2020/11/16

クルードラゴン、いきなりすげー!

  YoutubeのFRANCE24英語ニュースストリームをチラ見、SpaceXのクルードラゴン打ち上げが見事成功。

 スペースレース(米ソ宇宙開発競争)オタクの古い感覚だと、乗員がいきなり4名というだけでもそこそこの技術的リープ/ジャンプであり、十分すげーと思える。そう言えば、日本はまだ自力で宇宙に人を送り込んでいない。しかもクルードラゴンは往還機だ。ストリームされてくる船内やクルードラゴンから見える地球などの映像を見ていると、ホント、なんかSciFiに片足を突っ込んでる感がある。それは宇宙服が映画の小道具っぽいせいではなくて、サイド情報など含めて考えることで色々と透けて見えてくるSpaceXの持つ夢や野望のぎらつきのせいだ。

 とにかくも、Good speed!

 ちなみにFRANCE24英語ニュースストリームは、以前の香港のライブの丁寧さに好感を持って以降時折見るようになった。英語ストリームだが、BBCドキュメンタリーの英語ぐらいとは言えないけど、所謂ネイティブの米語よりはかなり聞き取りやすいよ。

2020/11/13

罹ったら負け

  最近電話で話す機会が増えた実家に住む両親との合言葉だ。もちろんかの流行り病のことである。ちなみに実家周辺の方が圧倒的な蔓延地域と、ちょっといやらしい状況下にある。

 とある方々は「死亡者数や死亡率が低い」ことを理由に昨今のPCR検査陽性者数の増加をそう危険視していないが、そういう方々のうちでも特にそれなりに立場のある層は、「死亡者が少なく、罹患者の重症化が抑えられている(そして今後もそうだろう)理由」として「流行り病に対する医療的対処法が確立されてきている」ことを高確率で挙げる。自分の発言内容に対する一種の保険のつもりなのだろうか、とにかく昔からそう。まぁ間違っているとは思わない。

 「医療崩壊」しない限りはね。

 元々慎重居士気味である両親を更に慎重に行動するように諭し続けている理由はここにある。両親とも年齢が高いので「早い時期に罹ってしまう」という手は禁じ手として、「すっごく慎重な人間すら罹患するレベルの感染蔓延状態 」下で「医療崩壊のリスクが排除できる」と考えるのは能天気に過ぎるからだ。個人的に、最初っから累計感染者数なんて気にしない、死亡者数も死亡率も気にしない、現在感染者数しか気にしてきていない理由でもある。入院できなきゃ、一時隔離施設に入れなきゃ、「確立された医療的対処法」なんて有っても意味がない。強毒化などの望ましくないウィルスの変異を考えない時点でも、既にそうなのだ。

 「医療崩壊」が起きれば別の病気で亡くなる方は増えよう、労働者層が罹患し易いため経済への影響も必至だろう。個人的には「経済優先派」であるが故、その視点からも「医療崩壊」は許容できず、「医療崩壊のリスクを元から排除した言説」にはいら立っちゃうんだな。

続・Cubase11へアップデート(年貢支払い)

 先のエントリでは触れなかったけど、Cubase Pro11のライセンス認証(アクティベート)には一悶着どころではないゴタゴタがあった。漠然と「認証サーバーかユーザデータベースの管理サーバーのどちらかにトラブルが出ているな」と考えていたが、どうも当たらずとも遠からずだったよう。

 今朝(11/13)、おそらく製品ユーザ全員に向けてと思われる、Steinberg社プレジデントからのメッセージのメールが届いた。状況だけ抜き出すと、認証サーバーの能力が負荷(認証要求)に追いつかず、ライセンス認証がなかなか進んでいないということらしい。このため、Cubase Pro11の「アップグレード及びアップデート」の販売を現在中止しているとのことだ。あとメッセージ中には、「ライセンスが失われることは無い」、と明記されている。まぁ、この一文が無いと未だ認証が成功していない人は不安だろう。

 ただ新規通常版やアカデミック版の販売は続けていることから、「サーバーの能力≒ハードウェアの計算能力」の不足がそもそもの原因ではなくて、ソフトウェア的なトラブルか、ストレージやメモリといったサーバーの構成機器のトラブルを起点として、一部サーバーの停止などによる「サーバーの能力≒ハードウェアの計算能力」の不足状態が発生しているのでは、と言う気はする。もともとブラックフライデー(今年は11/27)を予定に進めていた発売を前倒した結果、新規ハードウェアのテストが不十分だったとか初期不良を起こしたとか、知らんけどね。

