ゲームをやるからと言うより、むしろGPUを使うアプリやツールを幾つか使っている関係でグラフィックスカードをアップデート。
CUDAベースのアプリ/ツールの高速化が主眼なので、グラフィックスチップはnVIDIA製一択です。本体電源容量の実力も考慮して、TDP150W級、追加電源8pin×1のGTX 1070チップのカード、GIGABYTEのG1 Gamingを隣町のショップで購入しました。購入価格は消費税込みで6万円チョイだったので、現時点では高くもなく安くもなくといったところでしょうか。
ある時期までは発熱を嫌ってDP120W級までで良しとしてきたのですが、昨今のGPU利用アプリ/ツールの増加に伴ってTDP150W級も解禁としました。その第一弾が先代のGTX 970カードだったのですが、性能はともかくとにかくGPU温度が上がる上がる。回していると直ぐにデフォルトの温度制限値79℃に達してしまいます。CPUのみならず何枚ものカードを焼いたというPC自作派時代のトラウマからは抜け出せず、GPU温度が72℃を越えないように実質的にダウンクロックして使っていたのが実態でした。それでも、冷却ファンの音がふと気になることは少なくありませんでした。
対してGTX 1070、評判通りGPU温度上昇は控えめです。 冷却機構の性能向上も一因でしょうが、デフォルト設定ならばベンチマークアプリを回し続けても70℃越えは極々まれにしか発生しません。夏も盛り、室内温度30℃での結果ですから、いやはや十分許容できるGPU温度です。ベンチマーク実行中にファン音が気になることもありましたが、実は音源はCPUファンだったというのがオチでした。
では、参考までに定番の3DMark/Fire Strike(1080p)のベンチマーク結果です。
某GTX 970カード
- 10377(デフォルト設定)
GIGABYTE GTX 1070 G1 Gaming
- 14097-14170(ゲーミングモード/デフォルト設定)
- 14287(オーバークロックモード/プリセット設定)
- 13893(エコモード/プリセット設定)
- 14232(パワーターゲット111%)
ざっくり+40%のスコア増で、文句なし。
あと書き忘れていたのですが、GPU利用アプリ/ツールの性能向上にはカードのメモリサイズも影響します。GTX 970のカードでは実質的に使えるメモリの上限は3GB(4GB搭載していても)です。対して今回のカードのメモリサイズは8GB、これは状況によって凄く効きそうですよ。
うらやましいww
返信削除わたくしPS4でカクカクプレイ(笑)
グラボは1GBの安物でもブラウザの動きや読み込みが変わりますもんね。
ついこの前まで3GBだったのに、もう時代は8GBってすごい・・・・。
PS4にもタワーPCみたいに鉄塔CPUクーラーと2枚差しグラボ追加できたらいいのにw
え、PS4ではカクカクプレイ?!
削除以前のコメントにあったように、コンソール機の代替わりの前章みたいなものとしてソフトとハードのミスマッチが始まっているということなのでしょうか。カクカクとかコンソール機ではホント有って欲しくないですね。
でもPCのグラフィック周りは金喰い虫ですからねぇ・・・コンソール機一世代分ぐらいの期間はこのままの可能性が・・・
カクカクと言っても一応30fpsはあるんですが、60fps動画を観た後の30fpsプレイはものすごくカクカクに感じます。
返信削除あとメモリの少なさも原因かもしれません。リニア系は60fpsですけど、メイン・グラボ共用8GBというメモリの少なさなのでオープンワールド系では必ず30fpsです。
PCグラボの更新は早いですもんね(;^_^A
ゲームPCは最初から組んだら最低でもドスパラで15万以上はかかりますもんね。
ゲーム会社が高グラ主義から脱しないと、金銭的な理由でゲームPCの保有数が減りそうな気がします。
なるほど。私は見ててもfpsが分からない口なんですが、fpsが激しく変動したり操作に対して画面表示のラグが大きいとてきめんに酔うタイプなんですよ。ですので画質が幾ら下がろうがfps優先です。程度問題ではあるのですが、メモリ共有なら「画質低だけど高fpsのモード」はむしろコンソールに有っても良い様な。
削除直近のグラボの性能向上の早さはVR絡みという側面もあるでしょうね。VRとか4kとか言わなければ既にオーバースペックという気もするので、その辺りを敢えて捨ることで価格を抑えたゲームPCというのも有って良い気がします。AMDが得意そうなんですけどね。
昔からグラフィックはAMDって言われてますね (20年前のPCブームが懐かしいw)
返信削除ディビジョンから画質調整はできるようになったんですがさすがに60fpsにはなりません(笑)
ほんと画質よりfpsのほうが大事ですよね。低グラのク〇ゲーでも60fpsあるとそれだけでゲームの楽しみそのものが増えます。
VRといえばPS4NEOが秋ごろに出ますね。
ハイエンドと謳ってますけど若干の性能アップだけなので、VR使用分の性能でしょうね。
引かれるかもしれませんが『サマーレッスン』がやたらと気になりますww
ただVR本体の値段が・・・・ (・_・;)
60fpsを初めて経験した時の感想は「このゲーム、こんなに簡単だったのか!」でした。時間方向の情報量ってバカにならないです。業界内でもfps派と高画質派の対立みたいなものはあるようですね。
削除プレイするかどうかは別にして(笑)、「サマーレッスン」みたいなタイトルは作られるべきものだと思いますよ。ゴールではなくマイルストーンにしかなれないのは宿命ですし、ポジティブな意味で「技術的に作れる」ことは分かってますからね。UI含めてどこまで作り込めるのか、同種タイトルのベンチマークになるようなものであって欲しいなぁ・・・ただ作ってみたでは志が・・・ね。
GPU計算屋の知り合いに聞いたところ、NEOのGPU演算能力はオリジナルの約2倍だそうです。個人的には、既存ゲームタイトルに対してはその能力をfpsに振って欲しいですけども、どうでしょうかねぇ。