2016/02/20

Tom Clancy's The Divison オープンベータの感想!

 サーバーメンテナンスに入ったので、少し感想を書いておこう。

 PC版のオープンベータ開始は日本時間の昨日午後9時。とは言え直ぐにゲームか開始できた訳ではなく、クローズドベータへのパッチ当てに約10分かかった。まぁ、クローズドベータではSteamプレイヤーのみ3時間ほど開始が遅れたことを思うと何てことは無い。

 しかし、昨日中のサーバー高負荷が原因と思われるラグは酷かった。射撃をやめて2秒後ぐらいに敵が突然声を上げて倒れる、敵が20mぐらいの距離を一瞬で動く、敵とは10mは離れているかと思うと次の瞬間にその敵に殴られる(と言うか、殴られた音とダメージが約10m先の敵より先に来る)、射撃して物影に隠れてから1~2秒後に敵の銃弾がこちらに命中するなどなど、シュールとも言える状況が繰り返された。日付が変わるころにはラグはかなり短くなったが、「待たされている感」は消えなかった。今日になってもクローズドベータとは違って若干のラグは残っている、体感は60ms。なんでそこまで具体的かと言うと、昔のMIDI信号の遅延の経験が身体に染みついていているからだ。ちなみに複数の実験データ収集装置のタイミング調整とかがやたら得意なので、この体感はかなり正確っぽい。

 ダークゾーン(DZ)の雰囲気はクローズドベータの時よりも険悪、と言うかDZ自体が品が無く、ガキっぽい振る舞いのプレイヤーが目立つ嫌な場所になった。リリース後のDZも同じ雰囲気が維持されるようなら一気に過疎化が進む可能性も頭をよぎる。クローズドベータの際は、いったんはDZが険悪な疲れる場所に成りかけたところを、プレイヤー自身らがスリリングな場所にリバランスしたような側面もあったが、オープンベータでは未だそこまでの動きは見えてこない。

 ローグ認定されていたとあるプレイヤーを「"Don't shoot!"と言われたから見逃した」ところ、すれ違った後にすかさずそいつに背後から撃たれて殺され、集めたアイテムも全て奪われ、さらには人を見下したような下卑た笑い声とともにあんな言葉をかけられるなんて、あんまり気分の良い経験じゃない。オープンベータではとにかく他プレイヤーに背後から撃たれて自プレイヤーが殺されるシチュエーションが多過ぎる。「殺し合いをする対戦ゲーム」なら他プレイヤーに背中を見せること自体が自分のミスなのは分かるが、ただ個人的にDZはそうであって欲しくなかった。

 確かに「DZとはどんなところか」と言う点については未だコンセンサスはない。故に、「DZとはどんな所だろうと考えながらの手探りのプレイヤー」と「殺し合いデフォの他のゲームのオンラインフィールドの流儀をそのまま持ち込んでくるプレイヤー」とのプレイスタイルの祖語は避けられない。もしDZが後者のものに成るようなら、私はほとんど立ち入らなくなるだろうね。DZがどうなっていくかは「ちょっとした実験」とすら個人的には思っているのだが、「DZがDZたるは・・・」が形成されない様ならDZの存在自体に意味は無く、実験どころかゲームとしても失敗なんじゃないかと思う。

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