2020/08/18

2020/08/17 上野駅1番ホーム


 昨日(8/17)は月一通院の都内の病院へ。病院は駅前だし、昨今は病院が全然混んでいないせいもあって、JR敷地外で都内で過ごす時間は30分もなく、対して6時間以上を列車内か駅内で過ごすことになる。

 さて、

写真は上野駅1番ホームの広告看板だ。看板の向こう、駅の外側は上野恩賜公園に面している。このホームを使う、つまり京浜東北線下り列車を使う方ならご存知の通り、この広告看板は美術展など芸術関係の広告がまず多い。次いで、各々の時期に勢いのある業界や企業、サービスの広告が混じる。春頃まではソシャゲやなんとかpayの広告が目立っていた印象だ。あと、エステ関係の広告はいつだって強い。

 そんな広告看板に白い、広告が表示されていない場所が「複数」ある。まるで居住地最寄りのローカル駅のホームみたいな状況だ。ここ30年来、初めて見た光景っぽい。つまり、バブル崩壊直後やサブプライムショック直後ですら見た記憶が無い光景ということだ。

 美術展などのイベントが中止、延期されている影響は当然大きいのだろう・・・と、まずは信じたい自分がいる。経済状態の「直接」の反映となると全く洒落にならないからだ。う~ん・・・

2020/07/20

落ち着いたら、会いに来て。

 スマホにCOCOA(COVID-19 Contact-Confirming Application)もインストールし、今日は東京都内の漢方医院へ。

 昨今の流行り病の感染拡大状況を考えるとこのタイミングでの上京が得策ではないことは分っているんだけど、ここで処方してもらえる薬がとにかく効く(身体が即反応すると言う意味、良くなる症状もあれば悪くなる症状もあるので成分調整要)、そして処方の成分調整がもう一息なんですよ。ちなみに「左肩関節の可動範囲が狭くなったんですが、薬が原因の可能性ありますか?」となんとなく尋ねたら先生には「酷い頭痛に対する処方のヒント」になったとのこと、これ、どこまで本当なんでしょうかね。

 さて、トップの写真は上野駅内で撮影したJR東日本のポスター。とある駅に貼ってあったものを漢方医院の最寄り駅に向かう列車の窓からたまたま目撃、時間があったので乗り換え駅である上野駅内を徘徊して見つけました。駅違いの犬のバージョンもありましたね。

 「GoToTravelキャンペーンは『アリ』だが、全国一斉でやるべきは今じゃない」派かつ「地方の観光業を救う効果的な手と大手旅行代理店を救う効果的な手は本質的に別物、一緒くたに雑に論じるな」派としては、「そういうことやろ」としか言えない1枚です。これ、結論じゃなくて、出発点ね。

2020/07/16

チャリティーサウンドパック COMMUNITY DRIVE

 Native Instruments社が"COMMUNITY DRIVE"というチャリティーサウンドパックを提供中だ。もちろん、Native Instruments社製品を持ってないと本領が発揮できるものではないんだけどね。

 具体的な内容はリンク先で確認して頂くとして、要は「多くのプロミュージシャンの協力を得て無償でダウンロードできるサウンドパックを用意したよ、是非使ってね。そしてCOVID-19の影響を受けているミュージシャンやアーティストへの支援を目的としたNative Instruments社が主催する募金活動にもご協力を!」って感じかな。なおNative Instruments社自身も既にこの募金活動の対象への寄付をしており、更に支援を厚くすべくこの募金プロジェクトを立ち上げたとのことだ。

 私がこの活動を知ったのはNative Instruments社からのメールで、早速サウンドパックを有り難く頂戴するとともに、最少額レベルだけれども寄付もさせて頂いた。参加アーチスト(=サウンドパックへのデータ提供者)の顔ぶれを見渡した際、"BT"とか(暫く楽曲を聴いていないけど)知っているアーチストの顔がちらほら見られたりもあって、ちょっと素通りできなかったんだよなぁ・・・

2020/07/08

リブートしてた?!Nadège

 "Nadège(ナデージュ)"は1990年代に少なくとも6枚はアルバムをリリースしたフレンチポップユニットで、今だにお気に入りだ。クラブサウンド寄りと言って良いだろう作りのトラックと、透明感のあるボーカルの組み合わせは、オリジナル曲、カバー曲問わず、私にとってはどの楽曲もユニークで魅力的であり続けている。1枚ジャケ買いしたら大当たり・・・そんなユニットだ。

 引っ越しやら震災やら病気やらをきっかけに、時には泣く泣く、多くのCDを処分してきた(2000年ごろは1000枚以上所有していたが、今は100枚未満だ)。そんな中、"Nadège"のアルバムのCDで当時入手したものは写真の様に現在も全て手元にある(元喫煙者の所有物故のジャケットの汚れが恥ずかしいので、写真はモノクロに加工させてもらった)。なおiTunes導入時に所有していたが現時点で所有していないCDは、データのみライブラリに加えられたのち全て灰と化した(筈である)・・・私の住む自治体ではCDは可燃ごみなのですよ。

