2014/10/19

NHK 「カラーでよみがえる東京」に激おこな俺

 別の事をしながらの「ながら見」ながら、「それはないだろう」と言う色が多くて閉口。カラー化と言っても結局着色に過ぎないならば全く意味が無い。使用した色には何らかの技術的根拠ぐらいはあろうが、最後にモノを言うのは広い意味での考証、色に関する他の資料との相互参照などによる根気が必要な「人の手の介在」だ。「知性、知識の介在」と言っても良い。

 これを3DCG映画製作に例えれば、ピクサーやディズニーがキャラクターのモーション付けのために何故アニメーターを多数雇っているのか?才能あるアニメーターを発掘しようとし続けているのか?という問いへの答えに相応しよう。

 海外のドキュメンタリー番組でもモノクロフィルムのカラー化は良く行われているが、きっちりとした時代考証を踏まえての作業である事にしばしば感心する。それら労作と較べると、適当な時代考証故か遠慮がちに薄く色付けされた画像には「如何にも」といった作りモノ臭さが付きまとう。はっきり言えば、「限りなく嘘に近い」、「実質的にじゃねつ造」と言うことだ。

 少なくとも製作側に「軍装」に関する知識が皆無であることは明言できる。使われている色は国を問わず適当で、全くもってやっつけ仕事、知性も魂も全く感じられない。おそらく歴史の知識も圧倒的に不足しているのであろう。一事が万事、底が浅いのである。もしかしたら唯の無能なのである。頑張ったって結果があれでは意味が無いのである。

 NHK解体論?こんな調子ならそれも妥当だ。敢えて問う、私達の御先祖様に対するこの「誠の無い」所業、お前達は何者だ?何が目的だ?

これは凄ぇ、「柏サポがFWドゥドゥに『アホの坂田』チャントを歌う→まさかの反応が…」

 ドメサカブログのエントリを見てびっくり。

 関西のTV電波圏で小学生時代を過したことがあるオヤジ世代なら(ほぼ)絶対知ってる「アホの坂田」、でもそれっぽく踊れる人は良くて半数。誰が横歩き教えたのよっ!サイコーじゃんっ!て話。
 で、オリジナル、コテっコテですな。「(アホの坂田)馬鹿にすなーい!」→「アホちゃいまんねんパーでんねん」は明白。阿呆、馬鹿、パーの明確な区別はひとつの関西文化と言って過言ではないのだが、関東に来るとその辺りは通じないというかニュアンスが結構「てれこ」なんだよなぁ。

つ iTunes12.0.1.26

 何気にiTunesをアップデートしたらバージョンが12.0.1.26に。ついにiTunes12登場です。

 まず目につくのは、アイコンの色の変更。個人的には下品な感じがしてどうも勘弁っていうのが正直なところ。私のWindowsデスクトップの基調色は淡い緑なので、見事に補色がぶつかる形で相性が悪いこと甚だしい。「日章旗ガー!」までもう二息ぐらいかな?ちなみにグラデーションは「フラットサーフェス」との相性が最悪の筈。

 レイアウトもかなり変わっている、と言うか思想からして変わっているので最初のうちは混乱必至ですね。差分でも追えるけど、考え方をリセットした方が絶対効率的。インターフェースやレイアウトの理解のキーワードはやっぱり「フラットサーフェス&タイル」、かつディスプレイは横長(ワイドスクリーン)が大前提と見た。が、それでも横幅が足りない感じのiTunes Storeのレイアウトの間抜けさ加減は素人目にも痛い。

 「フラットサーフェス&タイル」ベースのユーザーインターフェイスはWindows8のやり方の方が王道であり、徹底具合も完成度も高い。問題はユーザーがそれを受け入れなかっただけである。それを見ていたのかどうかは不明だが、iTunes12の「フラットサーフェス&タイル」の導入具合は実に中途半端に見える。iOS7、8とiTunes12との間にもデザイン思想に乖離が残る。ポストジョブス時代のAppleのユーザーインターフェースデザインは、視覚的にも機能的にも統一感が完全に失われてしまったままだ。

 iTunes11ではかなり処理が馬鹿っぽかったiTunes Storeアクセス時のディスク使用方法は改善された模様でこれは良い点、と言うか少なくとも普通にはなったという話。

 Windows7 64bitでのウィンドウ右端問題はiTunes11からきっちり引き継いでいる、っつーか引き継ぐんかい!

