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2015/02/02

チップチューン好きなら是非チェック

 チップチューンをざっくり説明すれば、ファミコン風といったローファイな音色、フォーマットを使った楽曲のこと。ここでフォーマットと言うのは、例えばゲーム機の「限られた同時発声数が少ない」故に生まれた編曲技法なんかが挙げられる。ただ音色をチープにすれば良いという訳ではないところがミソだ。日本だとソフト音源からビジュアルまで手掛けているユニット、YMCKがとっつき易さ(ポップさ)も含めて代表格なチップチューンアーティストなんじゃないかと思う。
 1980年代にMacintoshなどを使っていた人は分かると思うけど、コンピュータの「テキスト読み上げ」には当時はちょっと驚いたものだ。如何にも機械って感じの「しゃべり」は味と言うか癖があって、Youtubeなどであらためて聞くとローファイ感が半端無い。やっぱりと言うか、CHIPSPEECHという昔のコンピュータなどのテキスト読み上げ機能を再現したようなソフト音源がリリースされている。

 CHIPSPEECH自体もなかなか出来が良さそうなのだが、嬉しい事にCHIPSPEECHを使ったコンピレーションアルバム、"chipspeech AUTOMATE SONGS .01"がフリーダウンロード可能となっている。チップチューン好き、或いは興味を持った向きは是非チェックしてみよう。

2015/01/31

ロシア+恋のバカンス

 知ってる人は知っている、ザ・ピーナッツの楽曲「恋のバカンス」はロシアでは結構ポピュラー。ロシア版のタイトルは「海で、青い海で」ぐらいでしょうか。ま、ステージ演出は色々と微妙ですが…編曲はほぼオリジナルのままだったり、宮川泰氏の仕事偉大なり。ロシア語歌詞にもバリエーションがあるようです(空耳?)。

2015/01/25

Megpoid English、YMOの「The Madmen」カバー

 「おらといっしょにぱらいそさいくだ!」 ぼりぼり

 楽曲の元ネタというかインスパイア元は諸星大二郎氏のマンガ「マッドメン」とか。ちなみに冒頭のセリフ(うろ覚え)は同氏の別の作品(「生命の木」)からで、私の世代の伝奇マンガ好きなら必ず知っていなきゃならなかったセリフですね、あとヒルコの鳴き声とか。

2015/01/21

音楽関係、Youtube動画2つ。

 まだ観てないんですが、こういうのを公開してくれるのはとっても有難いもの。

2015/01/16

VOCALOID™4 Editor for CUBASEはまだ買っちゃダメ、かも。

 うちのPC環境特有かも知れないけど、VOCALOID™4 Editor for CUBASEを使うとメモリーリークかオーバーフローか何かが原因でCubase自体が落ちたり、ダブルクリック操作に一切反応しなくなったりと散々。特にクロスシンセシスを使い始めると不具合発生は必至で、VOCALOID™4 Editor for CUBASEを含むトラックの削除すらエラーで出来なくなる有様。

 VOCALOID™4 Editor for CUBASEはまだ使用に耐える仕上がりとはお世辞にも言えない。再生中には編集できないなど、仕様そのものにも疑問が残る。Piapro Studioの完成度だって今一つだが、安定性、レスポンスの良さなどはVOCALOID™4 Editor for CUBASEを遥かに凌ぐのが実態だ。VOCALOID™4 Editor for CUBASEのツールとしての生産性の低さは、ある意味驚くぐらい非常識なレベルと言って良い。

 ちなみに環境は、Windows7 64bit、Cubase Pro 8。

2014/12/22

Megpoid English、YMOの「シムーン」カバー、再び

 基本的にボーカルのミックス違い。先のバージョンはPiapro Studio(ボーカロイドエディタみたいなDAW用のプラグイン)の出力をエフェクトに通したものでしたが、今回のバージョンはCubaseのVari Audio機能を使ってピッチや発声タイミングをかなりいじってます。出来はもう一息。

2014/12/08

サンダーバードのテーマ!!

