2016/01/31

YoutubeからTom Clancy's The Divisionネタ一発

 UBIソフトのゲーム"Tom Clancy's The Division"のプレイヤーはとある機関のエージェントという設定だ。エージェントは専用の腕時計をしていて、下のプロモーション動画のラスト近くで見られるように指揮官からエージェントへのコンタクトはこの腕時計を介して行われる。

 で、ノベルティグッズとしてこの腕時計のレプリカ(実在しないゲーム中のガジェットなので適切な表現なのかという疑問は残る)がある。下のYoutube動画は腕時計レプリカを入手者が紹介するものだが、ポイントは3:30あたりからの「メイド・イン・チャイナネタ」だ。日本語どころか英語ですらないので正直内容は全く分からないのだが、このネタの部分だけはネガティブな雰囲気がじわりと伝わってくる。ちょっとフフってなりました。

2016/01/30

で、結局のところTom Clancy's The Division - Betaはどうだったのか?

 今日の0:15ごろ(つまり昨夜)に"Tom Clancy's The Division - Beta"の起動に成功した。プレイできるミッションは1つで、サイドミッションと合わせてソロでも1.5~2.5時間ぐらいのボリュームだ。このプレイ時間でのプレイヤーのレベルアップはせいぜい+2なので、RPG要素はほぼ味わえない。

 最初のうちは「案外つまんねぇ~、購入は失敗かな」 なんて思っていたが、操作に慣れてくると印象はポジティブな方に振れていった。手放しで人には勧められないが、これはこれでアリなゲームではないかと思う。

 カバー(障害物に身を隠すこと)位置を変えながらの移動の操作は、類似のシステムのゲーム"Tom Clancy's Ghost Recon - Future Soldier"よりはこなれていて、移動先の選定ミスはほとんど起こさずに済んだ。このゲームはある意味「カバー&シュートゲー」なので、思う通りのタイミング、位置でカバーできるかどうかは結構クリティカルだ。

 なお、デフォルトのグラフィック設定におけるGeForce GTX 960 (ブースト無)、1Kでのフレームレートは、ウルトラ: 27-35fps、高: 47-55fps、中: 56-60+fpsだった。マウスでエイミングする観点からはやはり60fps程度は必要で、30fps程度だとオーバーシュートしがちになる。

 ダークゾーンは昼間の牧歌的な雰囲気から夜は一転、検問抜けたところや回収地点でプレイヤーを待ち伏せ攻撃するグループ(ローグ(ならず者、のニュアンスかな?)エージェントのグループ)が現れてやや剣呑な雰囲気に。ウザいというか気分悪くなるばかりなので早々に離脱。まぁ、予想通りでうんざり。

[ 1/31追記:
 今日の午前中のダークゾーンは剣呑さはかなり和らぎ、どちらかと言うとむしろ「優しい世界」、だんだんとバランスが取れてきたようだ。具体的にはグループ間の相互支援や回復が日常的となってきていて、特に回収地点付近では複数グループが協力してローグエージェント/グループに対抗するシチュエーションが見られるようになった。ソロでふらふらしている私も他プレーヤーに回復してもらったことをきっかけに、積極的に他プレーヤーを支援するようになった。
 とは言え、回収地点で待ち伏せしているようなローグエージェントは居る訳で、私も1回倒されて集めたアイテムも失った。一連のシチュエーションについては省略するけど、余りに手段を選ばない行為にさすがにカチンときてしまった(それこそ、相手のプレイヤー名を覚えてしまったくらい)。その後の私のとある行動の内容は秘すけれど、「人を呪わば穴二つ」とは良く言ったものだ。

 ベータは今日で終わるけど、プレイしての私の結論は「リリースが楽しみ!」の一言。正式版はボリュームが違うからプレイに「作業感」が出ることもあるだろうけど、ベータの範囲ではプレイするほどプレイが楽しくなっていったのは本当だよ。

 約6時間のプレイでレベルは4から7へ。アサルトライフルはM4からAK-47、サブマシンガンはH&K MP5からMP7に更新。頭が寒そうだったので帽子も被せたよ。
]

 スクリーンショットは、グラフィック設定: 中、1Kのもの。

2016/01/29

続・SteamのThe Division - Betaフォーラムが大炎上中!

 件のフォーラムに歓喜の声が!

 「Steamクライアントを再起動したら動くよ!」との投稿に、世界中で私と同じくSteamクライアントを再起動中の人は果たして何人?

 取りあえずプログラムのアップデートは始まったけど… 

 切ないのは10分ほど前の「もうPC電源落としてベッドに入る、ぐっすん」という投稿だ

SteamのThe Division - Betaフォーラムが大炎上中!

