もはやiPod touchなしの日常は考えられなくなっていて、2台を交互に使っている。2台所有しているのは故障対策だが、かの大震災時に懐中電灯代わりに使えた経験によるところも大きい。マグライトも持ってはいたし、充電型電池も備蓄していたけど、家中の物の上下関係がひっくり返った状態では少なくとも初日は手元にある物しか使えなかった。
さて、iPhone5Sなどの発売に合わせてiOSがバージョンアップされた。iPod touchは音楽プレーヤーとしてしか使っていないから、AudioBusの不具合とかは気にしなくても良い。と言う訳で、まず1台だけ何も考えずにiOS7にアップデートした。アップデート自体はスムースに終了した。
なるほど、アイコンなどはフラットなデザインとなり、フォントも細くなった。スワイプ操作の応答も結構変わったが、一通りの操作の確認は1時間ほどで終わった。音楽プレーヤーとして使う限りはiOS7へのアップデートは不具合の原因とはならないようだ。
ただし、デザインの変更でひとつ気に入らないところがある。「見た目」という意味でのインターフェースデザインの変更は、「フォントをカラフルにせざるを得ない」という副作用を引き起こしたようだ。
iOS6などでは、「シャッフル(再生)」や「リピート(再生)」などの状態は記号ないしアイコンとして表示されていた。国内企業のデジカメなどで「イナズマ」を模したアイコンが「フラッシュ」を表すとか、そういう類の表示と同様だった。が、iOS7ではこの種のアイコン表示をほぼ一掃した。代わりに文字、つまり単語で表示される。問題はこれらの文字が薔薇を彷彿させるような「赤色」ということだ。実はiOSをアップデートしたiPod touchは「青色」である。
一部の文字や記号の「赤色」と、iPod touch本体の「青色」の相性の悪さは半端ない。気持ち悪いくらいのセンスのない配色ではないかと思う。この「赤色」が変更できないか少し触ってみたが、未だ変更できるかどうかすら分からない。思えばiOS6の文字、記号の配色はグレースケールを基本とし、色味と言えるのはややパステル寄りのオレンジ色ぐらいだった。このオレンジ色の自己主張振りは絶妙で、iPod本体の色とは干渉しなかった。今にして思えば、「オレンジ色のiPod touchがあればなぁ」などと考えていたのはiOS6などが「オレンジ色」を使用していたからかもしれない。フォントが細くなったことも、フォントの色味を強くしなければならない原因となったと想像してしまう。
使い勝手に不満はない。変なメニューの階層構造も仕様と思って受け入れよう。が、あの「赤色」だけは頂けない、頂けないなぁ。
2013/09/23
2013/09/22
2013/09/21 CBCラジオ×U-strip夜用スーパー「電磁マシマシ」
冒頭はiOS7話。これはこれで面白かったんだけど、如何せんゲストのお話が面白過ぎ。シンセ好きにはたまらない、何物にも代えがたい濃厚過ぎる貴重回。
こんなことが起きるから「電磁マシマシ」は逃せない。
ゲストは生方則孝さん。語られるエピソードひとつひとつが面白いだけでなく。とにかく話自体が面白い。個人的には福田裕彦さんとのユニット「生福(しょうふく)」で出したCD「内容のない音楽会」にシビれたクチ。「うまかろう君」とか「カシオペア風軍艦マーチ」とかジャケットが迷路だったとか、あぁ懐かしい。最初に「なまふく」と読んじゃったというのも痛いながら懐かしい思い出。
現在はフランス在住で、肩書的にはフリーのサウンドデザイナー兼テルミン奏者とのこと。
日本を飛び出すことになったきっかけもちょっと「日本的」ではない。多くのCM曲(♪三井のリハウス~とか)を手がけてきたが、手がけたとあるCM曲が当人に何の話もなく新録音され、更にこだわりのハーモニーが改変された。で、最初は穏当に抗議していたのだが、最後には本人曰く「大企業様とケンカした」、つまり損害賠償請求したということらしい。裁判自体は和解で解決したのだが、まぁ、日本の業界では干されるだろうと。う~む。
