「パール兄弟」は音楽の供給媒体がレコードからCDへと徐々に移行していた時代のバンド。だから彼らの曲は私にとっては青春時代の曲、何の例えでもなく失恋が原因で部屋に閉じこもっていた時に聞いていた曲・・・と綺麗にまとめたいところだが、「洪水デート」と言う私の大のお気に入りの彼らの曲は、アルバム「PEARL TRON」に収録された「DISCO鎮魂巻」と言うメドレー形式の曲中の一曲だった。単独の録音がないかと当時探したが、ついに見つからなかった。別音源の記憶(イントロ部の記憶)もあるのだが、30年以上前の記憶なのでもうそれが正しいという自信は無い。
ちなみに、アルバム「PEARL TRON」のレコードは直ぐに出てくる。っつーか、どこにあるか分かっている。
どうしてこんなことを書くことになったかと言うと、ギターの窪田晴男さんの「洪水デート」の弾き語り調動画を、本当に偶然に偶然が重なってYoutubeで見つけたから。今日もちまちまと不愉快なことが結構あったんだけど、そんなことは全て忘れて今はなんとも幸せ。
ちなみに窪田晴男さんは、映画「王立宇宙軍」の音楽にも参加し、サントラでは「戦争」というタイトルが付けられた楽曲のギターを担当していたと記憶している。共和国リマダ駐留軍の新型ジェット機の登場、空戦開始からロケット発射直前の最終打ち上げカウントダウン開始までを含む戦闘シーン、ストーリー展開上のクライマックスを飾る楽曲だ。ただ編集の関係か、映画ではサントラ盤には収録されているイントロ部が使われていない、贅沢と言うか残念と言うか何やってんだよっつーか、映画っぽくないところと言える。まぁ、プロデューサーによれば音楽担当者とは多少あったようで、その影響の可能背は高いわな。この楽曲流れたとたん、当時いっしょに劇場に行った友人と「泣きのギターきたー!」と盛り上がった。そう言われることを当人はどう思うのかは分からないけれども、当時の仲間内の認識はそうだったんですよ。
この「洪水デート」の動画とのたまたまの出会いでの大事な収穫は、作曲がベース/住職さんのバカボン鈴木さんだと分かったこと。上述のようにメドレー形式の楽曲中の一曲だったので、レコードのライナーノートではどの曲が誰の作曲かがイマイチ分からなかったんですよ。いやぁ、曲自体も弾き語りも良い、良いな。歌詞については敢えて保留、ガチで思い出補正入っちゃってるから・・・泣いちゃうぞ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