本エントリのタイトルはあの楽曲とは全く関係無いので為念。
今回のボーナスでBeelink社のミニPCを購入した。目的はセカンダリPCであるDell XPS 8700の後継品で、用途はアパート内のネットワーク通信監視みたいなものだ。
XPS 8700のCPUは'14年発売のIntel i7 4970で、現状の用途ならまだ十分なパワーを持っている。しかしPC全体にはガタが来る兆候が目立ち始めていた。例えば電源周りの不安定や複数あるファンの騒音の増大などだ。これらは掃除を含む通り一遍のメンテナンス作業ではカバーしきれない。また、経験的に冬場はPCの突然死(主に電源)が起きやすい。つまり、今回の後継品の購入は一種のリスクヘッジとも言える。いや、まぁ、何となく嫌な予感がしている・・・と言った方が正確だろう。
用途が明確なので後継品への要求も明確だった。CPUの能力はi7 4970以上でありながら消費電力は低いこと、メモリは16GB以上あること、起動ドライブ容量は500GB以上あること、グラフィックスチップはCPU内蔵で良いこと、OS(MS Windows11)込みで価格が¥10万を下回ること、だ。
そして、どうせだったら今まで使ったことないミニPCとやらにしてみよう、と言う訳でIntel i5-1235U搭載のBeelink SEi12ミニPCの購入に至った。Cinebench R23のスコアは約+50%となり、CPUパワーには問題無い。価格はモデルチェンジ前の割引+クーポンで¥10万を余裕で下回った。起動ドライブの容量は500GB、メモリは32GBで、ともに文句の付けようが無い。ちなみに最大CPUパッケージ出力は既に制限値を15Wに下げ、CPUパワーのアドバンテージ分と引き換えに24時間運転を睨んで冷却ファン騒音と最大CPUパッケージ温度を低減している。今後1~2週間テスト運用し、問題が無ければセカンダリPCは置き換えるつもりだ。
さて、本日午後一に開封したSEi12ミニPCだが、筐体を傾けると中からカラカラと音がした。怪訝に思って底板を外してみたところ、小さなネジが1本転がり出て来た。余分なネジよ、中華人民共和国からはるばる来たのか。