印象に残った話題と感想をちょっとだけ。
こんなことが起きるから「電磁マシマシ」は逃せない。
ゲストは生方則孝さん。語られるエピソードひとつひとつが面白いだけでなく。とにかく話自体が面白い。個人的には福田裕彦さんとのユニット「生福(しょうふく)」で出したCD「内容のない音楽会」にシビれたクチ。「うまかろう君」とか「カシオペア風軍艦マーチ」とかジャケットが迷路だったとか、あぁ懐かしい。最初に「なまふく」と読んじゃったというのも痛いながら懐かしい思い出。
現在はフランス在住で、肩書的にはフリーのサウンドデザイナー兼テルミン奏者とのこと。
日本を飛び出すことになったきっかけもちょっと「日本的」ではない。多くのCM曲(♪三井のリハウス~とか)を手がけてきたが、手がけたとあるCM曲が当人に何の話もなく新録音され、更にこだわりのハーモニーが改変された。で、最初は穏当に抗議していたのだが、最後には本人曰く「大企業様とケンカした」、つまり損害賠償請求したということらしい。裁判自体は和解で解決したのだが、まぁ、日本の業界では干されるだろうと。う~む。
印象に残った話題と感想をちょっとだけ。
- 海外には「懲罰的損害賠償」というのがある。例えば企業から「年収の1割」に相当する被害を受けた場合、「企業の年度収益の1割」が請求できるというもの。額じゃなくて比率であることろが胆。確かにこれがあると米国企業が弁護士いっぱい雇ってるのも当然って感じがするよね。
- フランスの会社は「一匹狼共同組合」で、休み時間も自由。で、フランスで会社人生活を経験してみたんだけど、「決まった時間に決まった場所に居るという状態が心身ともに負担」になっちゃう性分らしく、「1年3ヶ月でやめちゃいましたけどね」とのこと。
- トルコのソフトシンセ"SynthMaster"が凄いとのことで、理由を聞いて納得。基本波形の数も多いのだが、まずフィルター特性を無段階で変えられる、さらに特定のデシベル域を意図的に歪ませられる、ということらしい。
実はこれは凄い。
実際、Cakewalk Z3TA+→Z3TA+2のフィルタ特性の変化に未だなじめていない自分の現実を前にすると、フィルタ特性はシンセのクセなり個性の重要因子であることは明らか。生方さんは「クセを作れるシンセ」と表現されてたけれど、裏を返すと「個性の無いシンセ」とも言える訳で、シンセの言わば宿命のひとつから逃れてる訳でやっぱり凄い。
坂本龍一さんも購入したらしい。
SynthMasterによるヴィンテージシンセの完コピ演奏がSoundcloud上で聞けますよ。
- アナログシンセMini Moogは音が太いと言われているが、原因はミスでオシレータ出力とフィルタのインピーダンスが合ってないからだそうだ。結果として何が起きるかというと、フィルタが特定のデシベル域が歪んでしまい、レゾナンスを上げても音が痩せないということらしい。つまりクリーンなフィルタ特性では出ない音が太さや個性の秘密ということ。そりゃ「Cakewalk Z3TA+2と私の腕の組み合わせ」如きではあの音は作れませんわ。
- あ、Lady Gagaのライブバンドのメンバーのシンセ音色もやってるそうな。
- 世界テルミンフェスティバルとかあるそうな、チリで開催されたりしたそうな。
2013/09/21
「アホちゃうか」と言われた話
食料品を車で買い出した帰り、他の車のドライバーに「アホちゃうか」と言われる。腹は立たないが、ちょっと凹む。かくも人間は分かりあえないか。
私の主観ではあるが、顛末は以下の通りだ。
私の生まれた地域では、下手に「アホちゃうか」とか言おうものなら相手にガラス破片を口に押し込まれてタコ殴りされても文句は言えない。一瞬幼少期の血が騒いだけれども、「アホ」という表現の重みは地域によって全く違うんだよなぁ。
私の主観ではあるが、顛末は以下の通りだ。
