「正直な予告編」ってとこ。
「そして、レンズフレア(AND... LENS FLARES)」、「さらにさらにフレア(AND... EVEN MORE FLARES)」に大笑い。レンズフレア、ぶれるカメラアングルなど、本作は「カメラや照明の下手さ」を一生懸命お金をかけてシミュレートした、とってもおバカな作品という側面もあることは明言しておこう。
まぁ、ドキュメンタリー映画風のぶれるカメラアングルや過剰なレンズフレアの導入は2003年の"Battlestar Galactica"でいきなり完成形で現れた。しかも、監督本人がその一回で「飽きた」という手法である。J. J. エイブラムスは製作として同様の手法を先鋭化してい用いた「クローバーフィールド/HAKAISHA」に関与、飽きるどころの騒ぎじゃないはず。それでもやっちゃうってのはウケ狙い以外に何か目的あるかいな。
NHK大河ドラマ「平清盛」でもそんな演出を感じさせる回があって観てる方が恥ずかしかったが、今時その種の手法をスタイリッシュなんて思っている人は「(少なくても)10年古い!」とバカにしてあげよう。
ピンポイントでさらっと上手く使ってる人は今も昔もいるんですからね。
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