 私と同世代の人ならおそらく知らない人はいない「サンダーバードのテーマ」。作曲者のバリー・グレイ氏は謎多きと言うか写真も余り残っていない人なのですが、残した楽曲群はマイエバーグリーンです。

 かつて渋谷に映画、TV音楽を専門とした輸入レコード/CDショップがあり、足しげく通っていました。そこでとにかく入手したのはサンダーバードをはじめとした英国TVシリーズ音楽のCDです。けっこう人気があるので見つけたらとにかく購入、次は無いと思わなければならないような状況でした。iTunes Storeとか使っていると「こんなに楽に購入できて良いの?」って気分に未だなるのは仕方ないとしても、購入してからプレーヤーにかけるまでのワクワク感はもはや失われてしまったと言って良いでしょう。90年代初頭の輸入CDは軒並み再生エラーが頻発するようになってきましたから、音楽保存メディアとしてはCDはレコードに完全に負けています。またデジタルデータならばCD上にあろうがハードディスク上にあろうが無関係な訳で、もはや音楽流通メディアとしてもCDは意味を失っているように思えます。ハイレゾとか言い出すと、もはやCDには出番すらありません。
 さて 世代がらTV放送はモノラル音声が当たり前、故に「サンダーバード」、原題では複数形の"Thunderbirds"、もモノラル音声で観ていたことになります。本カバーは「モノラル音声で聞いていた楽曲を当時自分が頭の中で勝手に再構成していたステレオ版」の再現です。ですから、現在手軽に入手できるようになったステレオのオリジナルサウンドトラック版とは色々と違います。オリジナルを知っていると「あれっ?」と思う様な所も込み、と言ったところでしょうか。
 そう言えば、映画"THUNDERBIRDS ARE GO!!"のエンディングには観た当時に意表を突かれた事を思い出しました。 1:27:30あたりから。

2014/12/07

Megpoid English、YMOの「シムーン」カバー

 日本語では敢えて「シムーン」、アルバム「イエロー・マジック・オーケストラ(日本版)」の同曲に対する自分なりのイメージをかなり引きずった音作りになってます。最小限のリバーブ(残響をシミュレートするエフェクター)の使用と波形丸出しのシンセ音が一種のコンセプトで、ミックス名の通り、2種類のパーカッション(ジィー、チン!)を除いて、音は全てソフトシンセZ3TA+2(ゼータ・プラス・ツー)で作ってます。ドラム音とベースは正弦波とノイズだけ、風音はノイズだけ、他の音は矩形波が絶対入ってます。

 あ、DAWをCubase 7.5からCubase Pro 8にアップグレードしました。レンダリングエンジンが軽くなっている(リアルタイム再生時のCPU負荷が下がっている)のはメーカーの謳い文句通りです。ただしバッファサイズを小さくするとリアルタイム再生時にノイズが発生し易い傾向があります。

 FL StudioBitwig StudioへのDAW乗り換えも考慮しましたが、一旦使い慣れたもの変えるのはやっぱり敷居が高いですね。複数のグレードを揃えたアプリケーションであっても、欲しい機能の有無にこだわれば結局最高グレードを購入せざるを得ない訳で、導入コストも必然的に高くなります。ただ、FL Studioは無償でアップグレードし続けられるので5年単位ぐらいで見れば元は取れるでしょう。Bitwig Studioはバージョンが1.0から1.1に上がることと年末(会計年度末)ということもあってか、1月中旬まで少し安い価格で購入できるようです。円安が進行している昨今でも、国内代理店経由より海外のメーカーサイトで直接ダウンロード購入した方が安い、というのは何とも。

 Megpoid音声はエフェクトを除くとPiapro Studio出力のまま、調整は無しです。もちっと音は丸めた方が良っかなぁ。

おまけ

2014/10/30

ゴジラの映画音楽と言えば…

まずは伊福部昭氏、でも佐藤勝氏も忘れちゃいけない。両氏ともにリズミック、かつ一種の日本テイストを備えた楽曲を特徴とするが、方向性は全く違う。ざっくり、伊福部氏は西洋楽器を使いつつ日本(更にはアイヌ楽曲)的なリズムやメロディーを導入するという方向性、対して佐藤氏は和太鼓などの日本のパーカッションを積極的に使う方向性、と言えるんじゃないかと思う。

 ゴジラシリーズに絞れば、佐藤氏は「ゴジラの逆襲」と「ゴジラ対メカゴジラ」の劇音を担当している。前者ではメインタイトル、後者ではゴジラの皮(?)がはがれてメカゴジラが全身を表すシーンに使われた楽曲がそれぞれお気に入りだ。

 まず「ゴジラの逆襲」。黒澤明映画っぽいと思ったあなた、そう、その通りですよ。
 で、メカゴジラ。
 で、今日初めて知ったの事が!この曲に歌詞付きのバージョンがあったとは!

2014/10/26

Megpoid English、Kraftwerkの「放射能」カバー、リビジョンアップ!