- 信号待ちで車列の中で停車中、反対車線に右折車がいた。方道一車線の道路だから、当然反対車線はつまってしまった。私の車の後ろ半分くらいは、公共施設の入口にかかっていた。この入口の幅は道路より広い。
- 私の前の車が前進、前との車間をつめて、私の車との間に間隙を作った。件の右折車はその後も動かないので、後方に車間があること、私が前進すれば公共施設の入口のど真ん中に右折車が通過可能な車間が確保できることを確認して前進した。
- ところが、私が前進した直後に件の右折車が前進を開始、急ブレーキ停車した。結局、右折車は私の車の後方を通って右折したのだが、私の車の脇を抜ける際に「アホちゃうか」と吐き捨てた。
- 公共施設や商業施設の入口の前で停車する場合は、反対車線に右折車がいないか確認している。件の右折車は私が「あの車は右折しない」と判断した後にウィンカーを出した。いわゆるサンデードライバーに多いのだが、ブレーキで減速、或いはほとんど止まってからウィンカーを出すのは如何なものか。もし件の車のドライバーが私を見ていれば、ウィンカーを出した瞬間に私が点を仰ぐ姿が見えたはずだし、あと2、3秒早くウィンカーを出してくれていれば右折に必要な車間を取って停止できた。
- 私の前の車が前進してから、件の右折車は3秒以上反応がなかった。故に、右折車ドライバーが右折に必要な車間がないと判断したと推定し、後方の状況をバックミラーとサイドミラーで確認した。驚いたことに私の後方の原付は私の前の車との車間よりも広い車間を取って停止していた。更に、後方車間位置は公共施設の入口のほぼど真ん中である。
なぜ件の右折車は、私の前の車が前進してから6秒以上(後方の確認に+2秒、前進に+2秒)も反応しなかったのか、更に私の車の後ろの車間を最初から右折で利用しようとしなかったのか。
私の生まれた地域では、下手に「アホちゃうか」とか言おうものなら相手にガラス破片を口に押し込まれてタコ殴りされても文句は言えない。一瞬幼少期の血が騒いだけれども、「アホ」という表現の重みは地域によって全く違うんだよなぁ。
ちょいと驚く
文脈ははしょるけど、某ニュースTV番組を観ていてコメンテーターの言葉に驚くとともに耳を疑った。
「『知らないこと』が罪だと思いました。」
そんなの当たり前だろう。やっと入口まで来ましたね。
「『知らないこと』が罪だと思いました。」
そんなの当たり前だろう。やっと入口まで来ましたね。
2013/09/18
"Bizarre Love Triangle / feat. Megpoid Eng."アゲイン
先の三連休は台風のせいもあった外出のしようもなかったが、加えて身体が気圧低下に負けてぐったり。3DCGモデリングのリハビリは一向に進まず、いったんギブアップした"Bizarre Love Triangle / feat. Megpoid Eng."をちょいと見直すことに。一から組むのは大変だが、パラメータをちょくちょくいじるのならぐったり状態でもなんとかなる。
今回は、Cubase+Vocaloid初心者ユーザー向けの覚書きです。
前回のギブアップの主因は不自然なフォルマントが補正しきれなかったこと。今回のアプローチはフォルマント補正を一から見直し、かつ補正前の音も使うというもの。
ボーカル音声のミキシングに「ダブリング」と呼ばれる手法がある。これは、ボーカルの別テイク(別の録音)を重ねるというもので、テイク毎の微妙な歌唱の違いで自然なコーラス感を出すことができる。一種の誤魔化しではあるのだが商品として流通している楽曲でも使われている手法であり、「ほどほど上手い歌唱」ほど味が出る可能性がある。
Cubaseではpitchcorrectというピッチ及びフォルマント補正用VSTが使えるが、どうせならこのVSTを通した場合のボーカロイド歌唱音声と通さない場合のボーカロイド歌唱音声を別トラックで用意して、両トラックの音量バランスを変えて良い辺りを探してみよう。一本調子のつまらない歌唱スタイルにしたくない場合は試す価値は充分にあると思うよ。