 なお私の場合は、ライセンス管理サーバーへの接続エラーでCubase 10.5のライセンスがPC上のライセンス管理ソフト(eLicenser)上から消えてしまったり、24時間の時間限定ライセンスでいったん認証されたりと正直かなりスリリング。これらの状態、私のPC上とSteinberg社のアカウント情報データサーバー上とライセンス管理サーバー上とで、認証状態が一致していない時間があったということですからね。どの時点でどこの状態を「正しい」としてもらえるか、何気に怖い。人の手で1件づつロールバック(時間を遡ってデータを確認)しながら処理したとか、最悪のシナリオも否定はし難い。で、Steinberg社のWebページで確認できる私のアカウント情報が正しければ、私のライセンスが正常に認証された時刻はPCの電源を落としてから3時間後ぐらい、11/12早朝のことでしたとさ。

 ちなみに購入のためのショップへのログインにも当時は問題は起きていて、Steinberg社の日本語のWebページからはログインできず(リンクが壊れていたり、ログイン待ちが10分以上続いたり)、結局私は英語版のWebページからログインしました。と言うわけで、Steinberg社の今回のトラブル、実際には結構広範囲のものではないかと思ったり思わなかったり。

 あ、今見ると確かに「近日発売」になってますね。

2020/11/12

Cubase11へアップデート(年貢支払い)

 DAWのCubase Pro11を10.5からアップデート、占めて¥11,000也。Cubaseは毎年年末に0.5刻みでバージョンアップがあるため、「年貢」などとも呼ばれます。実は昨年の10.5はバグレベルの変な挙動が多かったので、結局ほとんど10(最終的に10.0.50)を使っていました。いや実際、ライセンスを持っている別のDAW、FL Studioへの本格的な移行も考えていたぐらいだったのです。

 Cubaseの助かるところはアップデートをインストールしても古いバージョンを上書きせずに残してくれること、つまり上述のように10.5をインストールした状態でも10など(残してあればや9や8でも)古いバージョンが使えることです。おかげで今年もCubaseユーザとして年末を迎えられそう・・・となりました。

 さて、Cubase Pro11ですが、新規機能についてはまだ語れません、なんといってもアップデートしてから未だ1時間程度ですから。なのですが、既にお気に入りと言うか、助かりポイントが多数ありました。代表的なもの2点だけ触れておきましょう。

  • 設定データの初期化が不要!!!
    少なくともCunbase8.5~10.5ではアップデート後に設定データの初期化が要求されていましたが、今回のアップデートではそれがありませんでした。結果、インストール完了から2,3分で、インストール前までアップデータ前のバージョンで編集していたプロジェクトを新しいバージョンで編集できてしまいました。設定データを初期化すると編集してきたファイル/プロジェクトの履歴が消えるし、プラグインデータベースも一からの作り直しとなります。これらは結構うざいんですよ。

  • とにかくイキナリちゃんと動く、10.5のような変な挙動なし!!!
    まぁ、10や10.5で編集してきたプロジェクトを読み込み、再生してみて、というレベルでのお話ではあります。VariAudioとか使いだしたら、10や10.5同様に初期不良的な変な挙動はあるかもしれません。が、10.5などは最初の起動段階で頭抱えるレベルに挙動不審でしたから、印象が全然違います。

 まぁ、ぽちぽち触りますか・・・

 今回はとっても参考になりました!つーか、アップデートのリリースを知ったのは昨夜のこの動画のおかげ、今年は例年よりアップデートが早くないかなぁ。

2020/11/04

トリプルレッド?

