2014/10/31

今日の某報ステも酷いですね。

 元官僚?のコメンテーターの言う事の酷い事ったらない。再生可能エネルギーの欧州事情に関する話(さも上手く言っているかの様な表現)は明らかに嘘も同然、そんな話をもっともらしく公共の電波で語るなんて誠意の欠片も無い。民間企業の様々な努力に言及できないところなんかがあの人の限界で、かつ信用の無い証拠かも、情報を持っていない?

 日本語も論理もハチャメチャ、いい大人なんだから嘘をついたり言葉を弄ぶのは止めなさいよ、いい加減。不勉強故の底の浅さ、言葉の空疎さは怠慢のそしりを免れまい。

2014/10/30

ゴジラの映画音楽と言えば…

まずは伊福部昭氏、でも佐藤勝氏も忘れちゃいけない。両氏ともにリズミック、かつ一種の日本テイストを備えた楽曲を特徴とするが、方向性は全く違う。ざっくり、伊福部氏は西洋楽器を使いつつ日本(更にはアイヌ楽曲)的なリズムやメロディーを導入するという方向性、対して佐藤氏は和太鼓などの日本のパーカッションを積極的に使う方向性、と言えるんじゃないかと思う。

 ゴジラシリーズに絞れば、佐藤氏は「ゴジラの逆襲」と「ゴジラ対メカゴジラ」の劇音を担当している。前者ではメインタイトル、後者ではゴジラの皮(?)がはがれてメカゴジラが全身を表すシーンに使われた楽曲がそれぞれお気に入りだ。

 まず「ゴジラの逆襲」。黒澤明映画っぽいと思ったあなた、そう、その通りですよ。
 で、メカゴジラ。
 で、今日初めて知ったの事が!この曲に歌詞付きのバージョンがあったとは!

2014/10/28

広東語だよ。

 香港の自由選挙を求めるデモの行方は未だ見えない。中国共産党はあくまで対立姿勢を崩せない、そう、「崩せない」のだ。TV報道によれば、CCTV(中国中央電視台)はデモ反対派の声しか流していないらしい。デモする側も中国共産党も共に時間は味方ではないようだが、落とし所のない対立は何時まで続くのだろうか。

 さて、TV報道の中で久しぶりに広東語を聞き、ちょっとなごんでしまった。昔の香港映画を良く観ていた人なら直ぐに分かるだろう。広東語は北京語とかなり違う言語で、知り合いの北京語話者も広東語は全く分からないという。広東語が喋れる訳でも理解できる訳でもないが、少し聴けばそれと分かるのは我ながら面白い。中国共産党の基本方針は北京語への統一だが、別のソースによれば広東語はしぶとく使われ続けているらしい。少なくとも一世代分の期間は使われ続けられるだろう。

 昔、広東語を調べていて面白いと思った点の一つは「ん」から始まる単語や表現が多い事である。ジャッキー・チェンの古いカンフー映画では、「んごい」という表現が良く聞かれる。これは「どうも(有難う、助かります)」に相当する表現だ。「我(私)」も「んがぁ」に近い発音である。動詞を過去形にするために使われる「過」も「んごぉ」に近い発音である。同じ漢字の発音も北京語とは近いようで違う。「好」は「はぉ」ではなく「ほぅ」に近いし、「貴方」に相当する単語は「にぃ」ではなく「ねい」である。

 使用する言語は話者の思考にも影響する。従って言語の喪失の意味するところは実は大きい。中国共産党の同化政策に「北京語使用の強要」が含まれるのは至極当然と言えよう。久しぶりに耳にした広東語になごみながらも、ずっしりと重い別の思いも頭をよぎるのだ。

 それはそうと、某報道ステーションのエボラ出血熱対策に関するキャスターとコメンテーターの会話はもうはや漫才。言葉遊びに興じることしかしてこなかっただろう人々の言葉はホントに空疎、論理性も意味も無い点はある意味凄すぎるね、庶民感覚の無さも凄いしね。

