ロッキード・マーチン社のF-35戦闘機の広告が日本の雑誌に掲載された時にはびっくりしたが、そのF-35に搭載されている分散開口システム(DAS)の日本語版の解説ムービーがノースロップ・グラマン社のYoutube Channelにアップされていてびっくり。ちなみにハングル版もアップされている。(雑誌広告を見たことないけど興味のある方はf35.comに行って、日の丸のリンクをたどってみよう。)どうでもいいけど、ノースロップ・グラマン社のムービーはロッキード・マーチン社やボーイング社のムービーと比べて何時までたっても垢抜けない感じがするのはなぜだろう。
まぁ兵器だって商品なんだから広告があっても変では無いが、掲載先が軍事航空雑誌とは言え戦闘機の広告の対象は誰なのだろうか。F-35Bなら一機欲しいけど、俺には買えんよ、ざっくり100億円だもの。
真面目なところ、DASがパイロットに提供するリアルタイムイメージは、かつてヴァーチャルリアリティと呼ばれた技術の正常進化形、実用形態の一つのようにも思える。Zガンダムのコクピットは全周モニタだったが、劇中の描写ではスクリーン画像の視点がどこなのかさっぱり分からなかった。基本的に自機の一部すらスクリーン上に表示されなかったからだ。が、ムービーを見れば歴然、DAS技術はZガンダムで描かれた全周スクリーンを実現し得るということですね。