2026/08/26

26Q2アニメ雑感メモ

  白眉は「ワールドイズダンシング」。

 第1話を観て、「プロデューサーか監督のどちらかが能について知っていて、製作にあたって熱意があった」と単純に思った。どうやらプロデューサー(の一人)が正解だったようで、「熱」は2話以降も感じ続けている。まぁだからといって苦言というか思うところはあるもので、主人公がショックを受ける白拍子のシーンの作画表現はある意味普通(よくある処理)過ぎて特別感じるところは無かった。ちな、私は主人公にクソガキ臭は全く感じない側にいる。

 原作マンガは後追いで読み、既に完結しているのに最初は驚いた。現在のペースだと1シーズンできっちり完結するのだろう。ティザーを改めて観ると、この段階で完パケ状態であったのだろうことは分かる。周辺キャラの設定の追加やエピソードの足し引きには基本的に文句はない、シリーズ構成は上手いと思う。原作については、当初の構成ではもう一つはイベントがあったのではないかと勘繰る。もう少し読みたい、もう2巻分ぐらい・・・というのは正直ある。

 最終エピソード、主人公が「とあることをいきなり試す」シーンのアニメ上の処理には興味がある、アニメの描写はマンガと違って基本はリアルタイムだからだ。10秒の描写には10秒が必要だ。最後、実写に繋いじゃぁ良くある手法の枠内という意味でも面白くないので絶対やらないで欲しいところ。一方、近代人対過去の怨霊といった構造とか(中略)とか能ってのはね・・・的なところは、アニメなりに視聴者に伝わりやすくするための描写の補強があっても良い気もする。

 有り得ないだろうが有ったら嬉しい展開は、原作では描かれなかったイベントを追加して(原作中の匂わせを全て回収して)シーズン2で完結ってところですかな。

 触れておきたいもう一作品は「これ描いて死ね」、ちな原作マンガ勢である。放映開始前から気になっていたのはキャラ画の原作との差と声優の早瀬沙織さんの起用。前者については第1話を見て納得で、アニメとして動かすことを前提とした絵(あるいは動かすことを前提とした線で描かれた絵)は、やや癖が強い原作マンガの絵や線(オープニングの頭は原作に極めて近い絵が使われている)とは違うんだなぁという感慨とともにあっさり腑に落ちた。早瀬さんの声は「ロストワールド」のエピソード部分はいきなり「ああこれか」感があってこちらもあっさり腑に落ちたが、劇中の「現在」のエピソード部分は今でもいまいちピンときていない。や、「現在」における手島先生は「何をしゃべっても本音を隠しきれない、ちびちび漏れて空廻ることがある」役柄であり、声の演技は大変な筈だが、その辺は全く気にならないし、気にしてもいない。ん~、演技じゃないんだよなぁ。あと金剛寺さんの声、ちょっと若すぎませんかね。あと、「へぐっ」がちゃんと「へぐっ」ってなるとは思ってもいませんデシタ。

 原作のとよ田みのるさんの作品としては、「FLIP-FLAP」をちょい推ししておく。ピンボールを題材とした全1巻のラブコメ?だよ。

 「天幕のジャードゥーガル」などの他作品については別に私が触る必要もないでしょう。吉田健一さんは本当に素晴らしい仕事をされているようですね、という点だけは改めて触れておきますが・・・

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