2014/10/26

「歴史観」について思うこと。再び。

 「自虐史観」とか「正しい歴史観」なんて言葉狩りはどうでも良い。「正しい歴史観」という表現が内在する政治的意図は唾棄すべきものだ。

 私の考える「適切な歴史観」とは単純、現在の国際状況を説明できる「歴史観」だ。韓国の「正しい歴史観」では東南アジア諸国は反日の筈だ。だが、現実はそうではない。歴史を紐解けば分かる通り、大日本帝国と帝国軍はある時は植民地解放の名の下に現在のアジア諸国の人々と戦い、時に日本帝国軍の軍政の下で共に発展を進めたり逆に搾取したり、またある時にはかつては共に戦った現地軍相手に戦ったりもした。その経緯は国によって様々であり、それらを特定の意図の下で定型化、再編集して作られた「正しい歴史観」なるものは、現在の国際情勢を説明できない矛盾に満ちたものになるのは必定だ。「歴史観」は与えられるものではなく、ましてや無批判に受け入れるものでもなく、歴史を学び、調べる作業を介して身につけるべきものだ。

 最近調べて目からウロコだった話がある。沖縄で使われる「うちなー」という言葉の意味、それも概念的なものではなく単語としての意味である。現在、「うちなー」は沖縄県内や沖縄本島を指す。かつては「(沖縄県の人から見た)内地」や「内地人」が訛ったものかと思っていたのだが、実はずばり「沖縄」そのものなのだそうだ。

 現在の沖縄県の一部、乃至は多くの島々はかつて琉球国を形成していた。当然、使われる言語はいわゆる現在の日本語とは異なる上、多くの方言もあった。それらの言葉のうち、現在の沖縄本島でかって使われていた言語では「おきなわ/Okinawa」はそのまま発音できない。まず母音に「お」が無い(その代わりと言っては何だが「い」が2種類ある)ので、近い音が選ばれて「O→U」と化ける。ついで、子音の「k」が日本語には無い「ch」に近い音になるので、「ki→chi」と化ける。敢えてひらがなで書いてみれば「つぁ、つぃ、つゅ、つぇ、つょ」が近いのかもしれない。最後は特殊で、「母音にはさまれたwの発音は省略、あるいは無音化する」というもので、「na-wa→na-a」と化ける。

 結果、「O-ki-na-wa/沖縄」は「U-chi-na-a/うちなー」となる。「うちなー」は沖縄を指す単語であるが、「意味がそうである」ではなくて沖縄そのものなのだという。本当、調べてみないと分からないものだ。

 さて、沖縄関連に脱線したのには意味がある。 産経ニュースの記事「朝日新聞作成の教材 日本軍の残虐性強調 指導要領逸脱の指摘も」から一部を引用したい。
2014.10.26 05:37
朝日新聞が今夏、沖縄戦について「日本軍は住民を守らなかったと語りつがれている」などとする中学・高校生向けの教材を作成して学校に配布し、教育関係者 から「偏向的な内容で子供たちに誤解を与える」と批判の声が上がっていることが25日、分かった。戦争の悲惨さを伝える一方、日本軍の残虐性を強調する記述が多く、学習指導要領の趣旨を逸脱しているとの指摘もある。朝日新聞はこの教材を38万部作成したが、学校現場に適切かどうか議論を呼びそうだ。
 また出た、朝日新聞社である。

 報道を生業と称しつつ、読者すらも放置して正面切って議論をすることもないまま、(おそらく、実物を見ていないので)「特定の歴史観」に沿った内容の教材(!)を押しつけようとでもしているのかと勘繰らざるを得ない。「嘘をつく、嘘がばれても謝罪もしない、挙句に開き直る」とか、せめて小学生の「道徳」からやり直せと言われて久しい朝日新聞社が教材など笑止だ。自分達が○○や××だからと言って、他者まで○○や××とは思わないで欲しい。間違っても他者よりも自らが優れているとか思って欲しくもない。他者と対話すらしない存在は、「社会的存在」とは言えない。対話「できない」なら「報道機関」の資格すらない。

 「ヒトラー権力掌握の二〇ヵ月」(分かり易さ優先で話が一部単純化されているので、他の文献での知識の補足をお勧めするが)は読んで理解できても、「ナチスの知識人部隊」は読んでも理解できないのかな?まぁ、おそらくどちらも読んでいないのだろう。前者の内容を理解すれば、ひとたび「大衆運動」が勃発した際に自分達がどういう運命と向き合うことになるかは一目了然だ。後者を読めば第二次世界大戦の欧州戦争は第一世界大戦の延長に過ぎず、ヒトラーやナチスの存在がその勃発に必須とは言えない可能性に気づくだろう。さらに、ユーロ圏の危うさ、もっと言えばドイツ視点で眺めた場合の胡散臭さにまで思いは至る。英国がなぜ自国通貨ポンドを固守するのか、自国内銀行の欧州連合からの独立にこだわるのか、といった現状に対して自分なりの説明、理解が得られているのは、それを支える自分なりの歴史観があるからである。

