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2026/01/31

TANCHJIM、SODA

 パッケージにすら再生周波数特性を載せるような技術志向な一面を入口にして、気が付くとTANCHJIMの有線イヤホンを数本持っている状態になって久しい。一般的にモニターイヤホンとされる音が好みなのでNORAは重宝していて、通勤カバンに常備して昼休みに音楽を聴くのに時折使っている。そのほか、リスニング寄りのFISSIONや4Uも気分で使い分けている。因みに大抵の使用は自宅外となるため、FiiO BTR-17にアンバランス接続することが多い。Bluetooth接続で使う場合のコーデックは、現状aptx-Lossless一択だ。

 で、本題。 TANCHJIMから新たなモニターイヤホンとして「SODA」が発売された。

 価格は約50,000円と、モニター用としてやはり愛用しているSennheiser IE 400 ProとかEtymotic ER4SR(イヤーピースは純正の2段のものを使用)とほぼ同じで、会社の昼休みに・・・といった用途には明らかに高価だ。実際、価格が20,000円を超えると、そのイヤホンを購入すべきか悩むのが常だ。性分として「この製品は高価だから、代わりにより安い別製品を購入する」は選択肢とはならないので、要は「購入するかしないか」を決めなければならない。が、今回ばかりはAmazonで見つけた途端に躊躇なくポチった。直観、ゴーストの囁きとでも呼ぶべきものに従っただけで、何も考えず、何も判断していない。まぁ、志望大学とか就職先もそんな感じで選んできたからね・・・。

 さて、イヤーピースとして(音漏れがほぼ無い)AZLA SednaEarfit Crystal2を付けての箱出しの音はまさに自分の望むものだった。「不満を一切感じない」とか「これで良いと感じた」というのがより正確かもしれない。BTR-17のデスクトップモードでの音の厚みの増加やハイハットなどの高周波を含む音の輪郭の明瞭化も自然かつ良い塩梅で、どうせ聴くなるデスクトップモードで、となっている。ケーブルは程よく弾力性があって曲がりにくく、使用時、収納時ともにくちゃくちゃになりにくくて好みだ。断線なんかもしにくそうに思う。因みにSODAの名が示す通り(?)、イヤホン本体にはクリアパーツが使われ、色はライトブルーだ。やはりライトブルーのBTR-17のケースとの見た目の相性も良い。

 イヤホンの音の好みや用途による使い分け方は人によって千差万別だし、価格も価格なので、絶頂期の元ベネズエラ大統領以外には僕からはオススメはしない。しかし、もしこの音がTANCHJIMが「モニターイヤホンの音」と選んだ音そのものとなっているのならば、僕は全力でTANCHJIMの選択を支持しよう。「聞き疲れしにくいモニター用の音」としては結構完成度高いと思うよ。

2025/07/07

Questyle QCC Dongle、ファームウェアアップデートができない

 Androidタブレット上の専用アプリからだが、様々なパターンでとにかくアップデートに失敗する。まぁ「アップデートが成功しました」と表示した上で死なれる(使えなくなる)よりは無限大倍マシ。

 因みに本品は「Pro」が付いていないのでLDACは使えない。が、AndroidタブレットではLDACは標準なので何にも困らない。何より価格が安い。 

2025/06/29

Questyle QCC Dongle Pro、ファームウェアアップデート作業にて死亡

  ファームウェアのアップデート(恐らくバージョン1.47⇒1.50)をAndroidタブレットの専用アプリ上から実施したところ、全く使えないものに。アプリ込みでなかなかに使い易く、aptX LosslessやaptX HDでの接続で重宝していたので実に残念。いやぁ、ちゃんと動作していれば結構良い製品だと思う訳です、私の使用機器には相性問題もありませんでしたし。週明けには会社の同僚にお勧めしようかなんて考えてた矢先の出来事。

 いまやタブレットやPCに刺してもLEDが光ることもなく、アプリからも認識されず。Androidが「どういう機器か」を判定できていない様子ですね、Windowsならデバイスマネージャー上で「?」と表示されている状態が近いかも。

 PCからの強制アップデートが可能なファイルも用意されていないようで、打つ手無し! 

