東洋経済オンラインの記事「三菱重工とIHI、ターボ事業が大繁忙の理由」を読んで思わず「へぇー」。
自動車用ターボは、米ボルグワーナーと米ハネウェル、三菱重工、IHI(石川島播磨重工)の4社で市場の9割以上を寡占。以前は米系2社で6割以上のシェアを占めていたが、日系2社が徐々に勢力を増し、現在は4社ともシェア2割台でほぼ拮抗している。
で、自分の車(FIAT 500 Twinair)のターボチャージャーはどこ製なのか調べてみたところ、やはり三菱重工系だった。 オランダのMitsubishi Turbocharger and Engine Europe B. V.はフィアットだけでは無く、PSA(プジョー、シトロエン)、BMW、ポルシェにもターボチャージャーを供給しているとのことだ。ボッシュなどの自動車部品では有名どころもターボチャージャーサプライヤーたらんと頑張っているようだが、シェアはまだまだということらしい。
Twinairエンジンは空冷2気筒エンジンで排気量は900ccもない。だが、1900回転という比較的低回転数で十分なトルクが得られる面白いエンジンで、街中をキビキビ走り抜けたい(キビキビ走り抜けてるつもり)向きには向いた仕様だと思う。アクセルを踏み込んでいくと、踏み込んだ分だけもりもりとトルクが増していくのが感じられるストローク範囲があるのだ。これは他の車では感じた事が無い不思議な感覚だ。
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