とは言っても、私にとってもあなたにとっても特に意味は無いだろう。ホントに意味が無い。
当ブログは、契約しているインターネットプロバイダの無料サービス上で始めた。開始時のタイトルには最後の「*」は無く、元ネタはマンガ「鋼の錬金術師」の確か1巻のカバー折り返し部の荒川弘氏の一文からだ。始めた時期は東日本大震災よりも早い2009年ごろで、位置付けは鬱病からのリハビリの一環だった。故にエントリの内容は雑多だし、マネタイズは考慮すらしたことない(Googleさんには申し訳ない)。アピアランスは見直すたびにスマホフレンドリーから遠ざかっている。ビュー数も、知れているなんてレベルを遥かに下回る。昨今はGoogleとBingのクローラぐらいしかアクセスしていないと思われるエントリも多いが、少なくとも今の私にとってはそれで充分に価値がある。どんなに細いものとは言え、不特定多数との接点があることそれ自体が今後何らかの価値を生み出す可能性を「否定はしない」だけだ。
趣味でも自己満足でもなく、自己承認欲求とは無縁で、正直何のために続けているのかも分からない。ただ、「世の中、良く分かんねぇことばっかりだなぁ」といった個人的思いのはけ口として利用することはままある。書かないだけで、実体験でもネタ自体には実は困っていない。匿名性は担保するが、「たまたま飲み屋のカウンターで席が隣り合った身も知らぬサラリーマン」ぐらいのレベルの匿名性が望ましい。別な言い方をすれば、「匿名性を傘に着て」とか「匿名を良いことに」とか後ろ指をさされるようなことは絶対したくない、って感じだ。あと「口だけにはなるな」、かな。
2000年代はサラリーマンとしての仕事が忙しく、狭い世界とはいえ社内外で多少顔も売れて名指しで仕事を受けることも増えたりしたので、自己承認欲求が十分に満たされていたのは偽らざるところだった。加えて3Dモデリングに関しても、ホントにピンポイントの分野内だけ(ただしVFX業界のプロもいる)でだが高評価も得ていた(10年前の自作のモノに対して、つい最近になっても"You're the best at creating BSG models!"なんてコメントがもらえるとは、何て幸せなことだろう!)。故に本ブログもYoutubeチャンネルも、「まぁ、気に入ってくれる人が一人でもいればね」ぐらいの距離感でいじってきたし、放置したことは無いし、それらはこれからも変わらないだろうとは思う。1000本もあれば1本ぐらいは「当たり」のエントリもあるしね。
そして本ブログやYoutubeチャンネルを辞めると決めたり、放置状態にならざるを得ないと判断した場合には、予告の上躊躇無くコンテンツを全削除するだろうと確信する。ホント、東日本大震災が私から奪ったものの一つは、間違いなく「自分の作ったモノや為したコトへの執着」と言えるだろう。いやぁ、諸行無常。取り組んだ物事は、自他ともに認められる形できっちり終わらせてナンボだと心から思う。為したコトを他者と共有できるように仕上げることは、本当に新しいコトを始めるために必須なものだ。
閑話休題。
2014年のプロバイダでのサービス終了に合わせて現在のGoogleのサービスに引っ越した訳だが、その際に鬱症状に関連するそれ以前のエントリを基本的に削除した。結果として2012年より前のエントリはもはやどこにも存在しない。2005~2012年は3DCGモデリングを趣味としつつ、主にカナダの3DCGコミュニティのスレッドに入り浸っていた(英語を勉強しながらなので、個人的には十分厳しめで時間も喰うチャレンジだった)ので、そもそもエントリ数からして少なかった。
アーカイブの欄を見ると、年によってエントリ数の増減が激しい。しかし、2019年を除けばエントリ数の大小に健康状態の影響はほぼ無い。むしろ、ネタの有る無し、生活が忙しかったかどうかの影響の方が大きい。
まぁ1001エントリ目ではあるが、昨日に1エントリだけ非公開にしたので、現在公開されているのは1000エントリだけだ。投稿当時は気にならなかったんだけどね、改めて読むとちょっと下ネタが行きすぎかなってのを見つけちゃいましてね。