米空軍のジェット練習機の更新が、新規機体の導入ではなく、現行練習機T-38のコクピット周りの改修と一部機体フレームのアップデートに決定したそうだ。
T-38の製造はノースロップ社だが、今回の契約先はボーイング社である。初飛行が半世紀前(1959年)という事一つをとっても、多くの名機を生み出してきたノースロップ社の面目躍如といった感じだ。一方、契約をゲットしたボーイング社のそつの無さ、ある種の営業センスも光る。必要十分な性能、低コスト、(極)低リスクがそろえば何の問題があるだろうか。
ロッキード・マーティン社のT-50は残念、また一つ案件を失った。とは言え、ロッキード・マーティン社自身も採用されることは期待もしていなかっただろう。そもそも設計完了段階で米空軍のニーズとマッチしていないことが判明、開発中止されたものだからね。
0 件のコメント:
コメントを投稿