[22:00追記]:
2016年と比べるとウィスコンシンとアリゾナとの交換・・・ここまではあり得るかなと思ってたけど、ミシガンがあれあれって感じ、あれあれ?
[追記ここまで]

 米国Fox Newsの米国選挙ページを一瞥。

 この内容が本当なら、トリプルレッド(上院、下院ともに共和党多数。大統領も共和党)の可能性が90%ぐらいあるじゃないですか!どう数えてもバイデンが確保できる選挙人は240人プラスアルファ、トランプ再選確実っぽいんですけど。

 あ、個人的にはこれでいいです。

2020/11/02

INFOBARは遠くなりにけり

 久しぶりにとあるウェブページを拝見していて、INFOBARの(の部分写真)を観た。「嗚呼、俺もこれを使っていた筈だったんだよなぁ・・・」と、ちょっと遠い目になった。

 INFOBARは所謂ガラケーに分類されるストレート型の携帯電話で、初代の登場は2003年、2007年(INFOBAR2)と2018年(INFOBAR xv)に新モデルが出ている。厳密には「名」と「配色」を引き継いだスマホも存在するのだが、auのINFOBAR紹介ページでは触れられてもいない。やはりINFOBARは「ストレート型ケータイ」であるべきなのだろう。

 私は初代INFOBAR、2代目INFOBAR2を使った。初代INFOBARは結構売れていたようで、当時地元JRローカル線に乗っていたら、私を含む1両内の客3人が全員INFOBARを手にしていて皆で驚いた記憶がある。一回きりとは言え、ちょっと驚異的な出来事ではないかと思うし、「配色」が3台とも違ったというのも驚きだ。なんせ、用意されていた「配色」が3種なのだ。

 他者がINFORBAR2を使っているのはついぞ見なかった。ちなみに2007年はiPhoneがデビューした年であり、時代の変わり目だったのは間違いない。なお私のINFORBAR2、2年も保たず挙動不審となったが既に店頭に買い換え品は無く、当時唯一の「ストレート型ケータイ」に「一時的使用のつもり」で機種変するはめとなった。2009年のことである。このケータイ(W63K)、本体価格が約9,000円、「着うた」すらも使えない「業務用」にミートした製品で、実際、私の勤める会社の一部門で文字通り「業務用の会社支給携帯電話」として大量に使われることになる。もう、単なる「ガラケー」ではなく、「贅肉のない底辺ガラケー」(悪口ではない)と呼ぶに相応しいものだった。

 さて、この「底辺ガラケー」、実に頑丈だった。待ち受け時間も異様に長く、スイッチ類は操作し易くいい塩梅のクリック感があり、滑り止めの凹凸も適度で五月蠅くなく、純粋な携帯電話としては傑作だった。さらにその後のINFOBARがAndroidスマホとして登場したため、「ストレート型ケータイ」を望む私は機種変しようとも思わなかった。

 そして2018年11月、念願の「ストレート型ケータイ」であるINFOBAR xvが発売された。速攻で買い替える筈だった。が、まさにそのころ私は緊急入院するはめに陥り、ケータイ変更どころの騒ぎではなくなってしまっていたのだ。

 で、気が付くと2020年初春となっていた。「底辺ガラケー」はちょこちょこっとした傷はついているものの、バッテリーは元気だし、機能上の不具合も無いし、軽い。だが、使用している所謂「au 3G」サービスの2022年終了がアナウンスされ、近々の機種変は避けられなくなっていた。そして流行り病に対する緊急事態宣言発出の気配が流れ始めたころ、「底辺ガラケー」のバッテリー消費挙動が急におかしくなった。今日明日のレベルで対応要と腹を括った。

 実のところ、買い替え機種にはiPhone SE2を想定していた。理由は省略するけれども、まぁ、主に健康上、と言うか病院などの利用の関係でスマホを持つ必要も無視できなくなり始めていたのだ。だが、iPhone SE2の発売はまだ先だ。

 じゃぁどうするか、いや、どうしたか。

 実家近所のauショップに飛び込み、「飛び込みだけど良い?」と了解を取った上で、「iPhone8かINFOBAR xvのどちらか、色は問わない。在庫があればこの場で機種変する」(ほぼママ)と要望を受付担当者に告げた。

 今、私の脇に転がるスマホは白のiPhone8だ。INFOBAR xvの在庫の有無について店員は何も言わなかったが、そこには私からも触れなかった。おそらく確かなのは、「今後、私がINFOBARを使うことは無いだろう」と言うことだ。なお、INFOBAR xvに機種変したイフの世界ならば、そこには「ナスコン」配色のINFOBAR xvが転がっている筈だ。

 あ、初代INFOBARはまだ持ってます。アンテナがあるんだな~これが。

2020/11/01

Dell XPS 8940 System BIOS 1.0.4、やらかす?