Megpoid English、Kraftwerkの「放射能」カバー

 音は全てNative Instruments社のソフトシンセMassiveで作ってやろうと。サイン波や矩形波が実にピュアでちょっとびっくりした事と、ユーザーインターフェイスが全く理解できなくて困っていたのにチュートリアルビデオを30秒ほどチラ見したら一瞬でユーザーインターフェイスの操作方法がほぼ全て分かってしまった事が発端。そうかドラッグ&ドロップすれば良い訳ね、ということ。ノイズも使い易いしね。

 あ、もちろんMassive VSTプラグインをDAWにロードしてまず実行するのは設定の初期化ですよ。この流儀はCakewalk社のZ3TA+2を使う時と全く一緒。

2014/10/18

為替介入はやめなはれ


 別に米国の肩を持つつもりもないけど、結局その場しのぎの策に出て既にぱっくり開いている傷口を更に広げる様は中韓ともに実に無残。米国の糾弾はもっともで、経済が専門でなくてもマズイいことをやってることは十分に分かる。既に避けられないと分かっている予測された経済破綻は自国の利益にならないばかりか、その過程で結局ゲームに参加できる富める者を更に富ませるだけだ。そしてその分だけ破綻後の処理に要する資材や時間もどんどん大きくなる。

 韓国においては多少の同情の余地はある。既に海外の経済植民地と呼ばれて久しく、自国企業の収益の大部分が海外へと出て行くのが実態だ。

 このような経済構造は実はソヴィエト連邦(ソ連)崩壊直後のロシア共和国に似ている。当時のロシアではエネルギー関連企業が軒並み国内の新興成金と欧米企業の資本に抑えられてしまい、これら企業の収益はほとんど国内に残らなかった。状況を変えたのはプーチン現大統領である。彼はエネルギー関連企業の国有化を強行し、更に企業の統合を進めて巨大エネルギー企業体(ガスプロムやアトムエネルゴプロムなど)の形成を一気に推し進めた。天然ガスや原子力プラントの輸出は国内経済復活の原動力となり、加えて外交上のカードとなった。この辺りの経緯を知らないと、ロシアでのプーチン人気の高さは理解しにくいのではないかと思う。プーチン大統領の手法で欧米資本は少なからずダメージを受けた。しかし、ロシア国民の不満が「ソ連時代への回帰」へと向かう勢いを断ち切ったというのも事実であり、地域安定の観点からは正解のひとつだったと個人的には捉えている。ロシア国内が混乱状態となればロシアからのエネルギー供給は途絶え、更に他国を巻き込んだ軍事的暴発の可能性もあったからだ。プーチン大統領は絶妙なバランス感覚と婉曲的な恫喝(ロシアの不安定化の可能性だ)を使って「長期的見地からの双方の利益」を演出、欧米資本からは妥協を、国内からは支持をそれぞれ手に入れたと言って良いと思う。日本では強面のイメージが強いプーチン大統領だが、KGB出身は伊達ではない、リアリストのバランサーにして英雄なのである。

 少し脱線すると、ISISの地域的、宗教的復古運動という側面は見逃すべきではないと思う。

 対して「自称アジアのバランサー」こと韓国はバランス感覚が全く感じられない。自身らの歴史だけでなく、直近のロシアの経緯も理解していないように見える。これら愚劣さ、或いは日本人的心情からは「怠惰故の卑怯」ともとれる振る舞いは、先の「同情」を帳消しにするどころか「同情すること自体を馬鹿らしく感じさせる」までに酷い。自己資本に対する借金の割合が1000%近い企業が多数有りながら、それら企業を生き残らせようと愚策に走る様はまるでゾンビ映画のカットの様だ。「借金は踏み倒すもの」「いっぱい借金してでも楽しく暮らし、借金は返さないまま死ぬのが夢」と平然と言えるという「価値観」を共有する国家、国民、文化、民族はおいそれとは見つからない。英雄が生まれない、産ませない国は統合の拠り所が無く、国であること自体が矛盾、或いは不必要なのである。

