2014/08/05

STAP細胞騒動について思うこと #2

 ついに自殺者が出てしまった。それが原因かどうか分からないが、NHKスペシャルを観て、件の論文に執筆指南者が居てかつそれが誰かを明確に認識した人も多かったのではないかと思う、かく言う私自身がそうだ。番組を観ていて、それまで唯の文字列、記号でしかなかった人名が、明確に顔を備えた実在の人物として立ち上がってきた瞬間があった。正直、まずいなぁとも思った。NHKの番組作りは一見公平そうに見えて、アカデミズムにおける公平性とは方向性が違うからだ。

 アカデミズムにおいては、追跡可能性(トレーサビリティ)が確保された事実経過及び結果の妥当性にまず着目すべきであり、特定の個人の責任を追及するのは範疇外だ。個人の何らかの責任に踏み込むことと、STAP細胞ねつ造騒動の本質を追求することは同義ではない。件のNHKスペシャルの作りは、STAP細胞ねつ造騒動の本質が明らかになってからでないと、責任の所在が明確になってからでないと、やってはいけないものだったと信じる。「論文執筆の天才」みたいなアカデミズムとは無縁なキャッチーな表現を安易に使うなど、番組全体としてアカデミズムに馴染んでいない人間のミスリードを誘ったという点は否めないのではないかと思わずにはいられない。少なくともSTAP細胞騒動はこれまでは誰も殺してこなかった。臨床試験で死者・・・と言う様な話とは全く別物なのだ。

 とにかく、故人のご家族の方々には心からの哀悼の意を表したい。

 ただし故人に対しては、レベルはともかくも研究開発を生業とする身としては一言苦言を呈せざるを得ない。

 「その対応は、アカデミックじゃないですよ。」

精神的に病んでいなければ、私の言いたいことは十分通じる筈だ。自らの研究成果が他者を生かし、活かし、癒してきた自負があったなら、これからもそうあり続ければ良かっただけの筈だ。色んな意味で甚だ残念だ。良くも悪くもあなたの代わりは居なかったんだろうから。

 ただただまだ我々が知らない暗闇が無いことを、つまりSTAP細胞ねつ造騒動がアカデミズムの範囲の事案であることを、心から願わずにはいられない。そうでなければ、死者が更に増える可能性が否定できなくなってしまう。

 さてアカデミズムの見地からもう一言だけ言っておきたい。

 「再現実験のスケジュールや有様が彼の死によって影響を受けてはいけない。」

 それにしても某報ステのコメンテーターやキャスターの言葉の薄っぺらい事ったら無いね、いい大人が情けないね。

2014/08/04

「Dear Radio」Megpoidカバー、テストミックス

 だいぶ以前に耳コピしたデータを少しいじって原曲より少しハネさせてみた。音数は基本的に増やさず、位置(時間方向ね)をずらしただけの代物。手法としては以前の"The Model"と一緒ですな。

 ドラムはSpark2(ソフトドラムマシン)のパッドをMIDIキーボードに割りつけてノリ優先(バスドラムだけは打ち込み)でドラムパターンを6つ作成、その後パターンパッドをMIDIキーボードに割りつけてパターン再生順もノリでリアルタイム入力してみた。トータル1時間ぐらいの作業で、Spark2のこういう使い方は今後増えそう。Megpoidデータは古いものなので、何れ差し替えねばね。

2014/08/02

なぜカギ括弧を使うのか。

 今回は久々に私信。

 友人よりメールあり、「文章にカギ括弧(”「」”)が多いんだが」とのこと。

 う~んそれはですねぇ、日本語の文章力が無いからです。一応、”「」”には英語で言うところの”the”の機能を持たせてます。つまり、単語を囲む場合は、その単語が指す対象と文章中で先に出てきた同一の単語が指す対象とが同一であるという意味を込めてます。また必要に応じてカギ括弧内の単語や文章の説明を早い段階で示しておきます。これは英語で言うところの関係代名詞の機能を代替するような使い方です。日本語の文法自体にそれらの機能が無いのは、英語を読み慣れてくると結構きついのです。英米の哲学書とかは、案外日本語翻訳版の方がページ数が多く、読みにくい印象があります。英語では"the"を付ければ済むところを、結構真面目に日本語化すると文章が長くなることが避けられないのでしょう。