 件の教材の内容では「沖縄独立運動」や「米軍基地フェンスへ黄色いリボンを結び付ける反基地運動」は説明できるが、「沖縄の本土復帰運動」や「まだ米国統治時代に甲子園に出場した沖縄の高校球児が持ち帰った『甲子園の土』を、検疫上の理由で泣く泣く船上から海に捨てなければならなかったことがあった」ことや、「基地反対派がフェンスに結び付けたリボンを外して回る基地近隣住民の存在」 を説明できるだろうか?これら多様性故に一見対立する複数の事案を同時に説明できなければ、その教材とやらの依拠する歴史観が「適切或いは健全な歴史観」である資格はない。

 「歴史観」とは現在を理解するための一種の出発点である。出発点が間違っていれば、それだけ正しい現在の理解に至ることは難しくなるだろう。ただそれだけだ。

Megpoid English、Kraftwerkの「放射能」カバー、リビジョンアップ!

 リビジョン1です。

 Native Instrument社のソフトシンセMassiveの音色作成のコツがかなり分かってきたので、Cakewalk社のソフトシンセZ3TA+2と同等に自分好みの音色を大量作成中。"Radioactivity"についてはベース音を新規音色に差し替え、バランスを取り直すために他の音源の音量や定位をかなりいじりました。ただし普通に聞く分には差は僅かでしょうね。

 あくまで「俺の中では別物」ということで。

国際新聞編集者協会の方と意見が一致してますが。

 Viewpointのインタビュー記事「韓国は『言論の自由』を遵守すべし」。

 記事中、言論自由マネージャーのバーバラ・トリオンフィ氏は朝日新聞社の慰安婦捏造報道について以下の通り述べてる。これらはまさに以前のエントリで紹介した私の見解と瓜ふたつ。
「メディアが誤報をした場合、2つの対応が不可欠だ。一つは誤報記事に対する正式謝罪だ。2つ目は誤報関連の全記事リストを公開することだ」
 おそらく「常識的に考えればそうだろう」ということで、1点目はもとより2点目が欠けているのは全くもって誠意がない。「訂正記事の特定、明示化」は朝日新聞社の義務であり、8/5の時点で可能な事項だ。つまり「逃げをうっている」のが見え見えなのが見苦しいってこと。

 その他にも朝日新聞社の対応の「非常識さ」があらためて際立つインタビュー記事だ。「マスコミじゃない」と見做せばそれまでだが、ならば唯のプロパガンダチラシに過ぎないということ。「新聞として踏みとどまらんとする」姿勢は依然として全く見えないのは、もはや駄目ってことだよねぇ。 
韓国は「言論の自由」を遵守すべし  
編集局  2014/10/23  コラム|韓国・北朝鮮 [ウィーン発コンフィデンシャル]  

 ウィーンに本部を持つ国際新聞編集者協会(IPI)の言論自由マネージャー、バーバラ・トリオンフィ女史は22日、当方とのインタビューに応じ、産経新聞前ソウル支局長の在宅起訴問題と朝日新聞の慰安婦報道の誤報について、その見解を明らかにした。

 ソウル中央地検が8日、韓国の朴槿恵大統領に関するコラムをめぐる問題で、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を名誉毀損で在宅起訴したことに対し、同女史 は「言論の自由を著しく傷つけている。加藤氏に対し刑罰上の名誉毀損(criminal defamation)を適用することは国際法の基準を逸脱している。政府関係者や公人は批判に対して寛容であるべきだ」と述べ、韓国当局は加藤氏への全 ての処罰を即撤回すべきだと要求した。

 イタリア人の同女史は「『言論と表現の自由』に関する2002年の国連特別審査官の共同宣言、 欧州安全保障協力機構(OSCE)や米州機構(OAS)の特別報告書は『刑罰上の名誉毀損』を表現の自由の制限に適応することは正当ではないと明記してい る。産経新聞の場合、朴大統領が自身の名誉が毀損されたと感じたならば、民事法の名誉毀損(civil defamation)を訴えるべきだ。産経新聞 のジャーナリストが起訴された背景には、険悪な日韓関係が多分影響を与えているのかもしれない」と語った。