 中共も特殊だ。全ては中国共産党幹部の自己保身に帰すことができよう。 彼らは人民による粛清を避けるためなら、逃げ出す以外の全てのことをやってやろうとしている様に見える。新興成金や海外居住者(何人か知り合いがいる)はその辺りを完全に読み切っており、中共本体の没落の影響を受けないように実にしたたかに振る舞っている。つまり、中国共産党には何も期待していないのだ。韓国同様に、やはり現在の中共も国である必然性を著しく欠くと言って良いと思う。

 米国には意外にナイーブなところがある。米財務省が韓国や中共の経済状況をどの程度正確に把握しているのかは実のところ良く分からない。ただ、軍事的見地からは、中共に対しては軍事的圧力の必要性を、韓国に対しては不信を、それぞれ露骨に国内世論に刷り込むような報道が俄然増えてきた。ポスト中韓経済破綻後の世界をどうするか、当事者以外の間では既にある程度のコンセンサスが形成されているのかも知れない。もしそうなら、今回の米財務省のリポートは一種のアリバイ工作に過ぎず、中韓経済破綻の引き金を引くのは中韓以外の国、例えば北朝鮮、かも知れない。少なくとも北朝鮮には英雄がいるからね、ここにもソ連~ロシアのリアリスト達が介在しているのは面白いと言えば面白い。中韓とは実はちょっと違うんだな、共にリアリズムは排除の対象にしてしまったからね。

2014/10/16

アパッチ!

 以前に職場の喫煙室で同僚と「ニコラス・ケイジ主演の映画『アパッチ』は全然TVとかでやらなくなったよね、DVDも見たことないしね」なんて話していた事がありました。

 宇宙人ジョーンズがなんか若いねぇ。お約束のデイル・ダイ大尉(退役)も登場!

2014/10/13

アニメ「暁のヨナ」ねぇ・・・

 主人公の名前で既に終ってる感満載なのですが、放送されてやっぱりという感じだそうです。

 ハイファンタジー(現実との接点なし)ではなく誰かにとって居心地の良い妄想(誰かにとって都合の悪い歴史を改変し、別の形態で提示する)ということです。つまり、ハイファンタジーの資格がないということ。 「高華王国」とか、劣等感か当てつけの何れかが込められているのは明白ですね。もちろん、そのどちらかであるかはこの名称を選んだ主体に依存ということです。自称なら妄想そのままの垂れ流し、他称なら相当意地が悪いとしか言いようがありません。まぁ、単なる無知という可能性も残りますけれど、その場合は「罪」ですね。

 ファンタジーで敢えて止めるというのは「風刺」では良く使われる手法ですが、本件は無関係でしょう。One Pieceがハイファンタジーではないどころか風刺とも言うべき毒が随所に盛られている、という指摘は以前から多いですね。

 一般的日本人はそのあたりの区別をきっちり付ける線引きが得意だし、他者に対する配慮もある(あった)。故にその辺りの素養のない人達とは提示されたものの見え方が違うんだ、という点はまさに越えられない壁である訳です。昔はけっこうアニメ化の時点で妄想垂れ流し的な部分は設定を変更するといった「配慮と品位」があったものですが、今はもうそういうものは無いのですね。  

2014/10/12

T-50は米国製、世界の常識と韓国の非常識

 韓国の超音速練習機T-50はロッキード・マーティン社のお蔵入りした練習機設計をロッキード・マーティン社自らが韓国KAI社の依頼に基づいて焼き直したもの・・・と言うのは世界でも日本でもとっくの昔からの常識。ワークシェアは米国企業が55%を占め、どう考えても米国製・・・と言うのも世界でも日本でも常識。何で常識って断言しちゃうかと言うと、日本語版ウィキにもちゃんとそう書いてある