って、感じかなぁ。

 結構、時制も難しい。日本語は時制の表現区別が少ない言語に入るかと思います、なんたって米語よりも少ない。工学分野では実際にそれに起因する無用な言語表現の複雑さがあります。要は、規格や標準の策定のひとつの障害となっているということです。複数の人が英訳したら、人によって作業の実施順が変わってしまったという笑えない話もありました。片や、宗教からの要求もあって古代マヤ言語の時制表現の区別は実に細かい、理解するのも一苦労、日本語を使って考えては対処不可能な訳ですから。正直ビビりますよ。

在日三世あたりが一番割を食うかもしれない。

 2chまとめ「在日韓国人三世だけど質問ある?」を読み、エントリタイトルのような思いを持つ。ざっくり当人(以下、彼)の状況をまとめると、以下の通りだ。
  1. 韓国籍在日三世、在日二世である両親は犯罪歴を理由に帰化が認められなかった。
  2. 通名使用、ただし韓国籍であることを隠してこなかった。
  3. 日本人と同じ教育を受けてきた。
  4. 親戚の多くが帰化しており、民団など在日韓国人とのコネクションは基本的に無い。
  5. まとめ主の感想は「全然普通の日本人じゃないっすか」。
 老婆心ながら、早く帰化、いや海外移住を勧めざるを得ない。 「日本人の価値観」を共有し、実質的にそれを尊重した言行ができるならば、所属する民族集団とは無関係に日本人足り得ると思う。が、まとめ上のやり取りを読む限り、終始「蝙蝠的立場」に置かれ続けたが故の「一種の天真爛漫さ」が透けて見えた。これは今後彼を不幸が見舞う可能性を孕んでいると思う。残念ながら、この種の天真爛漫さは、これまでの日本のみならず、これからの日本の現実を前にしては余りに無力でしかあり得ないからだ。

 彼は自身のアイデンティティを日本人に置いており、実際もそうなのだろう。それ自体は全く問題ないし、良い意味で日本からも韓国からも関心の対象とはならない。しかし、私が暮らした西日本の複数の地域では、日本人同士でしかやり取りされない情報が存在する。例えば、小学生の子供が親や近所の人から「あの地域に立ち入ってはいけない」と諭されるが、「理由」は教えてもらえないという類の話だ。もちろん、 成長した子供は理由のみならず、過去にどんなことがあったか、そこに立ち入った友人がどんな目にあったかの話を聞くことになる。頬に深い傷跡を持つ友人のエピソードは、ここに書くことも憚られる内容だ。

 その「理由」の「日本人の感覚における機微さ」故に、日本人が在日を公言している者をそれらに関わる話の輪には加えることは基本的にない。だから、彼は「日本人同士だけで共有されている情報」へのアクセスが遮断されてきた可能性が高い。換言すれば、真贋含め在日韓国人、在日朝鮮人に対する多くの日本人の多くが持つ感情、印象は共有していないということだ。逆に、彼は民団などの在日韓国人コミュニティとも疎遠だと言う。さすれば、在日韓国人コミュニティの持つ日本人に対する感情、印象も共有する機会がなかった筈だ。

 彼の置かれた実際の状況が上記のような私の推定通りならば、憎悪や加害者/被害者意識の衝突が顕現化して敵味方の分類必須となる事態が発生した場合、彼はどちらの陣営にも受け入れられない。またどちらかの陣営に加わるにしても、それまでの自分の少なくとも一部を否定しなければならないだろう。先に述べた「一種の天真爛漫さ」は、「良心的な旅人、或い客」のそれであり、本人の意思とは無関係に「蝙蝠的立場」でしか許されない「無知」の発露と言える。