 リビジョン1です。

 Native Instrument社のソフトシンセMassiveの音色作成のコツがかなり分かってきたので、Cakewalk社のソフトシンセZ3TA+2と同等に自分好みの音色を大量作成中。"Radioactivity"についてはベース音を新規音色に差し替え、バランスを取り直すために他の音源の音量や定位をかなりいじりました。ただし普通に聞く分には差は僅かでしょうね。

 あくまで「俺の中では別物」ということで。

2014/10/19

Megpoid English、Kraftwerkの「放射能」カバー

 音は全てNative Instruments社のソフトシンセMassiveで作ってやろうと。サイン波や矩形波が実にピュアでちょっとびっくりした事と、ユーザーインターフェイスが全く理解できなくて困っていたのにチュートリアルビデオを30秒ほどチラ見したら一瞬でユーザーインターフェイスの操作方法がほぼ全て分かってしまった事が発端。そうかドラッグ&ドロップすれば良い訳ね、ということ。ノイズも使い易いしね。

 あ、もちろんMassive VSTプラグインをDAWにロードしてまず実行するのは設定の初期化ですよ。この流儀はCakewalk社のZ3TA+2を使う時と全く一緒。

2014/10/12

Thatness and Thereness / feat. Avanna、肩慣らし!

 死蔵状態だったボーカロイドAvannaを使ってみる。

 音程によるフォルマント特性変化が大きく、"f"がほとんど聞こえないのに"i"がやたら大きいとか、これはこれで癖がある。Megpoid Englishの発声タイミングがエディター入力に対して遅れぎみなのに対して、Avannaはむしろ発声タイミングは早め。従って、Megpoid English様にいじり倒したデータを使うと物凄く突っ込み気味の発声になってしまう。

 SONiKAがそうであったように、英国Zero-Gのボーカロイドバンクは素人っぽいのが一つのミソ。かと言って声質は両者完全に別物で代替物にはならない。かつては海外でもSONiKAのボーカロイド3バンク待望論があったものの、 今では全く聞かなくなりましたねぇ。あと、Avannaのコンセプトは「ケルトテイスト」ということですがあくまで英語ボーカロイド(Engloid)、ゲール語系固有の音素は使えない。残念と言うより無念。

2014/10/03

Thatness and Thereness / feat. Megpoid English、リスタート!

 坂本龍一さん&ピーター・バラカンさんの楽曲、"Thatness and Thereness"は個人的に引っかかりの多いエバーグリーン。一度Vocaloid2 SONiKAでカバーをでっち上げたことがあるけれど、Megpoid Englishによる再挑戦に着手。アイディアスケッチとばかりに以前のデータは全て無視してとにかく組んでみた。関連して3DCGモデラーのリハビリもやっと本格的に始めてみたよ。

 途中から入るドラムの音が大きめなので、再生音量には要注意。

お久しぶり!Aphex Twin

 個人的には15年ぶりぐらいのAphex Twin、新作アルバム"Syro"から。

 アンビエント路線はスキップしているので、結局変わってるのか変わっていないのか、良く分からないのが良くも悪くもAphex Twin。

2014/09/14

S.P.Yのアルバム「Back to Basic」

 ドラムンビート聞く人なら英国のHospital Recordsは知ってる筈。最近HospitalからリリースされたS.P.Yのアルバムが結構好み、というか予想以上の「純度」の高さが嬉しい仕上がり。

 これまでのS.P.Yの作品群は、特にリミックス曲は「ドラムンベースかなぁ?」という感じでイマイチピンとこなかった。ただトラックメーカーとしては大変優れていると思ってはいて、アルバムが出れば必ず視聴はするけど結局買わないという状態が続いていた。

 で、新アルバムのタイトルがなんと「Back to Basic(Chapter oneとChapter twoの2枚あり)」。

 上記の通りアーチストとしては捨て置けない存在、かつ「基本に帰る」とくればちょっと期待しちゃうじゃないですか。「純度」、ある意味でベタなドラムンベースってヤツをですよ。Youtubeにアップされていたプロモーション用ビデオを1つ視聴して、即2枚ともiTunesで購入してしまいました。ベタに寄っているのでS.P.Yらしさってのは出にくいんだけど、やっぱり凡庸なトラックメーカーの楽曲とは一線を画す楽曲群、一つ一つの音の粒立ち感がたまらない。

 香りと並んで音楽の好みは人により様々で幅が広い。私自身も楽曲の好き嫌いが激しく(ただし、聞かず嫌いは全くしない)、ジャンルで聞く癖もないから、こと音楽に関しては実生活でも話が合う人が少ない。故に人に「これは聴くべきだ」とかは絶対言わない。ただ、S.P.Yのこれらアルバム「Back to Basic」はタイトルに偽りなし、このアルバムからドラムンビートに入っても良い、とは言っておきたい。一種のベンチマーク?、リトマス試験紙?みたいなアルバム2枚だ。