 UBIソフトのゲーム、"Tom Clancy's The Division"のクローズドベータが昨日より始まった。まず昨日はXBOX ONE版のみ、今日からはPS4版とPC版だ。私はSteamでプリオーダーしたんだけど、その後「UBIソフトの日本オフィスではPC版のベータテストはサポートしない」と知ってへんにゃりしていたのだ。が、ベータ版プリロード(プログラムがインストールされるが起動はリリースまでロックされる)の通知があったので、ダメ元半分期待半分でプリロードしておいた。

 で、ベータ開始時間が来た。もちろんと言うかプログラムはロックされたままで起動できなかった。まぁしょうがないやという事で、盛り上がりぶりでも確認しようかとSteamの当該フォーラムを覗いてみると…

 大炎上中!

Steamでプリオーダーしたユーザーは軒並み起動してもオンラインにならないらしい。UBIソフトからの投稿によれば、
We've noticed on the forums that some Steam players are unable to access the beta for Tom Clancy’s The Division. We are actively reaching out to Steam to resolve the issue and will keep you updated as we know more. Thank you for your patience and understanding. 
という事らしいのだが、 既に"Some Steam players? No! No Steam Players!"といった突っ込みが多数投稿されている。

 投稿は英語はもとよりロシア語、韓国語、日本語、中国語(繁体及び簡体)などと実に国際色豊かな状況だ。「10%返金嘆願書」なんてスレッドもあるし、何より読んでて切ないのは「ベータ開始のカウントダウンで盛り上がっていたスレッド」だ

 少し投稿に目を通してみると、UBIソフト+Steamの組み合わせで以前にも別のゲームのベータで同様のことをやらかしていたらしい。これはちょっとまずいなぁ。

 はたして、世界中のSteam playersはベータに参加できるのか?!私も参加できるのか?!乞うご期待、みたいな。
ファッ、なんで今日見たらGold Editionの値段が下がってんの?!

 あ、「明日再びチェックしてね」ですか。Waitlistの問題?いやいやSteamユーザー以外では不具合出てないみたいなのでそれは違うでしょう?

2016/01/25

マジで、「新・映像の世紀」はホント××

 新・映像の世紀 第4集「世界は秘密と嘘(うそ)に覆われた」、もううんざり。

 ナレーション内容はもはや勉強していない人の街頭演説レベル。印象操作臭い音楽や映像の選択、単語の選択が不味いばかりでナレーション単体でも論理破綻がいっぱい、現在の一般的な歴史理解とは相容れないナレーションの表層的な説明は明らかに勉強不足。

 公共の電波と受信料についてどう考えているのか?作り手のレベルが低すぎる。 

2016/01/24

シン・ゴジラのビジュアル現る

 東宝ゴジラがリブートされた80年代には、当然80年代の空気ってものがあった。要はアニメやら特撮の製作を多少なりとも意識した人間達の間で、どういう訳か共有されていた素材や方向性である。とある映像制作者達の持つ方向性にも同じ空気がときたま感じられる。

 最近公開された「シン・ゴジラ」の「ゴジラのバストショット」を見て、その空気、と言うか当時の中学生~高校生世代の私や仲間達が考えていたことを思い出した。

 空気その1は「テクノロジーの生み出した巨人を主軸とした物語」である。

 私の場合は大学生時代に同人誌向けに書いた小説もどきのネタとした。その漫画での巨人は、世界中に次々と現れる竜やグリフォンといった「神話上の存在とされていた超常的能力を持つ巨大怪物」への最後の対抗兵器だ。この巨人の設定は仲間達との「ジャイアントロボ・リメイク企画ごっこ」の結果の変形だった。当初は「不思議な宝石(勾玉じゃない、残念)」持った少女(この辺りが実に80年的)の口頭での指令に従って巨大怪物と戦っていた巨人は、最後に少女の命を守るために自らの意志で巨大怪物を倒す。何故なら巨人の正体はその少女の母親だからである。 

 おっ?

 空気その2は「ゴジラの身体は核兵器のために傷だらけ」である。

 東宝リブート2作目の「ゴジラ対ビオランテ」の製作段階では原案が一般公募された。ストーリーがさっぱり思い浮かばなかったので応募なんてできなかったが、作った設定はこんな感じだった。
  • 仮タイトル「ゴジラの逆襲」、怪獣対決路線
  • ゴジラは2匹出てくるが、最後にゴジラ同士の対決となるまで「ゴジラは1匹」と思っている登場人物達は翻弄され続ける
  • 主人公は、唯一「ゴジラが2匹」との事実に肉薄する人物
  • 2匹のゴジラA、Bはともに身体に少なからず核兵器による傷を負っている.
  • ゴジラAは核兵器によって右目を失っており、残る左目は狂気の光をたたえている
  • ゴジラAが暴れた場合のみゴジラによる直接の人的被害が発生(つまり明らかに人間を襲っている)、ゴジラBが暴れた場合は直接の人的被害無し
  • 自衛隊はゴジラBとしか結局交戦しない
  • 最後はゴジラA対ゴジラBの対決、人間達は為す術なし
  • ゴジラBがゴジラAの首筋に喰い付き、そのまま白熱光を吐いてゴジラAを屠る
  • 劇終直前、アップとなったゴジラBの目はそれまでと違ってゴジラAの左目と同じ光をたたえている
 こんにちに至っては「傷」「目を失っている」などと多少穏やかな表現を選ばざるをえないが、元々のアイディアが核兵器絡みだし、元ネタのひとつが「墓場鬼太郎」の鬼太郎登場シーンなので具体的なビジュアルは押して知るべしだ。

 身体の傷以外にも被らないかなぁ・・・

2016/01/19

Kawaii?