 この種の「無知」は双方からの攻撃理由としかならない。 双方のかけ橋たらんとすれば、それぞれのコミュニティだけで共有されている情報をともに有していなければならない。これはハードルが高いし、現状を鑑みればそのような存在が求められる公算は低い。

 バルカン半島諸国で見られた民族対立の状況を見れば分かる通り、「私の父を惨殺したのは昨日まで仲良く暮らしていた隣人でした」というのが世界の現実なのだ。また有事発生となれば、グレーゾーンに属する人間からまず被害者となる。加害の意図を持つ身から見れば味方でない者は敵に過ぎない。片やグレーゾーンに属する者には何故自分が被害者になるのかが理解できない。はっきり言ってしまえば、「頭の中がお花畑」ということだ。

 だから、帰化しようと、日本人として生きることを選んでも、有事においてはそれだけで日本人側には分類されないことを覚悟しておく必要がある。生粋の日本人でも日本人側に分類されるかはケースバイケースなのだ。「全然普通の日本人じゃないっすか」とだけ言われる状況は、在日韓国人にとってはリスクと考えた方が良い。頭に「在日韓国人だけど今や」といった表現が平時の段階から付いていない限りリスクは下がらない、有事発生後では間に合わない。

 日本人であろうと、旗色は平時にこそ明確に示しておくことに意味がある。ただし誰にでも示せる訳ではない。「日本人の平和ボケ」は事実である。が、いったん風向きがはっきりすれば腹が据わる比率が高いのも日本人の否定し難い特性だろうと思う。仕事においても「化ける」人は少なくない。これは一種、腹が据わった状態と言って良いと思う。職場においては腹を据えることができる人間しか信用されないし、結局本質的に重要な事項はそういう人間同士でしか共有されない。一見喫煙室のバカ話、だがそこでは有事に備えて味方かどうかの選別をさくっとやっていたりする・・・なんてことがあるかもあるかもしれない、しれないねぇ。味方でない人達は?それらは必要ならば排除すべき敵に過ぎない、グレーゾーンはない。結局歴史を学んだり、自分で調べたりした人間は現状がどうあれ「お花畑」ではいられないものだ。そういう人間は5分も話せば分かる。

 近年は、「永住許可」を在日特権として批判する論調も増えた。「許可」を「権利」の如く行使してきたツケがいよいよその主体に回ってきたというのが現実だろう。それがリアリティというものだ。だが、「永住許可」は上記の様な将来的起こり得る悲劇の本質的な温床ともなっているように見える。後者の理由からも「永住許可」制度の見直しは必須と信じる。早期の明示的な敵認定はわざわざ敵を作る様なものなのも事実だが、結果としてその人の命を救うことになるかも知れない、「善良な無垢な被害者」を減らせるかも知れない。また、「永住許可」に基づいて日本国内に居住している人も、今一度自分の状況について真面目に考えた方が良い。特に韓国は「棄民政策」に舵を切って久しいので、その延長線上で捉えれば在日韓国人は切り捨て対象である。国内出身地での差別も激しいお国柄、情治主義の拡大、先鋭化を踏まえれば、国外出生者への姿勢は推して知るべしである。

 さて、韓国兵務庁の在日向け兵役パンフレットを読むに、件の彼が韓国での兵役を逃れられるとは思えない。が、当人にはそういう意識が極めて薄い。 これも悲劇に結び付き得る「無知」である。日本への「納税」は「永住許可」者の義務に過ぎず、対価として何の権利も与えるものではない。ましてや韓国の徴兵制度に対しては干渉する理由になんかにならない。これも悲劇に結び付き得る「無知」である。