 さて、

 Nadègeの楽曲は、お洒落どうこうではなくて、トラック、ボーカル共から感じる繊細さ(みたいな何か)が聴いていて本当に気持ち良いのだ。アルバムとして聴くのが良いのだ。「アルバムをアルバムとして聴く」ことが当たり前だった時代の最終期に、或いは20世紀末に聴いていたユニットのひとつ、と言える。

 そして1999年リリースのアルバム"Saveurs"を最後に、私のレコード/CDコレクションに"Nadège"の楽曲が追加されることは無く、当然、iTunesにも追加された楽曲は無い・・・と言うか、つい1時間ほど前まで無かった。

 きっかけはiPodとPC上のライブラリとの同期作業だった。現行のメイン使用機の容量は128MBだが、いよいよ容量自体が厳しくなってきた。そこで転送する楽曲を減らそうとiTunesライブラリの内容をチェックしていたところ、よりにもよってアルバム"Saveurs"がiTunesライブラリに追加されていないことに気付いた。CDは持っているからあっさりとライブラリへのインポートはできたのだが、余りにあっさりだったため、何か時間が余った感じになってしまった。

 と言うような何ともない流れで、何の気無しに、何も期待せず、iTunesストアで"Nadège"を検索してみたところ・・・怪しい楽曲がヒットした。iTunesストアを利用するようになってから約15年間、何度か検索しつつも無かったことだ。

 "Nadège"は2018年に活動をリブートしていた、19年ぶりと言う。しかも和製ユニットだったって言うね、おフランスのユニットだとばっかり思ってましたよ。

 さて、新譜"pas a pas"(正確には"pas à pas"かな?困ったことにiTunesストアでは"pss a pas"と曲名が間違っている)は全4曲中2曲がセルフカバーだ。上記したように「私が怪しいと感じた」原因は、カバー曲のタイトルを私が知っていたからに他ならない。

 さて新譜を聴いてみて驚いたのは、19年の時を挟みながらボーカルに違和感が無い、紛れも無く"Nadège"だ、と言うところだ。対してトラックはかなり大人しくなっている。作りに感じる繊細さは変わらないものの、かつては時折感じさせられた「粗削りなようなちょっと飛ばし過ぎなような」凸凹感は全くと言って良いほど無い。まぁ19年経ってますから、ね。

 新譜収録の"Syrah"はセルフカバーだ。
 で、こちらが1997年のオリジナルの"Syrah"。

2020/06/18

tan.j's battlestar meshes are now downloadable :)

Hi! My Battlestar Meshes in the old Lightwave3D format is now available for free download from Google Drive. The download URL is here.

You can download:
  • Pseudo-Galactica type vessels; Ouroboros and Pacifica,
  • Minerva class vessels; Pleiades, Hyades and Hesperides,
  • Arvak class vessels; Sleipnir and Skinfaxi.
These meshes are the same that only Foundation3d members could download from the Resources section of Foundation3d.com. These are built by Lightwave3d ver.8-10, and their model and scene file formats are supported up to Lightwave3d 2015.
  • There is no other format mesh data.
  • There is no support related to my downloadable mesh data.
  • Please do not make any money by using downloaded mesh data or its derivatives.
Happy rendering!

 日本人で興味ある人はもう居ないと思うけど、バトルスターギャラクティカに関わる私の3DモデルをGoogle Driveを使って公開しました。ファイルフォーマットはLightwave3D 8~2015のものでかつShader使いまくりなので、基本的にShaderの取り扱いが別物になったLightwave3D 2018以降でまともに開けるのかどうかも分かりません。

ダウンロードできるのは以下の7つ。
  • Galactica型もどきバトルスター:Ouroboros、Pacifica
  • Minerva級バトルスター(私のオリジナルデザイン):Pleiades、Hyades、Hesperides
  • Arvak級バトルスター(私のオリジナルデザイン):Sleipnir、Skinfaxi
で、
  • 他のフォーマットのファイルはありません。
  • 私によるサポートはありません。
  • お金儲けには使わないでください。ただし、その種の行為を見つけても以前の様には干渉しません。
と言うことで宜しくです。

 ハッピーレンダリング!

2020/06/13

懐かし!"Pump Up the Volume"

 知人に対しては生存報告みたいなエントリ。

 "M/A/R/R/S"の1987年の楽曲"Pump Up the Volume"のPVがYoutubeでRecommendされた。懐かしいなぁ・・・っつーか、特に冒頭は恥ずかしいやらなんやらで思わずのたうち回りそうになります。"Culture Beat"の1991年の楽曲"The Hyped Affect"の0:55あたり以降しばらくとかも思わず思い出したりしつつね。

 ググってみて「"M/A/R/R/S"が"Colourbox"と"A.R. Kane"の2つのグループからなるユニット」と知って今度はびっくり、どちらのグループも良く聴いてましたね。特に"A.R. Kane"のアルバム"i"はお気に入りで、未だCDも持ってます。

 "Pump Up the Volume"は音質がより良いバージョンを埋め込んでおきます。イントロ部にマスターテープがアナログなのかなチックなクロストーク(?)っぽい音が微かに聴こえますよ。
  ちなみに"A.R. Kane"のイチのお気に入りは1989年のこれ、今でも良く聴きます。

2020/05/12

反応に困る

 YouTubeがおすすめしてきた動画のサムネイルをかなり久しぶりにクリック。観たけどさ、いやはや、色々な方向に対して何とも反応に困る・・・こんな動画の登場自体が思いがけなさ過ぎるっつーところから始まってね。

2020/04/06

We'll meet again.

