2018/06/08

オーディオカセットテープ現る!

 仁義なき部屋大掃除を継続実施中なのですが、過日にオーディオカセットテープ2本が出てきました。今回は初老のおっさんの昔語りです。
 で、下のカセットのラベルに「亜細亜的恋」って曲名が書いてありますね。

 「アジアの恋」は「おしゃれテレビ」というユニットの楽曲で、坂本龍一さんがアルバム「Neo Geo」で「Free Trading」のタイトルでカバーしています。作曲は野見祐二さんで、アニメ「日常」の音楽を担当されてました(当時20年ぶりくらいにお名前を拝見した記憶が・・・)。
 さて、オーディオカセットテープの中身はというと、1992~93年ごろに録音した「アジアの恋」のインストカバー版です。そのころの機器構成はと言うと・・・今や一つとして手元には無いんですけどね。大学生時代のバイトは最小限にしていたのですが、音楽機器関連だけは例外的に頑張ったな~ってちょっと懐かしくなりました。

 まず録音はTASCAM PORTA ONE MTR (マルチトラックレコーダー)。
MIDIデータの再生にはYAMAHA QX5FDとKORG SQ8を同期して使いました。バイト頑張りました!
音源はまずKAWAI K1シンセ。私の大好きな丸みのある「カワイのアップライトピアノの音」が再現できる世界唯一のシンセでしょう。
次いでYAMAHA FB-1シンセユニット。FM音源丸出しの音が魅力的で、ベース音に重宝しました。
更にCASIO HT-700ポップキーボード。「芯の無い」へなちょこな音が特徴で、「芯が強すぎる」FB-01の音に被せると良い塩梅の音になりしました。バイト頑張りました!
加えてKAWAI S2000サンプラー。今回の大掃除では、サンプル音源のフロッピーディスクも多数発見されました。就職2年目の夏ボーナスで買いました。
最期はCASIO SK-1ポップサンプラー。
 残念ながらカセットテープの中身は実家に帰らないと聞けそうもありません。聴けたとしてもきっとがっかりするばかりでしょう。今やスマホレベルのハードがあれば、当時の音源よりもリッチな音が出せますし、DAWアプリも充実してますしね。

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