また"Tom Clancy's The Division"のお話、すまん。
The Divisionの舞台(つまり、マップの範囲)はマンハッタン島の一部だ。ブルックリン地区はマンハッタン島の南南東側の川向こうにあり、明らかにプレイできる範囲には含まれない。
発売を一カ月以内に控えた段階で、未だに「ブルックリン地区がプレイ可能なのか?」がゲーマーコミュニティ内で話題になるのは、おそらく以下の3点に原因があろう。
- ここ一月以内で公開されたたトレーラーに、プレイできるとされるマップの範囲外の風景が含まれている。
- クローズドベータ用のデータファイルを分析したとある人が、「ブルックリン」という名称のデータフォルダを発見した。ただし、データの総サイズはプレイできるとされる地域のデータよりもかなり小さい。
- 開発担当スタジオのMassiveは、「ブルックリンのマップはDLC(ダウンロード(追加)コンテンツ)では提供しない」と公式に述べている。
これら3点に基づき、とある海外のゲームライターは、「ブルックリン地区の一部が『特別なミッション』の舞台となるのではないか」と推定している。しかし、この考えは個人的にはしっくりきていなかった。しかし今日、Steamのフォーラムをつらつら眺めていて、とあるフォーラムメンバーの本件に関する書き込みにちょっと唸ってしまった。このメンバーの推定はより単純で、「ブルックリンの一部を使うのは一種のチュートリアルミッションだけ」というものだ。何故、唸ってしまったのか。
チュートリアルミッションであるなら、それはプレイヤーのレベルが低い段階、すなわちレベル1から特定のレベルに上がるまでという可能性が高い。
クローズドベータに参加した人は思い出して欲しい。クローズドベータは、プレイヤーとミッションオペレータとなるフェイ・ラウがヘリコプターに乗っているところから始まる。フェイは既に負傷しており、かつプレイヤーとの会話から暫くプレイヤーと一緒に行動していたことが伺えるが、フェイの負傷に至る経緯については全く不明のままであった。加えて、クローズドベータではプレイヤーのレベルは4から始まる。
で、私の推定は以下の様なものだ。
レベル1のプレイヤーはフェイをチューター兼チームメイトとして、まずブルックリン地区(の一部)でプレイする。その後レベルが4まで上がった時点でチュートリアルが終了し、プレイヤーとフェイはマンハッタン島に移動する(フェイは戻る?)ことになる。が、移動用のヘリコプターに乗り込む直前にフェイは負傷する。
以上の様に考えると、まぁ、色々と辻褄は合う。
さて、オープンベータで「ブルックリン地区問題」の解決を見るのか?それとも解決はリリースまで引き延ばされるのか?「本当の冒頭」は私の推定通りだろうか?
p.s. あるSteamフォーラムメンバーのUbiソフトへのPC版に関する問い合わせ結果によれば、
- オープンベータ用プログラム及びデータはSteamからもダウンロードできるようになる(筈)、ダウンロード容量は約25GB。
- オープンベータ用パッチのダウンロード容量は約2GB、このパッチはクローズドベータ用プログラム及びデータに適用するもの。
とのこと。
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