2013/07/07

2013/07/06 CBCラジオ×U-strip夜用スーパー「電磁マシマシ」

 「ゆかどち」(CBCラジオレポートドライバーの大嶽由香里さんと下條由香里さんのふたりによるユニット)来襲、あの種のかしまし感ある光景を観るのはオヤジとしては久しぶり。ここんとこ職場には「おねえさん」しかいないからねぇ(笑)。ユニット名の由来が

 「由香里と由香里、どっち?」

みたいなところ、というのは意外感があって脳が「あっ」と喜ぶ類のちょっと面白い話、友人の友人の演劇ユニット「タテヨコ企画」(横田修さん(作・演出・美術)と舘(タテ)智子さん(俳優))とか脈絡無く思い出したりする。

 脱線次いでだけど、東京近郊に住んでる人は演劇を観に行くには絶対恵まれているんだから、お気に入りの劇団のひとつも見つかるぐらいまでちっさな劇場に足を運んでみてほしいなぁ。映画、音楽ライブ、寄席、劇団四季や宝塚みたいな大規模劇団などとはまた違う、空間、時間ってのがあるよ。

 さて、NINTENDO 3DS用ソフトKORG M01Dが7/10(時刻不明)から配信(ダウンロード販売)開始ということで、パーソナリティ佐野電磁氏自ら「ゆかどち」にM01Dの使用方法を伝授(?)、「リバーブ → お風呂」「ディレイ → 一休さん(アニメのオープニングの「すき」の連呼から)」とか、適当と言うか何と言うか。

 16ポリフォニックシンセにあこがれ、エファクターなんてせいぜいコーラスぐらいしか買えなかった貧乏学生時代の自分からすると、\3000-(だっけ?+DS本体価格)で24ポリフォニックシンセ・エフェクター・シーケンサ+αが手に入るというのは隔世の感がある。が、「20年以上もかかった」のは意外に長かったな、というのも正直な思いだ。

 かつて、(個人的な認識では突然発売された)CASIO SK-1という超廉価版サンプリングキーボードとの出会いが、使う使わないに関わらず私のPCには常にMIDIシーケンサかDAWがインストールされている状態に繋がっている。私や友人にとってSK-1が果たした役割を、KORG M01Dが新たな世代にとって果たすことになり得るのか。楽器きっかけでワイワイガヤガヤやるのも楽しいもの、打ちこみがPC主体となる前は、シーケンサ+マルチトラックレコーダー+シンセを抱えてシンセやドラムを持っている友人宅間を夜中にうろつき回ったもんですよ。

 ハードウェアの制限から「打ちこみ作業」が避けがたく獲得せざるを得なかった一種の作業の密室性、発表先という出口が無いという閉鎖性は、インターネットの普及とともにかなり解消され、特に地理的に遠いことは制限にならなくなった。NINTENDO 3DS + KORG M01Dの軽さ、小ささは即機動力であり、むしろ身近なところの閉鎖性の打破に有効だ。「打ちこみ」もワイワイガヤガヤやれるということ、積極的に友人と貸し借りし合うってのも良いと思うよ。ベースにこだわるやつ、音色作りだけが好きなやつ、実は自分がプロデュース属性だったとか、色んな発見があるかもね。

 もし自分に中学生ぐらいの子どもが居て、彼/彼女がKORG M01Dを購入したら?

 「ちょっと貸せ!」って3DSを奪って10分程シーケンスをいじった後、「これがミュンヘンビートってやつよ!」なんて誇らしげに打ちこんだものを子どもに聞かせそうだね。

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