内ゲバ状態まで呈した某報捨て、えらくペダンティックなコメンテーターも出演するようになった。当人の専門分野から何処まで踏み出すかと期待していたが、全く踏み出さない姿勢に心底がっかりさせられた。まぁ、勉強もせず、自分に都合の良い事項のみ取り上げ、適当なことばかりしゃべるよりは幾らかマシとは言える。確かに日本は法治国家ではあるが、特定の条項にスポットを当てつつ、それと「国民の生命、財産の保護」や「公共の福祉」との兼ね合いに触れなければ理性的な、より広い視点からの主張とはならない。
「超法規的措置としての米軍による再占領、軍政」というオプションを個人的に捨てない理由は、「(現地)国民の生命、財産の保護」や「公共の福祉」を最も効率良く実現でき得る実効的な手段のひとつだからである。「恣意的解釈に基づいて法を振りかざす勢力の自由」と、「国民の生命、財産の保護」や「公共の福祉」を天秤にかければ、答えはおのずと明確だろうということだ。まぁ、これは妄言ということで宜しい。が、憲法停止(戒厳令施行)ができない現行の日本では、悪い意味で非常時に使える手は限られることは覚悟しておかなければならない。この点は、他国からの干渉が発生した際の日本のアキレス腱だからね。