2014/02/13

Heavyocity Media社のDM-307買っちゃった。

 Heavyocity Media社のDM-307買っちゃいました。クーポンディスカウント無しで$299と決して安い買い物ではないんだけど、出てきた音は期待以上、「音が"FAT"」という他の人の評価に激しく同意。これは他のドラム音源を暫く触らないかも知れない。

 1時間程触って操作方法はマニュアル無しでほぼ完全に理解できた模様。

 グリッドと呼ばれるステップドラムシーケンサーが予想外に使い易い。所謂グリッド画面では5バンク(バスドラム、スネアドラム、ハイハット、パーカッション、エフェクト)でしかパターンは組めないが、各バンクのステップ毎のヴェロシティや音色が別画面で細かく調整できる。大雑把にパターン組んで、細かい調整は後から可能という構成は、私のワークフローにはぴったりだ。具体的には、まず基本の仮パターンを組んで、曲全体の構成に合わせてパターンを配置し、全体の流れやベースに合わせてパターン、配置や音色を再調整する、というものだ。

 Cubase7.5付属のGroove Agentもずいぶん進化したけれども、使って感じる不満点は今でも多い。DM-307はこれら不満点の解決法を全て提案しているかのようにすら見える。後戻りを如何に少なくするか、後戻りによるコストを如何に最小化するか、これらの観点から見るとDM-307の機能の整理の仕方は極めて合理的だ。

 もちろん、グリッドは使わずMIDIで直接叩くようなセットアップも用意されている。General MIDIのドラムキットは完全にカバーされていないけど、そもそもグリッドでカバーしている範囲でしか使わなくたって十分だろう。

 コンプレッサとサチュレータを組み合わせたようなグローバルエフェクト"PUNISH"も強力だし、特定のエフェクトをMIDIノートに割り当ててリアルタイムでエフェクトのオン/オフができる"TRIGGER FX"もHeavyocity製品の大きな強みだ。

 NI KONTAKTは基本的にライブラリを使うだけのつもりだったけど、これは自分でデータ組まない手は無いなぁ。

 ずばり、★★★★★!

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