 またお会いしましょう。

 同タイトルの曲を知ったのはスタンリー・キューブリック監督の映画「博士の異常な愛情」のエンディングだ。そして、その曲が第二次世界大戦開戦の年に英国で作られたことや、戦後にはソビエト連邦による核攻撃後の英国政府の国民向けラジオ放送のオープニング曲に選ばれていたことを後に知る。"We'll meet again."または"We will meet again."という表現は、英国や英国民にとって「直面した危機に、多くの死も伴いつつも全力で立ち向かい続ける自らの姿」と不可分なものとなっているかのようにも見える。もしそうなら、この表現の持つ重みは実は半端なものではありえない。数え切れない数の犠牲が避けられないことへの覚悟、といったような様々な意味を言外にまとっているだろうからだ。

 BBC News JapanのYouTube Channelに、英国エリザベス女王のメッセージが日本語字幕付きで公開された。その表現はメッセージ終了の最後の10秒でやはりと言うべきか使われた。

2020/03/23

アニメ「映像研には手を出すな!」第12話を観る!

 まぁ今回は「どうにかします。」ときっぱり言う以外に金森に見せ場無しも致し方なし。「納品ネタ」は下らないだけの只のネタとしての機能しかないから見せ場にもならないですよ、この程度の逆境下で損害賠償要求が来ること必至の手段を使う金森なんて存在し得ない。よってあれは金森ではないか、アニメの作り手は最終回に及んでも金森を理解していないかの何れかである。 Q. E. D. ・・・ってな金森メッチャスキーな面倒くせぇ奴の戯言、今回もはっじま~るよ~。

  作品が面白いとかつまらないとかとは全く別の話を今回もつらつら・・・いや。今回はつら・・・くらいかな。

  結局、アニメ版の作り手は「芝浜UFO戦争」を「(劇中で)それだけの価値があるもの」と見えるように描けなかった。どう見ても、作り手自らが原作に「足した」部分の処理すらできていないところが第一、かつほぼ全ての原因だ。こういう込み入った話を画と音響効果のみで見せるのはただでさえ難しいのに(前述の通り、わざわざ難しくしたのはアニメ版の作り手自身だ)、アニメ版の作り手はその困難を克服する姿勢すら見せない・・・或いは克服する必要性すら認識していないのか、克服する能力が実は無いのか、それともそれともまさかまさか克服できているつもりなのか!?、一視聴者である私はその判断に頭を抱え込まざるを得ない状況に追い込まれた。

  こんなもの見せられても、水崎や金森の「これは・・・」と言うセリフ、浅草の「まだまだ改善の余地ばかりだ」のセリフに説得力が宿る筈もなく、一視聴者としてもカタルシスは感じない。一貫性や客観性を伴う論理や必然ではなく、誰かの主観でしかない気分に従って組み立てられたとしか思えない今話は、先話と併せて本TVシリーズの持つ悪い部分の凝縮物と言える。「足した」ものは全て浅草に語らせる、では芸が無いどころのレベルの話ではない。本エントリでは敢えて直接は書かないけど、作り手の〇〇〇〇といったような下品な表現はかなり適切かと思う。一般的にかなりネガティブな表現、エゴの発露、ではまだまだ褒めているに等しい。

  最終話という視点から見れば、伏線(結果論から言えば、無意味なノイズ)の放りっぱなしがあちらこちらにしんどいほど目立つ。例えば、声優オーディションって何だったんだ?一貫性って何だ?論理性って何だ?何だ何だ何だ?シリーズとしてのアニメ「映像研には手を出すな!」については、改めて全体を俯瞰して別エントリ書くかもね、ここまでアレだとね、さすがにさ。

  唯一の救いは実はED最後のカット、掛け値なしに何の誇張もなく観てて「はっ」とさせられたのだ。観た人なら誰が描いたかは知っているでしょ?

 そこにあったのは「全力疾走する浅草の後ろ姿」、アニメ版の、特にこの数話で顕著だった「『(アニメ版の)作り手の天井』に頭がつっかえて窮屈そうな浅草」とは全く別の生き生きした浅草だ。原作、アニメを問わず第1話にはまだまだだったが、アニメ12話分の経験を経て達した境地に相応しい(本来劇中で描かれるべき)姿に見える。足の運びは止められない、倒れてしまうから。倒れるなら全力のまま前しかない、が、今はまだそれで良い。浅草の成長にだけフォーカスするなら今話はこの1カットだけで十分、と本気で思ってしまったのはなんとも皮肉なものだ。少なくとも私は、ちょっとだけかも知れないけどこのカットに救われた。
 「映像研には手を出すな!」・・・手を出してはいけなかったのは誰なんだろう。今回手を出した人の中には、明らかに「手を出すべきではなかった」人も交じってるよなぁ。