土と考えることとした」ということである。ここで重要なのは、「日本がどう主張しようが関係ない、だって戦犯国の主張だもの」、「国際慣習も関係ないね、だって戦犯国の実行支配地域だもの」、「かつての人民日報の記事は間違い、或いは無かったことにしてね」という点にある。
日本の領土、特に離島の領有権は歴史的経緯がややこしいことが多い。中共、大韓民国ともにサンフランシスコ講和条約には署名しておらず、大韓民国はかつて「李承晩ライン」という軍事境界線を一方的に引いたばかりか、それの廃止後も既得権益的に自国領土として取り扱っている離島がある。
多くの場合、国際法はそれまでの流儀に基づく慣習法だ。
慣習法は決して珍しいものではなく、英国や米国は国内法においても慣習法が主流だ。日本はというと、法体系はいわゆる「大陸法」の考え方に基づいている。ここでの「大陸」とは欧州大陸を指しており、仏国や独国での流儀である。大陸法の考えでは法律は「様々な可能性を考慮した上でできるだけ広い範囲に適用できる」ように作られる。対して慣習法は「社会情勢などの変化に対して柔軟に対応できるように最小限の決まりごと」に落とし込む。英米において裁判所の判例が「法解釈の新たなスタンダード」となるケースが多いのは慣習法故と言える。つまり、どうすべきかが法律で明示化されていない事項は、陪審員の常識と照らしながら裁判所で決めるということである。
故に、米国などが国際慣習法という枠組みに抵抗なく、かつ軽んずることもないのは当然と言える。では、中共はどうか。
「現在においても、中共、韓国の政権交代は王朝交代と捉えた方が理解し易い」という趣旨の文章を読んだことがある。なんとも目からウロコな考え方だ。この辺りは韓国の方が分かり易い。
李承晩は大統領の座を手に入れるや、不正も辞さずにその地位の維持に腐心した形跡がありありだ。王の言うことは絶対であり、国際慣習とは相容れない前述の「李承晩ライン」を臆面もなく引ける。朴正煕はクーデターで政権を掌握、いわゆる「開発独裁」によって国内の近代化を成功させるが、やはりクーデター(「粛軍クーデター」とも呼ばれる)で暗殺される。朴政権下ではKCIA(韓国中央情報局)が悪名を轟かせる。(なお、「開発独裁」体制はかつては評価されていなかったが、最近は「発展途上国のひとつの発展モデル」として条件付きではあるが評価すべきとの論もある。)続く軍人出身の大統領、全斗煥、盧泰愚はそこそこ無難な政権運営には成功するものの、後の政権下で不正資金流用などを理由に裁判を受けることになる。その後の大統領も退任後に裁判の被告席に立たされることが多く、自殺者までも出すに至る。
- クーデターによる政権交代は、武力による王朝交代に例えられ得る。旧政権のトップの殺害は旧王朝の王の処刑に相当する。
- 退任後に刑事訴追された大統領経験者が多い。これは、①王は何をやってもいい、王の言うことが法律だと、いう側面と、②新しい王は旧い王を如何様にも扱える、という側面の二方向から見れば驚くに値しない。
更に言うと、新王朝による旧王朝の吊るしあげ、或いは王朝交代には至らないものの王朝内の派閥争いでの敗者の吊るしあげは朝鮮半島の歴史上珍しいことではない。このため、「勝者が敗者を痛めつけるという事態は自然」と捉えがちな文化的コード(「地域慣習」とは言える)を持つことになる。
- 醸成された文化的コードが「吊るしあげの理由が論理的であること」を求めないため、法律、司法制度のみならず行政までもが歪む。
とある法律では戦前に遡ってまで特定の行動を取った人やその子孫から財産を没収する。「その国が成立する前」にまだ遡って適用される法律って果たして有って良いものなのか、その存在自体が異常である。加えて、旧日本陸軍の優秀な将校を父に持つ現大統領の財産が未だ没収されていないのは何故か、その運用は明らかに恣意的である。
韓国の司法が時の政権から独立していないという批判は昔からあり、今だに酷いままである。司法は王には「逆らわない」のだ。「逆らえない」のではないことが切ないまでに恥しい。
44年発言などにみられる幼稚園児レベルの反論や某国の反応には論理性の欠如が明らかだ。だがそれらを笑ってはいけない、意図(悪意?)は明確に有るのである。
だから、中共の防空識別圏設定への日本の対応は、徹頭徹尾、客観性や論理性を確保すべきであり、対話すべき相手は中共と韓国(と残念ながら北朝鮮)以外の国々である。