 エントリタイトルにもあるDell社のPC、XPS 8940のBIOSをアップデートしたところ、内蔵オーディオ(Realtek High Definition Audio)が挙動不審になった。

 具体的には、リア、フロントともにミニピンジャック音声出力端子をシステムが認識しなくなった(未接続扱いになった)、つまり音が出なくなったのだ。また起動直後はフロントの出力だけヘッドフォンが接続されているのを認識することもあるが、ジャックを抜き差しすると二度と認識してくれない。さて困った。

 結局System BIOSを1.04(2020/10/27)から1.03(2020/9/2)に戻すことで取り合えず解決はしたのだが、いまいち釈然としないところはある。とは言え、「PCなんてそんなもん」と言えばその通り。ハードウェアは基本論理的だが、ソフトウェアはそのあたり結構怪しい。

 なお今回のSystem BIOSのアップデートはSupportAssistなるDell社のツール経由で実行した。が、よりにもよってRealtek High Definition Audioドライバのアップデートも一連のプロセスとして続けて実行させてしまったため、原因のありどころがBIOS側なのかドライバ側なのかの分からなくなってしまった。現時点では、Realtek High Definition Audioドライバも一つ前のバージョンに戻している。まぁ、時間のできたときにでも手動でアップデートしてみようと思う。

 さて、検索エンジン経由でこんなエントリに行き着いてしまった人がいたとすれば、高確率であなたのDell XPS 8940も私が経験したものと同じ不具合を起こしているのではなかろうか。もしそうなら、何も考えずにDell社のサポートページに行こう。アップデートに関してはSupportAssist経由は小回りが利かず、効率が悪い。

 さて、

 「製品の識別」欄でサービスタグを使って検索すれば、ドライバなどのインストーラのリストが表示される。次いで「Dell XPS 8940 System BIOS」欄右端の下向きの「<」をクリックして詳細表示とする。すると「バージョン」という項目が現れ、現行バージョン(1.0.4, 1.0.4)という表示に加えて「以前のバージョン」というリンクが見つかるだろう。このリンクをたどれば、バージョン1.0.3のSystem BIOSインストーラがダウンロードできる。

2020/10/16

「おにぎりせんべい」は、関東の端っこでは売られてた。



 「八十亀ちゃんかんさつにっき(TVシリーズアニメ版)」で、東京出身の主人公が「おにぎりせんべい」という袋菓子を知らないというシーンがあった。徳島県内で過ごした幼少期にあっては日常的に存在していた当たり障りのない醤油煎餅だったのだが、なるほど、就職して初めて富士川を渡って関東に来てから見た「記憶」がなかった。そもそも煎餅菓子を買ったり食べたりしなくなっていた、というのもある。

 まぁ、アニメで観たからといって敢えて探すでもなく日々を過ごしていたのだが、今日近所のスーパーマーケットで出会った・・・っつーか、たまたま「目が合った」。おにぎりせんべいは関東の端っこ、北関東の結構北側でも売られていたのだ。なお、「八十亀ちゃんかんさつにっき(TVシリーズ)」中にも言及があるが、袋裏面のはしっかりと「三重県伊勢市で作ってます!!」と書い(描い)てある。

 ちなみに「八十亀」をどうしても「やそがめ」って読んじゃうんだよなぁ・・・

2020/10/15

さらば500!

  500と言うのは、もはや旧愛車となったFIAT500S AUTOMATICAのことだ。病気と言うか体調不良が原因で面倒が見切れない状態が2年以上続き、本日ついに手元から放した。「手放すしかない」と腹決めした3月末には、いい歳してちょっと泣いてしまった。本当はGWごろには手放している筈だったが、かの流行り病の影響もあって今月まで遅れてしまった。

 まぁ、歳を取りつつ身の回りのものを整理していく過程で、割と最後まで残ったといってよい「自分のアイデンティティとのリンクが強い」、まさにお気に入りアイテムだった。限定仕様車で、しかもディーラー割り当ての1台は既に売約済だったので、入手の際にはディーラーの担当の方に結構無理をお願いした。

 さらば500!良き出会いがあらんことを!

2020/10/09

私のH-indexは?

  日本学術なんやらに関する報道を観て、自分のH-indexを調べてみました。ググれば1分もかからず分かりますよ。ちなみに病気が原因で10年以上は主筆の論文(工学)はありません。

 総合:7
 2015年以降:5

いずれにしろ2よりは良い様で、良かった良かった。