またお会いしましょう。
同タイトルの曲を知ったのはスタンリー・キューブリック監督の映画「博士の異常な愛情」のエンディングだ。そして、その曲が第二次世界大戦開戦の年に英国で作られたことや、戦後にはソビエト連邦による核攻撃後の英国政府の国民向けラジオ放送のオープニング曲に選ばれていたことを後に知る。"We'll meet again."または"We will meet again."という表現は、英国や英国民にとって「直面した危機に、多くの死も伴いつつも全力で立ち向かい続ける自らの姿」と不可分なものとなっているかのようにも見える。もしそうなら、この表現の持つ重みは実は半端なものではありえない。数え切れない数の犠牲が避けられないことへの覚悟、といったような様々な意味を言外にまとっているだろうからだ。
BBC News JapanのYouTube Channelに、英国エリザベス女王のメッセージが日本語字幕付きで公開された。その表現はメッセージ終了の最後の10秒でやはりと言うべきか使われた。