 一方、朝日新聞の慰安婦問題に関する誤報について、同女史はメディアの「責任問題」に言及し、「メディアが誤報をした場合、2つの対応が不可欠だ。一つは誤報記事に対する正式謝罪だ。2つ目は誤報関連の全記事リストを公開することだ」と指摘した。

 朝日新聞の場合、社長が謝罪を表明し、誤報記事の背景を検証する委員会を設置したが、朝日新聞の慰安婦報道は国内だけではなく、海外のメディアにも大きな影響を与えている。安倍晋三首相は「朝日の慰安婦報道の誤報は日本の名誉を傷つけた」と主張しているほどだ。

 トリオンフィ女史は「国や公共機関はメディアの誤報に対し、賠償請求はできない。国は誤報による被害総額を計算できないからだ。ただし、読者が連帯して朝日の誤報に対し被害賠償を請求することは可能だろう」と説明した。

  IPIは1950年10月、創設された機関で、言論の自由を促進し、世界の言論の自由を検証した年次報告を発表している。 120カ国以上が参加している。

(ウィーン在住)

2014/10/21

K11+磁石

 銃器の歴史は長いですが、最新製品が優れている訳ではないというのが当たり前、常識だそうです。実際、軍用銃ともなるとどのような状況下で使われるかは分からない訳で、「想定外は避けられない」と言われれば思わず納得してしまいます。靴と違ってサイズは単一、この時点で身体も手も小さな私は想定外どころか「規格外」ですね。

 さてK11は韓国軍の最新ライフル。特徴は重くて信頼性が低いこと、もとい、20mm空中さく裂弾ランチャー一体型という点です。この空中さく裂弾、発射前に設定した距離飛んだあとで自動的に爆発するという優れモノで、照準装置のコンピュータが故障さえしなければ敵の頭上で爆発させることで物陰に隠れていても致命的なダメージを与えることができるとされています。個人的には20mmは小径過ぎて実効性は低いんじゃないかとは思うのですが、とにかく自称「凄い」らしいんですよ。が、件のコンピュータの初期故障率が異常に高いとか、ライフル弾マガジンのスプリングが直ぐにへたるとか問題が次々と発覚、それでも量産は始めていたんだとか。

 そんな中、K11に新たな、と言うか想定外の機能、と言うかはっきり言って仕様レベルの大欠陥が発覚しました。朝鮮日報の記事「K11小銃に深刻な不具合、防衛事業庁は黙認して量産 『磁石を当てただけで撃発信号と誤認』」から一部抜粋です。
 韓国軍が誇る高品質兵器、「K11複合小銃」。防衛事業庁(防事庁)は、K11複合小銃に性能上の問題があることを事前に知りながらこれを黙認し、量産を強行した疑惑が浮上した。

 最大野党、新政治民主連合の金光珍(キム・グァンジン)議員(初当選、比例)によると、国防技術品質院は今年5月30日に「K11複合小銃電磁波影響性実験」を行った。この実験で、K11複合小銃の20ミリ空中さく裂弾の撃発センサーが、市販されている一般的な磁石の磁性を撃発信号と認識してしまう欠陥が確認された。

 20ミリ空中さく裂弾は、弾に電磁信号を入力することで、一定の距離を飛んだら爆発するシステムになってい る。電磁装備なので、電磁波の影響をかなり受けるという。このため、今後普及が予定されている戦闘ヘルメットのヘッドセットマイクの磁石にも影響されかねないことが明らかになった。万一の場合、K11複合小銃を携行した兵士が銃の誤射・誤爆事故に遭いかねないというわけだ。デリケートな電子装置を有し、誤作動の危険が大きい複合小銃は、米国やドイツでも開発を中止している。
  「韓国軍が誇る高品質兵器」との表現を冠せられながら、K11が全然「高品質じゃないこと」を切々と語るというある意味面白記事。この記事を書いた人は論理性を著しく欠くか、筋金入りの皮肉屋の何れかでしょうねぇ。