2025/06/01

Questyle QCC Dongle Proを試す

追記:6/29に死亡 

 先行するエントリではオーディオオカルトに浸かっている感もぬぐえない記述もしたが、まぁ、ならばaptX Losslessをとっとと使ってみて感想の一つも書かないと無責任のそしりは免れられまい。他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス。

 Questyle QCC Dongle Proは5/30に発売されたUSB-C接続bluetoothトランスミッターで、aptX Losslessをサポートしているということで早速入手した。聴く側は用意万端で、Fiio BTR17と2つのaptX LosslessをサポートするTWSを既に持っている。一つのTWSに至っては購入は2年近く前であり、我乍らかつてのaptX Losslessへの期待の大きさを再認識せざるを得ない。ちなみにNothing Phone(3) ProがaptX Losslessをサポートしたと耳にしたが、Nothing EarがaptX系コーデックをサポートしていないのは微妙な気分になる。

 さて、Questyle QCC Dongle ProはちゃんとaptX Losslessをサポートしている。写真を見れば分かるように、BTR17のディスプレイにはaptX Lossless接続を表す「aptX-LS」の文字が表示されている。対してAndroidタブレット画面上のQuestyleアプリでは、オーディオコーデックとしてaptX Adaptiveが選択されている。が、「表示▽」をタップすると現れる詳細設定画面で「低遅延」ではなく「高音質」を選んでおくと、「必要な条件が満たされれば自動的にLosslessで接続される」ようになる。これについてはアプリ中にも製品添付のマニュアルにも説明がなく、輸入代理店のプレスリリースを読んで知った。アプリ中の文章もマニュアルも適宜改訂されるだろう。ちなみに写真下端付近に見える赤いRED付きの小さな箱がQuestyle QCC Dongle Proだ。

 

 aptX LosslessをサポートしたUSB-C接続bluetoothトランスミッターには先行製品があるが、私が持っている製品は「接続機器内部でのオーディオ処理のサンプリング周波数が44.1kHzでなければaptX Losslessが使えない」と制限がきつかった。昨今のAndroidタブレットならば48KHzや96kHzがデフォルトであることが多いから、実質的に使えないと言って良い。対してQuestyle QCC Dongle Proにその種の制限は無い。加えて使用するコーデックはアプリ操作だけで簡単に切り替えられる。つまり、ヘッドホンやイヤホンを装着したまま切り替えられので、コーデック間の聴き比べが実にし易い。

 さて様々なコーデックを聞き比べた主観的な結果は以下の通り。

  • aptX LosslessとLDAC(990kbps)とは良い意味で違いが分からん。
  • aptX HDとLDACでは人により好みが分かれるかも。聴いた機器においてはaptX HDの音の方が好みだが、そもそもサポートしている機器が少ないのでaptX HDについて一般性ある言及は無理だよねぇ・・・
  • aptXの音のスカスカぶり(厚みの無さ)が良く分かった。モダンaptXやLDACと比べるべくもない。Questyle QCC Dongle ProがサポートしていないのでAACとの聞き比べはしていない。
  • Questyle QCC Dongle Proでは、aptX Losslessの方がLDACよりも電子レンジのノイズに対して接続が切れにくい(途切れないとは言っていない)。

 最後にQuestyle QCC Dongle Proはオススメかと言うと・・・トランスミッター側でLDACが使えない環境ならば結構オススメかな、と。要はiPhoneやiPadでLDACやモダンaptXを使いたいなら約¥1万の悪くない選択肢かと・・・AACしか使わないのに他のコーデックをサポートした高価なTWSを買うのは意味ねぇなぁって話デス。まぁ、ドライバー(音を出すハードウェア)の違いも価格差になる訳ですが。