それぞれのトラックから良いとこ取りというのも一つの解だが、今回は補正済み音声をコアに、うっすらと補正前の音声を重ねてみた。もちろん、フォルマントはpitchcorrectでけっこう調整してある。2か所ほどはどうしようもなくて放置状態ではあるのだが。
今回は、Cubase+Vocaloid初心者ユーザー向けの覚書きです。
前回のギブアップの主因は不自然なフォルマントが補正しきれなかったこと。今回のアプローチはフォルマント補正を一から見直し、かつ補正前の音も使うというもの。
ボーカル音声のミキシングに「ダブリング」と呼ばれる手法がある。これは、ボーカルの別テイク(別の録音)を重ねるというもので、テイク毎の微妙な歌唱の違いで自然なコーラス感を出すことができる。一種の誤魔化しではあるのだが商品として流通している楽曲でも使われている手法であり、「ほどほど上手い歌唱」ほど味が出る可能性がある。
Cubaseではpitchcorrectというピッチ及びフォルマント補正用VSTが使えるが、どうせならこのVSTを通した場合のボーカロイド歌唱音声と通さない場合のボーカロイド歌唱音声を別トラックで用意して、両トラックの音量バランスを変えて良い辺りを探してみよう。一本調子のつまらない歌唱スタイルにしたくない場合は試す価値は充分にあると思うよ。
それぞれのトラックから良いとこ取りというのも一つの解だが、今回は補正済み音声をコアに、うっすらと補正前の音声を重ねてみた。もちろん、フォルマントはpitchcorrectでけっこう調整してある。2か所ほどはどうしようもなくて放置状態ではあるのだが。
2013/09/16
近況、十二度。
- 理由は良く分からないのだが、今晩で「半沢直樹」が最終回と勝手に思い込んでいてアレって感じ。はたして100倍返しとなるか?そりゃなるよ、きっと。ちなみに私の次の代がいわゆる「最後のバブル入社組」、大量に採用したのは良いけれど入社時はバブル崩壊後というアレだ。
「半沢直樹」は確かにフィクションに過ぎないけれど、「プチ半沢直樹状態」は真面目に働いている限り避けられない。私にとっての「半沢直樹」の面白さは、戦いが宣戦布告をもって明示的に繰り広げられることの一点に尽きる。 - 会社の後輩から「××分野の本書いて下さいよ」と言われる。何故かと問うと「有名どころは皆古い」と言う。発電プラントからCPU冷却装置、水素燃焼から砂の沈殿、水洗トイレから河川、上下水道まで、出向経験なども手伝ってか手広く半可通なところが件の後輩曰く、「何でも知ってる風」なのだそうだ。
2013/09/15
2013/09/14 CBCラジオ×U-strip夜用スーパー「電磁マシマシ」
配信中なのにこんなの書いてるということはもはや観ていないということ、今回は「秋のアイドル祭り」ということでシンセ話には行きそうもないので、Cubase立ち上げてごそごそやっている。この文章も、ヘッドフォンをとっかえひっかえしながら自作曲のミックス具合を確認しつつ打っている。
ガチで聞いちゃうと案外ミスに気付かないものだし、アイディアも煮詰まってしまう。仕事でもそうだけどチェック作業は頭をいったん切り替えてやった方が絶対効率が良い。極端な時は、自分の楽曲のミックスチェックなのに、バッググラウンドで全く別の楽曲を再生していたりする。今日買ってきたSONYのヘッドフォンがシャリ寄りだということが実に良く分かる…まぁまだエージングしてないからなぁ……
昼間は小一時間ほど「ゆかどち」の「上澄みと沈殿」のボーカルオンリー音源と格闘。バックトラックはOMD風とか1度ずれてるだけでまんま「時かけ」とかPowerpuff Girlsの主題歌っぽいとか4、5種類の骨格は出来ているんだけど、如何せん歌詞の下ネタ部分を聞くとやる気がガックリ失せてしまう。世代の為せる業か、自分が下品だから下ネタと思ってしまうのか、あははははは。どうせ完成しないならいっそのことディレクトリごとデータは全部捨てちゃおうか…はい、データ消しちゃいました!