 「さく裂弾装填状態で高圧送電線の下を通過しないように」とか、笑えない、笑えないなぁ。

2014/10/19

NHK 「カラーでよみがえる東京」に激おこな俺

 別の事をしながらの「ながら見」ながら、「それはないだろう」と言う色が多くて閉口。カラー化と言っても結局着色に過ぎないならば全く意味が無い。使用した色には何らかの技術的根拠ぐらいはあろうが、最後にモノを言うのは広い意味での考証、色に関する他の資料との相互参照などによる根気が必要な「人の手の介在」だ。「知性、知識の介在」と言っても良い。

 これを3DCG映画製作に例えれば、ピクサーやディズニーがキャラクターのモーション付けのために何故アニメーターを多数雇っているのか?才能あるアニメーターを発掘しようとし続けているのか?という問いへの答えに相応しよう。

 海外のドキュメンタリー番組でもモノクロフィルムのカラー化は良く行われているが、きっちりとした時代考証を踏まえての作業である事にしばしば感心する。それら労作と較べると、適当な時代考証故か遠慮がちに薄く色付けされた画像には「如何にも」といった作りモノ臭さが付きまとう。はっきり言えば、「限りなく嘘に近い」、「実質的にじゃねつ造」と言うことだ。

 少なくとも製作側に「軍装」に関する知識が皆無であることは明言できる。使われている色は国を問わず適当で、全くもってやっつけ仕事、知性も魂も全く感じられない。おそらく歴史の知識も圧倒的に不足しているのであろう。一事が万事、底が浅いのである。もしかしたら唯の無能なのである。頑張ったって結果があれでは意味が無いのである。

 NHK解体論?こんな調子ならそれも妥当だ。敢えて問う、私達の御先祖様に対するこの「誠の無い」所業、お前達は何者だ?何が目的だ?

これは凄ぇ、「柏サポがFWドゥドゥに『アホの坂田』チャントを歌う→まさかの反応が…」

 ドメサカブログのエントリを見てびっくり。

 関西のTV電波圏で小学生時代を過したことがあるオヤジ世代なら(ほぼ)絶対知ってる「アホの坂田」、でもそれっぽく踊れる人は良くて半数。誰が横歩き教えたのよっ!サイコーじゃんっ!て話。
 で、オリジナル、コテっコテですな。「(アホの坂田)馬鹿にすなーい!」→「アホちゃいまんねんパーでんねん」は明白。阿呆、馬鹿、パーの明確な区別はひとつの関西文化と言って過言ではないのだが、関東に来るとその辺りは通じないというかニュアンスが結構「てれこ」なんだよなぁ。

つ iTunes12.0.1.26

 何気にiTunesをアップデートしたらバージョンが12.0.1.26に。ついにiTunes12登場です。

 まず目につくのは、アイコンの色の変更。個人的には下品な感じがしてどうも勘弁っていうのが正直なところ。私のWindowsデスクトップの基調色は淡い緑なので、見事に補色がぶつかる形で相性が悪いこと甚だしい。「日章旗ガー!」までもう二息ぐらいかな?ちなみにグラデーションは「フラットサーフェス」との相性が最悪の筈。

 レイアウトもかなり変わっている、と言うか思想からして変わっているので最初のうちは混乱必至ですね。差分でも追えるけど、考え方をリセットした方が絶対効率的。インターフェースやレイアウトの理解のキーワードはやっぱり「フラットサーフェス&タイル」、かつディスプレイは横長(ワイドスクリーン)が大前提と見た。が、それでも横幅が足りない感じのiTunes Storeのレイアウトの間抜けさ加減は素人目にも痛い。

 「フラットサーフェス&タイル」ベースのユーザーインターフェイスはWindows8のやり方の方が王道であり、徹底具合も完成度も高い。問題はユーザーがそれを受け入れなかっただけである。それを見ていたのかどうかは不明だが、iTunes12の「フラットサーフェス&タイル」の導入具合は実に中途半端に見える。iOS7、8とiTunes12との間にもデザイン思想に乖離が残る。ポストジョブス時代のAppleのユーザーインターフェースデザインは、視覚的にも機能的にも統一感が完全に失われてしまったままだ。

 iTunes11ではかなり処理が馬鹿っぽかったiTunes Storeアクセス時のディスク使用方法は改善された模様でこれは良い点、と言うか少なくとも普通にはなったという話。

 Windows7 64bitでのウィンドウ右端問題はiTunes11からきっちり引き継いでいる、っつーか引き継ぐんかい!