B.L.I.N.D装備セットと言えば
ちゅど~ん!
敵を倒すとその頭上でフラッシュバンが炸裂するというオカルト装備セットだ。B.L.I.N.Dはアップデート1.3&アンダーグラウンドDLCリリース時に導入され、新装備セットとして大々的にフューチャーされた。が、その評判は導入前から芳しくなく、案の定、使ってみればほとんど役に立たないことを身をもって知ることになる。
ちゅど~ん!
私の中でのB.L.I.N.D装備セットの位置付けは、ずばり「装備セット界のお笑い担当、ただしかなり寒い」だ。
さて、ちゅど~ん!もといB.L.I.N.D装備セットはアップデート1.4でBansheeという別の装備セットに変わった。つまりB.L.I.N.D装備セットは無かったことにされた訳だ。にもかかわらず、パブリックテストサーバー(PTS)では依然としてB.L.I.N.D装備セットがドロップされ、公式フォーラムのバグリポートでも報告が上がっていた。
ね、B.L.I.N.D装備セットは健在ですよね。
一方、ちゃんとBansheeに変わっているという報告もあってちょっとした謎だったのだが、ゲームの言語表示を英語に変えてみたらちゃんとBansheeに変わった。どうも英語以外の言語の多くでは、 表示される装備セットの名前がまだ変更されていないようなのだ。完成度低すぎるよねぇ。
せっかくなのでBansheeのセットボーナスを確認しておこう。
- 2ピース:入手DZファンド(DZクレジット)+20%
- 3ピース:カバー外の敵へのダメージ+10%
- 4ピース:ローグである間は、30秒毎に全ての弾薬が再補給され、ローグではないプレイヤーから受けるダメージが-10%。ローグではない間は、移動速度が+20%、ローグへのダメージが+10%
ん~、ダークゾーン行かないプレイヤーには旨みが見えにくい装備セットですね。
続いてあまり芳しくない話。
公式フォーラムには既知の問題が公開されている。以前はプレイヤーから報告のあった50個は下らない多数のバグがリストアップされていたのだが、現在は「(Massiveがフィックスの)優先順位が高いと判断して調査中」のバグのみがリストアップされるようになった。いやいや、これは悪い兆候だ。
まず、バグリストの実質的な削除は「都合が悪い事を隠蔽し始めた」との印象を与える。次いで、「Massiveとコミュニティとではフィックスすべきバグの優先順位が違う」ことはこれまでの様々な経緯からかなり明らかだ。Massiveはプレイヤーから信頼感を得られたかもしれない貴重な機会を、「以前と同じことを繰り返す」ことによって台無しにしているようだ。アップデート1.4ではスカベンジングが削除されたが、Reddit投稿者の多くの見立ては「スカベンジングのバグが直せなかったのが原因の削除」だった。まぁ、Massiveはそんな程度と思われているってことですね。
「Massiveは何も変わっていない、何も学んでいない」
公式フォーラムへの投稿に目を通せば、そんな諦め感が行間から滲み出る投稿に出会うこともあるでせう。
本エントリ最後はSteam経由のプレイヤー数の話。
PTSでは純減、プレイヤーが興味を失いつつある雰囲気が濃厚だ。「PTSって盛り上がってる?」という問いには、「盛り上がる要素なんて無いじゃん!」と自信をもって答えられるよ。
本体ゲームでは、なんとプレイヤー数が増加!倍増だ!どうも40%ディスカウントが効いたみたいで、2週間後辺りのプレイヤー数が楽しみ、もとい気になるね。