ガチで聞いちゃうと案外ミスに気付かないものだし、アイディアも煮詰まってしまう。仕事でもそうだけどチェック作業は頭をいったん切り替えてやった方が絶対効率が良い。極端な時は、自分の楽曲のミックスチェックなのに、バッググラウンドで全く別の楽曲を再生していたりする。今日買ってきたSONYのヘッドフォンがシャリ寄りだということが実に良く分かる…まぁまだエージングしてないからなぁ……
昼間は小一時間ほど「ゆかどち」の「上澄みと沈殿」のボーカルオンリー音源と格闘。バックトラックはOMD風とか1度ずれてるだけでまんま「時かけ」とかPowerpuff Girlsの主題歌っぽいとか4、5種類の骨格は出来ているんだけど、如何せん歌詞の下ネタ部分を聞くとやる気がガックリ失せてしまう。世代の為せる業か、自分が下品だから下ネタと思ってしまうのか、あははははは。どうせ完成しないならいっそのことディレクトリごとデータは全部捨てちゃおうか…はい、データ消しちゃいました!
2013/09/14
とろいスマホユーザー
東京出張時にひとつ気になったことがあった。環状線の乗客の乗り降りに要する時間が10年ほど前と較べて明らかに長くなっている。そこで色々と観察してみると何のことはない、スマホをいじっている人間の動き出し、移動速度ともに遅く、加えて先読みせずに移動するから周囲の人の流れを乱すばかり、ということだった。後ろで迷惑顔を隠さない人すらも見かけるほどのレベルなのである。要は「とろいスマホユーザー」の「迷惑行為」が原因のひとつということだ。
正直、後ろから突き飛ばしてやりたい。スマホかばって顔面血だらけ手首複雑骨折とか、お馬鹿な結果になったりしそうで不安ではあるのだが。
ここでの「とろい」は「気遣いがない、気がきかない」とほぼ等価の意味で、「できる人がそうすべき時にそうしないという怠慢状態」とも言い換えられる。「故あってできない人がしない状態」は指していないので念の為、逆に「スマートではない行動を取っている状態」という表現はジャストミートだ。
翻って自分の周囲を見回すと、年齢に関わらず一目置いている人ほど未だガラケーユーザーである比率が高い。とある優秀な若手は「あんなもの何の役にも立たない!」と切って捨てる。個人的には画面内の情報量の少なさにうんざりで、iPad級の画面サイズでも使う気がうせる、調べものがある場合は、同時に使える画面は3つは欲しい。
「色々と便利ですよ」と言う人もいるが、まぁ話を聞いてもどうもピンとこないというか…
来年度に就活の人、「気がきかないヤツ」と思われたらもうそこでの採用はないよ。
私が今のスマホに真に望む機能は、「スマートでないユーザーにスマートに振る舞うようリアルタイムにレコメンドする機能」だ。まぁ、そもそもあれらの何処をもって「スマート」フォンなのか未だにさっぱり理解できない、電話機能付きのただの小型インターネット端末じゃないか?
