アップデート1.4になって個人的に唯一良くなったのは手榴弾の威力。ワールドレベルティアにスケーリングするようになって、どのティアでもそれっぽい威力になった。まぁこれは、アップデート1.3までの手榴弾の威力の取り扱いがクソだっただけで、至極当たり前になっただけと言える。
逆にとにかく気に喰わないのが装備セットの「バランシング」とやら。アップデート1.3でお気に入りだったファイアクレストはとってもつまらなくなった。
以前のファイアクレストは敵を炎上状態にしてから怒涛の火力で圧倒するタイプの装備セットだった。炎上状態の敵を倒せば焼夷特殊弾が10秒間使え、アサルトライフルやLMGのような連射系火器の威力は飛躍的に上がった。慣れてくれば「焼夷特殊弾で敵を炎上状態にしてから倒す」ことで特殊焼夷弾攻撃を続けることが可能で、加えて「リロード速度+100%」による高速リロードでそれが途切れることもない。肝心なのはどうやって最初の敵を炎上状態にするかだが、焼夷手榴弾、エアバースト、爆発性ドラム缶、火炎放射タレットと実は手は豊富で、状況を見ながらののインプロバイズが楽しかった。
現在のファイアクレストには銃弾が焼夷特殊弾となるボーナスも無く、リロード速度ボーナスも無い。加えて、アップデート1.4で特殊弾のステータス効果は無くなった。その代わりとしてか火炎放射タレットの射程距離が延びるボーナスが導入された。これはこれで威力はあるのだが結局のところはそれだけ、火炎放射タレットを使わないとファイアクレストに魅力は無い。ただし、これは火炎放射タレットが強力だって訳でも無くて、現行の敵NPCのAIがエージェントそっちのけでタレット潰しに出るという挙動に負うところが大きい。AIがタレットから距離を取ったり避けたりするようになれば、現行ファイアクレストも終わりだわな。
装備セットのボーナスの変更の方向性はだいたいこんな感じで、いわば「正解のヒント丸出しのなぞなぞ」のようなもの、「こう使いなさい」と言わんがばかりの自由度の無さには全く面白さを感じない。マニュアルライクなプレイスタイルの押し付けは要らないんだよなぁ。ちなみに「従来のファイアクレスト+エアバーストで着火」なら10秒ほどでケリがついたシチュエーションに、現行だとどうしても1分ぐらいかかるのはウンザリ。
11/3のSOTG(State of the Game)も特筆すべき内容は無し。
サバイバルDLCに関する情報は無く、PvPリバランスが目的と言われるアップデート1.5がやはりPTS(パブリック・テスト・サーバー)でテストされる旨がアナウンスされた。周辺情報も眺めれば、「コンソール機におけるオートエイム+ショットガンはオーバーパワード」である点の修正に開発側が相変わらずエラく拘っていることが良く伝わってくる。
ファーストエイド使用時のラグ(使用操作後の着弾で当たり前にのように死んだりする、とにかくアクティベートが遅い)はアップデート1.4における大問題で、さすがに言及せずにはいられなかった模様だ。ちな、原因不明とか。今週もバグフィックスは無いのはもはやお約束だが、バックパックキャパシティバグなどの懐かしいバグも復活させている昨今、そのような姿勢は如何なものか?
さて、11/3にはUbisoftの2016年度上半期売り上げに関する会合が開催されたようだ。プレゼンテーションなどはこのページから見ることができる。
注目はディビジョン関係だが、プレゼンテーション資料では「アップデート1.4によりアクティブプレイヤー数51%増」となっている。これは嘘では無いのだろうが、ポイントはUbisoftの会計年度は4月はじまりである点だ。つまり、上半期とは9月までであって、アップデート1.4は本来下半期に含めるべき話なのだ。上期末の値引きセール販売はソフトウェア業界では普通だが、ことディビジョンに関しては10月になっても値引きが為されたりと少し動きが違う。よっぽど上期の売り上げが芳しくなかったのだろう。何と言ってもリリースは3月と会計年度では昨年度なのでね。
注目はディビジョン関係だが、プレゼンテーション資料では「アップデート1.4によりアクティブプレイヤー数51%増」となっている。これは嘘では無いのだろうが、ポイントはUbisoftの会計年度は4月はじまりである点だ。つまり、上半期とは9月までであって、アップデート1.4は本来下半期に含めるべき話なのだ。上期末の値引きセール販売はソフトウェア業界では普通だが、ことディビジョンに関しては10月になっても値引きが為されたりと少し動きが違う。よっぽど上期の売り上げが芳しくなかったのだろう。何と言ってもリリースは3月と会計年度では昨年度なのでね。