 本来一時的な措置に過ぎなかった筈の「永住許可」を長期的に運用してきた歪みのツケは誰かが支払わなければならない。韓国も日本も既に取り立てフェーズに入っているのは明らかだ。結局、現在の世代である三世~四世が一番割を食うのではないか、それも当人の正邪とは無関係にだ。そのあたりの冷徹なリアリティは余命3年時事日記を読むまでも無く分かるぐらい、現在の日韓においては苦笑いを禁じえないまでに剥きだしだ。

 私は在日朝鮮人、韓国人のハーフやクオーターの聡明な友人を持つが、上記の点に関する当人達との意見・情報交換はノ・ムヒョン政権誕生を機に始まり、第一次安倍政権誕生を機にピークを迎えた。アンテナがちゃんと立っている人間にとっては、現在の状況は2006年には既に明らかだったのである。

2014/07/30

本日の戦犯旗アゲイン

 ちょいと纏めておきましょう。そもそも「戦犯旗の定義」をきっちり説明できた人は未だにいない模様なのだが、ホントにそういうことでいいんですか?こんな低レベルのことすら事大、ですか?

これは戦犯旗らしい。
これも戦犯旗らしい。韓国でもヒット!
これも戦犯旗らしい。
これも戦犯旗らしい。ゴルフバッグにしか見えんが。
これも戦犯旗らしい。韓国国内の公園。
これは戦犯旗ではないらしい。
戦前に散々戦争をあおった新聞社の社旗に似てる気もするが。
 これも戦犯旗じゃないらしい。
さすがに戦略爆撃機は怖いの?
 これも戦犯旗じゃないらしい。 ホント、○○なの?
これも戦犯旗じゃないらしい。
統一うんたらはローマカソリックから見れば異教より憎い異端ではないか?

 これも戦犯旗じゃないらしい。
まぁあの指導者の間はおとなしくしておいた方が良いかもね。
これは・・・えーと、うーと、 写真撮影時は戦犯旗じゃなかったけど、
ネットに写真がアップロードされてからは戦犯旗認定らしい。
撮影場所はソウルの地下鉄車両内らしく、写っているのは十中八九韓国人。
ガタイが良い人が使ってると周囲の人は戦犯旗認定しないらしい。

2014/07/29

某都知事の件は・・・:追伸

職場の雑談中にとある人がいきなり

国際政治コメディアン

なる発言、「この人が?!」って感じで凄く意外な展開。

色んな人を怒らせてるなぁ・・・

2014/07/27

これはエグ・・・くもない・・・

 ・・・もっ%#$%&いが、これはこれで余りに”日本的じゃない”佇まい。そうか、ついにここまで来ちゃったのね。これは右傾化って言うより異常な報道への反動だって言うことでしょうか。これには左右もリベラルも関係ないですよ。そもそも日本のリベラルって自任してる人で、自分の足でちゃんと立ってて、かつリアリティを備えてる人なんか見たことない。繰り返しますよ、これには左右もリベラルも関係ないですよ。加えると、「リベラル保守」とか言ってる人間にはもちろん出る幕すらない。主観では政治性も全く感じない。「右傾化」とか「言論封殺」とかレッテル貼りしてこの光景を取り上げた報道機関はその時点で・・・後は察して欲しい。

 先の韓国大統領の「日本完全支配宣言」はやっぱり早すぎたってことですか。調子に乗り過ぎたのが間違いのもと、その尻馬に乗ってはしゃいだ連中のことも1000年忘れないの勢いすら感じられる光景。普通の日本人を怒らせるという、しかも静かに怒らせるという展開まで来てしまったか・・・本当に心から怒っている人間は大抵冷静なのです。大声上げてばっかりの人間の怒りなんて大抵は何れは消えるもの。

 え、写真の感想ですか?

「一般的な日本人は嘘つきが嫌いなだけじゃないんでしょうか。特段、え!という思いは全くない」
 あと、天○人○なんて読む暇があったら、海音寺潮五郎氏の小説でも読もう。その方が文章力が絶対着くと思うのよ。あ、本ブログの文章形態は半分以上”昭和軽薄体”(昔流行ったコラム文体)のパロディーなので。念の為。

 まぁ、「報道しない権利」を行使するんでしょうなぁ、○○だから。

クラカタウ・ポスコ、絶賛建設中!