今回の中共の防空識別圏設定は、「事前通告なしに防空識別圏に他国の航空機が侵入してきた場合の対応」の具体的な内容次第では他国の主権侵害、場合によっては宣戦布告とも取れる行動だと思うのだ。これは軍事マターではなく、人民解放軍の能力とは無関係な完全に政治マターだと思うのだ。
サーブ JAS39 グリペン NG - 一足お先に
SAAB JAS39 Gripen NGのプロモーションムービー。やっぱり敵機は今や戦闘機の能力を測る上での事実上のベンチマーク、Sukhoi Su-27系ですね。
2013/12/06
ユーロファイター - 何者も近づけない
ユーロファイター・タイフーン戦闘機のプロモーションムービーです。現在のキャッチフレーズは「Effective, Proven, Trusted(効果的、実証済、高い信頼性) 」ですが、個人的には昔のキャッチフレーズ「Nothing Comes Close(何者も近づけない)」の方がふてぶてしくて今でも好きです。
同様のムービーは他の機体でもあるので、おいおい紹介していきます。
同様のムービーは他の機体でもあるので、おいおい紹介していきます。
2013/12/02
忘れちゃいけないSu-27とその発展型
ロシアのスホーイ27(Su-27)とその発展型に関するドキュメンタリーです。
形態的に興味深いのは、試作機(T-10)と生産機とで主翼形状や垂直尾翼の取付け位置がかなり違うことや、二次元ベクターノズルのテストもやっていることが挙げられます。
二次元ベクターノズルの利点は、機動性の向上ではなく、エンジンノズル出口を後方以外から見えなくして赤外線による探知を難しくできることです。個人的にスホーイT-50 PAK-FAがあくまでレーダーステルス技術のデモンストレーターにしか見えないのは、エンジンノズル部分が従来機のままであることが大きいのです。
形態的に興味深いのは、試作機(T-10)と生産機とで主翼形状や垂直尾翼の取付け位置がかなり違うことや、二次元ベクターノズルのテストもやっていることが挙げられます。
二次元ベクターノズルの利点は、機動性の向上ではなく、エンジンノズル出口を後方以外から見えなくして赤外線による探知を難しくできることです。個人的にスホーイT-50 PAK-FAがあくまでレーダーステルス技術のデモンストレーターにしか見えないのは、エンジンノズル部分が従来機のままであることが大きいのです。
やっぱりF-23には飛んで欲しかった…
ロッキード・マーチン F-22 ラプターは世界最初のステルス制空戦闘機として有名ですが、ATF(Advanced Tactical Fighter)競争試作でFY-22(F-22の試作機)に負けたのがノースロップ YF-23。もし正式採用されていればF-23になるはずだった機体です。
こんなドキュメンタリーを観ちゃうと、F-23とF-35という組み合わせがやっぱり見たかった気分になってしまいます。水平尾翼の無いデザインはやっぱり面白いですね。YF-23の設計者の多くがB-2ステルス爆撃機の設計と掛持ちしていた、なんて話も飛び出します。
で、JSF(Joint Strike Fighter)競争でもロッキード・マーチン社のX-35がボーイング社のX-32を破ります。個人的には、X-32は小型化し過ぎて無用に不細工になってしまった機体と見えます。X-35の勝利の理由が「X-32がカッコ悪過ぎて空軍、海兵隊、海軍のパイロットが誰も乗りたいと思わなかったから」なんて陰口も叩かれたようですが、X-32に色々と問題があったことは確かなようです。
こんなドキュメンタリーを観ちゃうと、F-23とF-35という組み合わせがやっぱり見たかった気分になってしまいます。水平尾翼の無いデザインはやっぱり面白いですね。YF-23の設計者の多くがB-2ステルス爆撃機の設計と掛持ちしていた、なんて話も飛び出します。
で、JSF(Joint Strike Fighter)競争でもロッキード・マーチン社のX-35がボーイング社のX-32を破ります。個人的には、X-32は小型化し過ぎて無用に不細工になってしまった機体と見えます。X-35の勝利の理由が「X-32がカッコ悪過ぎて空軍、海兵隊、海軍のパイロットが誰も乗りたいと思わなかったから」なんて陰口も叩かれたようですが、X-32に色々と問題があったことは確かなようです。
2013/12/01
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