 でもそこはお約束の韓国。「純国産」とか言い張ってたところに思いもかけず米国から横槍、新たなる"Don't korea!"事案の誕生のようです。この期におよんで微妙に論点外したコメントをしている人が少なくないのも大事なお約束。まさに鉄板ですな、水陸両用装甲車両の追加装甲板は塩害で朽ちるにまかせつつ未だ国産化できてないらしいですが。

韓国空軍のアクロバット飛行隊「ブラックイーグルス」の中国の航空ショー参加に対し、米国が「待った」をかけたことが韓国で話題になっている。

9日の朝鮮日報によると、ブラックイーグルスは、来月、中国の広東省珠海で開かれる航空ショーに参加する予定だったが、米国が「T50の技術が中国に流出する恐れがある」として参加取りやめを求められているという。

ブラックイーグルスが使用する練習機「T50」は、韓国航空宇宙産業(KAI)製造で韓国では「国産」「韓国製」といった枕詞を付けて呼ばれている。しかし、米ロッキード・マーティン社から技術支援を受けているため、輸出や敵性国家への飛行には米国の了解が必要だという。

このニュースに対し、韓国ネットユーザーはざまざまな意見を寄せている。一部を紹介しよう。

「自慢の国産飛行体と言ってたのに・・アメリカ製だったの?」

「“純国産技術で作った”という嘘がばれたね」

「国産機と呼ぶな(笑)エアショーすら米国の許可が必要なのに」

「この記事の核心は『米国の技術で作ったT-50』」

「訓練機すら自力で作れないくせに何がエアショー参加だ、恥ずかしい」

「まさに米国の属国!」

「米国の措置は正しい。飛行機が中国に入ったら中国の方々がただ眺めているだけだろうか?」

「米国としては当然の措置。国家間の約束は守るべき」

「エアショーで国威発揚もいいが、なにかが流出する可能性を考えると参加すべきではなかろう」

「エアショーのような目先の点数稼ぎでなく、日本のように長期的に米国に信頼を示して訓練機より重要な戦闘機を開発する方が良いのでは」

「中国を絶対に信じるな。 油断禁物だ」

「技術の流出はウソ。『韓国と中国を敵に仕向けたいのにエアショーとは何事だ』こんなところだろ」

「飛行テストはもう一つの露出になるんだ」

「要は米国が韓国を信じていないって話」

Thatness and Thereness / feat. Avanna、肩慣らし!

 死蔵状態だったボーカロイドAvannaを使ってみる。

 音程によるフォルマント特性変化が大きく、"f"がほとんど聞こえないのに"i"がやたら大きいとか、これはこれで癖がある。Megpoid Englishの発声タイミングがエディター入力に対して遅れぎみなのに対して、Avannaはむしろ発声タイミングは早め。従って、Megpoid English様にいじり倒したデータを使うと物凄く突っ込み気味の発声になってしまう。

 SONiKAがそうであったように、英国Zero-Gのボーカロイドバンクは素人っぽいのが一つのミソ。かと言って声質は両者完全に別物で代替物にはならない。かつては海外でもSONiKAのボーカロイド3バンク待望論があったものの、 今では全く聞かなくなりましたねぇ。あと、Avannaのコンセプトは「ケルトテイスト」ということですがあくまで英語ボーカロイド(Engloid)、ゲール語系固有の音素は使えない。残念と言うより無念。

FIAT 500 Twinair、車載コンピュータは大丈夫?

 さて、私のFIAT 500 Twinairの燃費はざっくり17km/ℓ。この燃費だと、先代の愛車FIAT Nuova Pandaの経験を踏まえても平均時速は22km/hぐらいだ。実際、先週末の時点でもトリップメーターが表示する平均時速は22km/ℓだった。

 が、昨日何の気無しに平均時速をチェックすると…

 なんと3km/h。四度見ぐらいしてもやはり3km/h。

 車載コンピュータ、大丈夫?