正直、後ろから突き飛ばしてやりたい。スマホかばって顔面血だらけ手首複雑骨折とか、お馬鹿な結果になったりしそうで不安ではあるのだが。
ここでの「とろい」は「気遣いがない、気がきかない」とほぼ等価の意味で、「できる人がそうすべき時にそうしないという怠慢状態」とも言い換えられる。「故あってできない人がしない状態」は指していないので念の為、逆に「スマートではない行動を取っている状態」という表現はジャストミートだ。
翻って自分の周囲を見回すと、年齢に関わらず一目置いている人ほど未だガラケーユーザーである比率が高い。とある優秀な若手は「あんなもの何の役にも立たない!」と切って捨てる。個人的には画面内の情報量の少なさにうんざりで、iPad級の画面サイズでも使う気がうせる、調べものがある場合は、同時に使える画面は3つは欲しい。
「色々と便利ですよ」と言う人もいるが、まぁ話を聞いてもどうもピンとこないというか…
- 列車の時間とか直ぐに調べられますよ!→
大事な列車の時間ならば事前に調べておく方がスマート、先読み能力のなさや怠惰さすら感じることがある。 - TwitterとかFacebookとか何処でもOKですよ!→
個人的には「一般人のツイート」の99%はノイズでしかないからTwitterなんかどうでも良い。Facebookも見に行くところ次第で、それでもそんなしょっちゅう覗かなくても良いのではないかと思うのだが。 - Youtube動画とかその場で再生できたりして、話題のネタ振りにも使えますよ!→
動画をその場で見せるんじゃなくて、どうせなら「相手にその動画を見たくさせる」話術を磨こう。「じゃっ、自分で探してみて!」は私の決まり文句だ。こういうネタ振りで止めておくと、翌日あたりに話相手側から「うれしい逆襲」を食らうこともあってむしろ話が広がるよ。 - どこでもいつでも仕事の××が確認できます!→
馬鹿野郎!それは業務機密だろうがっ!ブラウザのキャッシュも消せ!なにぃ!キャッシュの消し方を知らないだとぉ!!!!!! - 暇つぶしに重宝します!→
私はもう人生折り返したから暇なんて無いよ。どう暇を無くすか/作るか、それがスマートだと思うけどねぇ。
来年度に就活の人、「気がきかないヤツ」と思われたらもうそこでの採用はないよ。
私が今のスマホに真に望む機能は、「スマートでないユーザーにスマートに振る舞うようリアルタイムにレコメンドする機能」だ。まぁ、そもそもあれらの何処をもって「スマート」フォンなのか未だにさっぱり理解できない、電話機能付きのただの小型インターネット端末じゃないか?
2013/09/13
近況、十一度。
- 連日の実験立ち合いでへとへと。5:30起床、気温30℃の下で半日作業しっぱなしでは意識して水分を取っても全然トイレに行かないまま。実験結果が良いのが救い、うまく商売に繋がれば言うことなしなのだが。ちったぁ痩せるかもと思いつつも、こう夕食が遅いと元の木阿弥だよなぁ。明日が最終日。
- 今週は夕食時間を使ってこれまで敢えて無視してきたダブステップ~ポストダブステップ曲の有名どころをネット上でチェック。個人的なツボはやっぱりドラムンベースとダブステップの境界辺り。一部の楽曲で女声ボーカルを結構ポスト処理していたのはちょっとした驚き。ボーカロイドを生っぽくしようとすると面白くなくなるのに、生を素のボーカロイドっぽく加工するとそれはそれで味が出てくるのは何故だろう?
2013/09/08
2013/09/07 CBCラジオ×U-strip夜用スーパー「電磁マシマシ」
U-stripでの視聴者数が800超えと多かった様で、番組としては何より。キラーコンテンツがより鮮明になってきたようです。かく言う私は観てませんでしたが…スウィートスポットがちょいと世間一般と違うんだなぁ、やっぱり。
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