 かなり前のエントリで、「グーグルマップにはクラカタウ・ポスコの高炉は写っていない」点を指摘したことがある。既存のクラカタウ社の建物が煤けているのを「ポスコ高炉爆発の証拠」などとしている人が居たので、ま、仕方なく上げたものだ。

 で、今日何の気無しにググってみるとまさにクラカタウ・ポスコ絶賛建設中、建設中ですよ。

 右半分がクラカタウ社の建屋群、左半分がクラカタウ・ポスコの建設サイト。
むか~し、昔に製鉄プラントの仕事をしたことがあり、プラント内も歩き回ったので、大体何が何かが分かりますな。とにかくスタートは正確な事実から。

良いフジテレビは

アニメ「ワンピース」を放送している時のフジテレビだけだ。

現政権の外交姿勢を「ドーナツ外交」と平気で口にする人は

適切な状況認識ができていないか、口にしない別の意図を持っているか、公共の電波を通しての場合は意図的な偏向情報発信の可能性がある。

 「中国や韓国といった重要な国が抜けている」という文脈で使われる場合が多いようだが、少なくともジャーナリストを名乗る人や報道機関は、まず「重要な国」の定義というか判断基準を示して欲しい。個人的には、経済関係や安全保障、人道問題などの観点から二国間関係が中共や韓国よりも重要だと思う国は多数ある。

 例えば、ソマリア。ソマリア沖は海洋資源豊富な好漁場だったが、韓国の遠洋底引き網船の乱獲と韓国漁民の現地漁民からの搾取が漁民の海賊化のひとつの原因となった点はそう簡単には動かせない。日本として何か出来ることはないか、海賊対策と並行して一考していみる価値は十分にある。積極的平和主義の向かう先は、単に自国の軍備の整備だけじゃないと思うが故だ。NPOとの協奏なんてアプローチが有ったって良い。この種のアプローチの場合の最大の敵は概して既存の利権集団だが、真面目な話、「病根を絶つ」ためなら外科手術的対応も時には必要だというリアリティも要求されるんじゃないかと思う。

 もう一点。日本にとって北朝鮮からの日本人拉致被害者の奪還は韓国とは全く違って国家的悲願だ。故に日朝間でに外交交渉が現在も進められている(筈)。となれば、中共、韓国外しは「ドーナツ外交ではなく、8字或いはθ外交」ではないか、という上げ足取りを至極真面目にしておこう。様々な意味で北朝鮮政権と韓国政権・政府及び韓国国民のうち声の大きい人達との間には良い意味で違いがある。現行の世界のリアリティの下で、両者をいっしょくたに扱うのは北朝鮮に対して失礼だと思う。是々非々ができない集団とそれができる集団とは、民族とか宗教とかとは無関係に適切な区別が必要だろう。

 まぁ、ドーナツ外交なる表現は、中韓が世界の中心だ!的な単なる中華思想、小中華思想の反映である、と切って捨てることもやぶさかではない。中華思想&小中華思想は、「かまってちゃん」的甘えと、格下/格上といった関係性でしか他者との関係性を捉えられないレベルの低いコミュニケーション能力やリアリティの無さを糊塗し、両立させるための奇弁としか私は考えていない。一般的な日本人の感覚に照らせば、憐れむことはあってもそれに組みすることはできないだろう。

 一口かじって輪ではなくなったドーナツ、かじるまであった穴は何処へいったのか?

 いやいやドーナツには穴なんて最初っから無いのである。穴が有るという認識自体がそもそも間違っているのである(いわゆるドーナツの穴は、そもそもドーナツの一部では無い)。百歩譲って穴が有ったとしても、自らをドーナツの穴に例えるということは、自らが空虚な存在でしかないことの告白としか思えない。どこまでMなのよ、論理性が無いのよ、と思わずにはいられない。