"Fly me to the moon" Megpoidカバー、リビジョン0

 まずはリビジョン0です。発声タイミングはwaveファイルに書き出してからCubaseのVariAudioで徹底的に調整。

 After Effectsでタイムカウンターを作ろうしたんだけど、エクスプレッション(スクリプトですね)の書き方をすっかり忘れていてびっくり、歳やねぇ。

2014/09/07

Fly me to the moon, again

 私が初めて実用に供したPC用DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトと言えば、Cakewalkの今や亡きProject5、Steinberg Cubaseに完全移行後の今でも実はPCにインストールしたままなのだ。何故かと言うと、結構スケッチ風というか、楽曲の大枠だけ組んだようなProject5データが多数あるからだ。

 かく言う本楽曲のオケも元々はProject5で組んであったものを、「Project5の画面を見ながら1日かけてCubaseで打ち込み直す」ということをやったものだ。ある程度はキーボード(鍵盤)から入力しても良いんだけど、リズム感が弱いところに来て、鍵盤を押してから発声までのレイテンシ(時間遅れ)が気になり出すともう対応できない。勢いマウスを動かした方が早いという訳だ。

 ただ一つ問題なのは、Project5上のシンセ音はほぼ全てCakewalkのソフトシンセPsyn IIで作っていること。 Psyn IIも開発終了して久しく、現在の64bit環境で動くバージョンはない。そのため、データ移植後になかなかProject5上で組んだ時のイメージが再現できなくて苦労することが多い。本楽曲に関してはCakewalkのサンプラーD-Proで大部分組まれていたので、D-Pro 64bitを使うことで音色的にはProject5上でのイメージを比較的短時間で再現できた。ベース音(2音色)だけはCakewalk Z3TA+2で元々のイメージに即した音を新たに作った。

 MegpoidパートはPiapro Studio、ほぼ「楽譜通りに打ち込んだ」に相当するもの。そのため、発声タイミングがツッコミ気味だったり、逆に遅れ気味だったりとばらつきがある。ツッコミ気味になりがちなのは、"let"、"me"、"and"、"play"とか、遅れ気味になりがちなのは"please"、"among"、"are"とかが代表的だ。"you are"のところは"are"の出だしが余りに遅いので、さすがにノートオン(発声開始)を1/64音符分前にずらしている、つーか、"You're"にしておけば良かったと今気付いたよ。発声タイミングはWaveファイルにバウンスしてから、Variaudioなどで徹底的に調整することになるだろうね。

 後、分かる人にはスペクトルの動きを見れば直ぐ分かると思うけど、Vocalodのビブラート機能は積極的に使っている。

2014/09/04

サンダーバードのテーマ!

 いわゆる期末到来、仕事も含めて色々と煮詰まっているので、昔(20年以上前)に打ち込んだMIDIデータをサルベージしてCubase7.5上で組んでみた。昔はサウンドブラスター(PCの拡張音源ボード)で鳴らして喜んでいたものでした。

 あ、オーケストラ編成での楽器配置をすっかり忘れたので楽器の定位は大雑把。

2014/08/21

ふぁっ、「夜のヒットスタジオDeluxe」!!

 いわゆる「夜ヒット」、知ってる人の年齢は推して知るべし。で、たまたまYoutubeで見つけたのがMichael Fortunatiの出演シーン。へぇ、来日したことがあるんだぁ、しかも楽曲は"Give me up!"じゃん、とか何気に見ていると、同曲を日本語でカバーしたBaBeのお二人も登場。他の出演者も懐かしいやら若いやら。

 ちなみに「BabeのGive me up!」で斉藤由貴さん主演のTVドラマ「あまえないでヨ!」とか思い出しちゃったあなた、そうあなた!お互い歳をとりましたなぁ。

 タイトルは「ライブ」になってるけど、これは口パクだよねぇ。「生出演」ってニュアンスかな。
 それはそうと、シュルダーキーボードっていうのは一応格好良かったんでしょうかねぇ。チック・コリアみたいにガリゴリ弾いたり、打楽器みたいに扱う分には多少ありかとも思ってましたが、未だ謎。

2014/08/10

フロッピー座の怪物?

 "Phantom of the Floppera"、"Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)"のもじりですね。 

 昔、むか~し、9セクタフォーマットのフロッピーディスクを8セクタフォーマットフロッピー用ドライブで読み込むために特殊なドライバーソフトウェアを使ったりしました。Windows以前のお話です。確かにドライブ動作音が変わったんだよなぁ・・・ちょっとそんな事も思い出したビデオ。おそらくドライブヘッドの動作(ステッピングモーターだったっけ?)を直接制御してんじゃないかと思います。