「JJ、俺達はあんたを信頼しているぜ」
海外のスターウォーズファンが着ていたTシャツのプリントだ。JJは「フォースの覚醒」の監督、JJ エイブラムスを指すことは言うまでもない。
さて、予告編の第二弾が公開された。世代的に「期待するな」というのが無理な話だ。
スターウォーズ・エピソード1~3はある意味とっても不幸、とてつもないハンデを背負っての制作だった筈だ。エピソード4~6の前日譚であるから、ヨーダなどの例外を除けば「おなじみに顔ぶれ」は出ることができない。加えて、シリーズのラストは誰もが知っていた、「ダースベーダーの誕生」だ。二分法における正邪の正、ジェダイは邪たる帝国と皇帝に敗れるのだ。このような縛りの下では、観客にカタルシスを与えることは根本的に困難と言える。残念がらエピソード1~3は最後までこの縛りを克服できなかったと思う。
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