 台湾総統選挙は蔡英文氏が勝利しました。で、選挙運動で使った公式キャラクターがこれらしい。
 蔡氏と似てる似てないとか、これは萌えキャラなのか違うのかとか色々意見はあるようですが、個人的にはアリ、「媚びた感じの無いキャラ造形」って辺りを極めて好感してます。台湾の選挙や国政と有権者との距離感についてちょっと思いを巡らせてしまいました。  

2016/01/15

要はJJが基本に忠実だということ

 「フォースの覚醒」が「風の谷のナウシカ」に似てるとか。以前のエントリでも触れたとおり、JJは映画の基本に忠実な作りができるということに過ぎないんだろう。「TVドラマみたいな映画」しか撮れない監督は単にそういう基礎もできていないというだけじゃないかと思う、ましてや破壊なんてできる筈もない。JJは今回、おそらく「基本に忠実」であることを積極的に選択した筈だ(きっと、もう小手先の「破壊もどき」には飽きているんでしょ)。

 基本に忠実という点では「風の谷のナウシカ」も同様で、上段は「風の谷のナウシカ」、下段は白黒時代の黒澤作品だけでも半分以上は埋められそうだ。さすがに空中戦そのものは無理だけどね。

The Division(PC版)、予約してもーたわ

 米国のサウジアラビアガン無視、中華人民共和国の国内石油価格の統制開始(そうきたか!)、米国GE社の一般家電部門のハイアール社への譲渡決定など、ここ2日程だけでも経済、政治に関わる無視できない事案や状況が発生している。

 ちなみにGE社の件は、不適切経理処理のダメージ回復に未だのたうつ東芝社の企業体質改善アクティビティに強く影響する可能性がある。少なくともハイアール社が東芝社の家電部門を買収することはもう無いだろうからだ。

 それはさておき

 購入どうしようかな、と悩んでいたゲーム"The Division"(3月発売)なのだが、最近公開されたトレーラーを目にしてPC版を先ほどあっさり予約してしまった。何故?と問われると実は困るのだが、これまでのほぼマルチプレーヤー戦闘シーンのトレーラーと違ってシングルプレーヤーモードの雰囲気が割と良く伝わってきて、かつそれに好感を持ったからだ。もちろん、豪快な地雷の可能性を危惧する人達の気持ちも良く分る。まぁそうなった時には見事に散ってやろうと腹が決まったとも言える訳です。

 人を殺して回るゲームなのは間違いないが、それ故にこそ救いというか、やむにやまれぬ事情とでもいうものがゲームの世界感にきっちりと取り込まれていて欲しいという思いは個人的には偽らざるものだ。特定の人間や集団、勢力のみの独り善がりな「正義」には、ゲームと言えども今ひとつついていけないのである。我ながら面倒くさい奴とは思んですけどね。

 一方、同時期に発売開始予定のゲーム"Farcry Primal"には手を出さなさそうだ。単純にプレー内容に新規性が無さそう・・・

 10歳若ければ間違いなくプレーしただろうな、と思うのが"Home Front: The Revolution"、ハイテク共産軍に占拠された米国が舞台のFPSだ。前作と同様に強力な武器による力押しが可能なゲーム性が予測されるのだが、そういうのが面白く感じられなくなってきているのが正直なところだ。「敵弾が1発でも当たれば行動不能、ヘッドショットなら即死」ぐらいの勢い故に「作戦を練る、状況を全力で把握しようとする、タイミングを選ぶ」必要がある、と言う感じのゲームに最近は好みが変わったといったところでしょうか。 

2016/01/14

T-38 タロン、さらに近代化改修!

 米空軍のジェット練習機の更新が、新規機体の導入ではなく、現行練習機T-38のコクピット周りの改修と一部機体フレームのアップデートに決定したそうだ。

 T-38の製造はノースロップ社だが、今回の契約先はボーイング社である。初飛行が半世紀前(1959年)という事一つをとっても、多くの名機を生み出してきたノースロップ社の面目躍如といった感じだ。一方、契約をゲットしたボーイング社のそつの無さ、ある種の営業センスも光る。必要十分な性能、低コスト、(極)低リスクがそろえば何の問題があるだろうか。

 ロッキード・マーティン社のT-50は残念、また一つ案件を失った。とは言え、ロッキード・マーティン社自身も採用されることは期待もしていなかっただろう。そもそも設計完了段階で米空軍のニーズとマッチしていないことが判明、開発中止されたものだからね。