2021/01/12

小柄なかなり白髪でガチで薄毛のおっさん、見知らぬ若い女性に声をかける

 要は私が20歳前後の見知らぬ女性に突如声をかけたと言うお話。

 本日は月一の東京の病院への通院日で、上野駅での電車の待ち時間を本屋などを冷やかしながらつぶしていた。そんな折、若い女性が背負う一見バイオリンケースに見えるハードケースにたまたま気づいた。色はシルバー、だが全く見たことがない形だった。

 実のところ私は大の鞄好き、特に背負いモノに目が無い。それが何かを知りたくて思わずその女性に声をかけてしまった。かなり挙動不審だったのではないかと思う。声をかけた際の相手の反応についてはここでは触れない、恥ずかしくなるので触れたくない。もう申し訳なかったと言うかなんと言うか。

 結論から言うとやはりバイオリンケースだということ、また、何のケースなのか聞かれることは多少あるとのことだった。改めて全体をさっと見せてもらい、お礼を言ってその場を離れた。

 さて、自宅に帰り早速ググったのだが、そんなケースの写真が全く見つからない。最初の形の印象は「鰹節」。背負ったときの底部の一方が尖るような形で、演奏時のバイオリンの演奏者側のような、ほぼ左右対称な曲面のアウトラインとは程遠い。非対称なデザインはかなり意図的なものだろう。

 良くあるバイオリン用ハードケースは下側にバイオリンを、アクセサリー品などを上側に収めるため、背負った際のケースの底部のラインは先に述べたバイオリンのアウトラインに沿う形としていることが多い。だがそのケースでは上側にバイオリンを、下側にアクセサリー品などの小物を収納するようになっているとのことだった。つまり、非対称部分が小物入れだ。またこのような収納位置を生かしてか、背負った際のケース上端部の横から見たアウトラインは完全に糸巻部のそれを彷彿する形となっていた。上下端とも面白い、私の記憶に無いデザイン処理に思わず唸った。うん、面白い。バイオリン本体は少し斜めに入れるのかなとか、今になって気になるところがいっぱい出てきている。もう少し良く観察しておけば良かったと残念しきりなのが現状だ。

 まぁ、それだけって言えばそれだけ何ですけどね。ちょっと寝かせてから、また調べてみましょうかねぇ・・・

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